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2019・10 台風19号に関する災害支援救援

 

2019・10 台風19号に関する災害支援救援ニュース No.1

 この連休中に台風19号が、東海・関東甲信越・東北などを襲い、広域に甚大な被害をもたらしました。NHKの15日付Webニュースによると被災地域で37河川が決壊し、死者58名、行方不明15名という甚大な被害が出ています。
 このように広域の被害になりましたが、出来る限るの支援が必要なので、昨日から支援関係団体との連携を取りつつ、情報収集に努めています。
そうした中で、被災地MGO恊働センターは、今日から長野県千曲市の被災地を中心に調査を開始します。すでに昨日からこれまで災害時にネットワークを築いてきた関係NGOやNPOが複数、千曲市周辺に入っており、地元の長野県社協との連携も取りながら、調査活動をしていきます。今回のような水害被害の場合は、とにかく水が引かなければ作業ができないので、“いざ”という声がかかった時にはすぐ対応できるように準備しておきたいと思います。

 ただ、是非8月の九州北部水害や台風15号による千葉県をはじめとした被災地のことも忘れないようにしていきたいと思います。(当NGOは、一時佐賀県武雄に出向していたスタッフが今回の台風19号支援を担っていく体制に切り替えたいと思います。)

 災害続きで恐縮ですが、当NGOも財政的には逼迫しています。どうかこれまでのようにご支援をよろしくお願い致します。

 これほど災害が常態化する今、これまでの支援体制を見直しつつ、自然災害との向き合い方をも根本から見なおす必要があるのではないかと思います。
引きつづき見守って下さることを摂にお願いします。(事務局)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・郵便振替
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
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2019・10 台風19号に関する災害支援救援ニュース No.2

 台風19号の被害が、日に日に増大することに言葉を失います。温暖化の影響だろうという声がある中、これからもこうした気候変動がこの列島を襲い掛かってくることを予測すると、まさにこれは「国難」だと言えるのではないかと危惧します。もちろん、政府のいう「国土強靭化」による施策を打ち出さなければならないと言う意味での「国難」ではありません。はるかにそんなものを押しつぶすような自然災害である「顔」が見えてきたような気がしてならないのです。
 さて、そんな中で長野の被災地に入った当NGOの頼政代表から、今朝早くから活動をはじめている第1報が入りました。
調査を兼ねて、避難所巡りをしており、目に入ってくる避難者の現状と丁寧に向かいつつ、ダンボールベッドを造ったり、足湯して差し上げたりという活動をしていく予定ですと。

 当NGOから配信している「2019年8月秋雨前線による豪雨災害救援ニュース
No.11」で、佐賀県武雄のスタッフからのメッセージにもありますが、24年前の阪神・淡路大震災で学んできた私たちにとっては、「おたがいさま」というのは、支援者の“1丁目1番地」のような合言葉になっています。長野に入っている頼政代表の頭のなかにも、この六文字は身体に染み付ているものだろと思います。
今朝の毎日新聞の余録で「災害ユートピアとは大災害に直面した人々が境遇の違いを超えて支え合う連帯をいう。」とある。24年前、阪神・淡路の被災地のあちらこちらから、「人は一人では生きていけないんだ!」「人間しとってよかった!」「次は私らがボランティアにいくからね!」・・・・と
、支え合う連帯の声が飛び交っていた。あの時、これは「ユートピアじゃない、現実だ!」と興奮したことを覚えている。しかし、24年経って残念ながら「ユートピア」に終わろうとしていたかもしれない。

 「もうムリだ。こらえきれない」。そんな列島の悲鳴を聞いた思いがする。」(神戸新聞、2019・10・16 正平調より)とあったが、とすると、昨年の西日本を中心に襲った豪雨災害、今
年の九州北部水害、台風15号、そして台風19号と、ちょっと気を緩めた私たちに警告を発し続けているのではないかと受け止める。政府が「国土強靭化」と叫べば、叫ぶほど、この列島は悲鳴をあげるのだろう。

