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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース

 

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第27報

 1カ月前に豪雨による甚大な被害を受けた被災地は、やっと梅雨が明けましたが、今度は連日30℃超えという過酷な日々が続いています。一方で、7月には日本への上陸が1本もなかったという台風4号が発生し、今後北日本に上陸するという予報で、これから心配なのは台風です。
こうした中で、この1カ月の間孤立生活を送っていた芦北町白石地区(23世帯)が、やっと道路が一部つながり、孤立状態が解消したというニュースも報じられています。球磨川の対岸から被害の様子を二度見たので、ほんとうによく耐えられたな!とエールを送りたい思いです。

 さて、先日来被災地のためにお米を集めていますと呼びかけたところ、沖縄の石垣島、あるいは明石の障害者の作業所など、各地の方々からお米が送られて来ています。今日は、千葉に住む八代出身の女性から送られてきました。この方は、「小さい頃から清流球磨川の自然と共に暮らしてきたので、今回の惨状を聞いて、居ても立ってもいられなくなり、何かできないかと思っていた時にこのお米の呼びかけがあったので送りました。」とのこと。また、先日の山形県最上川の氾濫で被害を受けた大石田の「大石田百姓保存会」のお米が届きびっくりしました。
よくよく送り状を見ると東京の目黒に住む25年前からの当センターの協力者からの依頼で、「同じお米を送るなら、山形の被害のあった農家から買って送ろう!」となったようです。災害が起きると、こうして阪神・淡路大震災―7月豪雨災害―最上川氾濫と各々の被災地のリレーが生まれますが、オンタイムの被災地のつながりがこうして支援の形になるということにちょっとウルッと来ますね!

 来週、二度目の被災地熊本入りを予定しております。お米が待ち遠しくておられる被災者がおられるので、予定を早めて行くことにしました。ほんとうに皆さま、ありがとうございました。これからもコロナ禍のため直接の近距離での寄り添いは控えなければなりませんが、糸電話で「たくさんの方がみなさんのことを心配していますよ!」とお米と一緒にお声を届けたいと思います。これからも引き続きご支援をよろしくお願いします。
(村井雅清)

<緊急のお願いです。>
*お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。当センターで集約し、必要な物資集積場に届けたいと思います。とりあえずは、球磨村の被災者に配布させて頂きます。 ( 送り先は、下記の「被災地NGO恊
働センター」です)

*梅雨が明け、本格的な夏を向かえると、泥が乾燥し、粉塵が舞い上がります。そのために一般のマスクではなく、“防塵マスク”を集めます。併せてお願いします。
お米は毎日のように届いています。(防塵マスクは今のところゼロです。)被災地ではお米がくるのを待っておられるので、8月に入れば届けたいと思います。

--
*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
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■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
   https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
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・クレジットカードでも寄付ができます。
   https://congrant.com/project/ngokobe/605
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    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

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※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
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 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
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【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第28報

 九州豪雨発生から1カ月を前にして、球磨村で仮設住宅への入居が始まりました。この仮設住宅はムービングハウス(移動式仮設住宅)33戸で、比較的新しい方式ではないかと思われます。内部は木造が基調なので、入居者の方も喜ばれているようです。発災から1か月で仮設入居というのは早い方かも知れませんが、前もって災害予測をし、備えておけばもう少し早く仮設住宅に入れたのではないかとも思われますが、やっとという重いかも知れないですがよかった!

 昨日、当センターを応援して下さっている、遠くアイルランド在住の方から、「神戸の被災地NGO協働センターあて、お米を送ることで離れていても応援できます。いま注文すればまだ間に合います。よろしければご協力ください。アイルランドでは例年なら村の夏祭で「まけないぞう&浴衣コラボ」するのですが今年はできないので、お米を送りました😀被災地の方々まけないぞう!!」と力強いメッセージを頂きました。この方は、当センターが25年前の阪神・淡路大震災から続けている「まけないぞう」の応援団「makenaizone」のお一人です。

 さて先日もう一つの被災地大分県日田市で活動している頼政代表からレポートが来ましたので下記に紹介します。 (村井 雅清)

**************************
 7月30日に、「てれっと広場」にあつまるメンバーで、オフラインの会を行いました。これまでの3週間を振り返りながら、感じることを話しあうゆるゆるとした会となりました。
オンラインによる情報共有会議は開催されているものの、活動に実際に関わっている人たち同士の想いを語り合う場がなかなか取れなかったため、今回のオフラインの会の実施となりました。
被災者の方々にずっとお弁当を配っている集落支援員の方々など、「お弁当をもらってずっと車が見えなくなるまでお辞儀をされているのに感動した」「地域が大変なときに動いてこその集落支援員なんだ」と様々な想いを吐露されていました。
「韓国との関係が悪くなってお客さんが減り、新型コロナで自粛を余儀なくされて、ようやく再開したところで今回の被災。とても大変な状況だけど、被災した温泉街のみなさんが前をむいているところに天ヶ瀬愛を感じた」という地域おこし協力隊の方もいました。「ボランティアに行って逆に自分が元気をもらった」というボランティアの方もいらっしゃいました。

 今回の日田市での活動では、地域おこし協力隊や集落支援員など、地域の人々と関わっている仕事をしていた比較的若い方々が中心にいろんな活動を立ち上げて頑張っています。こうした方々が、この地域を復興させたいという力強い想いを持っていることをお互いに確認することができた良い機会となりました。若い世代の活動に、温泉組合や自治会の方々なども協力をして、地域の力を発揮しています。

 私たちは、こうした地域を想い立ち上がった方々と共に悩み共に活動しながら、一緒に復興の歩みを進めていきたいと改めて確認できた会となりました。
引き続き、当センターの支援活動へご協力をお願い致します。
(頼政 良太)
****************************

〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。当センターで集約し、必要な物資集積場に届けたいと思います。とりあえずは、球磨村の被災者に配布させて頂きます。また、梅雨が明け、本格的な夏を向かえると、泥が乾燥し、粉塵が舞い上がります。そのために一般のマスクではなく、“防塵マスク”を集めますので、併せてお願いします。お米は毎日のように届いていますが、防塵マスクは昨日まではゼロでしたが、本日2名の方から届きました!ありがとうございます。まだ引き続き募集していますので、よろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代・マスク代」とご記入ください。

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*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
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*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

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 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第29報

 2020年7月豪雨発生から1カ月が経過しました。
2週間前に被災地人吉市の南光院さん(高野山真言宗)を訪ねたのですが、今日お電話で同院の住職に1か月後の様子をお伺いしました。同院は檀信徒さんが170件あるのですが、なんとその内60件が床上浸水でした。この1か月同院の住職さんやご家族と熊本はじめ福岡県内の僧侶たちも泥かきなどの片づけに入って来られました。しかし、その内避難所に行かずに、2階で暮らしている被災者が少なくないとのことでした。おそらく家具などを2階にあげ、1階は水で濡れたままの生活を想像します。カビ・湿気・悪臭など身体によくない環境での生活が1カ月も続いているということは、すでに心身ともに限界を超えています。住職さんも心配されているのですが、コロナのこともあり、避難所より自宅のほうがまだ少しは安心だと
のことです。

 思えば、今から2年前の西日本豪雨の時も水害で被災された方が2階生活をしておられました。2階には1階から上げた荷物がいっぱいで、クーラーも壊れていたり、食事ももちろんお弁当だけという感じでした。1ヶ月も経つと片付けと仕事の疲労が溜まって来ます。そこで、誰も気づかれずに亡くなった人もいました。のちに関連死と認定されました。また、当時はいまと同じくらい灼熱のような暑さで、活動は10分に一回は休憩をとりながら、活動していました。大量の土砂に覆われた家屋は、いくら土砂をとってもとってもなかなか作業が進まなかったのです。

