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2022年9月末豪雨災害救援ニュース

 

2022年9月末豪雨災害救援ニュースNo1

(現地に入った増島からのレポートです)  
 
 1日から、静岡市葵区の水害現場に入りました。まだ、手付かずの家屋があり、水に浸かった家財道具や畳などを搬出しています。
 床上のお宅も多いのですが、生活を空間も限られているので、一度に全部床をあげたりすることは難しい状況です。一部屋ずつ荷物を移動し、片付けと乾燥をしていきます。

 住民さんの中には、1974年の“七夕豪雨”を経験した方もいるのですが、今回はそれよりも酷いと言われる方がいます。

 水害後に家の片付けをどうしていいかわからず、途方にくれている方が多くいて、一軒ずつ丁寧に説明しながら、作業にあたっています。

 たくさんの水につかった家財道具が家の外に出て、その都度静岡市のパッカー車のみなさんが汗をかきながら、収集してくれていますが、「他にもまだ回ってない地域があるため、次はいつになるかわからない」という言葉を残して次の現場に行かれました。

 私たちの活動現場は、車が水没してしまった人がほとんどで、ご高齢の方も多くいます。自分たちで災害ごみを運ぶのは困難な方たちが多いのが現状です。

 この地域からは、10月3日から災害ごみの仮置き場になった清水港は通常なら片道30分往復1時間ですが、いまは災害直後でかなりの混雑が予想されます。すでに発災から、一週間が過ぎ被災者の疲労の色も濃くなっています。車が被災している方もいるので、仮置き場へ家財の搬出はかなりの負担になると思います。

 それでも、この地区の住民さんはお互いに助け合い、快く対応してくれているので、私たちもとても助かっています。

 徐々にですが、片付けも進んでいて、日曜日には地元の高校生も約20人でボランティア活動に参加して汗を流してくれました!
    (増島智子)

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2022年9月末豪雨災害救援ニュースNo2

(現地に入った増島からのレポートです)  
 
 葵区での活動が続いています。石川県小松市で一緒に活動していたコミサポひろしまのメンバーと活動にあたっています。

 水害から一週間が過ぎ、やっと家財道具を出したご高齢の女性の独り暮らしの寝室の畳はボロボロになり、押し入れの衣装ケースには、水がたっぷり残っていました。タンスやベットも、もちろん使える状況ではありませんでした。

 午前中は、地道に洋服だんすの洋服を出したり、衣装ケースに溜まった水を抜いたりしていたのですが、午後からは天理教の“災害救援ひのきしん隊”のボランティアのみなさんが畳やタンスを搬出し、床下の泥出し、家の回りの泥出しをしてくれました。

 また、急遽高野山真言宗の焼津市の不動院藤井真澄ご住職に布団とオムツ、飲料をご提供頂きました。

 同時にベットが使えなくなったために、段ボールベットを地元で指揮をとって活動している“災害対応NPO MFP”代表の松山文紀さんに手配してもらい、加えて、急遽夜に浜松市の「鈴木まり子ファシリテーター事務所」の鈴木まり子さん、「浜松の企業が手をつなぐ災害支援ネットワークはままつna net」の鈴木三雄さんに届けて頂き、設置予定です。みなさんの迅速なチームプレイに感謝します!

                  (増島智子)

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2022年9月末豪雨災害救援ニュースNo3

(現地に入った増島からのレポートです)  

 静岡県では、昼間はまだ厳しい暑さが続いています。日中は30℃ほどになり、作業をしているとみなさん汗だくになってしまいます。昨日も天理教「災害救援ひのきしん隊」のみなさんが支援に駆けつけてくれました。女性が多く主に被災家屋清掃にあたってもらいました。
 また、兵庫県から同志社大学大学院の学生さんが災害関連の研究をしていて、勉強のためにとボランティア活動に参加してくれました。女性の方たちは、床を剥いだ後の1センチほどに積もった泥やサッシや隙間に入った泥をとったりしてもらいました。他にもまだ家の中が泥だけで、生活スペースとなっている廊下やトイレ、台所など、みなさん汗だくになりながら磨き上げてくれました。

