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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース

 

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第50報

「2020年7月豪雨・被災地の現場から(第3回)」オンライン会議報告NO2

さて今日9月1日は防災の日ですが、猛暑が続く「2020年7月豪雨災害」の被災地ではどういう気持ちで9月1日を迎えているでしょうか。
さて昨日に続いて「2020年7月豪雨・被災地の現場から(第3回)」オンライン会議報告NO2を配信させて頂きます。

 NO2の報告は、災害直後の早い段階から八代市坂本町に入り、支援活動をされている「コミサポひろしま」の増田勇希さんからです。増田さんたちは、被災地の「チーム桃ちゃん」というママさんたちチームが展開している炊き出し活動や物資配布などのサポートをしています。一方で小玉代表をチームリーダーに、地元の高校生たちの応援も受け、浸水した被災家屋の“洗い”を、丁寧に丁寧にされています。私事で恐縮ですが、以前「洗い屋」という仕事をしていたことがあるので、「コミサポひろしま」のやることは、洗い屋を思い出すような仕事です。というより泥水の被った家屋の清掃ですから、平時における古民家の洗いとは何倍も大変だということが想像できます。「清掃」とか「片付け」とかを越えた作業です。こうした丁寧な作業なので、一度は再建をあきらめた被災者が、もう一度頑張って見ようと希望を見出すことができるのだろうと痛感します。コミサポ広島の増田さんが強調されていたのは、「再建するか、解体するか」と迷っていたいる人たちが、帰って来れる場所をどう作れるか?」ということが最大の課題ですとおっしゃいました。まさに「コミサポひろしま」もPOSKOですが、POSKOのKOは、コミュニケーションとかコーポレーションという意味もあります。コーポレーションとは、「株式会社」とか「法人」を示す言葉ですが、ここでは共同事業体のようなイメージです。増田さんが強調された「地域の再生」というのは、いわゆるコミュニケーションのつなぎ直しであると思われます。そのつなぐ役割を担うのがボランティアであることをコミサポひろしまは実践しています。

 今後、復興というステージに移行していく中で、地域再生の核となる「坂本地区住民自治協議会」(坂本町には74自治会、27市政協力員、8振興区など複雑にあり、役割によって中心なる担い手が異なるようです。)が鍵を握ることになりますが、コミサポひろしまなど外部支援者と地元の団体との連携が不可欠になるでしょう。余談ですが、「洗い屋」というのは、ただ家屋を新品のように磨き上げるだけではなく、長年そこの住人が大事にしていた例えば「床の間」とか、あるいは子ども成長を刻んだ「柱の傷」とか、じいちゃん・ばぁちゃんとお茶のみをした「縁側」とか、生活の歴史を洗い直すという意味合いもあると思います。 (次に続く、村井雅清)

〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1000㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

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*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第51報

「2020年7月豪雨・被災地の現場から(第3回)」オンライン会議報告NO3

 猛暑が続く中で、台風9号、10号と続いています。9号は、今晩九州西北をかすめるように北上するようです。佐賀、長崎辺りへの影響が心配されます。続いて台風10号も大型で、2年前の西日本を襲った台風と同じ進路かもという心配な予測がされています。
さて昨日に続いて「2020年7月豪雨・被災地の現場から(第3回)」オンライン会議報告NO3を配信させて頂きます。

 第3回は水俣の谷洋一さんからの報告です。本レポートでも度々紹介して来ましたが、谷さんは、1970年代に水俣に入り、以後50年になりますが、水俣病事件の被災者支援とアジアを中心とした水銀中毒被災者との連帯や水銀条約に関する提言活動など、水俣に住みながら、被害者と共に闘ってこられた第一人者です。加えてこれまでにも「水俣市宝川内集地区土砂災害(2003)や熊本地震(2016)の時にも支援活動をされていますが、そもそも水俣病被害者の日常支援をしているため、災害の事前・事後には安否確認や見守りは日常の延長でもある活動なのです。今回の「2020年7月豪雨災害」においても、谷さんが住む芦北町津奈木での土砂災害や女島集落での被害など、地元の被害もありながらも、八代市坂本町、熊本県人吉市内、球磨郡球磨村などの被災地全域を見守って来られてきました。

 今回の報告で、印象的だったのは、球磨川流域で長く孤立していた芦北町白石や小口などの支援を早くから続けており、1971年の球磨川の氾濫の苦い経験をもとに、白石、小口などは2段階のかさ上げをしていたにもかかわらず、今回はそれを上回る水量だったために被害を受けたと、対岸からその2段階かさ上げがはっきりと分かる写真を紹介しながら説明してくれたことです。恥ずかしながら私は一緒に回っていて、谷さんから説明を受けるまではそのことに気づいていませんでした。さすがに水俣病の解明にも尽力されてきた豊富な経験が、こういう時にも自然にでてくるところが、すばらしいなぁと感心していました。私事で恐縮ですが谷さんとは50年来のお付き合いをさせて頂いてきましたが、今回の被災地視察にも大きなお力添えを頂いています。(POSKOの一つとしてご支援もさせて頂いています)。
 そして球磨川による自然の恵みの一つである鮎との共生が暮らしの一部であることが、白石集落を訪問した時に被害家屋の入り口に鮎を捕獲するための投網が干されていたのを教えてくれました。こうして谷さんと歩いていると、自然と暮らしの一体化がよくわかります。貴重な経験をさせて頂きました。

 谷さんが、最後に強調されていたことは、防災・減災に関する取り組みは行政区を越えて行わなければならないということでした。芦北町と球磨村は隣接しているので、お互いに何事においても協力関係を築いておくことが大事だということでした。このことも、要は生活文化圏を考えると、普段の交易が住んでいる行政区ではなく、隣の行政区であるということも少なくないということを考慮しなければならないということでしょう。今回被災を受けた大分県中津江村も、普段の生活圏は隣の熊本県小国町などだとのことでした。従って県外ボランティアが被災地にはいるのは許されないというのは、被災地によって現実的ではないということが容易に判断できることです。
今後の課題にして欲しいと願うばかりです。
(村井雅清)

〈〈緊急のお願いです!!〉〉
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第52報

 大型で強い特別警報級の台風10号は、昨日午後9時ごろには沖縄・南大東島辺りから北北西に進んでおり、今晩(6日)夜には鹿児島に上陸するだろうと言われています。

 被災地球磨村の様子を午前8時頃に尋ねたところ、渡の島田・峯地区区長大原さんから次のような第1報が届きました。
「おはようございます。 降ったり止んだりですね。
不気味な静けさ、午前中に保育園を開けて準備をします。
うちの隣の公民館も開放します。
村役場が放送している避難所は、多良木高校と一勝地地区なので峯や島田の人たちは遠いですね。」ということで、大原さんがお世話をしている島田・峯地区のみなさんは、公民館か高台にある保育園に避難することになるようです。とにかく早期の避難を願うところです。
台風10号は、5000人以上の命を奪った伊勢湾台風級(1959)の強い台風だとのことです。ほんとうに心配ですが、7月の球磨川の氾濫による豪雨災害後の復旧すらままならない中で、この上この台風が襲うと、もうやるせないという思いが強くなるばかりです。被害が軽微に終わることを祈るばかりです。