 広島では真砂土でしたので、乾けばサラサラしていたのですが、今回の九州豪雨では、流れ込んだほとんどが水気を多く含んだ泥です。しかも、コロナ禍によりボランティアが来ていない家屋も多く存在します。すでに現場からは、畳にウジ虫が湧いている、家のなかがカビだらけで、リフォームできるもののできなくなってしまうという声が聞こえてきています。今日4日の熊本日日新聞に「『何とか2人で頑張っているが限界。他の地域の復旧が進む中、取り残されているようで…。』日差しが照りつける。嘉治さんは片付けの手を休め、つらそうに汗を拭った。」と八代市坂本町で被災された方の悲痛な声が紹介されています。水害から1ヶ月いまだにボランティアが入っていない地域もあり、復旧の遅れと復興格差が懸念されます。

そして、昨日地元兵庫の明石市の障害作業所「ほのぼの」の安田さん、コープこうべ関係者竹内さん、なんと沖縄県石垣島の25年前のボランティア仲間のみなさんからはお米が届きました。また、元CODE理事の松本さん、三田市の方からはマスクが届きました。コロナ禍で大変なところみなさまご協力ありがとうございます!
(村井 雅清)

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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第30報

 昨日は、発災から1か月のことに少し触れました。ネットニュースでも悲しいニュースや他方でホッとする話題などがありました。
一時孤立していた球磨村の一勝地という集落では、区長さんが陣頭指揮をとり、ライフラインは停止し、携帯電話も不通、水は山の水を利用し、食料は各々の自宅にあったカップ麺などを持ち寄り、助け合ったとのこと。まさに「POSKO」の一つです。

 つい先日孤立が解消した芦北町白石地区(23世帯)も同じようにこの約1カ月をしのいだのでしょう。でもこのように孤立がほぼ解消し、ボランティアが助けに来てくれた姿を見ると、「これで前に進める!」と元気づけられた被災者の声も届きます。

 こうした中で、球磨村の神瀬集落では、まだまだ全く泥も除去できていない被災宅もある中で、「皆さんの避難生活の情報共有をしましょう!」と「久しぶりに神瀬で会いましょう」という企画をされています。

 また、25年来のお付き合いのある黒澤さんがいま熊本県球磨村で活動を続けています。今日facebookで以下のメッセージを投稿していたので、ご紹介いたします。

************************
NPOと県と村と日々の支援活動に齟齬が無いよう打合せ。それぞれが得意不得意を出し合い、お互いを気遣い、補完しながら復旧・復興を粛々と。
国の仕事だろう!
県の役目だろ!
村がやれよ!
この程度の災害で、それを言い出したら、神戸からの四半世紀の積み上げを自らの手で崩したことになる。
6434人に合わせる顔がない!
今日も熱中症に気をつけて、一日ご安全に!」
************************

 黒澤さんにとってはおそらく災害支援をはじめられたのは、25年前の阪神・淡路大震災でしょう。その黒澤さんが「6434人に合わせる顔がない!」とおっしゃったと聞いて涙が出ます。

 そして、今日もお米が続々と事務所に届いています。2009年に水害の被害を受けた佐用町の佐用町社会福祉協議会さんがわざわざお米を届けてくれました。まさに被災地から被災地へのリレーです。また、東京からいつもご支援頂いている建築士の方が新潟のお米を送ってくました。そのお米の中にはなんとキュウリ2本が「心ばかりの贈り物」として添えられていました。また、まけないぞうを応援してくれているmakenaizoneのメンバーでアイルランド在住の方もネット通販を使ってお米を届けてくれました。
コロナ禍で大変な折、みなさまご協力本当にありがとうございます!“物理的距離”は離れていても♡心の距離♡はメッチャ近いです!
(村井 雅清)

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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第31報 

 8月7日時事通信(Webニュース)によると、「発達する低気圧や前線の影響で、7日午前は北海道北部や島根県・隠岐諸島で激しい雨が降り、北海道では風が吹き荒れた。気象庁は大雨による土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼び掛けた。北海道では暴風や高波にも警戒が必要。」と警告。昨年の台風19号被害のように東日本が広域に被害を受けたことを思い出せます。

 全国では、「“立秋”厳しい残暑続く」と。連日の猛暑にうんざりしている人も多い中で、正直「えっ、立秋?もう残暑?」という感じです。すでに被災から1っヶ月が経ち季節もうつろいでいます。大分県の日田市では前回に続いて、NPO法人リエラと、明日2回目のオンラインで「おうちの再建相談会」を開催します。今回は3カ所の被災地をつないで専門家のみなさまにお話を聞いてもらいます。

 さて、この前から被災地にお米を送ろうとみなさまに呼びかけてきました。おかげさまで約600㎏が集まりました。第一便では全部積めないので、また第2便で積むことにしますので、続けてお米の支援をお願いします。「お米を被災地に送ろう!」と、東日本大震災の被災者で東京の娘さんのところに引っ越しされた視覚障害者のYさんが、ご近所さんやお孫さんの学校などで、ささやかにお米を集める運動を呼びかけて下さっています。Yさん曰く「コロナで誰もがギスギスしているんだけど、被災地にお米を送ろう!と呼びかけると、何かできないかとモヤモヤしていた人たちが、何か元気になってきた」と嬉しい話を届けてくれました。

 実はPOSKOでの自発的な支えあいとは、物資やお金やボランティアが飛び交うだけではなく、こうしたある行動によって、人と人のつながりから生まれる優しさや思いやりなどが現れることに、副産物?の良さを感じることができるのです。あらためてボランティアって、活動の内容も意味があるかも知れませんが、活動が媒体となって生まれる人間の吉備に救われることも少なくないかも知れません。
猛暑の中で「立秋」がそよいできた気がします。
(村井 雅清)

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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第32報

 台風5号が沖縄の南で発生しました。今後沖縄本島や先島諸島に近づいてくる見込みです。東北地方では前線が停滞し、大雨による警戒が必要です。7月には台風の発生がゼロという統計史上初めてという結果をもたらしたのですが、8月に入った途端連続して台風が発生しています。当該地域の方々はくれぐれもお気をつけください。

 大分県日田市の方では、多くの仲間が連携し、泥出し作業もほぼ終わりつつある中で、被災者のみなさんは今後の再建に向けて、悩み考え始めいています。家の再建というのは、ただ家屋を再建するだけでなく、そこに住んでいる人たちの暮らし方、生業、コミュニティなどたくさんの要素を含んだもので、やはりじっくり考える時間が必要です。
大分県日田市で活動している頼政代表からの報告です。 (増島 智子)

****************************
 8月8日には、第2回のおうちの再建相談会としてオンラインを活用した相談会を実施しました。今回は、NPO法人リエラで使用している旧あまがせ保育園だけでなく、被災が大きかった湯の釣地区、金場地区に会場を設置して、3ヶ所での実施となりました。

 この3会場の設置では、普段あまり交流のない地域の方々同士がつながる機会にもなりました。「金場の人も集まってきているね」という声が聞こえたり、相談会の場としてだけでなく地域がつながる場にもなりましまずは昨年の武雄市での水害の話題提供をしていただいたあとに、個別の相談に移りましたが、様々なお悩みを寄せていただきました。
「店舗と住宅が渡り廊下でつながっているので、住宅支援の補助金は使えない可能性があると言われたけど、どうなんだろうか?」
「自宅に温泉を引いていたけど、温泉の復旧はどうやってやるのか?」
「自宅のボイラーを直したいけど修理費用を補助してくれる制度はある?」
「鉄骨が入っているだけで半壊という判定が出たけど、納得ができなくて・・・」
「長屋で隣の家とつながっているんだけど解体はどうなるのか?」

など様々な質問が出てきました。それぞれのご質問に多くの専門家の方からお答えいただき、安心した表情でみなさん帰っていかれました。こうした寄せられる相談は、それぞれ難しいケースも多くすぐに解決というわけにはいきません。だからこそ、住民の方々のそばで一緒に悩む存在も必要です。
オンライン相談会によって、被災した地域同士がつながる可能性も見えてきたように、今までの手法ではない新しい形に取り組むことで、地域住民同士の助け合い、地域の支え合いの輪を広げる可能性が広がっています。
(頼政 良太)
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・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

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※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
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 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第33報