 前日の夜に浜松市から届いた段ボールベットも設置することができました。被災者の方は初めて見る段ボールのベッドに「私が寝ても潰れないかしら」と心配顔。「もちろん大丈夫ですよ!耐荷重は200キロです!」とお答えすると、笑いながら安心されていました!大勢の女性が作業にあたっていると、お隣の独り暮らしの高齢女性が声をかけてきました。

「実はね、昨日市役所に行って、家を解体してみなし仮設のアパートに入居することもできる」というお話を聞いてきたそうで、急な話に戸惑い、「どうしたらいいかね?」と相談を受けました。

 水害からまだ一週間が過ぎたばかりで、家の片付けに奔走してきた被災者の方は、まだ再建について考える気持ちの余裕がなく、制度のことも理解が追い付いていない状況です。特にご高齢の方は、少しずつ何度も説明が必要な方が多くいらっしゃいます。話を聞いてあげるだけでも、不安が和らいでいくので、まずはゆっくり話を聴きながら、再建について考えてもらいます。

 コミサポひろしまのメンバーは、雨が降る前に搬出された家財道具をごみ捨て場に運んでいました。びしょびしょに濡れた重い畳や電化製品などトラックに運び込んでいました。

 そんな中、天理教のみなさんがきれい磨き上げてくれた住まいを、帰宅した住民さんが見ると「うわぁ!綺麗になりましたね。これで、選択肢が増えました!この家もなかなか諦めがつかなくてね・・・・・」と。解体するのかしないのか、同じ場所に住むのか住まないのか、それを決めるのはもちろん被災者自身です。その選択肢を増やすのが私たちのボランティアの仕事のひとつでもあると教えられました!

 ボランティアさんが帰った後だったので、その被災者の方は「みなさんに直接お礼を言いたかったなぁ」と、とても喜んでくれました!学生さんは、最後には泥だらけになって新幹線に乗って帰路につきました。「本日ご一緒させていただきました、同志社大の藤本です。本日は大変お世話になりました。長時間ご一緒させていただき、被災地の実際や支援制度の問題のことなどを教えていただき、とても勉強になりました。また機会があれば、ぜひよろしくお願いします。本当にありがとうございました。」とメッセージをくれました!

 暑い中総勢20名ほどのメンバーで活動し、被災者の方の笑顔を見ることができた1日となりました!みなさん、お疲れさまでした! 

                        (増島智子)

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2022年9月末豪雨災害救援ニュースNo4

(現地に入った増島からのレポートです)  
 
 被災地は、昨日から雨が降りだしました。局所的に土砂崩れが発生しているところもあり、地盤が緩んでいるので心配です。

 静岡県全体で床上・床下合わせて約6000件の被害が出ています。被害が点在していることもあり、まだ手付かずの住宅もあるようです。

 昨日は、午後から雨の予報で一般ボランティアも午前中だけの活動でした。限られた時間の中で、雨に備えて、家の回りや空き地の泥を撤去してもらいました。メンバーの中には、当センターもお世話になっている真如苑のボランティアSeRVの方もいらっしゃいました。この方たちも各地の被災地で活躍しています!

 コミサポひろしまのメンバーは、床下の状態をチェックしたり、災害ごみの搬出を行ったりこの日も慌ただしく活動が終わっていきました!

 一人のおばあさんが、私たちのところに寄ってきて、「ほんとにボランティアのみんなには感謝してるよ。広島や神戸、長崎からからわざわざこうして来てくれて、私は絶対忘れないよ。あなたたちもボランティアをすることで徳を積んでいるんだよ。」と話してくれました。あらためて、ボランティアをしてあげるのではなく、させてもらっているんだなぁとつくづく思いました。

 報道も極端に少ないなかで、多くの家屋が被災しています。雨が上がった来週からは気温も下がる予想です。被災地ではボランティアのみなさんをお待ちしています!