 私は8日、3度目の熊本入りをします。新たなPOSKOとつながりましたのでお米などを届けに参ります。ただ、台風10号の傷跡がどの程度残るのか心配で、高速道路の通行不可や国道219号線の通行止めなどが再び行われる可能性が大です。
 そして、今最も気がかりなのが、在宅避難の方々の健康被害です。すでに報道でも紹介されていますが、クーラーもない、カビだらけの自宅で暮らしている被災者が少なくありません。障害を持っておられる方々は、避難所での集団生活を敬遠される方もおられます。避難所で貰ったお弁当を夜に半分、翌朝に半分食べ、昼は抜くという生活の方も報道されていました。とにかく行政が徹底したローラー作戦で、取り残されている被災者を救助して欲しいと思います。ボランティアでは限界なのです。
(村井雅清)

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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第53報

 台風10号では、椎葉村で4名の方が行方不明になり、一刻も早く見つかることを祈るばかりです。復旧活動の最中被災地では、大きな被害の報告はないようですが、被害の状況を各地で確認しながら復旧活動が再開される見通しです。
熊本県に派遣されていた増島は一旦神戸に戻りました。明日からは村井顧問が神戸を出発し、明後日から球磨村などに入ります。以下、増島の報告です。

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水害後、2ヶ月近く経った神瀬保育園に久しぶりに子どもたちの笑い声が響き渡りました。当センターがPOSKO支援をしている「チーム神瀬」が関わっている会に参加させてもらいました。
被災後、みなさん着の身着のまま親戚の家や避難所などバラバラになった神瀬の子どもたちとそのママさんたちが久しぶりに顔を合わせました。神瀬保育園は避難所となり子どもたちが遊ぶスペースがありません。そこで、多目的センターとなっている旧神瀬小学校(ここも被災しています)の2階の図書室が子どもたちの遊び場となりました。仮設や親せきの家、避難所などで過ごす子どもたちは、思いっきり体を動かすこともできずにストレスをためています。公園や学校のグラウンドなどは仮設や災害によって搬出された家財や土砂などの仮置き場となっていて、遊びに行こうとしてもコロナでなかなか遊びに行けない状況で子どもたちのストレスは大きくなっています。
お母さん方も、これからどうしていいかわからないというのが本音です。
「これからどう考えたらいんですか?」とこちらも答えに窮するような、質問があります。
水害後、子どもが少し不安定になっているという心配もあるそうです。お母さんたちは、「役場に行っても、毎回言うことが違う。」、「仮設は7人家族で3Kの部屋」「家電製品はクーラーとガスコンロ以外ないので、もらったりしてそろえた」「今後は、村がどうするか方針をみてから考える。」「こんなにしてもらっているから、いろいろ言えないし。」「仮設の人は避難所にきた物資をもらえない。」「いままでのところも水に浸かっていたし、高台も今度は土砂崩れが怖いし。」など心配は尽きません。
久しぶりに会った子どもたちの笑顔をみながら、大人も自然に笑みがこぼれます。神瀬で生まれた時から、保育園、小中高までいつも一緒で子どもたちも、親も大きな家族のようで、他の子どもたちも叱っていたそうです。子ども同士も小さな頃から一緒なので、ぜんぜん気をつかわず、自然体で遊んでいます。小さな子はお姉さんやお兄ちゃんが慣れた手つきで面倒を見ています。なんだか、故郷の家族を見ているようでした。
「チーム神瀬」は今後、被災してばらばらになってしまった地域の人が集まり、安心して過ごせる時間と場所を提供していきます。みなさんぜひ、応援して下さい!

注:ブログ添付の写真にある、子どもたちが水浴びをしている四角いプールは水害当時高台にある神瀬保育園からプールを浮かべて、47人の住民を救出したものだそうです。
(増島 智子)
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第54報

 台風10号により、鹿児島県や長崎県を中心に約7万戸(8日11時現在)が停電をしており、避難先の民家で発電機による一酸化炭素中毒の疑いのある犠牲者が出てしまいました。長引く停電により、熱中症などの関連死も心配です。安全なところに避難し、一日も早い復旧を願わずにはいられません。
今日、村井顧問が神戸を出発し、明日から球磨村などに入ります。以下、増島の報告です。

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今回の滞在中では、コミサポひろしまのみなさんと一緒に坂本町での家屋の再生のお手伝いをさせて頂きました。一階はほぼ被災し、2階の床上までも被災しているお宅もあります。秀岳館の高校生は毎日のように来てくれて、泥出しや土壁を取り除いたり、清掃したりと頼れる存在でした。
 私も、Mさん宅を毎日お邪魔して清掃活動を続けていました。そこへ、熊本地震の時に西原村で一緒に活動していた軽トラ部隊の森田さんがお手伝いに来てくれました。コミサポひろしまにもなんと一緒に軽トラ部隊で活動していたボランティア仲間の田中さんがおられ、久しぶりの再会を果たせたようです。
そして、森田さんと一緒にMさん宅へ。Mさんも病院に通いながら、家の様子を見に来ています。毎日少しずつきれいになっていく自宅を見ながら、「どんどんきれいになって、こんな幸せなことはないよ」となんとうれしい言葉でしょう。この日は、ボランティアセンターからも女性数名が参加してみるみるきれいになっていきます。泥だらけ、埃だらけの床やむき出しになった床下の根太などをたわしのようなものでブラッシングをして、雑巾で噴き上げて、消毒をしたり、きれいになったところを汚さないように養生したりと毎日少しずつですが、家を再生していきます。木材に入り込んだ泥は拭いても拭いても埃が湧いてきます。それでも何度も何度も拭き上げていきます。とても根気のいる作業です。
 それでもきれいになっていく柱や梁をみているとこちらもうれしくなります。本当に水害の後は地道な根気のいる作業が長く続きます。

 そんな中、人吉市内にあるPOSKOにお米などの物資をお届けしてきました。「お米はとても喜ばれます。ちょうど無くなりかけていたので、これで少し助かります」と、とても喜んでもらえました。また、Sonotas株式会社様からご提供頂いた、ハンドクリームなどもお届けさせて頂きました。水害後の片付けで荒れた手を潤してくれます。天然製油からできたクリームはこちらも好評です。
 元教師の女性たちが手探りで始めた物資拠点POSKOを通して、在宅避難者へサポートをしています。災害後に避難所にもいかずに、お風呂場に椅子を並べただけで、在宅避難をしていた男性に出会い、ずっとその方の支援をしています。「お弁当は避難所でもらえるよ!」などの情報も伝えています。彼女たちは「とにかく情報が欲しい!」と、被災して停電して、家電もない中で、ネットや携帯もつながらず、高齢者はなおのことを、紙で情報がほしいと訴えていました。取りこぼされそうな被災者に寄り添いながら、こちらでも被災家屋の再生を考えているそうです。また、障害のある子どもたちへの支援も何かできないかと検討しているそうです。

 水害では本当に気の遠くなるような地味で根気のいる作業が延々と続きます。それに加えて、様々な補償制度の手続きなど、時に心折れそうになる被災者一人ひとりに、ボランティアが丁寧に寄り添っています。これからもどうか息の長いご支援をよろしくお願いします。
(増島 智子)
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第55報