 台風5号が豪雨被害の被災地に近づいています。この3連休は各所でボランティアを募り、被災地のみなさんが安心してお盆を迎えられるように多くの人出を動員しているので、これ以上雨が降らないことを祈るばかりです。
第2次派遣として村井顧問が昨日から球磨村に入りました。みなさまからお預かりした大切なお米を早速、球磨村に完成したばかりの仮設住宅にお届けしました。(増島智子)

*****************************
 今日は地元でずっと活動しているボランティアが阿蘇から野菜をお配りしているテントで一緒に配布しました。ここでは舞子高校の陸上部のみなさんや全国の被災地から届いたお米だということを説明すると深く頷いて聞いてくれました。引っ越しを終えたばかりの仮設には、子どもたちの笑顔がありました。こちらの仮設は移動式で外見はコンテナですが、中は木造です。クーラーや冬用のスチームヒーターが設置されていますが、洗濯機や冷蔵庫やテレビなどの家電製品はありません。自費で家電製品を用意するにはかなりの自己負担となります。しかもこの暑さ故、クーラーはほぼ一日中つけているので「請求書をみるのが怖い!」と住民の方が話していました。
 次に渡地区にあるPOSKOとなっている雲泉寺さんにお届けしました。ご住職さんはお盆と今回の水害で亡くなられた方のご葬儀と全壊家屋の仏壇の魂抜きと仏壇終いなどでとてもお忙しくされている中ご対応頂き、鹿児島からお手伝いに来られている妹さんにお渡ししました。お寺のきれいな客間がこの1ヶ月間物資の集積場になっています。檀家さんが250軒ある中で、75軒が全壊だったそうです。お米をお届けした時に、法事に来られていた住民さんが「えっ!お米!」と言って喜んで小分けにした2㎏のお米を持ち帰って行かれました。
そして、今回私たちを受け入れてくださっている球磨村渡地区島田・峰の大原区長さんには明石市にある障害者の作業の「ほのぼの」さんから頂いた玄米180㎏を集落のみなさんにとお届けしました。

 被災地から被災地へのリレーの初日はみなさんの笑顔に出会えてほっとしました。ご支援いただいたみなさんにうれしいご報告ができて感謝致します!

 さて、7月豪雨災害でも甚大な被害をもたらした「暴れ川・球磨川」の氾濫ですが、普段は清流球磨川と親しまれ、春には桜並木も美しく、大変風光明媚な川でも有名です。この球磨川でもう一つ人気があるのが、急流下りのようです。日本三大急流の一つである球磨川は緩急が激しくラフティングを楽しむのに最適な急流で、全国的にも人気のラフティングスポットです。
ライフセーバーをされている溝口さん(八代市在住)という方のメッセージが、先日5日の熊本日日新聞web二ユースで発信されていましたので、みなさまにも紹介させて頂きます。-「坂本に元気を取り戻す」「自然は人の手によって壊されてきた。そんな中、ダム撤去という人の手でよみがえった川で仕事ができるので誇りだった。」と。-
ダムのみに頼らずに総合治水をという声が届く中で、この溝口さんのメッセージは、流域コミュニティの再生に大きな勇気をもたらすだろうと感動をもたらしてくれました。
本当に自然と一体となった生き方をされているからこそのメッセージだと思いますね!


 今回の災害で、幾人ものライフセーバーが救出活動に加わり、奇跡的な人命救助の様子が、テレビやマスコミでも報じられています。
 災害の多い日本においては、根本的に自然との向き合い方を見直さなければならないのかも知れませんね。

*お詫び:第31報のニュースで機微という感じを吉備という漢字変換のまま発信してしまいました。正しくは「機微」です。申し訳ありません。 (村井 雅清)
*****************************

事務所には毎日毎日お米が届いています。今からちょうど5年前に水害に遭った茨城県の常総市の方からもご提供頂いたり、東日本大震災の被災地福島県の大学生が作ったお米、また、四国で農業をしている香川の仲間もいまお米を集めてくれていたり、神戸の仲間も村井顧問の似顔を書いて協力してくれています。みなさん本当にありがとうございます!!

〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。当センターで集約し、必要な物資集積場に届けたいと思います。とりあえずは、球磨村の被災者に配布させて頂きます。また、梅雨が明け、本格的な夏を向かえると、泥が乾燥し、粉塵が舞い上がります。そのために一般のマスクではなく、“防塵マスク”を集めますので、併せてお願いします。まだ引き続き募集していますので、よろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代・マスク代」とご記入ください。


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*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第34報

 台風5号に続いて、台風6号が発生しました。この連休はボランティアの活躍が期待されていたが、現地では雨が降ったりやんだりとお天気に恵まれず活動がはかどっていないようです。
第2次派遣として村井顧問が昨日八代市坂本町に入りました。水害から1ヶ月、被災地の復旧の格差がではじめているようです。コロナ禍によるボランティア不足が被災者を苦しめています。
(増島智子)

******************************
 八代市坂本町では、広島県や茨城県の水害などでいつもお世話になっているコミサポひろしまのMさんを介して地元の人たちにお米をお届けました。コミサポひろしまは地元熊本のメンバーや地元の団体、社協と連携しながら活動されていた。

 八代市坂本の被害は、球磨川下流から球磨村との境まで広域に被害が連なる。八代側から上流に球磨川沿いにゆっくり車を走らせると上流に行くほど被害のレベルが上がって行くように思う。途中球磨川にかかる橋が何本も崩壊しているためやむを得ないのかもしれないが、道路の両脇による高く積まれた家財道具が水害の悲惨さを物語る。災害発生2週間頃の人吉市内の被災地の道路状況を思い出す。しかしここ坂本は1ヶ月を過ぎたのに、時計の針が止まっているようだ。坂本地区の被災地は八代駅から20分から30分ほどで現場に行くことができる。こうした地理的条件から他の被災地域に比べるとハード系は除いて最も早く復旧するだろうと想像していが、大きな間違いだった。現場を見ることが原点だと思い知らされた。

 球磨村よりにある鎌瀬地区の下鎌瀬に入ってきたとき、小さなテントが張ってあり、「ボランティア受付」とだけ紙が貼ってあった。「えっ、何だろう」と思いながら通り過ぎようとしたが、「これってPOSKOじゃない!?」と車をバックさせて空き地に止め作業をしている方に、「あのテントにボランティアセンターって書いてあったけど、八代のボランティアセンターから派遣されてこられたのですか?」と聞いたら、しばらく黙って仕事中邪魔だというように睨まれた。もう一回同じことを聞くと、「ここは公民館なんだ。もう一ヶ月もたつのに、市はもちろん、自衛隊も、社協も、ボランティアも来ない!ここはボランティアセンターではない!誰がここの泥出しをするんだ!」と低い声で訴えているようだった。しばらくして白板に書かれた被災住民の状況を見せてくれた。被災住民同士で助けあっていた。お話をしてくれたのは、公民館の隣に住む被災者だった。2階の床上20㎝まで浸かったとのこと。「どこで避難されているのですか?」と尋ねると、2階に住んでいると。話ながら浸水した家の中を見たけれど、再建は難しいだろうなぁと感じた。今回の支援のため全国から集まったお米のうち30㎏を寄附させて頂き、「POSKO」をあとにした。このお米は、今から11年前8月9日に兵庫県北部を襲った水害で被害を受けた佐用町の佐用町社会福祉協議会からご提供頂いたものだ。こうして被災地から被災地のリレーをつなぐことができボランティア冥利に尽きる。しかしこの坂本町の被災地を視察し同行して頂いた球磨村渡地区の大原区長も、「一ヶ月もたつのにこんな状態とは思いもよらなかった!」とかなりの衝撃を受けたようだ。
(村井 雅清)
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〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。当センターで集約し、必要な物資集積場に届けたいと思います。とりあえずは、球磨村の被災者に配布させて頂きます。また、梅雨が明け、本格的な夏を向かえると、泥が乾燥し、粉塵が舞い上がります。そのために一般のマスクではなく、“防塵マスク”を集めますので、併せてお願いします。まだ引き続き募集していますので、よろしくお願いします。
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第35報

台風はなんとか回避できたようですが、昨日は群馬県で観測史上初40℃を超えたそうです。熊本県人吉市辺りも今日は35℃の予報が出ています。現地の被災者もボランティアも暑さの中お盆を迎えるための復旧活動に汗を流しています。