 この「国難」を乗り越えるために、あらためて、あのときの私たち一人ひとりによる“1丁目一番地”を思い起こしたい。 (村井 雅清)

PS:阪神・淡路大震災以来、つながってきた連携団体が行っている台風19号支援状況を添付します。


20191015台風19号(第1報).pdf
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2019・10 台風19号に関する災害支援救援ニュース No.3

 昨日16日の朝から長野県の被災地で活動をしている頼政代表から以下のようなレポートが送られてきました。現場は、兵庫県立大院生の湯井さん、RSYの吉林さん、長野NPOセンターの小林さん、高知市の山中さんたちと一緒に活動しています。
早速みなさんのお力で、24年前の阪神淡路大震災から生まれた「足湯ボランティア」を始めたようです。

●午前中は、昭和の森という避難所で段ボールベットの設置を行う予定でしたが、既に避難者に配布してあるということで、設置は一部だけにして足湯ボランティアを実施しました。足湯ボランティアには、長野県立大学の学生さんも一緒に参加してくれました。足湯チームは、午後から北部スポーツ・レクリエーションパークという別の避難所に移動して実施を行いました。合計して10名程度受けてくれたということです。
足湯チームはRSYの吉林さんをリーダーに活動してもらいました。

<以下は足湯あるいは避難所廻りでお聞きした被災者の声です。>

・り災証明のための写真を撮ってきたんだけど、これでいいのかなぁ。うまく写真が撮れなくて。家に帰るまでも道が狭くって(ゴミが出ているため)大変。家の階段の下まで水が来たんだけど、写真ではわかりにくいでしょ。
(昨日NHKのインタビューに出られた震災がつなぐ全国ネットワークの松山さんが、「写真は3か所を撮ると言われていますが、可能な限りたくさん撮った方が良い」と言っていました。

・もう家はダメなんじゃないかと思ってる。ボランティアに片付けを頼むっていっても、あれだけのゴミは難しいんじゃないか?家の玄関も大変なことになっているし。
(災害による家屋被害については、かなりのダメージを受けていても再建が可能な場合が多いので、是非専門家の方に相談されることをお勧めします。)

・ペットがいるので、ペット可のアパートでもなんでも探して住もうと思っているけど、そういうのはどこに相談したらいいか。。。こういうのもり災証明が出てからじゃないと補助を受けられないんでしょう?

・家は自分のものなんだけど、土地は借り物だからり災証明は出るのか?

・仕事にも行かないといけないから、2階だけではとても住めないし、ペットが入れる家が確保できたら安心して仕事にも行けるんだけど。

・何から手をつけていいかもわからないけど、まずはり災証明の提出から何ですね。調査も申請した順番だろうし、早めに出すことにします。

(事務局より)

 いつも災害直後はこうした被災者の声を耳にします。発災後、速やかに「なんでも相談」という窓口を設置して、出来る限り被災者に案内することが大事でしょうね。
他方頼政代表は、数カ所の避難所を回って、役場からの依頼もあり、市の発注した段ボールベットをどのように導入するのか、ということを各避難所の運営担当者の方と相談しながら巡回しました。
昼間はみなさん、お片付けに出られている状況だったので、設置するところまではできない避難所が多かったですが、今後、長期的になる状況を考えると、ベットなどを整備していく必要があるという認識は、それぞれの避難所の担当者の方は理解してくれました。
今日17日は、支援の手があまり入っていないと思われる小さな避難所を巡回します。午後からは飯山市など長野市北部の市町村を見て回ります。

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2019・10 台風19号に関する災害支援救援ニュース No.4 