                        (増島智子)

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2022年9月末豪雨災害救援ニュースNo5

(現地に入った増島からのレポートです)
  
 3連休前に静岡では避難指示が出るほどの雨が降りました。地盤が緩んでいるところはもちろんですが、平地でもまた、水がくるのではないかと被災された方に不安が広がります。
 朝一番に住民さんから連絡があり、現地に行ってみると一週間前に掃除をした側溝の掃除をされていました。前の日に降った雨が心配で蓋を開けてみると土砂がたまっていて、また雨が降って溢れないか心配になり1人で側溝の掃除をされていたのです。

「こんなことをする気持ちになったのもボランティアのみなさんにお会いしたからです」と話してくれました。ボランティアの輪が広がっているようで、なんだかうれしくなりました!そんな会話をしながら、広島から資機材を運んでくれたコミサポひろしまのメンバーとボランティアさんと急遽、側溝掃除をしました。 

 翌日にはなんだか、班長さんと住民さんがなにやら資料片手に何やら立ち話をしています。班長さんが相談会の資料やらを持って住民さんに説明をしておられました。

「り災証明ってどの課に行ったらもらえるの?」「応急修理って何?」「大工さんと契約はまだしないほうがいいの?」「無料相談会って何を相談すればいいの?」「被災者生活再建制度って何?」「一回調査したら、もうできないないんでしょ?」などなど、矢継ぎ早に質問が飛んできます!井戸端相談会のようになりました。みなさんの手元には、いろいろなチラシや資料が届いてはいるのですが、理解が追い付いてない状況があります。

 高齢者の方は特に。そうでない方も被災したショックと片付けに追われる毎日で、制度について、浸水した床下や壁をどこまで、どうすればいいのか、わらからずにいるのが現状です。

 ご近所さんに促されて、床下を見てほしいと言われて訪問してみると、寝たきりの高齢の方がお住まいでした。ご高齢のご夫婦の息子さんが寝たきりのお父さんのために早く寝室を直したいと、ベコベコになった床をそのままにして、その上に畳を敷いて、重たい介護用ベッドを戻そうとされていたのです。  

これでは、今後の生活を考えるときちんと制度を使って修理費用を捻出した方がいいことを説明すると、同時に、床下の泥の状況を千葉から助っ人できてくれた「四番隊」のボランティアさんにチェックしてもらい、コミサポひろしまの小玉さんにもアドバイスをもらって、緊急案件として大工ボランティアに床板を剥がして、コンパネを貼りなおす直すことにしました。

 他にも床下を見てほしいと、送風機をあちこちで設置したりと、広島から運んでくれた送風機は一気に各家庭に運ばれてなくなってしまいました。

 まだまだ、きちんとニーズが拾えていないお宅があるので、住民のみなさんのお力を借りながら活動をしていきます!引き続きご支援よろしくお願いします!

                     (増島智子)

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2022年9月末豪雨災害救援ニュースNo6

(現地に入った増島からのレポートです)  

 水害から3週間が経過しました。この週末は夏のような暑さがぶり返しています。静岡市では今回の水害で、14日現在、床上浸水3275棟(清水区2645棟、葵区510棟、駿河区120棟)、床下浸水(清水区648棟、葵区418棟、駿河区165棟)、静岡県全体では、13日現在で床上床下などを合わせて8488棟(床上4091棟、床下4267棟、他全壊などを含む)の被害が出ています。
報道が少なく、地元の人でもボランティアに参加して初めて被害を知ることもあります。被災者の人たちも、もちろん初めてのことで何をどうボランティアに頼んでいいのか、不安や、わからないことがたくさんあります。