 発災から2ヶ月を過ぎた被災地では復旧作業が進む中、被災者のみなさんは様々な補償などの書類申請といった事務手続きを行わなくてはなりません。災害を受けたショックと煩雑な手続きに心が折れそうになります。ボランティアが圧倒的に少ない中で、被災者の疲労の色も濃くなります。報告にもあるように、被災者に希望を持ってもらえるような寄り添いが求められます。
昨日、村井顧問が3度目の派遣として現地入りしました。9日は水俣ほたるの家の谷さんに招かれ以下のような会議に参加させてもらいました。以下、村井の報告です。

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 昨日9日、熊本県芦北町で第5回熊本豪雨災害被災者支援連絡会議(芦北・水俣地域)が開かれました。参加者の中には50年来の水俣病とのつながりが背景にもあることから伝えることも多いので報告を3回に分けて行います。いきなり私ごとで恐縮ですが、水俣病のことをテレビで見て知り、1971年に初めて水俣に入り、以後神戸で水俣病被害者の支援活動を始めます。やがて被害者は裁判や東京にある株式会社チッソ本社での救済を求めての交渉が続く中、漁業が中心ですが、被害者は甘夏ミカン栽培にも関わっています。その「水俣の甘夏」を神戸に産直し、神戸はじめ周辺に住む協力者に買って貰って、その収益を水俣に還元するという支援を続けて40年を超えます。この会議に甘夏生産者の家族4人が参加して下さったのです。「津
奈木甘夏生産者の会」の方々です。「村井さんが来られると聞いたので会いに来ました」と言われたのですが、山崩れによる土砂災害の危険性のあるこの豪雨災害の被災者でもありました。

 会議の参加者は、事業が出来なくなった方や小学校の先生および市会・町会議員さんなど約10数名が集い、本ニュースでも何度も紹介してきた谷さんの進行で始まりました。自己紹介から進行されるのですが、被災者で事業が出来なくなったというTさんが、静かに語りだしたのです。「なんもかも泥水に流され、未遂に終わったけど、一度は死のうと思い自殺をした」と。従来のグループ補助金を拡充・柔軟にした「なりわい再建支援補助金」という中小・小規模事業者への救済制度があります。Tさんは「再建のために少しでも援助をしてくれると再建しようと頑張れるのですが、役所の手続きの大変さで、やる気が萎えてしまいそうになるのです」と。ほんとうにいつも感じることですが、もっと被災者に寄り添った対応が出来ないものかと、腹立たしい限りです。
つづく…
(村井雅清)
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事務所には、みなさまの心のこもったお米が、姫路市や東京などから届いています。まだまだお米を募集していますので、どうぞご協力お願いします。

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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第56報

 9月10日は、2015年の関東・東北豪雨から5年の日でした。当時、鬼怒川の堤防が決壊する映像をみて、衝撃を受けたことを思い出します。現在当センターが、POSKO支援をしている熊本県の坂本町で活動してるコミサポひろしまの小玉さんと茨城県の常総市に入り支援活動を行いました。常総市では、市の約3分の1が浸水し、5千棟以上が全半壊し、指定避難所や福祉避難所も浸水してしまいました。今回呼びかけさせて頂いているお米支援ではその時のご縁で、地元の保健師の方や社会福祉協議会の関係者の方にもお米をご提供頂きました。
 大変な状況を乗り越えてきたみなさんですが、こうして、被災地から被災地へとバトンがつながれていることに感謝致します。

村井顧問の現地レポートの続きを以下に紹介致します。       (増島 智子)

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 昨日に続いて報告Ⅱです。会議に参加されていた議員も、やはり本人申請主義について、「行政は何故もっと被災者の立場に寄り添えられないのか!」と声を荒げていました。私も毎回の災害で、この制度はなんとかならないのかと思うことです。被災者は役所に足を運ぶごとに、心が折れるのです。そして最後はあきらめるのです。会議では「罹災証明を取得することすらあきらめる被災者がいるのです」という衝撃的な事例も報告されました。このように災害で被害を受け、行政手続きでも災難に遭うと言う被災者が少なくないのが浮かび上がってきます。児童虐待が続く深刻な社会情勢の中で、一定の条件付きで代理人申請が認められています。支援者は根気よく代理人申請を認めさせることが大切なのではないでしょうか?

私からは、この7月豪雨災害での取り組みとして、「POSKO支援」を報告しました。ボランティアは熊本県内に限るとされているために、ならば県外ボランティアとして出来ることはないだろうかと考えた結果の支援アイデアです。また後ほどこのレポートでも紹介しますが、POSKOを訪ねてお話を聞かせて頂いていると、涙、涙の人と人のつながりを感じます。この話はまた後ほどのレポートを楽しみにしておいて下さい。では明日は芦北町での連絡会議の報告の第3回です。         つづく…
                      (村井雅清)
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〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1300㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。

【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。
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*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
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※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
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 被災地NGO恊働センター
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 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第57報

 9月11日、2011年3月11日東日本大震災から9年と半年が経ちました。被災地では
新しい街並みができていますが、人はまばらです。今年はそれに加え新型コロナウィルスの影響により、お盆の帰省や秋祭りなども中止が相次ぎ、被災地の人たちは寂しい夏を過ごしています。くらしの再建にはまだまだ時間がかかります。

今回の九州豪雨の被災地では、復旧作業が続くなか、被災者の人たちは様々な行政手続きを行っています。煩雑な手続きは被災者の疲れた心に追い打ちをかけます。当センターのレポートをみた東日本大震災の被災者の方が、「私たちの時もそうだったよ。行政の窓口で言うことがコロコロ変わり、書類が足りないとやり直し、まだ同じようなことが繰り返されているのね。なかなか変わらないのね。」と憤りを隠せません。素人の市民にはかなりハードルが高いので、レポートにあるように、弁護士会などの事務手続きをサポートするボランティアが必要だとつくづく感じます。今後は被災者のみなさんに一つでも多い選択肢を提供し、ゆっくり時間をかけてくらしの再建について考えられるような環境整備をしていきたいです。


村井顧問の現地レポートの続きを以下に紹介致します。 (増島 智子)

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 第5回熊本豪雨災害被災者支援連絡会議(水俣・芦北)の報告Ⅲです。まずその前に昨日の報告Ⅱで話題になった申請書類の複雑さで罹災証明すらあきらめると言う件について、ちょうど10日付け人吉新聞の「豪雨災害悩み相談所」コーナーで扱っていました。「被災者生活再建支援金、応急修理制度、公費解体、仮設住宅など、各種の支援を受けることができるかどうかの判断基準となる重要なものです。」とのこと。ならば弁護士連合会が、相談を受けるだけでとどまらず、ほんとに困っている被災者には代理人として同行できるような仕組みを提案して欲しいと切に願います。

 さて、芦北町では女島に60戸、津奈木町に10戸の仮設住宅が建てられたと言う報告がありました。まだ10数世帯しか入居していないが、女島の仮設住宅には水俣病の被災者でもある人も入居しているので、谷さんたちは仮設住宅の見守りも始めていると報告がありました。私が7月にこの女島京泊地区に住む水俣病被災者に約50年ぶりにお会いした時に、その女性は「戦争、水俣病、そして今回の災害と、どうしてこんなに災難ばかりに遭わないとならんのかね?」と言っておられたことを思いだします。(熊本県下7市町村20団地のうち611戸の建設を予定)