そして、お米をお届けした球磨村の住民の方から嬉しいメッセージが届きました!
「県外の人からもこうして支えてもらえる事が本当にありがたいです。今回人生で初めてボランティア活動をされている人達のことを詳しく知りました。愛と優しさがなければできないですよね。本当にすごいです。」
この方は、姉妹団体CODE海外災害援助市民センターの岸本理事のご友人のご親戚です。その球磨村の出身のご友人から岸本理事にSOSが入り、お米をお届けすることができたのです。ご友人は「他県からの支援を受けて一人じゃないって!見放されていないって余計に感じたんだと思います!」とメッセージをくれました。遠くにいてもこうして支え合うことができて、人のつながりって大切だなとあらためて実感します。

また、昨日も今日も事務所にはたつの市の方から玄米30㎏、当センターの監査をしてくださっているコープこうべ河崎さんよりマスクとお米、岡山県の支援者の方からもお米を頂きました!ありがとうございます。
以下現地入りしている村井顧問の報告です。 (増島智子)

******************************
昨日は、人吉市内のPOSKOを訪ねてきた。どちらも人吉ー八代間の国道219号線にある。一つのPOSKOは、「救援物資あります。」と大きく書かれていたので必ずと言ってもいいほど目につくだろう。中に入ると、屋根がある一段高くなった床に、物資が整然と並べられていた。かなりの種類も、量もある。もともと球磨川でラフティングをされているお店で、しばらく営業ができないのと、幸い被害を免れたことがこうさせたようだ。全国から物資は集まるとのこと。FBなどの発信が上手なのか、誰か著名人が後押しをされているのか不思議だ。「救援物資あります」の表示のみで、お店の名前もなく、遠慮がちだ。どこか好感を持った。もう一つのPOSKOも同じく国道219号線にあるが、道路上には目印がないので、おそらく見逃すだろう。POSK
Oと大きく書いた旗でも立てて欲しいと感じた。同じく遠慮しているのかも?そもそもボランティアしているひとたちは、自ら「救援活動をしてま~す。」とは言わないのが文化だろうか?ところで「POSKO球磨村役場」の復興本部避難者支援班は、おむつや衣類、タオル、ランドセル、マスク、軍手、ウエットティシユ、ラップ、アルミホイルなどの受け入れは停止している。直接物資を送られる方は注意しましょう。8月10日~14日までは受入れ、配布とも停止している。
詳細は以下のアドレスをご覧ください。https://www.kumamura.com/gyousei/2020/08/11629/
(新しいウインドウで開きます)

(村井 雅清)
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第36報 

 今日も被災地には容赦ない日差しが照り付けています。全国でも熱中症により救急搬送された人が増えています。被災地では、在宅避難をしている方もいらっしゃるので、この暑さで体調が心配です。まだまだ被災当時と変わらない風景が谷筋の集落、至る所に広がっています。熊本県内でも大学や企業などでコロナが発生し、ボランティアバスも次々とキャンセルになり、とにかく人出が足りないと聞きました。被災地にとっては厳しい状況が続いています。県外からもっともっと知恵を出し合い、被災地に寄り添えるようにしていきたいと思います。みなさん力を貸してください!!
以下現地入りしている村井顧問の報告です。 (増島智子)

***********************************
 今日は1週間ほど前にやっと、通行許可証を持っている車両のみの通行ができるようになった芦北町白石地区を訪問してきた。当初は人っ子一人もいないなぁと被災家屋のみの廃墟なってしまったのかと不安であったが、一人の女性の姿が見えた。少し当時のお話を聞かせて貰っているうちに「夜はどこに避難されているんですか?」と尋ねると、「水俣に実家があり、そちらに」とのことで、同行した水俣の谷さんと会話がはずんだ。「築20年の家だったが、主人が足も悪く、私はもう恐いのでここの再建は諦めようとね・・・・・」「あの日は朝5時くらいに水が堤防を越えて、主人が足が悪いので、早めに避難しようと思い、大事なものをまとめて表に出たら、もう膝くらいまで水に浸かった。
 区長さんに連絡して、集会所の鍵は私が持っているので避難できるように開けた。」「とにかく水位が見る見るうちに上がって来たので、ここでは危ない!と裏のお堂に移動したが、ここでもダメだ!と高台にある区長さん所有の空き家に避難した。」区長さんは「ピークは11時頃か、1階の天井近くまで。ここ白石地区は2階屋が多いけど、平屋の家はこのように屋根瓦しか見えないほどの水没」「30人がこの高台にある空き家に避難した」「視力障害者と足の不自由な人もみんなで助け合ってここまで避難できたので、幸い亡くなった人はいない」「空き家に残っていた米でご飯を炊いたが全員に行き渡らないだろうとお粥にした」
先の水俣が実家の女性が、私たちと話していると、一人の女性が車で通り窓越しに手を振ったので、その人も手を振り、「みんな怖い思いをしたけど、助け合いもし、なんか絆が深まったね!」と屈託なく笑った笑顔が印象的だった。ここでの再建は諦めたけど、しばらく時間がたつと、貴重な体験はきっと絆を諦めないだろう。最後に車に残っていた米30㎏(沖縄の石垣島と神戸からのひょうご米)をお届けして白石を後にした。
(村井 雅清)
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第37報

 今日も被災地には容赦ない日差しが照り付けています。お盆を迎える準備のお手伝いが続いています。ひと時ご先祖様とゆっくりお盆を迎えてほしいです。
無事に村井顧問も戻ってきました。暑さが厳しかったようで黒く焼け、少しやせたようです。以下現地での活動報告です。 (増島智子)

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 球磨村渡地区糸原集落に行きました。この糸原集落は14世帯で、唯一外部とのつながりは「小川」(川の名前です。)にかかっていた橋1本のみで、それが流されて孤立したようです。公民館が川に一番近いところにあったので浸水したけれど住宅は急坂の坂の両側にへばり付くように建っています。なので住宅の被害はほとんどないようです。それでも3週間人吉に避難していて、ここ最近帰ってきたばかりと。とにかく早く集落に帰りたい一心で、自分たちで車が通れるように道をつくり、車のない人のために吊り橋をつくり、水道管が壊れたのでこれも自分たちで直しと、たくましい人たちでした。自分たちで石や砂利を敷いて車が通れるように、その上に行政がセメントコンクリートを流して固めました。それが昨日完成したそうです。
 私はつり橋も渡りましたが、車道も歩きました。どちらも外部のものが通ったのは、もしかして私が一番かも?村は正式には住みなさいとは言っていません。凄い逞しい人たちです。「とにかく帰りたい一心で」となんども繰り返していました。区長さんと隣にいる物知り博士さん曰く、「ここは上にダムがあり、山崩れが心配で朝の3時ごろから坂道から離れて、できるだけ道の反対側に避難したとのことでした。普段からお互いのつながりが強いから、自分たちでできることは自分たちでという精神が当たり前のように発揮できたのでしょう。明るく、楽しい区長さんでした。

 西日本新聞(8月13日付け)では、熊本県7月豪雨災害対策本部は、12日「19集落車両通行できず」と発表。「孤立集落は解消されたが、被災から1ヶ月以上がたっても、球磨村11、八代市3、山江村3、相良村2の4市村19集落への道路は車両で通行ができないままだと」ちなみに、糸原集落は、数日前から集落の住民が助け合って仮復旧として車が通れるようにしたのが11日と言われたが、公式の工事ではないので先述した19集落の一つに数えられるのでしょう。インドネシアでいうところの「ゴトンロヨン(相互扶助)」とイスラム独特の助け合い精神が発揮された典型的なPOSKOではないかと思えます。日本版POSKOは、「困ったときはお互いさま」の行動であり、その行動が長い復興のステージまで続いて行けば、地方分権の原理を体現する「補完性の原理」であり、災害時における根本的な仕組みではないかと思えます。
(村井 雅清)
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第38報