 「畳をあげたけれどその後どうしたらいいのかわからない」「床板一枚どのくらい金額になるの?」「こんなに風に床下に潜ってくれるなんて、ありがたいし、申し訳ないね」「応急修理制度の申請は、私が市役所に行かないといけないのかね??」「壁も直した方がいいの?」などなど、毎日通っている地区でも「心配になっちゃうから、たまには顔だしてよ!」と声をかけられます。

 コミサポひろしまの技術系メンバーと相談しながら、おひとりお一人の健康状態や経済状況、障害がある人ない人も、同じ場所に住むのか住まないのか、ニーズに合わせて関係機関にお繋ぎしたりと、暮し再建に向けたお手伝いをさせてもらっています。

 生活再建支援制度でも、同じ被害を受けていても一人世帯というだけで、生活再建支援法も3/4に減額されてしまい家の修理費用の負担が増えてしまいます。ボランティアに繋がった人はまだしも、まだまだ繋がっていない人もいます。

 ボランティア側も軒数が多すぎてマンパワーが圧倒的に足らず対応が追いついていなかったり、悔しい思いをしながら活動に当たっています。

 地元のボランティアに一人でも多く長く関わりを持ってもらえるように対応していきます。
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2022年9月末豪雨災害救援ニュースNo7

(現地に入った増島からのレポートです)  
 
 晴れた休日の日曜日、住民さんも避難先から戻って来られて、家の掃除やら片付けに追われています!水も電気も止まっているお宅の作業をみかねた住民さんが「床板を洗うのにうちの水道も電気も使ってください!」「うちの塀に立て掛けて床板を洗ってもいいよー」「うちに高圧洗浄機があるから持ってくるよ!」「タオルあるから使ってー」「俺は電気屋だから、言ってくれたら手伝うよ!」などなど、住民さんにめっちゃ助けられています。

 また、コミサポひろしまのメンバーが広島から拠点用に運んでくれた布団を干そうとして、ご厚意で庭先を借してくれました。そこはいつもお昼を食べているカフェの敷地で、そこのお母さんは「布団裏返して干しておいたからねっ!」と、ポカポカなお布団になりました!!

 そんな中、「リフォームするんですか?(住民と間違わられ)」と声をかけられ、訪ねてみると床上浸水で、再建をどうするのか悩んでおられるということでした。ご自宅に訪問すると床上40センチの浸水でした。家具もキッチンも使えないにも関わらず、半壊の認定を受けたそうで、被災者生活再建支援制度では支給金額がなく、応急修理制度の限度額約65万円しかありません。

 ご夫婦ともに再建をどうするのか、悩んでおられ、こちらから「そんなに、すぐに決めなくても、まだ時間はあるので、床下がどんな状況か見るだけでも見させて下さい」とお話をさせて頂きました。当初は不安そうな顔つきだったご夫婦も「床を見てください!」と、どことなく明るい顔つきになりました。

 午後からは、平屋でほとんどの部屋の床板を剥がしていて、寝室と台所だけの生活空間しかなく、急を要する、しかも生活に支障がある特別なニーズに応えるために、大工ボランティアさんが活躍しました。そこは床板がめくれあがり、そこに引っ掛かって転倒の可能性がある台所や床が抜けそうな廊下を仮床に張り替えてくれました。全部を張り替えるのではなく部分的な張り替えで、しかも限られた材料の中で、大工さんの技術の高さに感動しました! これで、ご本人も安心して過ごす事ができます。

 いつものことですが、コミサポひろしまのメンバーも四番隊のメンバーも床下に潜り、真っ黒になりながら作業をしていました。

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2022年9月末豪雨災害救援ニュースNo8

(現地に入った増島からのレポートです)  
 
 一昨日、マッサージボランティアさんが来てくれました。疲れがではじめているみなさんの身体と心を癒してくれました。

「自分はマッサージいらないけれど、病気の旦那さんにして下さい」とのご依頼があり、簡単なマッサージのやり方を教えてもらってこれからは旦那さんに少しでも楽にさせられるとても喜ばれたそうです。

「この間、ちょっと腰を痛めてしまってね~。マッサージしてもらえるの?助かるわぁ」と立ち話をしていたお父さん宅に吸い込まれるように姿を消しました(笑)。手がしびれているお母さんも「楽になったよー」と笑顔で見送ってくれました。

「私はね、マッサージは苦手なんだけど、みんな疲れが出ている頃だから、助かるよ!私も手続きやら、なんやらで頭が回らないよー。たまには愚痴を聞いてよ!」と話が止まらないお母さんもいました。

みなさん、ほんの一時、心と身体を癒され笑顔がこぼれました。マッサージボランティアのMさんありがとうございました!