 台風19号によって甚大な被害をもたらした被災地(者)に対して、政府は今年度補正予算5,000億円の支出を閣議決定した。その予備費から当面の緊急を要する被災者支援に7億1,000万円を拠出することも決めた。台風15号による対応の不十分さで批判を受けたからか、対応が早い。
 被災者の医療費免除についても検討すると国会で答弁していた。防災担当相は床上浸水の被害について「長期の浸水で床や壁の交換が必要になった場合などが支援対象になる」という見解も示している。

 さて当面の急がれる課題は、避難所の環境整備だろう。イタリア並みに良質のトイレ・キッチン・ベッドを手配し、とりあえず心身ともに疲労が限界にきている被災者に一時間でもはやく「ホッ!」とできるような環境整備に集中しなければならない。被災者の多くが高齢者や障害者であることはこれまでの災害からも容易に推測できる。絶対に災害関連死だけは出さないように最善の対策を打つべきだ。災害関連死の原因の約3割は「避難所等における生活の肉体・精神的疲労」と指摘されている。
避難所支援チームとして保健師はじめ医者・看護師・社会福祉士・精神科医・理学療法士・作業療法士などの専門家が対応されるが、是非一般のボランティアとも連系して、ボランティアの知恵も活かしてほしい。被災者はボランティアが寄り添ってくれるだけでも「ホッ!」とされるという話をよく聞く。

 しかし、ボランティアも災害続きで財源も限界に来ている。そこで政府に要望したい。是非、積極的に支援の充実のためにも財源を手当てして欲しい。せめて被災地までの交通費や宿泊費の補助を検討して頂きたい、そして被災地までのボランティアバスの支援もしていただきたい。
17日付朝日新聞の社説では-避難所の課題、克服を-という内容で書かれ、最後に「大変な時こそ、誰もが助け合う姿勢を心がけたい。」と結んでいる。
24年前の阪神・淡路大震災では、全国から2か月で100万人のボランティアが駆けつけて来て下さった。そのおかげで阪神間の最大約31万人の被災者は助けられた。未曽有とも言われている今回の台風19号の被災地を救うには、もう一度、あの時のボランティア現象を起こさなければ助け合うことができない。

 台風19号の被災地を心配して下さっている方々にお願いします。少しでも何かできないか?またこんなことなら出来るということがあれば申し出てください。
(事務局 村井 雅清 murai@code-jp.org
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2019・10 台風19号に関する災害支援救援ニュース No.5

 昨日、安倍総理は被災地宮城と福島を視察した。訪問現場で、今回の台風被害に対して
「特定非常災害」に指定する方針とした。被災者もこれで少しは安心できるのか・・・・?

 さて当NGOからのレポート4で避難所の改善を最優先と訴えました。長野の現場から入ってくるのは、避難所によっては過密状態でもある。また段ボールベッドを喜ばれる被災者は多い。しかし人手がなければ数多くの要望に応えられない。一方で段ボールベッドを避難所に敷詰めるにはスペースが足りないなどという声が聞こえてくる。これからは寒くなるので、暖房のことも、そして食事のことも考えなければならない。やはり必要最低限のボランティアさえ足りないのが現実だ。以下の被災者の生の声を聴いて欲しい。

・一緒に晩御飯?いいよ。食べていきな、お弁当も余ってるからさ。俺はしっかり噛んで、時間をかけて食べるけど、こっち(奥さん)は早食い。合わないんだよ、俺たち。こんなんでも夫婦なんだよ。はぁ、まさか避難していて、若い人とおしゃべりできるなんて。新鮮で、うれしかったよ。もう泊っていきなよ。明日も来てくれるかい?
(70代・男性・10月17日の名古屋のRSYからのレポートより引用)

