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【東日本大震災】レポート


【東日本大震災】レポートNo.322

被災地NGO協働センターです。
岩手を訪問した増島のレポートです。

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「まけないぞう」がつなぐ遠野ものがたり  
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2023年10月訪問 遠野レポートNO5

この日は大槌町吉里吉里に向かいました。井上ひさしの小説にある「吉里吉里人」、アイヌ語で“吉里吉里”は「白い砂浜」という意味です。吉里吉里にはその名の通り白い砂浜が広がっています。そんな小さな漁港の集落に作り手さんが暮らしています。

 今日は久しぶりにまけないぞうのお茶っこに参加されたMさん。3人は避難所からまけないぞうづくりをしていた。それぞれ自宅を再建しました。久しぶりに近況報告やら話がとまりません。大阪の自敬寺さんから頂いた着物や帯をお配りしました。作り手さんの妹さんも手仕事が得意でパッチワークでカバンや小物などをいろいろ作っているということで妹さんにもお配りしました。

実はMさん、この3月に旦那様を亡くされました。病気を患っていて「もって1年」と言われながら、看病の甲斐あって5年も生きたから私は悔いはないよと話してくれました。お父さんの看病とご自身も手術を受けるなどしていたこの数年間でした。旦那さんは漁師で、時折海の幸を持たしてくれたのを懐かしく思います。
玄関にいつも地蔵菩薩の色紙が飾ってあります。これは数年前に全日本仏教婦人連盟様を通じて頂いた京都にある寂光院さんから頂いたものです。ずっと大切にしてくれています。これからはきっと地蔵菩薩さまと旦那様が遺されたお母さんを見守ってくれます。

旦那様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。(増島 智子

※この活動は大塚商会ハートフル基金の助成を頂いて実施しています。

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~活動支援金のご協力のお願い~
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
   (別ウインドウで開きます)
・郵便振替:口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込:ゆうちょ銀行 一一九店 当座番号 NO.0068556 
  名義 ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「東日本大震災」とご記入ください。

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※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
 http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
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 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
   E-mail info@ngo-kyodo.org
   TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
   〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
 【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
 【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
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【東日本大震災】レポートNo.323

被災地NGO協働センターです。
岩手を訪問した増島のレポートです。

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「まけないぞう」がつなぐ遠野ものがたり  
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2023年10月訪問 遠野レポートNO6

今日は釜石市の尾崎白浜に向かいました。岬の先端近くにある小さな漁村です。2人の作り手さんが住んでいます。
いつもお手紙を楽しみにしていて、ファイルにきちんと挟んで大切に保管してくれているHさんです。数字に強くて、お料理上手、昔は漁師のお父さんについて船をこいでいたこともあったそうです。

仮設でお隣同士だったUさん、お料理上手、裁縫などの手仕事もお得意です。
旦那さんが海で捕ってきてお魚などをいつもご馳走してくれます。それと、着物で作った洋服や端切れで作ったカバンや帽子などを見せてくれました。もちろんまけないぞうも!突きん棒漁師のお父さんが海に出ると家に一人残され、帰って来るまではとても心配だそうです。
その間、手を動かして不安を紛らわせたりしているのだと思います。お父さんにはたまたま「大漁祈願」と刺繍してあるタオルのまけないぞうをプレゼントしました!

秋はお祭りのシーズンで漁師のお父さんも釜石のお祭りで曳舟に参加しました。なんとその船に乗せてもらえることになり、急きょ拠点を借りている大家さんと同乗させてもらいました。昨年に比べて人出も多いとお父さんも嬉しそう!曳き舟祭りは、釜石港から6キロほどの沖合の尾崎半島の青出浜にある尾崎神社に底引き漁船の大きな船でお迎えに行きご神体、お神輿を乗せ、虎舞や神楽などの郷土芸能が披露されます。各船には大漁旗がはためき漁師町ならではの勇壮な舞は見応えのあるものでした。津波から13年目になり、少しずつ町に賑わいが戻ってくることが、住民さんたちの願いです。まけないぞう!