また、最近やっと罹災証明が届きはじめ、その結果に対する相談を受けています。2世帯で実質それぞれ別の家に暮らしているのだけど、世帯主が一人で、1世帯だけにしか生活再建支援法は支給されないのか?

 また、半壊の認定では、支給されるのは応急修理費用のみなので、金額的にリフォームが難しいからどうしたらいいのか?

 弁護士などの専門家につないだり、コミサポひろしまといった技術系のボランティア団体で住民さんの費用負担が少しでも減らせるように出きる範囲の作業をしたり、柔軟な対応が求められています。

 「被災直後は、変わり果てた住宅をどうしていいかわからず、呆然と立ち尽くし、2~3日食事もとれなかったけれど、広島や神戸などの遠くから支援に駆けつけてくれた時は、胸の支えがすーっと降りて、ほんと助かったんだよ。若い人が床下に潜ってきれいにしてくれるのをみて、こんな若者もいるんだと感動したよ」という声をき聞きました。

 また、別のお宅では「ボランティアが来る前は掃除をしても一向に進まず、ボランティアの人たちが来てくれたら、日に日に作業が進んでいって、最近では鼻歌まで出るようになったのよ」と嬉しい言葉をお聞きし、こちらが嬉しくて涙が出そうになりました。修復の作業をお手伝いしてくれたボランティアさんも、壁をはずしながら、「クセになりそう。ホームセンターで工具などを買っちゃいそう!」など、いろんなボランティアがあることを経験され「また、来たいです!」と言ってくれました!地元のボランティアさんの力強い言葉を聞くと私たちもがんばれます。引き続きご支援よろしくお願いします。

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2022年9月末豪雨災害救援ニュースNo9

(現地に入った増島からのレポートです)
  
 一雨ごとに寒さが増してきた静岡県の豪雨の被災地です。朝晩グッと冷え込んできました。
 昨日までの2日間、当NGOの代表頼政が被災地を訪問し、初めての床下の泥だし作業を体験しました。震つな事務局の種村さんも現地視察に来ていて初体験の床下作業に「床下、いい経験をさせて頂きありがとうございました!やっぱり、聞くのとやるのは違いますね!」と体験談を語ってくれました。

 また、この日はしずおか茶の国会議のメンバーの息子さん(中学2年生)が、一般ボランティアとして、掃除のお手伝いに来てくれたのですが、そこはコミサポひろしまのメンバー見逃しません(笑)。みんなで口説き落として、床下作業に参戦してもらいました!ベテランメンバーの手解きを受けながら、床下に潜っていきました。身のこなしも滑らかで、スルスルと床をはって、作業が進んでいきます!初めてとは思えないほどの身のこなしで、「スーパー中学生」がここに誕生しました!

 実は、阪神・淡路大震災の直後にも「スーパー中学生」と言われた少年がいて被災地で大活躍だったことを思い出しました!(現在教育委員会勤務)

私たち大人も、中学2年生の爽やかで柔軟な姿勢に癒されました。一緒に来てくださった一般ボランティアのみなさんも掃除の仕上げで、床下の目地など磨きあげて下さってとってもきれいになりました。床下の泥だしもみんな総掛かりで1日で終えることができ、住民さんにお引き渡しができました。最後にお母さんは「なんか寂しくなるわね」と涙を浮かべながら見送ってくれました。

                      (増島智子)

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