昨日のレポートにも書きましたが、ボランティアがこうして被災者の傍によりそうだけで、元気になれるということです。こういう会話やつながりから、ボランティアは何をすればよいのかも見えてきます。先述した段ボールベッドも、ボランティアなら被災者と一緒に作ろうという発想もでるでしょう。また元気な被災者の中には手伝ってくれる被災者もいるだろう。一緒につくる、一緒に考えるという場から、新しいものが生まれるはずです。
被災自治体の首長にお願いしたい。被災地以外の全国の人たちに、「ボランティア来てください!」と叫んで欲しい。ボランティアは今、行っていいのかどうか迷っているのです。そして加えて、ボランティアが被災地まで来るためのボランティア・バスを用意して欲しい。被災地の主要駅と被災地の間だけでもバスを走らせば、ボランティアは来てくれます。東日本大震災では、見事な後方支援を展開した岩手県遠野市は、無料で市営バスを可能な限り被災地に走らせたのです。

 ところで恐縮ですが、このニュースを読まれた方にお願いします。当NGOも今回の被災地周辺からボランティアバスを走らせます。「おたがいさまバス」です。このバスの運行のために是非みなさまにご支援を呼びかけます。下記の振込先にご寄付をお願いします。お手数ですが通信欄には、「おたがいさま・バス」と書いてください。
(事務局 村井雅清)

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2019・10 台風19号に関する災害支援救援ニュース No.6

 発想の大転換を!!

 今日19日付の神戸新聞によると、台風19号による犠牲者79名のうち、7割が60歳以上とのこと。しかも80歳以上が17名を占める。昨年の西日本及び中部地方の水害の教訓を受けて、メディアはかなり早い段階での避難を呼びかけてきた。NHKは、「いのちを守る行動をとって下さい!」と連呼もしていた。それでもこうして災害の度に犠牲者が出る。しかも高齢者が多い。障害者の被害実態が明らかにならないのでそちらも心配だ。
同紙は「発想の転換」を訴えている。それは「いくら情報を周知し防災意識を高めても、移動の困難な高齢者や障害者といった災害弱者を守る抜本的な対策にならないのが実情だ」と叫んでいる。

 また兵庫県立大学大学院の室崎益輝教授は、「明るいうちに行政がバスで町を回って、半ば強制的に避難させることや、近所同士で1か所に集まってもらい。一緒に移動させるような対策が求められる」と同紙で訴えている。全く同感だ。

 しかし、それでも高齢者や障害者はすぐに対応できないという現実に目を向けなければならない。平時から、そのような意識を高めるような工夫も必要だ。先日、兵庫県内のある地域でヒアリングをしているときに、びっくりしたことがある。80歳の女性が「早い目に避難と言うけれど、避難ってどうすればいいの!」と言う。さらにその発言を受けて50歳代の女性は「避難したことがないから、避難、避難と言われてもどうすればいいのかがわからない。」と。

 是非、メディアも、専門家もこの現実に目を向けて欲しい。これが実態なのだ。これをクリアーするための方策の一つは、平時から意識をすることを考えて貰わなければならない。
私事で恐縮だが、筆者も末席に参加させて頂いている“(公財)ひょうご震災記念21世紀研究機構”の研究調査の一つである「地域コミュニティの防災力向上に関する研究~インクルーシブな地域防災~」(総括・渥美公秀:大阪大学大学院人間科学研究科教授)の報告書が今年の3月に刊行されている。是非、一読願いたい。骨子となる内容は、モデル地区となっている兵庫県上郡町赤松地域で一年に一度(今年で26回目)開催している一大イベント「白旗城祭り」を、防災減災活動をも意識することによって、同祭りに高齢者も障害者も集落あげて知恵を出し合い、多くの参加を実現するというもの。地区の行政と15自治会はもちろん、社協・民生委員・福祉委員、福祉協力員などが連携して、全員参加を目指している。先述した室崎教授が訴えていた「バスで移動を」を、まさにこの祭りへの参加のために、バスを手配して地区を廻り、祭り会場にお連れするという手法だ。