(増島 智子)

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【東日本大震災】レポートNo.324

2023年10月訪問 遠野レポートNO7

この日は、大船渡市赤崎地区に向かいました。みなさん久しぶりに集まり、元気そうで何よりです。大阪の自敬寺さんから戴いた着物を見ていると、「全部着物も流されたからね。わっ、私と同じ名前の家紋がついている着物がある!結婚式とかにいいわね!」と、うれしそうに手にしていました。手芸の得意の方もいて、「これはパッチワークにいいね」「これでバッグ作ったら」「これは壁掛けにいいかもね」など、熱心に好みの着物や端切れを選んでくれました。

まけないぞうのほうはというと、できたぞうさんをみんなで袋詰めしながら、「私は、もう年だからやめようかしら?」というと、「なんでそんなこと言うの?これから冬になって家にいることが多いんだから、ぞうさん作ったほうがいいよ!何にもすることないんだから。できたら、またこうしてみんなで会って顔見に来ればいいんだから!ちゃんと顔見せてよ!」とまけないぞうがみなさんの中で大切なつながりの一つになっていることをあらためて確認できました。Makenaizoneから届いたお手紙をみながら、「感謝だね。こんなに長い間支えてもらって。」と嬉しそうに眺めています。

みなさん手作りのお茶菓子を持ち寄ってお茶っこしながら、わはは、おほほと話していると、ふと「津波がなかったら、どうなってたんだろうね。10年若くてよかった。いまだったら、年取って何もできなかったよ」と。
みなさん、集まると津波の話は必ず出てきます。いつもはきっと胸の奥にしまいながら、話せる時、場があると自然に言葉があふれ出してきます。心の復興には終わりがありません。

 (増島 智子)

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【東日本大震災】レポートNo.325 

被災地NGO協働センターです。
岩手を訪問した増島のレポートです。

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「まけないぞう」がつなぐ遠野ものがたり  
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2023年10月訪問 遠野レポートNO8

今回、大阪から傾聴ボランティアで4ヶ寺の僧侶の方がはじめて岩手を訪れてくれました。昨年当センターに車を譲渡して頂いた自敬寺(黄檗宗)の服部ご住職のお声がけにより、宗派を超えて被災地を訪れてくれました。法蔵寺(融通念仏宗)大東ご住職、浄谷寺(融通念仏宗)十石ご住職、富光寺(真言宗)松家ご住職の4名の方たちです。

陸前高田市の作り手さんに会いに行くと、ドアにいつものようにいますよの合図の「まけないぞう」がお出迎えしてくれました。高田松原の道の駅から震災遺構の高田の一本松とユースホステルを見学した後に、作り手さん宅へ訪問すると、得意の大きな大きなおはぎとお煮しめを作って待っていてくれました。住職さんたちもおはぎの大きさにびっくりでしたが、美味しく頂きました!



またもう一人の作り手さんは、なんとご住職さんのお母さんと同じ年でお話は大盛り上がりでした。その84歳の作り手さんが車を運転してくると、ご住職は驚かれ、「私の母と同じ年ですが、私の母はもう施設に入居しています」と話すと、作り手さんはすかさず「もう、苦労かけたんでしょ!」とまるで母と息子のような会話に笑いがこぼれます。
大阪といえば「たこ焼きね」ということで、たこ焼きの得意な皆さんが次回はたこ焼きをふるまいに来てくれることになりました。


遠野の作り手さんのところにお邪魔すると、お母さんが手作りの団子とワラビを炊いてご馳走してくれました。お父さんがとてもうれしそうにたくさんのお話をしてくれました。お父さん自作の遠野物語を聞かせてくれました。とても勉強熱心なお父さんのお話にみなさん興味津々で聞き入ってしまい、時間オーバーとなり続きは次回ということになりました(笑)。


もう一人の作り手さんのところにお邪魔すると、お寺さんが来るということで「お話聞いてもらいたかったの!」と、日ごろの悩みを相談されていました。優しくお導きいただき、とても喜んで一緒に記念撮影です。ちょっと恥ずかしそうですが、とってもうれしそう。普段は一人でお邪魔することが多いのですが、久しぶりのお客さんということでみなさん張り切ってお迎えして頂きました。


12年、まもなく13年が近づいてきていますが、人とのつながりの大切さを実感しました。兵庫県こころのケアセンター加藤寛センター長が「社会が被災地を忘れたときに本当の災害が始まる」と話しています。同時に「インフラが復旧し、仮設住宅から恒久住宅への転住が進むにつれ、被災者の苦悩は忘れ去られていきます。しかし、被災者の中には生活再建が進まず、経済的苦境や健康状態の悪化などが影響して、心理的問題を抱えたままの方がいることを忘れてはならないと思います」とも話しています。長い年月のなかで健康悪化は否めません。「津波がなかったら…」という被災者の言葉は重たいです。それぞれのつながりの中でできることをしながら、長く被災地のみなさんとお付き合いできたら何よりです。


                                 (増島 智子)
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【東日本大震災】レポートNo.326 

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「まけないぞう」がつなぐ遠野ものがたり  
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2023年10月訪問 遠野レポートNO9

この日は、盛岡からボランティアでHさんが来てくれました。釜石市の作り手さんのところに2回目の訪問です。作り手さんも覚えていてくれていました。手作りのお漬物と夏にたくさん採れたミニトマトのデザートと干し柿をごちそうになりました。

