昨日の大阪北部地震について | ||
大阪北部地震第2報 | 大阪北部地震第4報 | 大阪北部地震第6報 |
被災地支援の方針について | 【救援チラシ配布に ご協力ください】 |
大阪北部地震 第9報 |
大阪北部地震関連
6月18日発生 大阪北部地震について
本日(6/19)お昼に、ゆめ風基金の事務局の方とも連絡がとれ、「大阪方面も障害者はみな無事です。」と聞くことができました。 また、事務局に連絡したが繋がらなかった人がいて、さらに心配が高まっていた旨つたえると、事務所には昨日は人がいたが電話はつながりにくい状況があったのではと言われていました。 とにかく大丈夫とのことですので、みなさまご安心ください。
「支援要請等あったら呼びかけます」とのことですので、その際はご協力お願いいたします。
また、みなさんにおかれましては地震の影響はなかったでしょうか。 移動困難になったり、過去の災害を思い出して不安になっている方がおられないでしょうか。 これから影響が出てくる方もおられるかもしれません。繋がりを広め、協力し合いながら乗り越えたいと思います。 今後もよろしくお願いいたします。 (6/19)
NPO法人拓人こうべ 稲本須磨子 |
大阪北部地震第2報
大阪府災害対策本部によると、18日午後0時15分時点で府内に395カ所の避難所が開設され、避難者数は846人(大阪市を除く)となっています。 大阪市では37カ所の避難所を開設。同日午前11時半時点で、155人が避難しているようです。 2011年の大震災の際、障害者救援本部から発表された「避難所での対応」についてのガイドブックをご紹介します。 参考になることを祈りつつ。 https://yumekazek.com/dl/disaster/tohoku2011/support_tohoku11.pdf ☆被災障害者情報をお寄せください 拓人こうべ 稲本まで よろしくお願いいたします。 |
大阪北部地震第4報
今回も災害時避難行動要援護者名簿は利用されず 昨日八幡と東とで被災地の現地確認に行きました。 主な目的は明日の会議で被災地障害者センターを作ったとき時に行政やボランティアセンターとどのように連携できるかということで、大阪北部の各市を訪問しました。 茨木市:名簿については自主防災組織に開示するのではなく、職員が電話をして対応している。電話のないところは直接訪問し、確認している。現在半数が確認済み。 施設やサービスを利用している人に特に大きな被害はないと聞いている。 高槻市:安否確認は障害者が同意してしてくれている人は民生委員が回ってくれている。そのほか避難所を行政職員が回ったが、障害者はいなかった。 島本町:避難所は昨日時点で解消している。特に安否確認は行っていないが、狭い町なので困っている人があればわかると思う。社協としては把握している障害者、高齢者の安否確認はしている。 箕面市:災害時避難行動要援護者は5000人程度いるが、そのうちSランクの8人(108人の聞き違いかも)は行政が安否確認をしたが、特に困りごとはなかった。 いずれの市も、ゆめ風基金がアンケートを取ったときは、災害時には自主防災組織(町内会)に名簿を渡すとしていました。おそらく被害が小さいからそこまではしなくてもよいとの判断だったかもしれませんが、震度6を記録した市がそのような対応であるとしたら、震度7でないと名簿は自主防災組織に開示しないということでしょうか? 19日には自宅で倒れ死亡した男性が見つかり死者が5人になりました。このようなことを考えると一刻も早い安否確認が必要ですが、茨木市の職員対応で安否確認をする対応では3日目で半数という安否確認であまりに時間がかかりすぎています。 ほとんどの障害者福祉サービス事業所ではその日のうちに安否確認を終えましたが、問題は普段福祉サービスを利用していない障害者です。 せめてそういう人たちをピックアップし優先していたらと思います。 また被害が小さく動ける人が多いときに自主防災組織に名簿を渡すことで、今後被害の大きな災害の時にどうすればよいかなどの課題もはっきりしたはずです。 今回の地震でも名簿が活用されなかったとなれば本当に名簿を活用できる災害があるのか、はなはだ疑問です。(現に熊本地震では被害が大きすぎて名簿を自主防災組織に渡すのをあきらめたとしているので) また全壊・半壊の家屋が少数だとしても、今なお水道、ガスが止まっているところもあり、困っている障害者が多数いるはずです。 大阪では遅ればせながらゆめ風基金を中心とした呼びかけで、明日様々な障害者団体や関係者が集まり今後の被災地支援の在り方を検討します。 また会議終了後に結果をみなさんにお知らせします。 大阪地震の現状と支援について とき 6月22日(金)19:00 場所 障害者日常生活支援ネットワーク パーティパーティ 〒556-0012 大阪市浪速区敷津東 3-6-10 06-6649-0455 |
大阪北部地震第6報