 平時に意識することとしては何でもいいだろう。出来るだけ、「白旗城祭り」のようなその地域での一大イベントが望ましいと思う。何故ならば、住民全員が参加するイベントだからだ。
大都市においては、そういったイベントがなくなったところも少なくないだろう。「地蔵盆」を復活させるという知恵も必要かも。根気よく、こうした取り組みを平時からすることで、いざという時に「みんなが助かる」ことができるような気がする。ある意味、いろいろな意味で「発想の大転換」が急がれるのではないだろうか?今年も、「白旗城祭り」は11月23日に開催する。!
(事務局 村井雅清)

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2019・10 台風19号に関する災害支援救援ニュース No.7 

 頼政代表は千曲川流域の被災地に入って以来、避難所はじめ被災地の長野県北部の中野市、小布施町、須坂市、飯山市を回りました。
もちろん避難所と言っても規模の違いもあり、苦労されている避難所もあります。今日はそういう中でも次の小さな避難所の様子をお伝えします。

<豊野北公民館>
 豊野北公民館は住民の自主避難所で市役所の職員の方は常駐されていませんでした。お弁当は届いているものの、そのほかの物資などは近くの指定避難所まで取りに行っているということでした。20名ほどが避難されている地域の避難所ですが、自治会の役員さんで運営をしており、お疲れの様子でした。市の方には指定避難所にして欲しいということを何度も要望しているが、なかなかうまく話が進まないということでした。こうした小さな避難所こそ、災害時の地域支援拠点になり得ると思うのですが、うまくそうした機能が果たせている感じではなかったです。改めて、阪神・淡路から続く自主避難所への支援の格差が続いていることを実感しました。

 ◎阪神淡路大震災の場合、指定避難所という制度がすでにあったかも知れませんが、ボランティアが被災地を歩き、被災者が複数避難している場所があれば、その情報を当該区役所に届け、避難所扱いにして貰ったことがあります。地方自治体は、もっと柔軟に対応する必要があるでしょう。2013年の改正災害対策基本法では、避難所は地域の復興の拠点となるようにと言われました。つまり、避難所に来れない人や在宅で辛抱している人たちの支援をし、復興に向けて地域全体で取り組もうという趣旨であるはずです。そうすると、そもそも指定避難所ありきではないということになります。(事務局)

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2019・10 台風19号に関する災害支援救援ニュース No.8

 昨日19日付の神戸新聞社説は、「台風禍1週間」ということで、「生活再建に官民の総力を」という見出しのもと、「厳しい冬がくるまでに生活再建の一歩を踏み出せるよう、政府、自治体だけでなく民間も総力を挙げて支援しなければならない。」という内容が書かれていた。同感だ。そして締めくくりでは「将来の発生可能性が高い南海トラフ地震では、西日本の多くの府県で深刻な災禍が見込まれる。被災地の周辺にとどまらず、全国から救援の手が届かなければ、被災者の生活再建は見通せなくなる。」と、続けて「自然災害の広域化を見据え、支援の仕組みを築き直さなければならない。」と閉じている。

 ほんとうにこれだけ災害が続くと、しかも偶然ではなく、いわゆる常態化するような気配であるだけに深刻なメッセージだと受け止めたい。
そこで、私は提案したい。総力戦で対処し、また備えることにプラスして「政策決定は、それにより影響を受ける市民、コミュニティにより近い
レベルで行われるべきだという原則」である「補完性の原理」を導入する必要があると。


 この補完性の原理というのは、ローマ方法ピオ11世が社会回勅で成員(国民)に発せられた内容で、同原理はその後「ヨーロッパ地方自治憲章」で条文化され、国連の「世界地方自治憲章草案」にも盛り込まれている。そしてくしくも阪神・淡路大震災のあった1995年7月、日本において「地方分権推進法」が成立した。補完性の原理とは、「個人でできることは個人で解決し、個人で解決できなければ、家族で解決し、解決しない場合は町や村で議論する。それでも解決しなければ、市や県に、それでもだめなら国に、それでもだめなら国連に」というボトムアップのしくみである、