 
被災地ではお盆中も休みなく、厳しい暑さの中で毎日真っ黒に日焼けしながら活動を続けているボランティアもいます。遅れを取り戻すために必死に頑張ってくれています。被災地で活動しているみなさん、くれぐれも無理のないようにしてください。

 以下村井顧問の現地での活動報告です。 (増島智子)

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 糸原地区の訪問後は、人吉市内の小さなPOSKOを探しました。もう発災から1ヶ月がすぎ、「自由に持って行って下さい」という紙を貼ったささやかな支援拠点POSKOは、閉じているところも出てきたようです。それでも今日半日ほど市内をまわっただけで、3カ所新たに発見しました。1件は上薩摩瀬、もう1件は瓦屋町、さらにもう1件は国道219号線沿いの下薩摩瀬です。
上薩摩瀬のPOSKOは、被害を床上浸水に遭った米屋さんで東日本大震災の被害を受けた宮城県からの物資が目につきました。量も種類も多くはなかったです。瓦屋町のPOSKOは、議員さんの事務所のガレージを使って活動していました。
 下薩摩瀬のPOSKOではちょうど3人の被災者が物資を貰いに来られました。うち一人はなんと25年前の阪神・淡路大震災の時は大阪に住んでいて、仕事がなくなり人吉で農業をされている妹さんに呼ばれて、こちらに来たら水害にあったそうです。今まで見てきたPOSKOは、ほとんどの救援物資があまり動かなくなってくると、その時点で残っている物資を他のPOSKOに引き取って貰って閉じるというケースです。

 最後に紹介したPOSKOは、私が25年前に地震があった神戸から来たと言うと「こういうときの物資の移り変わり」のこと、「これから先に必要なことは何か」と聞いて来られました。まけないぞうのことや足湯のことを話すと共感を持たれたようです。「これからは心の問題というか、子どもたちの心理的なことが大事だと思うの」と仰っていました。もう一人お手伝いをされていた女性は、自宅は床上まであと10㎝というところで水が引いたという体験をされた。「娘の精神状態が不安定になった。ここにあったクレパスを持って帰ると凄くよろこんで落ち着いて来た」と。ここのPOSKOの代表とスタッフの女性は、しっかりと先のことを考えているようでした。「神戸に帰ったらまけないぞうを送ります。」と伝えて帰路に向かいました。
(村井 雅清)
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〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。当センターで集約し、必要な物資集積場に届けたいと思います。とりあえずは、球磨村の被災者に配布させて頂きます。また、梅雨が明け、本格的な夏を向かえると、泥が乾燥し、粉塵が舞い上がります。そのために一般のマスクではなく、“防塵マスク”を集めますので、併せてお願いします。まだ引き続き募集していますので、よろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代・マスク代」とご記入ください。
--
*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
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■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
   https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
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・クレジットカードでも寄付ができます。
   https://congrant.com/project/ngokobe/605
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・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

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※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
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 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
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【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第39報

「POSKO支援」にご協力をお願いします。!!

 本支援ニュースで何度かPOSKOについて書いてきました。これまでは当事者による活動を主に紹介して来ましたが、支援活動の連絡先や事務所を持って活動するNGO/NPO/ボランティアの拠点もPOSKOです。インドネシアでは実に立派なそうしたPOSKOもあります。
コロナ禍にあるため、県外から支援のために被災地に入って活動ができないために、県外におられる支援関係者はもどかしい思いをされているでしょう。

 しかし、被災地で活動する人たちは「ボランティアがもっと来てくれたら・・・・・」と願いながら、暑い中で汗びっしょりになりながら支援活動をされています。こうした現状を目の当たりにすると、県外にいる私たちがささやかな支えあいの連鎖をもって、こうした団体に対して資金的なご支援はできるのではないかと考えました。これも大切な「POSKO」支援です。当センターも発災後すぐに生活協同組合コープこうべから初動資金を頂いたことで被災地入りを果たせました。一方、同時に全国各地のみなさまからもご寄付を頂いて参りました。そしてPOSKO支援の第一弾として「公益社団法人CivicForce様とのパートナップ協力プログラム」として活動支援金を頂き、被災地の7団体にご支援をして参りました。

 思い起こしてみれば、25年前の阪神・淡路大震災ではそれまでは全く知らなかった全国の人たちが、被災地KOBEで活動する私たちに資金的援助をして下さいました。そのおかげで私たちはあれから25年が経過しても活動を続けることができていると言っても過言ではないでしょう。しかし当NGOだけでは弱小なので、そうした25年間でつながった全国の人たちにもお願いし、いわゆる「POSKO」支援基金のようなものをつくれないかと、25年間ご支援頂いてきた静岡ボランティア協会の小野田理事長にご相談したところ、二つ返事で「ヨシ、分かった!」とすぐに、私が紹介した熊本県球磨村の一人の区長さんに直接寄付をして下さいました。
 余談ですが、同理事長とは東日本大震災の時も「あれが欲しい。こんなのないですか?」と無理難題を電話1本でお願いしてきましたが、すべて即、答えが返ってきました。今回のPOSKO支援でも同じ対応をしてくださいました。また、長年ご協力を頂き続けた千葉県在住の防災・減災専門家のMさんも当センターのニュースを見て「被災者の困難さを聴くにつれ、何かできないものか?」と当センターの発信に応えてくれました。

 こうして25年間に築いてきた「支えあい」のリレーが、この度の2020年7月豪雨災害支援にも役立てるのではないかと願っています。是非、みなさまの資金的ご支援をお願いする次第でございます。
(村井 雅清)
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〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第40報

引き続き「POSKO支援」にご協力をお願いします。!!

 「インドネシア語で「POS」は拠点、「KO」は軍隊を意味し、元々は軍の前線基地に由来しています。その後、「KO」の解釈がコミュニケーションやコーポレーションへと広がった。被災者がつながりあった小単位の助け合いで、誰もが設置できる。拠点としての空間でもあり、そこで活動する組織そのものを指す場合もある。」とこのPOSKOを研究されてきた本塚智貴(明石工業高等専門学校 建築学科助教)
さんの説明です。
ところで大分の日田で活動している「鶴の恩返し」というグループの方が、以下のような被災地での想いをFBで投稿されていました。いつも被災地では、こうして被災者の心にも寄り添って向き合わなければならないなとあらためて教えられましたので紹介します。

―私が関わらせていただいている被災地域では、土砂と向き合う段階が終わりに近づいてきたので、その機材を一部撤収した。県内限定ボランティアという縛りの中、この地域に持ち込んだ機材を自由に使っていただくことにした。
思えば、ボラセンから多くの方々がスコップなどを持ってきて作業をしてくださるが、当然スコップなどは持ち帰る。被災した方々はスコップなども被災しており、道具さえ有れば、、、ということが多々ある。今回自由に使っていただくことにしたが、一時は全部貸し出すほどの需要があった。当初、これまでのボランティア目線で、あそこもここもせねば、、、大変ダァ、と思ったが、住民さん達の力で見る見るうちに土砂が撤去されていった。この現象の凄さ素敵さに気付ける人は少ない。意味自然な現象。(中略)私の地域が被災してからしばらくしてからのこと。近所のオッチャンが、「大量の流木をボランティアの方々が処理してくれたのは本当にありがたかった。でもチェーンソーがあれば私も一緒にやりたかった。で
もチェーンソーは流されたから指を加えて見ているしかなかった。。。」と話してくれた。その言葉がずっと心に突き刺さっている。―と。

 これもPOSKOならではの気づきではないかと共感しました。POSKOが被災地にたくさん現われたら、ボランティアにとって「学びの場」が増えるということです。しかし残念ながらコロナ禍のために県外ボランティアが行けないということが、ほんとうにもどかしい限りです。
(村井 雅清)

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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第41報 

引き続き「POSKO支援」にご協力をお願いします。!!

 8月20日付毎日新聞にこんな記事が出た!!