 そして最後に私から「まだまだ大変ですがあきらめないで下さい。佐賀県武雄では、災害後に被災者に被ってくるいろいろな課題を一つ一つ丁寧に取り組み、解決を目指しています。今日持って来た資料にはその具体的な事例が書かれています。是非参考にして下さい。」と報告し、連絡会議は終わりました。それにしても、災害のたびにいつも憤りが出てきますが、何故被災者主体にコトが進まないのか、天を仰ぐばかりです。私たち支援者もあきらめてはならないと決意する次第です。これからもご支援をよろしくお願いします。
(村井雅清)
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〈〈緊急のお願いです!!〉〉
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第58報

 球磨村の神瀬地区では、「こうのせ再生委員会(仮)」が動き出したようです。この地区で実家が被災された友人からも報告を聞いています。人吉市内の避難所では、コロナの影響で各々の避難スペースからほとんど出ることはないそうです。避難所の中で顔を合わせるのは、一日3回の食事配布の時だけで、たまたま友人たちが再生委員会の案内をお知らせするために行った日、その時が避難所に入って初めてみんなで話をしたというのです。中には、平日は工事車両があるから交通の邪魔をしてはいけないと思い、日曜日などの休みの日にしか自宅に戻れないと誤解している被災者もいたそうです。2ヶ月も経って、同じ地区から同じ避難所にいてこの現状には少し驚きました。大きな家族のように生活していた神瀬地区の住民さんにとって、情報交換などの話をする時間や場が今後のくらし再建をしていくためにもとても大切な時間です。

村井顧問の現地レポートの続きを以下に紹介致します。 (増島 智子)

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 2020年7月豪雨災害から2ヶ月余りが過ぎ、被災者も支援者も災害直後の緊急対応期からステージが変わろうとしている。支援者はこれまでの物資の提供から、被災者に直接寄り添う、心のケアの大切さに気づく。被災者にとってはまだまだ次のステージには行けない方々も少なくないが、一方でバラバラに避難生活をしている被災者が「そろそろとにかく、お茶飲み会でも、炊き出し会でも何でんよかけん集まろう」という声が出てきた。球磨村神瀬集落では、そうした被災者の思いをいろいろな形でおしゃべりをしようということで「こうのせ再生委員会(仮)」がスタートした。未だ避難所で暮らす人や取り敢えず自宅に戻って暮らす人、親戚や故郷から遠く離れて暮らす人など、各々が複雑な思いで日々の暮らしを続けている。
こうした思いから仮称こうのせ再生委員会が始まったが、近況を少しずつ聞いていると、お互いが携帯の電話番号を知らなかったということから、「まず名簿と電話帖をつくろう」となった。誰もが住み慣れた場所に戻りたいと思っているでしょう。とにかく集まり、マスク越しでも顔を合わせて話すことから始めようと動き出した。この会は毎週土曜日に開かれる。こうした集まりの時に気軽に立ち寄ることができるようにと、みなさまからお預かりしたお米の一部を炊き出し用に寄贈してきました。今後ともよろしくお願いします。
(村井雅清)
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第59報 

 本支援ニュース第58号で「支援者はこれまでの物資の提供から、被災者に直接寄り添う、心のケアの大切さに気づく。」とお伝えしました。もう2か月が過ぎ、やはり被災児童もさまざまなトラウマを抱え込んでいるようです。当NGOがご支援しているPOSKOの一つ「球磨村復興協力隊」が、子どもの学習支援や一緒に遊ぶという活動をされているのですが、遊んでいると、時には吉幾三さんの『おら東京さ行くだ』の歌詞を換えて、「・・・・がね~、お金もね~」と物まね風に謡ったりするそうです。ショックだったとのこと。この歌詞の最後は、『おら、こんな村いやだ~』と続きますが、そこまでは謳わないのがせめてもの救いだと切なさを感じておられます。POSKOの責任者は、「子どもたちが将来、『球磨村が大好き!』と言って住めるように頑張りますとメッセージをくれました。

 さて私は今朝宮崎からのフェリーで帰神しました。今回もPOSKOのモニターと全国から集まったお米の配布が目的でした。今朝現地を発つ前に、また渡地区にある別のPOSKO「球磨村雲泉寺災害ボランティアグループ」の被災者見守りに同行させて貰いました。洗濯機と冷蔵庫もついでに届けさせて貰いました。そこは球磨村の鵜口という集落ですが、この豪雨災害で渡地区からの「さがら橋」が流されてなければ、国道219号線からもすぐに行ける地区ですが、その橋が流されたために、球磨村役場の対岸に位置する一勝地から大回りをして行かなければならないという大変不便なところになってしまいました。鵜口は24世帯72人が住まわれていて、被災を受けたのは8世帯です。

今日はその中の1軒にお邪魔しました。川の傍にあるので家は全壊で、昼間は家財道具などの掃除や片付けの為に毎日元の被災に遭った家に戻ってきているとのことでした。途中で鉄骨を組んで増築されたので3分の1は、そのおかげで鉄骨は流されなかったので、鉄骨に囲まれた空間に使える家財道具などを置き、お茶を飲んで休憩できるように小さなテーブルも置いて、昼間は生活されています。今、寝泊まりは人吉に住む娘さんの所にお世話になっているそうです。ご夫婦お二人での生活ですが、ほんとうに優しいお二人の暮らしを送っています。今、仮設住宅に入居できるのを待っておられます。それにしても、静かな、そして優しいお二人の振る舞いを見ていると、「よく2か月も、頑張られたなぁ~」とこみ上げる者がありました。ほんとうに被災者にも心のケアが必要です。まだまだ復興のステージには程遠い気がしますが、とりあえずまずは仮設住宅などに入って落ち着かれて「ホッ!」として頂きたいと願います。
 みなさん、まだまだです。引き続きご支援をよろしくお願いします。特にお米は大変喜ばれ重宝されています。まことに何度も何度も恐縮ですが、引き続きお米を集めていますのでよろしくお願いします。今晩から私と交代でスタッフ増島智子が現地入りします。
(村井雅清)

〈〈あつかましいお願いで恐縮ですが・・・・・・・!!〉〉
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第60報

 昨日レポートしました球磨村鵜口の被災者のことをもう少し紹介します。発災からもう2か月が過ぎたのですが、ご夫婦共に意外に疲れを感じさせない、どこかスッキリした表情だったのです。一つは、ご夫婦で前日にマッサージを受け、それまでパンパンに凝っていた肩や腰がスッキリしたというのが原因のようです。ご主人は慢性の腰痛持ちのようで、奥さん曰く「いつも腰が曲がっているのに、昨日マッサージを受けたためか今日は背筋が伸びているんです。私も普段疲れた顔をしているのに、スッキリしているでしょ!」と笑顔で話してくれました。実はそれはもう一つの環境の変化も重なったからだろうなと思いました。