 実はこの原理は、イタリアで実践されている。詳しくは、小谷眞男・お茶の水女子大学准教授の「イタリアにおける大規模災害と公共政策-2009年アブルッツオ州震災の事例を中心に-」という論文で補完性の原理について記されている。私が提案したいと言ったのは、日本もイタリアの公共政策に学ぶことが多いのではないかということである。先述した神戸新聞の社説で掲げた「総力を挙げて・・・・」に加えて、この補完性の原理を導入しなければならないということである。
 小谷眞男さんの同論文の要約にこう書いている。
—イタリアにおける被災者援助の仕組みは、相次ぐ大災害の発生に促されるようにして段階的に発展してきた。現在のイタリアでは、一方では災害に関する全国統括行政機関である全国災害防護庁が設置されており、他方では自治体や市民社会の幅広い関与が想定されている。その両者が「補完性の原理」によって組み合わされて、社会全体に「災害防護国民サービス」のネットワークが張り巡らされている」と-。

昨年末以来、政府は災害時の避難行動は住民主体でと言っている。これは「補完性の原理」と合致する考え方である。
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 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
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2019・10 台風19号に関する災害支援救援ニュース No.9

 被災地へ走らせる“おたがいさまバス”の運営資金にご寄付をお願いします!!
台風19号の日本列島上陸から1週間が過ぎ、益々被害の甚大さが浮き彫りになっています。
 災害救助法の適用範囲は東日本大震災時を上回る391自治体に拡がり、浸水域は西日本豪雨を超え、農林水産業の被害は全国35都道府県に及んでいます。「特定非常災害」に指定されるのも当然でしょう。

 さて、台風20号、21号と発生し、また日本列島に影響をもたらすでしょうが、一雨ごとに寒くなるこの季節、被災者の避難生活への影響が心配です。避難者も12都府県4646人と増大しています。そうした中、先日来のマスコミの記事には、「ボランティア始動」「恩返しのボランティア」などなどボランティアが続々と被災に駆けつけているニュースが流れています。下記に紹介するのはRSYさんからの被災地支援レポートにあった被災者の声です。

 —正直、もう限界だったんです。こんな贅沢してもいいのか、わがままではないのかと。皆自分たちも部屋は移りますが、食事の時くらいはみなさんと一緒に食べに行きたいです。これで少し落ち着けそうです。皆さんにはなんてお礼を言 った
らいいか。このご恩は一生忘れません。(60代・女性)-

 今、とにかく一人でも多くのボランティアが求められています。極端に言えば、ボランティアは黙って被災者の傍にいるだけでも被災者はホッとされます。
しかし、現状ではボランティアは全く不足しています。そこでこのような国難と言える大規模災害なので、「おたがいさま」ということで一日でもボランティアできる人が被災地に行き、床下の泥かきや水に浸った家具の運び出しなどお手伝いをすることを呼びかけたい。とは言え、初めてのボランティアにとっては不安がいっぱいで、一歩がなかなか踏み出せないようです。
そこで被災地NGO恊働センターでは、熊本地震以来(2016)取り組んでいる「被災地周辺の未災地からのボランティア・バス」を走らせたいと思います。これを「おたがいさまバス」と表現しますが、運行費用がまだまだ不足しています。全国のみなさま、是非ご寄付をお願いします。(お手数ですが、通信欄に「おたがいさま」と書いてください。)

 今日現在では、長野県の未災地からと新潟県中越地震(2004)のあった新潟県長岡市からの「おたがいさま・バス」を企画中です。長野県にかかわらず、どこの被災地でもバス代をご支援しますので連絡ください。但し、被災地周辺の未災地のみに限らせて頂きます。(担当:村井雅清 090-3160-3816まで)
*なお今回の「おたがいさま・バス」は公益社団法人CivicForceのご支援で実施します。
(事務局 村井雅清)

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2019・10 台風19号に関する災害支援救援ニュース No.10