 「復興ボランティア学生に支援金を」(毎日新聞 2020年08月20日 19時45分)
概要を要約すると、東日本大震災(2011)で生まれ、熊本地震(2016)でも活動してきた「チーム熊本支援チーム」が、クラウドファンディングなどで呼びかけ、全国から約2000万円を集めた。これを使って熊本県内で支援活動に参加する大学生に、一日5000円の日当+飲食券1000円を支給してボランティアに参加してもらおうということのようだ。(平日に計5日以上活動するのが条件。)

 学生は新型コロナの影響でアルバイトが減るなどし、ボランティアに参加する余裕がない学生も多い。そうした学生たちと、ボランティアに行きたくても行けない県外の市民をつなぐ取り組みとして提案したようだ。チーム代表は「新型コロナの影響でアルバイトが減ったり解雇されたりして、ボランティアに行く経済的余裕がない学生が多くいた。」とのことから、本提案をされ実行されている。されに同代表は「有償での復旧活動に否定的な声が届くことも予想しているが、一刻も早く泥をかき出さないと、腐って住めなくなる家が増えると心配されている。

 私は、ボランティアは無償が原則という人もおられるが、決してそうではないと思う。有償であろうが、いかなる立場であろうが、ボランタリーに活動することが「新しい公共」の担い手として大切なことで、災害救援というこれこそが「公共」と言われる仕事や活動をこうして広げていくということに諸手をあげて賛同したい。
当センターが提案させて頂いている「POSKO」支援も同じ意義のものだ。特に、県外にいる私たちは、少しでもこうした提案に賛同し、少しでも資金的援助の必要性を拡散しましょう。私が尊敬している龍谷大学名誉教授中村尚司先生は、「ボランティアとは、同時にいくつかの仕事を引き受ける人間である。ボランティアとは、お金をもらわずに働く人でもなければ、自発的に働く人でもない。見知らぬ人々の世界に越境し、多元・多重的な活動をする人間がボランティアであり(後略)とボランティアを解説されている。

 今日から、当センターのスタッフ増島智子が熊本入りしました。みなさまからお預かりいているお米の配布、POSKOによる今後の活動についてのヒアリング、特定の被災地を絞り込み暮らし再建のお手伝いなどを目的としている。
みなさま、引きつづきご協力をお願い致します。
(村井 雅清)

〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、東日本大震災の被災者や被災地から、米処の山形県、兵庫県、栃木県でこれまでに被災を受けた人たちから、また全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1000㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第42報

引き続き「POSKO支援」にご協力をお願いします。!!

 台風8号が今夜宮古島付近に接近するとの気象予報です。予報通りだと日本への上陸の可能性がありますが心配ですね!

 さて、当センタースタッフ増島智子は、昨日球磨村の渡集落の大原区長、同渡の雲泉寺、人吉市内の物資拠点などにお米やハンドクリーム、まけないぞうを配って来ました。
ちょうど増島とは入れ違いになったようですが、渡集落に設置された仮設住宅で「子ども祭り」が開かれた模様で、大原区長が子どもたちにまけないぞうをプレゼントして下さったとのこと。このまけないぞうは25年前の阪神・淡路大震災から始まり、そして東日本大震災の被災者が手作り加工品として作って下さったもので、こうした形での被災地リレーが形に現れた一つです。

 増島はその後、全線開通したばかりの球磨川沿いに球磨郡球磨村~八代市坂本町に向かいました。まだまだ復旧とは程遠い姿ですが、ある家の壁はカビだらけという惨状です。
これまでの水害による被災家屋の応急処置をされてきたベテランがおられる坂本のNPO拠点に合流したので、これからは少しずつ改善されることが期待されます。この地域で炊き出しなどの活動をされている地元の「チーム桃」というママさんチームを支援されている広島の団体「コミサポひろしま」(2014発足)は、当NGOが公益社団法人Civic
Force様とのパートナップ協力プログラムとして、POSKO
支援をさせて頂いています。コミサポひろしまの坂本町での詳しい活動は同団体のFBをご覧になって下さい。
https://www.facebook.com/comsup.hiroshima/
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 ところで、この坂本町川嶽西鎌瀬にある光専寺さんは床上1㍍の浸水被害に遭われたのですが、なんとこの寺は250年の歴史を刻んで来られた寺なのです。元13代目の住職は「250年続く寺を途絶えさせるわけにはいかない」と再興を誓っておられます。(熊本日日新聞、2020・7・22)きっと地域の方々にとっても心のよりどころとして存在しておられたのでしょう。今回POSKO支援としていくつかの寺も支援していますが、これからの復興に向かうコミュニティの中心的役割を担われるのでしょう。ささやかではありますが応援したいと思います。
(村井 雅清)

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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第43報

引き続き「POSKO支援」にご協力をお願いします。!! 

 2020年7月豪雨災害に遭った熊本では、人吉市と相良、山江の両村で、木造平屋の仮設住宅が完成し、22日、一斉に入居が始まったとのこと。(建設型仮設住宅に入居するのは初めて。)人吉市の木造平屋の仮設「人吉城跡仮設団地」15戸で15世帯39人が入居されます。また相良村でも16世帯32人、山江村は25世帯55人が入居され、農村環境改善センターの避難所は閉鎖されたようです。
 一方球磨村渡地区さくらドーム下に第1号仮設として一足早く入居された「ムービングハウス」の仮設団地では、22日(土)に「子ども祭り」がにぎやかに催されたそうです。 丁度当センターの増島がまけないぞうを渡地区の大原区長さんに渡していたので、大原さんが子どもたちにまけないぞうを配ってくれました。 後に判ったのですが、この祭りをお手伝いされたのが球磨村神瀬地域の避難所の一つである「旧多良木高校避難所」で暮らしながら、ボランティアをされている大谷知広さんが手伝っておられたそうです。大谷さんは「カタリバ」(認定NPO法人カタリバhttps://www.katariba.or.jp/)さんとの連携で、子ども支援をされています。ちなみに大谷さんは、当センターが公益社団法人Civic Force様とのパートナップ協力プログラムとして実施しているPOSKO 支援の対象POSKOです。まだまだ避難所や在宅での厳しい避難生活をされている方々も少なくないのですが、一方でこうしてイベントが催されたり、仮設入居が進んだりと、被災地に変化が見られるようになって来ました。いわゆる復興の足音が少しずつ聞こえる一方で、暮らし再建の格差が出てしまうという現実は、やむを得ないと言え複雑な気持ちを感じざるを得ないというのが正直な気持ちです。もうマスコミでの話題でもほとんどこの7月豪雨のことは出ません。このニュースを読まれたみなさまが、出来る範囲でどんどんネットで拡散して頂けると少しでも多くの人の目に、耳に、心に残るのではないかと期待します。引き続きご支援をよろしくお願い致します。(村井 雅清)

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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第44報 

引き続き「POSKO支援」にご協力をお願いします。!!

23日から八代市坂本町に入っている増島智子よりレポートが来ましたので紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
23日からコミサポひろしまと合流し、八代市坂本町で活動を開始しました。坂本町は1ヶ月半以上が経っても、家財の搬出や泥出しが続いています。被災者のみなさんはすでに再建をあきらめかけている人もいます。坂本の「道の駅」の若手のMさんもその1人でした。1か月前まで再建をあきらめていたそうですが、コミサポひろしまとの出会いで、もう一度再建しようと気持ちが変わったそうです。また、今後の被災のことを考えて2地域居住も考えているそうです。

 別のお宅でも再建をあきらめていたそうですが、こちらもコミサポひろしまとの関りによって、再建を考えようとしているお宅でした。やはり、被災当時の家の姿を見て、もう無理だと思い、それでも毎日のように自宅の片付けに来ていたそうです。そして、地元秀岳館高校の高校生が泥出しに汗をかき、だんだんときれいになっていく自宅を見て、住民さんの顔も少しずつ笑顔になって行きました。

こうして途方にくれる被災者の方にとって、ボランティアの寄り添いによって、少しでも光が見えたことによって明日につながることがあります。住民のお母さんも「被災してて途方に暮れる中、初めてボランティアさんにお世話になって、まだまだ捨てもんじゃないね。」と涙を浮かべておられました。お母さんにお米とハンドクリームをお渡ししました。
住民さんの笑顔が、ボランティアにとっても生きがいです。秀岳館高校の生徒さんが活動を終え、最後に「ありがとうございました!」と言って帰っていく姿を見て、ボランティアをするのではなく、ボランティアさせてもらってありがとうという、仏教でいう布施の気持ちを思い出しました。