昨日も紹介しましたが、仮設住宅への入居が決まったのです。もちろんこのことが大変大きな変化の一つだと思われます。加えて、奥さんが大変重要なことをおっしゃったのです。
「災害に遭ってから、避難所に行き、そしてその後娘が住むマンションに移り、そして今度は仮設に入る。今、毎日昼間はこの被害に遭った自宅の無残な姿を見ながら、片付け作業をしています。何故か生活環境が変わると、身体の状態が変わるのです。こういう体験は今までしたことがないですね」と。

 生活環境が変わると身体の調子も変わるというのは、よくあることだと思うのですが、どうも奥さんとご主人の話を聞いていると、この2か月間身体の方はかなりきつい筈なのですが、何か精神的な支えがあるような気がしてきたのです。もう公費解体を決意されたのですが、災害直後は使える物は使おうと水に浸かった家財道具を片付け、夕方になると避難所での食事を作らなければならないと、目まぐるしい毎日だったようです。避難所は家から山の上に3㎞もあがったところにあるのですが、そこに避難されている人たちの食事作りです。これを聞いた時は、「ほんとうに毎日、大変ですね!」ということなのですが、身体はきついけれど、とにかく後ろを振り返らず前を向いて進むというような気持ちでおられるんだなぁと感じさせられました。
よく言うところの「災害バネ」が働いている気がしましたね。そしてご夫婦が繰り返し言われたのが、「ボランティアさんにはほんとうに助けられました。災害直後の家の状態や道路の状態を見たら途方に暮れるばかりで、もう心も折れそうになるのですが、ボランティアさんのおかげで道路も片付け、家の前の倒れた木々も処理し、そして家の中に入った泥も除去し、家財道具を搬出しとみるみる内に片づいていくのを見て、ほんとうに元気が出てきたのです。ボランティアさんには感謝しても感謝しきれません。」という経験です。

このご夫婦のお話を聞いていると、ほんとうに被災者と一括りにしてはいけないと痛感させられました。二人とも、穏やかな話し方で、優しいふるまいを見ていると、「ほんとうに2か月もよく頑張って来られたなぁ」と涙ぐんだのですが、いろいろと学ばせて頂いた
ひとときでした。このお二人を何よりも支えたのは、きっとご夫婦の絆だったのだろうなぁといい心持ちになって、その場を後にしました。次、ここに来たらまた会いに来ようと思わせるお二人ですね!ありがとうございました。
(村井 雅清)

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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第61報

 先日来、当センターの頼政代表は大分での活動の合間に、熊本に行き、球磨村神瀬の「こうのせ再生委員会」のサポートや被災者の暮らし再建の相談事業のお手伝いをしています。以下のレポートのように、住まい再建に伴う暮らし全般の相談業務を開始しました。
(村井雅清)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
熊本・人吉での活動を開始します。
被災地NGO恊働センターでは、人吉市で令和2年7月豪雨災害をきっかけに立ち上がったアーキレスキュー人吉球磨のサポートを開始します。
アーキレスキュー人吉球磨→https://www.facebook.com/ARhitoyoshi
             (新しいウインドウで開きます)

 アーキレスキュー人吉球磨は、地元の建築士の方を代表に、熊本県内外の建築士、工務店、家屋の応急処置を得意とする災害系NPOが連携して活動する人吉球磨地域建築救援ネットワークです。ボランティアによる応急処置から建築士による無料相談、実際の修復に至る作業までをワンストップで行い、地域の復旧、復興を後押しします。

家の相談に来られた方々の中には、制度のことがわからない、お話相手が欲しいなど、必ずしも建築のご相談だけではない声も寄せられています。当センターでは、臨時のボランティアスタッフとして人吉出身の丸山を現地駐在員として派遣し、こうした方々からのご相談の対応をサポートし、生活支援中心に、被災者の住まいと暮らしを支える活動を実施していきます。今後は、生活支援に関する相談会なども検討していく予定です。引き続き、みなさまのご支援・ご協力をよろしくお願いします。
*なお、本事業は日本財団からの助成を受け活動を実施します。
                       (頼政良太)
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第62報 

 前回61報でお伝えしましたが、「アーキレスキュー人吉球磨」の活動が本格的に始動したようです。災害後に、住まいのことで被災者は悩まれるのですが、専門家の方々は「焦らないで・・・・」とよく言われますが、その理由が下記のレポートからよくわかりますね!(村井雅清)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 当センターでは、ボランティアスタッフ1名がアーキレスキュー人吉球磨でのサポートとして常駐し活動しています。
9月17日は、建築士の方々による相談に同行をさせていただきました。そのお宅は床上40cmほどの浸水でしたが、壁はまだ触っていないということでした。実際にお宅に訪問して拝見すると、壁の内側にある石膏ボードにカビが生えている状態でした。こうしたお宅は放っておくと、カビがどんどん繁殖し、健康被害につながることもあります。このお宅については、壁をはがしてカビを除去することをおすすめし、早速翌日から壁をはがすことにしたと連絡がありました。
また、別の方のお宅では、床上2mちかくの浸水があったそうですが、鉄骨構造であるために「半壊」判定だったそうです。不服申し立てをしてもう一度判定に来てもらったにもかかわらず、再び「半壊」の判定だったとのことで、もう諦めかけておられました。雑談も交えながら、やはり判定に納得がいかない時にはもう一度見に来てもらった方が良いのでは、というお話をさせていただきました。ずいぶん迷っておられましたが、どうしても納得がいかないということで、三度目の判定をお願いすることにしたと、後日連絡がありました。やはり、建築士の方のアドバイスであることも大きかったようです。
まだまだこのようなお宅がたくさんあり、対応が急務です。カビの繁殖は時間との勝負です。まだ壁をはがした方が良いということをご存知でない被災者の方もたくさんおられます。罹災証明の判定の壁で、家の再建を諦めている方もたくさんいらっしゃいます。こうした方々に一つひとつ丁寧に対応していくことが求められています。引き続き、アーキレスキュー人吉球磨のサポートを継続していきます。
*本事業は日本財団の助成を受けて実施しています。
(頼政良太)
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第63報

 私と交代で15日に八代市坂本町の現場で活動する増島智子よりレポートが来ましたので以下に紹介します。私も前回このMさん宅を見てきましたが、ボランティアがここまでするのか!と感動しました。ボランティアによって施主Mさんの気持ちを少しずつ奮い立たせた現場です。いつぞやのマスコミに「泥だしだけがボランティアですか?」なんて見出しがあって???だったのですが、「たかが泥だし、されど泥だし」ですね。 (村井雅清)

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 九州豪雨から2ヶ月と2週間も過ぎ、いまだ5000人以上の方が避難生活を続けています。15日からコミサポひろしまのみなさんが活動する坂本町に再び合流させてもらいました。前回に引き続き、Mさん邸の清掃に伺いました。
なんと1週間のブランクの間に、自宅の屋根裏部屋に秘密基地を作っていました!避難所から出たら、仮設には入らず、自宅のリフォームが終わるまで、自宅に住むそうです。「やっぱ、ここが一番落ち着く!」「仮設に入ってまたすぐ引っ越しするのも大変だし、家電を用意するのも大変なので。」と。