本レポート9号でお知らせしました、台風19号の被災地支援のための「おたがいさまバス」の呼びかけが、朝日新聞社デジタル版“支援通信”に取り上げられました。是非、みなさまそちらの方もご覧下さい。そしてお願いですが、是非この「おたがいさまバス」に関しての情報を拡散して下さいますでしょうか、よろしくお願い致します。(寄付もよろしく!)
今朝、メールを見ると早速昨晩に第1号寄付者が確認できました。こんなに早く支援ニュースに反応するのは珍しいのですが、これはきっと日本に住む誰もが相次ぐ水難に覆い被る形で、台風19号が東日本に襲い掛かり、「災害非常災害」の指定までなる大規模災害になったからであろうと思います。こうした「国難」に市民の一人ひとりがこのように応えて下さったものと受けとめ、感謝したいと思います。

これが「困ったときはおたがいさま!!」ということでしょう。是非、みなさまお一人お一人の善意はほんのわずかでいいのです。しかし、“チリも積もれば・・・・・”ではないですが、その行為が集まり、大きな支援の形につなげたいと思います。よろしくお願いします。
また現在台風21号が発生し、関東方面に上陸しそうな針路で北東に進んでおり、心配が絶えません。
そんな中で被災地には猫の手も借りたい状況にもかかわらず、ボランティアが全く不足しています。例え、1時間でも参加できるようであれば、最も居住地に近い被災地に行ってお手伝いをして下さったら助かります。
なお、兵庫県内からボランティアに行こうという方々は、5人組になれば同県から最大20万円の助成金がでます。(28日より受付開始)

兵庫県以外の方で、最も近い被災地に行こうという方は、10人以上ボランティアを集めることができれば、当センターの「おたがいさま・バス」として支援を検討します。今のところ財源が少ないのでみなさまのご要望にお応えできないかもしれませんが、是非一度“ダメもと”で連絡してください。お待ちしております。(「おたがいさま・バス」担当村井雅清:09031603816です。)
よろしくお願い致します。
(事務局 村井雅清)

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2019・10 台風19号に関する災害支援救援ニュース No.11

 昨日、長野県須坂市主催で、「浸水被害からの生活再建についての説明会」が開かれました。市からの支援制度についての説明、支援者を代表して「震災がつなぐ全国ネットワーク」からの情報提供、弁護士からのお知らせに続き、質疑応答を行い、その後弁護士による個別相談会も行いました。
参加者は被災者が約250人も参加して下さいました。

<情報提供を行った震災がつなぐ全国ネットワークには以下のような質問が出されました。>
・床下の乾燥はどのくらいの期間したらいいのか?
→概ね1ヶ月以上
・乾燥できたかどうかはどうやって判断するのか?
→床下の土を触ってみて水分があるかどうか、木材については簡単な水分計で測ることができる。30%以下の水分量、できれば20%ほどが望ましい。
・フローリングの下はどうやって乾燥させたらいいのか?
→床下収納・点検口から外気を送るのが良い。
・消毒は何を使うのか?
→逆性せっけん(代表的な商品はオスバンS)が良い。食器類などはハイターも可。

●こうした質問は、現在被災に遭われている方にも大変参考になると思われますので、参考にして頂くと共に拡散して下されば光栄です。(事務局)