ボランティアさんも来てくれたお陰でたくさんのお話を聞かせてくれました。仮設で大変だったこと、津波の時の話などいろいろ話してくれました。
仮設生活では、知らない人たちとの人間関係や再建の違いなどで目には見えない感情がからみ合っていたようで、あまり深くは交流しなかったようです。
津波当日は、水を見ながら高台に逃げ、同居していたおばあさんが畑にいて「山に上がれ」と叫び、そしてまだ幼いお孫さんと車に慌てて離乳食など少しの物資を入れて逃げたのですが、途中で車を置いて高台に必死で逃げたそうです。その時は、旦那さんも仕事で自宅にはおらず、一人で必死にお孫さんとおばあさんと逃げたのです。物資を積んだ車は一度は津波で流されたのですが、次の津波でもともと実家の土地だった分家に流れ着き、車の中をみると幸いにも離乳食や物資は濡れていなかったそうで「きっと亡くなった(津波前に)じいちゃんが助けてくれたんだ」と思ったそうです。
その後、石巻の住む娘さんがお孫さんと様子を見に来てくれてました。その時に、お絵描きでもしようかと画用紙に書いたその絵を見て胸が押しつぶされそうになったそうです。そこに描かれた絵は、黒とグレーばかりの色のない世界だったのです。石巻から釜石にくる街並みはどれだけ悲惨だったのか、小さな子どもはその光景を絵に描き、それを見た時涙が止まらなかったそうです。
それから2年後の夏、実家の海を眺めるお孫さんたちは、一体何を考えているのでしょうか。この写真は作り手さんお気に入りの写真だそうです。

「いま、やっと落ち着いたかな」とポツリ。「ほんとに土ってありがたいなって、いまはほんとに思うよ。少しの土地でも開墾して野菜を作ったり土って大事だと思った」と話してくれました。土があれば野菜やお米を作ることができる、それが私たちのいのちにつながる。そんな当たり前のことをあらためて教えられました。
お話の後は、お届けした着物を選んでもらいました。それから大事な畑に連れて行ってくれました。畑には開墾した後の木の根が転がり、鹿よけネットの中には、白菜、ほうれん草、水菜、ネギ、小松菜、大根などと一緒にお孫さんの大好きなイチゴなど大地からの恵みがたくさんありました。植物に囲まれた庭先、そんな自然豊かな環境に癒されます。

12年経って、「やっと落ち着いてきたかな?」と。そして、まけないぞうは「体が続く限りしようかね!」と、どうぞこれからもよろしくお願いします!
                     (増島 智子)

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【東日本大震災】レポートNo.327 

久しぶりに陸前高田市の作り手さんたちと遠野を訪問し交流会をしました。
まずは、みなさんの大好きな手芸屋さん「ルピナス」で、来年の干支「龍」の材料をゲットしていました。そして、道の駅「風の丘」で野菜やお土産を購入していました。

その後はお待ちかねの、元「ふきのとうの会」のリーダー菊池卓郎さん加代子さんご夫妻らのもとへ。メンバーの菊池和香子さんたちとお弁当や遠野の郷土料理“ひっつみ”を作って歓迎してくれました。コロナ禍で、遠野のひなまつりもできなくなり、久しぶりの交流で“わはは”、“おほほ”と時間があっという間に過ぎ、「10年??ぶりに会って楽しかったわぁ」と冗談も飛び出すほどみなさん笑顔が溢れました。

その後はお待ちかねの、元「ふきのとうの会」のリーダー菊池卓郎さん加代子さんご夫妻らのもとへ。メンバーの菊池和香子さんたちとお弁当や遠野の郷土料理“ひっつみ”を作って歓迎してくれました。コロナ禍で、遠野のひなまつりもできなくなり、久しぶりの交流で“わはは”、“おほほ”と時間があっという間に過ぎ、「10年??ぶりに会って楽しかったわぁ」と冗談も飛び出すほどみなさん笑顔が溢れました。

帰り道は、お土産でいっぱいになりながら、「ぞうさんが来た時に、また遠野に行きたいね~」という言葉に「そうだね~」と約束をしながら帰路につきました。
 陸前高田市から遠野市までは車で約1時間の道のりです。高齢になってきたみなさんが自力で行くことはほとんどできません。昔とは違って、高台に移転している人も数多くいて、高齢者は特に気軽に会いに行くことが難しい事情になっています。
 「暮らしの再建」は建物などのハード面が復旧するだけでなく、コミュニティや仕事、生きがいなど多くの暮らしにまつわる要素が再建することが大切だとあらためて感じます。
(増島 智子)

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