 そして坂本町住民自治協議会の会議に参加させてもらいました。被災後の初めて顔合わせということもあり、みなさん、これからどうしていいのかわからないといった声がほとんどでした。家の再建、町の再建など議論は白熱し、当初予定の時間をオーバーしました。坂本町は人口約3800人で高齢化率は50%、限界集落の多い土地柄で、この被災を受けて、また人口が流出しないかとみなさんの悩みの種は尽きません。それでもまずは、顔合わせができて想いを共有できて、少し安心されたように感じました。まだまだ坂本町の復旧活動ははじまったばかりです。ボランティアも足りません。被災者の方が再建をあきらめる前にぜひ、力を貸してください。
(増島智子)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 上記レポートにありますように、被災者はボランティアの振る舞いを見て感謝し、ボランティアは「ボランティアさせてもらってありがとう!」と、おたがいさまの心根は、25年前の阪神・淡路大震災でも培われたことで、あの時の興奮を思い出しますね!
東日本大震災の被災者Yさんたちが送って下さったお米が、坂本の被災者に届けられ、きっとYさんは、「ボランティアさせて貰ってありがとう!」と言われているでしょう。
(村井 雅清)

〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、東日本大震災の被災者や被災地から、米処の山形県、兵庫県、栃木県でこれまでに被災を受けた人たちから、また全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1000㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

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・Yahooからも募金ができるようになりました!!
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    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第45報

引き続き「POSKO支援」にご協力をお願いします。!!

昨日(25日)、球磨村渡地区区長の大原伸司さんが、ラジオ関西の番組で「PUSH!」の中の「つながる神戸から」というコーナーで出演されました。この番組は林真一郎さんと高橋守雄さん(ひょうごボランタリープラザ所長)が担当する番組で、一般の社会ニュースもありますが、防災・減災の話が盛り込まれています。ラジオ関西の圏内で直接、球磨村の区長さんのお話を聞く機会はほとんどないと思われますので、昨日話された内容の要約ですが以下に紹介します。発災からまもなく2か月を迎えようとしていますが、厳しい被災者の様子が垣間見えます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*(まず7月4日の発災時の様子)「午前2時過ぎに、物凄い雨音で目が覚めた。村の防災行政無線が避難を呼びかける声が繰り返し、繰り返し聞こえてきた。これは緊急事態ではないか?と思った」。

*(大原さんの住まいは高台に位置していたので被害がなかったが)「隣にある公民館のカギを開け、住民が避難できるように準備した。高台なので浸水よりも山崩れを心配していた」。

*大原さんが住む球磨村渡地区の今は、「落ち着いているというか、静かだ。夜は真っ暗。何故かというと、ほとんどの方が元の家に戻っておらず、避難生活をしているから」。

*「球磨村の仮設住宅は約300戸を予定しているが、現在入居済みなのは48世帯ほど。9月の下旬もしくは10月上旬にはすべて完成する予定」。

*「役場に行って村長に会えば、区長としていろいろ提案したいことがあるが、役場の職員の40%が被災者であるので、思うようにいかない大変さは理解できる」。

*「被災者が今一番何に困っているのか?何を求めているのか?などを聞こうにも、とにかくコロナで避難所にも入れないので、被災者とコミュニケーションができない。被災者のニーズが集められないということが最大の課題!」

最後に(これからの課題は?という質問に対して
1、人口減少が心配。村の存続にかかわる。
2、今後の住まいのこと、暮らし再建のこと。
3、安全な土地とはどういうところなのか?移転も考えなければならないかも?
など不安が尽きない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上概ねこのような現状を話して下さいました。余談かも知れませんが、私が信頼するある大学の看護学科の教授が、「被災者が避難所や在宅で避難生活をされているときに、コミュニケーションがなくなることが健康悪化に大きく影響する」と言われたことを思い出します。引き続きご支援をお願いします。 (村井 雅清)

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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第46報

引き続き「POSKO支援」にご協力をお願いします。!!

 八代市坂本町に入っている増島智子からのレポートです。26日熊本県知事は定例記者会見で、球磨川の治水対策について「川辺川ダムも選択肢の一つ」と発言し、「ダムを含む多様な方策を検討した上で新たな決断をすると発言されました。にわかに「ダムありき!」という声も出ていますが、下記のレポートにあるように、球磨川と共に生きてきた人たちの声も受け止めて欲しいと思います。(村井 雅清)

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 ここ坂本町は球磨川沿いから谷合へ約90の集落があるそうです。熊本県八代から鹿児島県霧島までの区間を走る肥薩線、水害前はSLが走る風光明媚な景色が広がっています。
そして、球磨川が流れる坂本町には荒瀬ダムというダムがあったそうです。終戦後の電力供給不足を背景に発電目的として1955年に造られ、県内最古のダムでしたが、2010年から環境対策の一環としてダムの撤去の方向で動き出したのです。周辺住民も以前から放水による振動被害や洪水被害への不信感を持ち、約8年の歳月をかけて2010年にダムの撤去方針を示し、2012年から撤去工事が始まり、2年前2018年の展望台整備が終了したことでダムの撤去工事が終了となったのです。
その撤去によって、貝類の漁獲量が上昇し、ウナギも獲れるようになり、水生昆虫なども生息数を回復したそうです。

 住民さんもよく球磨川で子どもが小さい時にカヌーで遊んだり、泳いだりしていたことを話してくれます。自分が小さいころにケンカするのは川の中だったなどと懐かしそうに話してくれます。家の中に入ると川から涼やかな風が流れて、きっと夏には子どもたちが故郷帰ってきて、昼寝をしたり、スイカ割りをしたりする風景が思い浮かびます。これまでも急流を活かしてラフティングやカヌーなどが観光の目玉だったそうで、球磨川の流域の人たちにとって暮らしの一部だったことがよくわかります。

 秀岳館高校の生徒さんもボランティア活動後に川で汗を流していました。こういう風景が日常の中の至る所にあったんだなと思いました。先生がふと「この穏やかな川がね・・・・」といった言葉が忘れられません。
 今回の水害では、ダム建設の話も耳にすることもありますが、「ダムを造ってもどうなのかね。自然に謙虚に生きないと」という被災者の言葉が胸に残りました。
今後は治水対策などいろいろな議論がされると思いますが、暮らし再建に向けて、長期的に見守っていけたらと思います。 (増島智子)
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第47報 

引き続き「POSKO支援」にご協力をお願いします。!!

 かなり早い時期から、八代市坂本町の被災地に入ってボランティアをされてきた「コミサポひろしま」(本部・広島)をPOSKOの一つとして財政的支援をしたいと思います。みなさん、是非応援して下さい。コミサポひろしまが坂本町で活動されている様子が、昨日の増島智子から送られてきた下記のレポートに紹介されています。(村井 雅清)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 少し涼しい風が朝夕吹き始めている熊本ですが、日中はまだまだ容赦ない日差しが照り付けています。
 コミサポひろしまのみなさんと入っている現場は、まだまだ家財の搬出や泥出しが終わっていません。その後、再生できない個所は床や壁、天井を剥いだり、釘を抜いたり、床下の根太や大引きを清掃・ブラッシング・消毒・養生シートを張ったり、これ以上家が傷まないようにしたりとやることは山積みです。そんな現場で、以前紹介した秀岳館の高校生やボランティアさんだけでは、手が足らず、コミサポメンバーが1人、2人で対応している家屋もあります。本当なら10人以上で仕事をする現場でも人手不足のために1人2人でも入るだけで進み方は全然違います。家財を出した後は、床やサッシなどの拭き掃除など力仕事の苦手な女性でもやることはたくさんあります。住民さんとのお話などの交流も大切な活動の一つです。ぜひ、女性の方も参加してみませんか?