 今日は一日居住スペースを作っていました。埃まみれになりながら、Mさんはうれしそうに、「これで泊まれるようになったから、片付けも終わってすっーっとした」と。
大工さんの見積もりもできて、後は材料がそろえば、工事開始です。自宅にいながら自宅の再建を最後まで見届けたいです。
そして、コミサポのみなさんが坂本町で手掛けようとしている「おうち再生プロジェクト(仮)」も秀岳館のみなさんと歩みを進めようとしています。当センターでもこの夢と希望が盛りだくさんのプロジェクト応援します!
またSEMAを通じてエタノール17缶ご提供頂きました。ありがとうございました。
(増島智子)
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〈〈あつかましいお願いで恐縮ですが・・・・・・・!!〉〉
稲刈りが終わり、古米が残っている農家さんが、「被災者のために・・・・」と寄贈して下さるのか、有難いことにお米は引き続き集まっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。
お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。

【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。
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*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
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※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
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 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
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【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第64報

 9月上旬に日田市でNPO法人リエラ・天ヶ瀬温泉未来創造プロジェクトの2つの団体が拠点としている「てれっと広場」で、「てれっと会」が開かれました。
「てれっと」とは九州の言葉で、ぼ〜っとしているというような意味合いです。ゆっくり、のんびりと過ごすという意味合いを込めて拠点に名付けています。
てれっと会では、主に日田市の方々を中心にボランティアに関わってくれていた方や被災者の方など30名ほどが集まり、災害からの振り返りや、これからやりたいこと、などを話し合いました。特に女性の方の参加が多く、様々な想いを一人ひとり語っていきました。

 「ボランティアと聞いて力仕事はできないし、迷惑じゃないかと思っていたけど、実際に参加してみたら色々とできることがあって、躊躇していた自分を後悔して、これからできることをしていきたい」

 「70代になってはじめてボランティアに出会った。実際に被災地に行ってみたら何でんやることがあった。行ってみることがスタートだと思った」
「被災してから、いろんな壁があってとても大変な思いもあるんだけれど、今日ここに来てみて、こんなにたくさんの人が天ヶ瀬に想いを寄せてくれていることが改めてわかった。絶対に前向きに復興できると信じて進んでいきたい」など様々な意見が出ました。
こうした方々の想いをつなぎながら、復興へ向けて取り組みを進めていきたいと思います。
(頼政良太)
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 災害が発生すると、こうして初心者ボランティアが活躍します。25年前の阪神・淡路大震災で集まった137万人のボランティアの内、初心者ボランティアが7割もいたのです。そしてこのレポートのように、その初心者ボランティアが、「私でもできるんだ!」と覚醒します。ボランティアって、不思議な力です。 (村井雅清)

〈〈あつかましいお願いで恐縮ですが・・・・・・・!!〉〉
稲刈りが終わり、古米が残っている農家さんが、「被災者のために・・・・」と寄贈して下さるのか、有難いことにお米は引き続き集まっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第65報

 
昨日21日は、球磨村総合運動公園に設置された一番最初に完成した「ムービングハウスの仮設団地(33戸)と20日に鍵渡しのあった「(仮称)球磨村さくらドーム仮設団地」(ムービングハウス35戸、集会所1棟)を対象に、住民主体のBBQ大会が行われました。先の33戸は入居されて約1か月余りですが、この時期に住民主体のこうした食事会が催されるというのは、かなり珍しいことだと思います。今回の災害では、コロナによる感染防止のためにほとんどの避難所では炊き出しが不可能でしたが、仮設住宅に入居すると避難所とは違って、自粛を要請することができないようで、このように住民主体が実現したようです。しかも参加費を戴いての催しなので、素晴らしい取り組みだと思われます。これまでの被災地では、集会所や談話室などができ、仮設団地の世話人が決まり、少し落ち着いた頃に支援者による炊き出し会やお茶会などが開かれることはありましたが、住民主体というのは画期的なことです。

 球磨村渡地区の大原伸司区長も、担当の峯・島田集落の被災者も住まわれていることもあって、この催しに参加されました。大原さんは、入居されている被災者にイケア(IKEA)から寄贈された買い物バッグにお米をはじめ救援物資を詰め、クオカード(3000円相当)を加えて配られたようです。峯・島田の被災者も仮設住宅とはいえ、いよいよ暮らしの再建に向けて一歩を踏み出したのではないでしょうか。終の棲家がどうなるかという課題は残りますが、焦らず、じっくり将来のことを熟慮され、道筋を決められることを望むばかりです。みなさまから寄贈されたお米やマスクもこうしてお役に立てるということは嬉しい限りです。

 現在、建設に着手した761戸(21団地)の仮設住宅のうち、286戸(12団地)が完成したことになります。芦北町では、木造の芦北町女島ゆめもやい緑地仮設団地(50戸)が完成し、9月中旬には入居が始まっています。やがて残り10戸も完成するのですが、こちらは、水俣の谷さんのグループがサポートしています。丁度、今現地にいる増島智子が今日、谷さんとこの仮設を訪問し、みなさまから寄贈頂いたお米と25年前の阪神・淡路大震災から続けている「まけないぞう」というタオルを加工してつくる壁掛けタオルを配っています。この「まけないぞう」は主に東日本大震災の被災者が創られたものです。こうした救援物資が、被災者と顔の見えない人たちとつながることが大きな支えとなることを願って止みません。
(村井雅清)

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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第66報

 昨日のニュースでも紹介しましたが、水俣の谷さんと当センターのスタッフ増島智子と球磨村渡の区長大原さんの3人が、芦北町の仮設住宅を訪問されました。早速、谷さんからその報告が届いているので紹介します。 (村井雅清)

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近況報告
 本日、芦北町女島ゆめもやい仮設団地へ、神戸の被災地NGO協働センターメンバーと球磨村の渡地区の区長の方らと共に、お米などの支援物資を配布しながら、聞き取り調査をおこなってきました。女島仮設は9月16日から50戸の入居が始まり、10月末に10戸が建設中です。8割は入居済みですが、まだ引っ越しを終えていない方や被災した自宅の整理をしており、自宅との往復生活をしているとの方もいました。
間取りは1DK,2DK,3Kの3種類、家族人数で割り振られています。スロープのあるバリアフリーの住宅も6戸あり、車椅子の方などが入居していました。今回聞き取りができたのは20戸ほどですが、今後継続しながら、ニーズなどを探っていけたらと思います。
近隣の釜集落の方などは避難所暮らしから仮設に入り、落ち着けたとおっしゃる方もいる一方、芦北山間地や球磨川沿いの集落の方などは、まだ、場所にもなじめず、今後の不安を訴える方も多く、周辺に店もなく、アクセスなどに課題があると思います。多くの被災者は車の浸水、流失被害を受けており、保険などで買い替え進んではいますが、まだまだ、車のない方、免許を持っていたが高齢で返納された方もおり、通院、買い物など巡回ふれあいバスも運行しているのですが、慣れるまで大変かと思います。