ゆめ風(6/22配信) ---------------------------------------------------------------------------- 「避難行動要支援者名簿」と要支援者安否確認の現状について 朝日新聞(6月22日朝刊)に、「避難行動要支援者名簿」と安否確認状況についての記事がありました。 内容は、今回災害救助法が適用された大阪府内13自治体のうち、「避難行動要支援者名簿」を基に安否確認を行った自治体は8市町に留まったこと、および他5市町(吹田市、枚方市、箕面市、高槻市、摂津市)については、現在まで「名簿」を基にした安否確認を行っていない、というものでした。(※ただし高槻市、摂津市は、「名簿」を使わず独自に障害者福祉事業所への連絡や独居高齢者名簿等で安否確認を行ったとのこと。) 第4報でもお伝えしましたが、本記事でも、安否確認については自治体が行っていることを伝えています。 自治体が全名簿登録者の安否確認を行うのは、かなりの時間がかかります。災害時には、最初の48時間以内での安否確認が重要です。そのため避難行動要支援者名簿も、自主防災組織(町内会等)など近隣住民がそれを基に災害直後に安否確認することが前提となっています。 しかし今回の大阪北部地震でも、自主防災組織によって「名簿」をもとに直後に安否確認された例は、現時点であまり聞かれませんし、自治体による安否確認もまだ終わっておらず、記事の通り安否確認も行わない自治体もあります。(※一方日頃から町内会に入ったり、近隣の方と付き合いのある人は、名簿登録有無に関わらず安否確認された例が多いと感じます。) また、名簿は重度障害者で開示同意した人しか含まれていません。中軽度の障害者はそもそも名簿に掲載されていませんし、開示に同意しなかった多くの障害者も掲載されていません。重度障害者はもともとサービス提供事業所とつながっている人が多く、事業所から安否確認されますが、もともとサービス提供事業所とつながっていない中軽度の障害者も心配です。 豊中市では開示同意者名簿も開示不同意者名簿(自治体判断で災害時には自主防災組織等に提供される)も自主防災組織に提供され、まだ完了はしていませんが自主防災組織による安否確認も災害直後から行われているようです。 東日本大震災を受け、2013年に災害対策基本法が改正され、市町村による「避難行動要支援者名簿」作成が義務付けられました。しかし今回の地震でも十分に活用されなかった自治体が多いように見受けられます。詳細については、状況が落ち着いてから調査予定です。 今夜の救援本部会議の結果については追って報告致します。 被災障害者支援 認定NPO法人ゆめ風基金 事務局 |
被災地支援の方針について
みなさまへ 先週6月22日と今週6月25日に被災地支援の方針についての会議をしましたので、 その結果をおしらせします。 22日は各方面より60名ほどの方が来てくださいました。 しかし当日は情報の共有が精いっぱいで今後の方針までは決められませんでした。 ほくせつ24という茨木の団体に半壊の家に住む当事者メンバーがいて、 早急に引っ越しを考えなければならない。 ぽぽんがぽん(茨木)の児童デイサービス拠点がやはり建物の損傷が激しく移転か、 大規模改修かを迫られている。 そのほかとしては茨木も高槻も大規模な建物損傷やメンバー宅の被害はないということでした。 今後の支援の在り方については本日話し合いました。 今日のゆめ風基金の災害支援の方向についての会議は、 1.緊急支援の必要な2団体については 「障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議(障大連)」が窓口となり対応する。 2.日ごろサービスを受けていない障害者の支援は、 障害者相談窓口に災害時の対応を書いたものをゆめ風から送付したうえで、 障害者個人にはできるだけ地元の相談支援や災害ボランティアセンターを活用してもらう ビラを配布し、両者が対応できないことをゆめ風基金が対応するようにする。 3.したがってチラシは相談支援事業所、災害ボランティアセンター、 移送サービスの関西STSを紹介したうえでゆめ風基金の番号も載せたものを配布する。 4.今回はどこのボランティアセンターも人が余り気味になっているようなので、 片づけはできるだけそちらを利用してもらい。 大阪として、被災地障害者センターの設置はしない。 以上 ゆめ風基金 八幡 |
【救援チラシ配布に ご協力ください】
【救援チラシ配布に ご協力ください】 7/3現在、災害救助法が適用された府内13市町において、要支援者の安否確認が完了した自治体は、ゆめ風では確認できていません。 戸別訪問で安否確認を進めている自治体がありますが、完了するのはまだ先になります。 ゆめ風基金では、支援が届いていない障害者(障害者手帳の有無、重軽度問わず)といち早くつながり支援を届けるため、救援チラシを作成し、配布を始めています。 普段からサービスとつながっていない方、孤立していた方、これまでなんとか暮らしていたがこの地震で立ち行かなくなった方など、特に心配しています。 ぜひこのチラシを大いに拡散、お知らせいただき、必要な方に支援が届くよう願っています。 地域などで配布くださる方大歓迎です。 ゆめ風まで連絡いただければ、チラシを送ります。 救援チラシ配布にご協力ください。 よろしくお願いします。 【ダウンロードはこちら】 https://1drv.ms/f/s!AgpkjaGCxL6nh1HmxDlMAwKduryE 何か不明な点がありましたらyumekaze@nifty.com に連絡ください。 被災障害者支援 認定NPO法人ゆめ風基金 事務局 |
大阪北部地震 第9報 大阪北部地震の生活影響調査への 調査員参加協力のお願い
大阪北部地震の生活影響調査への 調査員参加協力のお願い 一般財団法人ダイバーシティ研究所(ゆめ風基金も参加するおおさか災害ネットワーク参加団体)が、茨木市から委託を受け、 要配慮者にこれから必要とされる施策について検討を進めていくことを目的とした調査を行うことになりました。 7/21(土)、7/22(日)に有償で、福祉や医療、聞き取り調査の経験を持つ方を募集しています。 詳しくはダイバーシティ研究所ホームページをご覧ください→http://diversityjapan.jp/ibaraki201807/ ぜひご協力よろしくお願いいたします。 被災障害者支援 認定NPO法人ゆめ風基金 事務局 |