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障害のなかで生きること -「障害があることは不幸」なのか

 これまで、医療や生命に関わる倫理学的な議論のなかで、「障害」は隠れた主役となってきました。出生前診断・選択的中絶、受精卵診断等では、障害の有無が中絶や受精卵の選別を擁護する理由になるか否かが問題になります。
 尊厳死・安楽死や脳死臓器移植では、ある種の能力を欠くことがその患者を死なせることを正当化するのかどうかが問われています。
 これらの背景には、「障害があることは不幸である」という見方があります。このような見方は、これまで様々な仕方で批判されていますが、依然として、医学・医療関係者、生命倫理学に関わる人々も含めて多くの人々に共有されています。
 本公開講座では、あらためて「障害のなかで生きること―「障害があることは不幸」なのか」というテーマを設定し、様々な角度から議論することを通して、皆様とともに考えていきたいと思います。


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詳細情報【入場無料・事前申込不要】


●日時 2019年02月16日(土)
    13:30~16:30

●場所 TKPガーデンシティ京都
    〒600-8216 
     京都府京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町721-1 京都タワーホテル 2F/7F
     (地図については公開講座チラシ.pdf をご覧下さい。)(別ウインドウで開きます)

●講演内容 
    ◆有馬 斉 (横浜市立大学)
        機能障害者の生活満足度調査の結果から分かること
    ◆大谷 いづみ (立命館大学)
        「問い書き対話するいとなみ」と「障害をもつ女性」という経験
    ◆土屋 貴志 (大阪市立大学)
        後遺障害者?として考えていること
    ◆野崎 泰伸 (天理医療大学)
        「障害があることを不幸にしない」経済システムとは何か

●問い合わせ先
    主催団体 :日本医学哲学・倫理学会
    実施責任者:霜田求(京都女子大学)・堀田義太郎(東京理科大学)
    連   絡:yoshitaro.hotta@gmail.com

 公開講座チラシ.pdf  (別ウインドウで開きます)

     

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お問い合わせ

住所
〒653-0811
兵庫県神戸市長田区大塚町
6-1-1 池内ビル1階
E-mail
gutskun@takuto-kobe.main.jp
Tel
078-642-0142
Fax
078-642-0942  

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