 さて、ガスコンロとエアコン、食器などの日用品セットは準備されているのですが、電子レンジと加湿器は選択でその他は基本、自己調達となっているようです。今後助け合い支援事業も始まっていくのですが、車も含め家電などの購入に200万円かかったという方もいれば、年金暮らしでお金もなく、着るものにも困っている方もおり、今後のサポートが必要です。
被害の状況も全壊、床上浸水など居住困難な世帯もあれば、土砂災害のそばで、家自体の損傷は多くはないが、災害の危険性が高く長期避難を余儀なくされる方も多く、各々の被害状況にあった復興再生計画が必要です。集会場のみんなの家も建設されているのですが、集まりの予定もなく、地区の区長さんが巡回をされ、聞き取りを始めていますので、今後の交流の場づくりも必要です。聞き取りの詳細は今後まとめていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
水俣病被害者互助会 谷洋一
熊本県水俣市南福寺108 水俣ほたるの家気付
TEL/FAX 0966-63-8779
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第67報

 
球磨村の神瀬で村の再建をテーマに「こうのせ再生委員会」が開かれていることはすでに本ニュースでもお伝えしました。今、現地に入っている増島智子からレポートが届きましたので下記に紹介します。

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 神瀬地区では、被災者の方が集まって「こうのせ再生委員会」を毎週土曜日に開催しています。今回第4回(9/19)に参加させて頂きました。みなさん着の身着のまま、避難所や親戚宅などに避難をし、なかなか地元に戻ることもできない中、少しずつ参加者も増えて久しぶりの再会に笑顔もこぼれます。2ヶ月が過ぎてもなお土砂に覆われた家屋が散在し、心が折れそうになる中、みなさん想いを共有し気持ちを奮い立たせて、前を向こうとしています。
自己紹介では、みなさんそれぞれにいろいろな想いを話されます。印象的だったのは、

 「私の一番好きな食べ物はAさんの手作りこんにゃくです。」と生まれ育った神瀬の大きな家族の中で生活してきた言葉でした。他には、「みなし仮設のアパートにいても、寂しくて、神瀬に帰ってきたら我が家のようで毎日帰ってきます。また、神瀬に住めるようになりたい」。また別の住民さんは、「いまの風景をみて、寂しい今日この頃。子どもたちのためにも運動会をしたい!」と。住民さんは、時間の経過とともに現実を受け入れながら、一進一退の毎日を過ごしています。そして、「神瀬の地に立ってみると、生涯ここに住みたいな。柱だけになって立っている我が家をみてもやっぱりここがいいな」と・・・。
 神瀬出身で故郷に支援に帰ってきた人も「神瀬にいると落ち着く。ここに居させてくれてありがとう。故郷から離れている人も自分たちが帰るふるさとがどうなるか心配しています。県外にいる人たちをつないで、そのつながりを広げていきたい」とみなさん涙ながらに話してくれました。「最初にみたときはもう解体しかないと思っていたけれど、きれいになっていく家の様子をみて、また気持ちが変わってきた」という声をここでも聴くことができました。もちろん、ボランティアもきれいにした後に解体になっても、それはそれでいいですよと言葉をかけながら被災者にできるだけたくさんの選択肢を提示しながらやさしく寄り添っています。
「水害の後、周りを見ると心が折れそうになるけど、前向きにやっていきたい」と声を振り絞っていました。少しずつですが、我が家の泥がなくなり、柱が磨かれていくと再建への希望が見えてきます。どんなに酷い姿になった故郷でも生まれ育った土地への深い愛情を感じました。明日は21日行われた神瀬での炊き出しや足湯の風景を紹介します。
(増島智子)
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 25年前の阪神・淡路大震災当時、神戸市兵庫区の須佐野公園に拠点をおいて、当時私が所属していた「ちびくろ救援ぐるーぷ」とお互いに事務所をおいて活動していたKさんが、その後神戸で被災地障害者支援センターで活動し、やがて郷里の香川県に替えら農業をされているのですが、先日Mさんがお米を150㎏運んできてくれました。またコープこうべさんの「渦ヶ森店」の組合員さんからの60㎏を職員の方が持って来てくれたり、東日本大震災の被災者である釜石に住んでおられ、その後東京に移転したSさんの娘さんとそのお友達から70㎏を送ってきて下さったり・・・・と、みなさんが被災地を見守って下さっています。コロナで被災地に行けない人たちが、こうして被災者と「顔の見えない、でも思いは届く」関係を築いています
。これからもよろしくお願いします。
(村井雅清)

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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第68報

 一昨日のニュースで予告しましたように、今日は神瀬で行ったサロンについて報告します。先日連休の21日には、当センターがPOSKOとして支援をしている「神瀬コミュニティサロン」を運営している大谷さん(元地域おこし協力隊)が神瀬の民家をお借りして、「神瀬みんなでごはんプロジェクト~イタリアン編~」を開催しました。炊き出しとマッサージ、散髪、足湯などを行いました。炊き出しは地元の多良木高校炊き出し班のみなさんが“本格ピザ窯”で焼いたピザでした。参加された住民さんは「私ピザが大好きなの」と嬉しそうに足湯をしながら話してくれました。兵庫県尼崎から「いずみ太鼓・MOVE」の方も参加して、子どもが太鼓の練習ができなくなったという方と出会い、次回は太鼓を通じて交流が生まれそうです。
「再生委員会に参加して、今度は大谷さんに誘われて心の準備もできて緊張せずに今日は参加できたのよ。ちょうどお彼岸でお墓参りもできたし、今日は参加してよかった」と話してくれました。おいしい炊き出しにみなさん舌鼓を打っていました。
足湯では、「当日はみんなが避難してきた3日くらいお寺でみんなと避難していたの。今日はここでマッサージもしてもらって、背中が楽になった」と笑顔で話してくれました。
今後このような被災者の方が、気兼ねなく話せる場が各地で開催されると、被災者の人たちもきっと前向きになれると思いました。トラックが行きかい、時折砂塵が舞う中ではありましたが、「ホッ!」っとした空間を満喫させて頂いた一日でした。
(増島 智子)
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 これまでも本ニュースで大谷さんのことは紹介して来ました。神瀬の村営住宅に住まわれていて、被災者でもありますが発災以来、ボランティアとして忙しく活動されています。
今回紹介されている「神瀬コミュニティサロン」を始めたのは、被災者が避難所などから神瀬に被災家屋の片付けなどで戻って来られたときに、このサロンにフラッと立ち寄り、お互いが顔を見ながら懐かしくおしゃべりをして欲しいという願いからです。上記の増島によるレポートからも、大谷さんの思いが通じたということが手に取るように感じることができます。被災地に行くことができない人たちとも、こうした場を共有できれば嬉しいなぁという思いでいっぱいです。今後ともよろしくお願い致します。 (村井 雅清)

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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第69報

 以前にも水俣の谷さんから報告がありましたが、球磨村の渡地区長の大原さんと水俣の谷さんと3人で芦北町の女島ゆめもやい仮設団地にお米などの物資をお届けました。
芦北地域は、土砂崩れの個所が多く、11名が犠牲になり、1名が行方不明(8月20日現在)になっています。けれども、なかなか注目もされずにボランティアの関りも少ないのが現状です。
この仮設は、今月16日に鍵渡しが終わったばかり引っ越しして間もない仮設です。ただ今後この仮設は町営住宅にするようで、基礎もコンクリートで、部屋には床下収納と屋根裏収納もありました。木造で落ち着いた雰囲気の佇まいでした。住民のみなさん、まだまだ家の中を住み心地のいいように、品物を揃えたり、お手製の棚を作ったりされていました。谷さんからも報告があったように、同じ集落の人もいればそうではない人たちもいるので、コミュニティづくりはこれからです。