<須坂市への質問や意見>
 ・通学路は清掃してもらえるのか。子どもたちの通る道が汚れていてかわいそう。
 ・ゴミの回収は27日までとのことだが、どうしてもそれ以降になる場合はどうしたらよいのか
 ・罹災証明は郵送ということだが、避難していて自宅にいない場合はどうなる?
 ・自宅を片付けていた際に怪我をしたりしたら保証はあるのか?
 ・いつも水害が起きたら同じ場所がつかっている。ちゃんと対策して欲しい。
 ・県営住宅の調査は23日からということだが、仕事をしているので立ち合いができない。その場合どうなるのか?土日でも来てもらえるのか?
 ・医療費は減免はないのか?
 ・避難所の方はお風呂の無料券が配られているが、自宅や親戚宅にいる人も無料で入れないのか
というようにいづれも切実な問題や意見が出されていました。様々なお悩みがたくさん出てきたという気がします。市の回答は前向きなものが多かったという印象がありますが、やはりこういった説明会という機会やもっと身近に行政と住民が対話する機会を初期から作っていくことは重要だと感じました。行政にとっても様々な対応がしやすいのではないかと思います。災害後できるだけ早く、相談会を開くのは鉄則ではないでしょうか?

<以下、個別に聞いた話>
 ・水につかってしまった食器なんか、全部捨てないとダメって言われたけど本当?私は使えると思っているんだけど・・・(ハイターなどで消毒すれば大丈夫ですよ、とお伝えすると)やっぱり、そうだよね。使えると思ったのよ。あぁ、色々捨てなければ良かったものもあるわ。ありがとう。
 ・床をはいで泥を出したんだけど、柱とかも綺麗にしないといけないのかしら。フローリングは大工さんがなかなか乾かないっていってた。やっぱり扇風機とか回しっぱなしがいいのかしら。

 今回の説明会開催については、結構行政の方からも好評でした。今回は家の修繕や処理方法についてがメインでしたが、今後は修理に入ったタイミングで、応急修理制度など、使える制度の説明や相談の割合を増やして実施する必要もあるかなと思います。

●「おたがいさま・バス」に対するご寄付について、クレジットでの寄付ができるようにしましたのでご利用下さい。(「おたがいさま・バス」担当村井)
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2019・10 台風19号に関する災害支援救援ニュース No.12

 今朝早朝に静岡県ボランティア協会の理事長から、「千葉にはほとんどボランティアがいないそうだよ」と電話が入りました。直ちに千葉の知人に電話で様子を聞いたところ、「確かにボランティアは少ないね!でも今、最も必要とされれているのは、屋根のブルーシート張りでねぇ~。素人がやるとまたすぐに剥がれるから、プロの応援が欲しいところですね!」とのことだった。ほんとに台風15号で被害を受けた千葉の方には気の毒で、続けて台風19号が上陸したことから、人々の関心もそちらに移っているという状況のようです。静岡の理事長にそのことを報告すると、すぐに「静岡の建設会社の責任者に千葉に入ってもらうよ!」という返事。実にボランティアらしく、即決で判断し、行動に移す。「早い!」24年前の阪神淡路大震災を思い出させてくれる。
 やはり、本来のボランティアはこうでなければならないということを痛感しました。

 ところで台風19号の被害を受けた長野県の千曲川流域ですが、「ひょうごボランタリープラザ」の先遣隊の調査報告によると、「特に長野市北部でボランティアニーズが高い。また泥が固まると除去に時間がかかることや、冬も近いのでできるだけ早く多く対応が必要。」ということが記されていた。当センターの代表は今日から長野市北部に入っており、今後の支援体制について協議をし、複数の団体と連携し支援をする方向で調整している。
 もともと当センターは同プラザとの情報交換は日常的に行っているので被災地での連携も迅速にできる。
台風21号の影響での雨が、また二次災害をもたらさないかと心配が絶えないが、いつまでこうした災難が続くのか・・・・・・、ほんとうに気の毒です。

 是非みなさま、被災地の方々に少しでもできることを提供しましょう。ツイッターで励ましのメッセージを送るだけでも、被災者は心強くなります。よろしくお願い致します。
先日来、ご寄付のお願いをさせて頂いていますが早速に反応して下さりありがとうございます。今後も暖かく見守って下されば幸甚です。 (事務局 村井雅清)

●「おたがいさま・バス」に対するご寄付について、クレジットでの寄付ができるようにしましたのでご利用下さい。(「おたがいさま・バス」担当村井)
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