 そして、住民さんの動線づくり、居場所づくりのために、コンパネをひいて小ぎれいにします。やっている私たちも、「もう住めそうだよね。お父さんの喜ぶ顔をみたいね。」など泥だらけだった家屋が少しずつきれいになっていく姿をみるとうれしくなってきます。被災者の方が、3日ぶりに来て家の中をみると「わぁキレイにしてくれてありがとう!もう寝れるよ!」と嬉しそうに話してくれました。いまは、被災を受けたことで書類の申請が忙しいようで、「初めてのことだからわからないことがいっぱいだよ。」と言っておられました。
 そしてお隣に住んでいる方は、家の再生の様子をみて、「こんな養生をするんですね。ちゃんと消毒もしないといけないんだ。参考にします」と言ってくれました。少しずつ再建への道筋が見えてくると被災者の顔が柔らくなります。あきらめかけていた再建もボランティアの手によって、泥がなくなり、柱の一つ一つがきれいになっていくさまを見ていると、再建をあきらめかけていた気持ちが一筋の光に照らされて、「よっし、もう一度再建してみようか!」という気持ちになります。コミサポひろしまは代表の小玉さんを中心に地元の人には「ずっと長期で私たちを支えてくれる人たちです」と信頼は絶大です。少ないメンバーでも丁寧に被災者に寄り添いながら、毎日活動に汗を流しています。ぜひ、みなさん応援よろしくお願いします!!
(増島智子)
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第48報

二拠点生活はPOSKOの第1歩!!

 8月27日付熊本日日新聞で、「ダムありきではない抜本的な治水対策を求める意見や、ダム緊急放流を不安視する声が相次いだ。」と報じている。また同紙8月28日付「「安心」のみ込んだ濁流」記事では、「今回の豪雨は1965年の流量を上回った可能性が高い。川辺川ダムがあれば被害は抑えられたかもしれないが、ゼロにはならない。」「地域ごとに最も大きく水害に影響した原因を見極めた上で、優先順位を付けて対策を急ぐ必要がある」と熊本大学大学院先端科学研究部 大本照憲教授は指摘している。
そもそも河川の多い日本の国土を考えると、山や川とどうつきあうのかという壮大な課題と徹底して向き合う必要があったはず。すでに2006年には国交省が、「川は溢れるものだ」と警告を流し、流域の総合治水を呼びかけていた。

 ところで6月30日、環境相と防災担当相が、気候変動リスクを踏まえた防災・減災戦略をまとめた。その時に、「自然の地形など地域の特性を生かした「適応復興」という新たな概念を示し、国の防災政策に反映していくことを目指すと発表した。(毎日新聞、2020・8・25)両相が言う「適応復興」とは、「被害を最小限にする『災害をいなす』発想を持ち、災害後はすぐに地域の復興に取りかかれる『すぐに興す社会』を目指したいということのようだ。同紙によると、山梨大学地域防災の専門家である秦康範准教授が「近年の豪雨災害では、想定を上回る高さの浸水被害が起きることも少なくない。このため今回の戦略では、被災地の復興の際には地域の特性を把握し、リスクが高い土地には人を住まわせないような移転を促進し新規の開発を抑制する施策や、自然の性質を生かした防災対策などで被害を軽減していくことを提言した」と紹介している。
要は山や川と向き合い、伝統技術(霞提や輪中、遊水池など)を生かし、自然との折り合いをつけながら、復興の過程においてはあくまでも地域の特性を生かした、レジリエント(しなやかな回復力)な地域コミュニティを軸に再生するということだろう。

 こうした復興の考え方を、「20207月豪雨災害」の被災地に当てはめると、防災・減災の為にはハード対策だけでは対応できないことは誰もが認識し、まずその地域に住む人のことを最優先に考えなければならないということだ。つまり、人と自然との共生社会を創造しなければ災害を「いなす」ことはできない。今、一時的に被災者の多くは避難所もしくは仮設住宅に住んでいる。やがて多くの被災者は災害公営復興住宅に移るか、元の被災地で自宅を再建するかのどちらかである。前述の指摘のように「リスクが高い土地には人を住まわせないような移転を促進し」と言っても、自然の恵みを受け、長年住み慣れ、先祖の墓を守ってきた土地には、離れられない愛着もある。ならば、私は行政に「二拠点生活」を促進せよよと提案したい。二拠点生活というのは、災害で新たな土地に住むことになっても、愛着のある元の土地にも、週に一~二度は戻って住んでもよいとする制度だ。リスクを回避して安全第一にとは理解できるが、安心して暮らせるという住まい方を支えることも必要ではないかと思う。POSKOはその第一歩とも言える。 (村井雅清)

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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第49報

「2020年7月豪雨・被災地の現場から(第3回)」オンライン会議報告NO1

昨日30日当NGOと姉妹NGOであるCODE海外災害援助市民センターの主催で、「2020年7月豪雨・被災地の現場から(第3回)」オンライン会議が開催されました。
 今回のゲストスピーチは、球磨村神瀬に住む大谷知広さん、水俣市内に拠点をおいて芦北町、八代市坂本町、球磨村、人吉と熊本県全体を見ている谷洋一さん(ほたるの家)、そしてやっと8月中旬に球磨川流域が全線開通となった八代市坂本町の広域被災地を発災直後から支援されている「コミサポひろしま」の増田勇希さんの3人から、発災後2か月を迎えようとする被災地および被災者の厳しい状況を各々の立場でご報告頂きました。
 新型コロナウイルス感染症下での自然災害として近年例を見ない大規模広域かつ複合災害となった「2020年7月豪雨災害」の検証を意識しながら、次の復興というステージに向けての取り組みが大切であることを3回に分けて報告します。

 まず3人は各々、発災直後の被災状況を写真や動画を使って説明して下さいました。すでにみなさんもテレビやネットで見てきた映像ではあろうかと思いますが、ほとんどの被災家屋が1階屋根をすっぽり浸かる浸水もしくは2階屋根を越える浸水被害になったというものです。映像を通して痛感させられることは、まさに命からがら逃げ伸びたという未明の午前2時頃から午後9時頃までのピーク時までの時間と被災者に想像を絶する絶望感と恐怖感が襲ってきた時間、空間であったことをあらためて知ることになりました。
 まず球磨村の状況については、神瀬に住んでおられる元地域おこし協力隊の大谷さんは、長く通行禁止状態が続いていた道路も一応開通したにもかかわらず、被災者が今も分散避難を強いられている数カ所の避難所の中で、旧多良木高校避難所の状況を報告して下さいました。災害前まで住まわれていた神瀬から同避難所に行くのに車で1時間半もかかるそうです。同時に避難所はすべて間仕切りをしているものの両隣り、後ろの方とはくっついており、一人畳一枚半ほどのスペースで暮らしていると。食事をはじめいろいろな制限があるため、毎朝ラジオ体操をする以外はほんとんどの被災者は一日中その狭い空間で過ごすという日々が続いているとのこと。コロナによる感染や食中毒を懸念して、炊き出しは一切なく、その他の野菜類や果物類までも食することができないという制約下での避難生活は、とっくに心身共に疲労の限界を越えていることは想像に難くないことでした。

 ただ私は、実に様々な厳しい現状の中でも、災害前まで住んでいた自然豊かな土地から、避難所まで1時間半もかかるというこの距離は、実距離より以上にどんどん、心が無理やりその知から離されていくことが、もっとも辛い、耐えがたい状況だろうと思いました。
 その上、「見たくない!」という気持ちと葛藤した後、やっとの思いで元の住まいの惨状を見た時に、追い打ちをかけるように、その心の距離が引き裂かれるだろうと思うのです。   
これまでの被災地ならば、泥が入り、浸水で大切な仏壇や電化製品家などの家財道具、がひっくり返っている惨状の中でも、ボランティアが泥まみれ、汗まみれになりながら一心不乱に片付けをしている姿を見て、被災者は「心が洗われるような気持ち」になり、勇気や元気を貰うという光景が各地で見られてきたのですが、今回かコロナ禍の影響でほとんどボランティアを目にすることはないのです。これほど厳しい災害はここ近年遭遇することはなかったでしょう。今回の災害は、これほど悲惨な災害であることを私たちはあらためて受け止めなければならないと思います。第48号でお伝えした「二拠点生活」が必要な理由はここにもあるのです。

引き続きご支援をお願いします。―次に続く。
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