 みなさんから頂いたお米やSonotas株式会社様からご提供のハンドクリーム、まけないぞうをお渡ししながら、自宅の状況などをお聞きしました。住民の中には家屋に土砂が流入し、家財の搬出もできてないお宅もあると聞きました。また、家屋は被災していなけれど、周辺の土地が土砂崩れなど危険区域の指定を受けて、砂防ダムなどができるまでは自宅に戻れないという人もいます。「子どもたちは危ないから戻って欲しくないというが、やはり息子夫婦のところだと気をつかうので、元の家に戻りたい」と複雑な心境を吐露している人もいました。

 お米をお届けすると、「お米は助かります。あとはお漬物があればそれでいいものね。」「こんなにいろいろしてもらってありがたい。」と。まけないぞうをお渡しすると「まぁ、かわいい」とみなさん笑顔になってくれます。必要なものを聞くと、「朝晩涼しくなってきたからカーディガンとかほしいね。服も全部貰い物だから」と。翌日、谷さんが長袖の衣類を届けてくれました。
 
 また、バリアフリー住宅にお住いのご夫婦に話を聞くと、旦那さんは水害前から近所のお年寄りを買い物や病院などに連れて行くボランティアをしているという話が聞けました。自らも透析を受けながら、普段からお年寄りもお世話をしていたそうです。今回の水害では行政などに対していろいろストレスが溜まっていたようで、吐き出すように話をしてくれました。お米を手渡すと、涙ながらに「こんなにしてもらって、ありがたいです。またいつでも遊びに来てください」と・・・。なかなか想いを吐き出せる場がなく、この2ヶ月ストレスを抱えたまま生活をしていることを感じました。

 これからの季節、こたつ布団や、冬物の洋服、暖房器具が必要そうでした。立地も歩いて行ける範囲には何もなく、買い物や通院には車か巡回バスが必要で、今後移動販売などもあると住民の方は助かるなと思いました。今後も、谷さんたちと連携しながら見守り活動をできたらと思います。
(増島智子)

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 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
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【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第70報

 先日、球磨郡球磨村渡地区にある総合運動公園の一角に設置され、鍵渡しが9月20日から始まった「さくらドーム仮設住宅」で、焼きだしなどのイベントがありました。当NGOがご支援させて頂ている渡(島田・峯)地区の区長をしておられる大原伸司さんも参加され、島田地区からこの仮設住宅に入居されたお二人の被災者にお米やクオカードはじめ救援物資を配られました。

 炊き出しは、九州電力さんがカレーを提供して下さり、一般社団法人「熊本県こども食堂ネットワーク」さんが豚汁や野菜の天ぷらなどをつくってふるまってくださったとのことです。ちなみに野菜は南阿蘇の食材だそうです。いつも仮設でのイベントには阿蘇からボランティアに来ている「カッキー(通称)」さん(柿木さん)が、縁の下の力持ちではないですがお手伝いをされています。“ボランティアの鏡”のような方です。

 大原さんは、帰りにすぐ近くにある「ムービングハウス(多目的広場仮設住宅)」(33戸)に住まわれているお二人の高齢者を訪問されました。このお二人は大原さんと同じ渡地区の方で、それぞれ長話になりましたが、「話せて良かった!」と言われたそうです。
 新型コロナウイルス感染を防ぐために、制約の多かった避難所生活からやっと解放されての仮設住宅の暮らしですが、やはりお話相手も十分にいないとなると、寂しさもつのり新たなストレスにもなるでしょう。このように仮設団地でいろいろなイベントがあり、それをきっかけに少しでも家から出て、外の空気を吸うというひと時があることは心身ともにリフレッシュできることでしょう。コロナ騒動がなければ、たくさんのボランティアが切れまもなく、いろいろなイベントを提供してくれるのですが、今回は先述したような県内の団体や企業がボランタリーに活動されていることには頭が下がります。
 仮設の暮らしが落ち着くころには、次なる恒久住宅をどうするかという課題が待ち受けているのですが、2か月以上の避難所生活を終えたところなので、しばらくはゆっくりと過ごして頂きたいと願うばかりです。ご支援、ご協力を頂いているみなさま、これからまだまだ復興までには時間のかかることです。是非とも、引き続きご支援をよろしくお願い致します。
(村井雅清)

〈〈あつかましいお願いで恐縮ですが・・・・・・・!!〉〉
稲刈りが終わり、古米が残っている農家さんが、「被災者のために・・・・」と寄贈して下さるのか、有難いことにお米は引き続き集まっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。
お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。

【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。
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*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
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2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第71報

 八代市坂本町では、2ヶ月過ぎてもまだまだ泥出しすら終わっていない被災家屋があります。コミサポひろしまのみなさんと一緒に家屋の清掃や“おうち再生”のお手伝いをしています。そんな私たちをいつも陰ながら支えてくれているTさんも自宅が被災したお一人です。初期の頃に、コミサポひろしまのみなさんが家屋を清掃してくれたお礼にと、毎朝おにぎりやお弁当や飲み物などを差し入れして下さいます。こちらは恐縮しているのですが、「わしにできることはこんなことくらい」と、2ヶ月過ぎても毎日欠かさず出迎えてくれるのです。

 そんなTさんの別邸は、解体の予定です。先日、そのお宅を拝見させてもらいました。そのお宅はとっても立派な一本の丸太の梁が1階と2階にありました。私も水害のお宅をいろいろ拝見させて頂いていますが、こんな長い一本の丸太は初めてです。そして40帖以上のお部屋の欄間は松竹梅で、付書院の障子は見事な鶴と松でした。違い棚は黒檀が使われとても貴重なものでした。欄間などの細工はおめでたい絵柄が施されていて、格式の高さが伺えます。130年の歴史ある建築物で、Tさんももったいないのは重々承知の上で、辛くなるから2階へはあがらないそうです。解体を決めてはいるものの迷いもあるようで、ボランティアの私たちに「あげるから好きに使って!」と、名残惜しそうな心の内を察すると、私たちも心が痛みます。

 林業が盛んな頃は、山仕事をする人たちの宿としても使われていたそうで、その近隣の街並みはもののけ姫に出てきそうな建物が多数あります。高齢化により、このような家を維持するのはとても大変なことです。みなさんまだまだ悩んでいます。
「MOTTAINAI」は、日本の文化として世界共通語になりましたが、ここ被災地ではなかなか辛い言葉です・・・。

 公費解体の申請締め切りは、ほとんどの市町村が年内です。今回の水害で半壊が一番多かった福岡県大牟田市では、2月末までです。少しでも申請の期間が長ければ被災者の方も家の再建について考えられる余地ができます。自宅を壊してからでは遅いのです。過去の被災地でも解体の申請期間は延長されているので、行政には少しでも被災者の方が考える時間を作ってほしいです。

 Tさんにも全国から届いたお米とまけないぞうをお届けしました!この笑顔に毎日元気をもらっています! (増島智子)

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