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2025年8月豪雨災害救援ニュース&情報

 

2025年8月豪雨災害救援ニュース No.11

09月 02, 2025


 今回の天草での活動は、2チームに分れて天草のTさんと上天草のIさんの家の片づけなどのボランティアに入った。私は、Tさん宅に入ったが、まず狭い台所から片づけようと見た途端、「うゎー、大きな冷蔵庫!こんなん、運ばれんで・・・」と意気消沈。しかし、そんなこと言うとれんなと一念発起し、学生ボランティアと二人で動かし始めた。台所には、他に大きな食器棚が二つ。流し台はかなり古いもので、解体して処分となった。
 冷蔵庫は再使用とのことで、別の部屋に移動させ、食器類など廃棄しないものも別の部屋に仮置きし、何もなくなった台所は、床を剥がし、根太に含んでいる水分チェツクをし、床下に入った流水による湿気を完全に乾燥するまでそのままにして台所の作業は終えた。その後、台所と廊下を挟んでおばあちゃんが休んでいるところに埃や匂いが行かないように、障子の代わりに養生テープでビニールを貼って完了だ。
 作業が終わった後に地元ボランティアのTさんが来られ、「ボランティアって、こんなことまで気を配るんだ‼」と驚いていた。ベテランボランティアは「おばあちゃんが、気になって僕らが帰ったあとに覗けるように」と、一部養生テープを貼らずに、指で少し持ち上げると見えるように気遣っていたのですよとTさんに告げると、涙の混じった汗をタオルで拭っていた。
 食器棚には、これでもか、これでもかというほど食器が出てきた。Tさんは「お母さんは戦争を経験しているから、もったいなくて物を捨てられないの」と話されていたが、91歳のお母さんは「こんなに物を捨てちゃって、ね…」とボランティアに呟かれていたと。
 でも娘さんのTさんは、全部ナイロン袋に入れて、台所がリフォームされたあとに、元に戻そうと整理をされていた。お母さんは、これも捨てるんだろうと勘違いされたのだろう。  
災害の後によく使われるのは“災害ゴミ”という言葉だ。決してゴミじゃないのだ。これまでの人生の歩みが刻まれているだけに、かけがえのない思い出の詰まった品物を片付けながら、こうしてスタッフが家主さんの思い出を聞かせて貰うのもボランティアの仕事なんだと痛感させられた一時だった。
 こうした貴重な体験をできたのも、地元ボランティアTさんの素晴らしいコーディネーションがあったからだ。「一人ボラセン」あるいは「もう一つのボラセン」がなし得た“技”と学ばせて頂いた。                        
(村井雅清)

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2025年8月豪雨災害救援ニュース No.12

09月 03, 2025


 熊本県天草市で水害のボランティア活動を行いました。神戸から天草市までは、車で約12時間以上もかかる長い道のりです。そのため、活動できたのは、わずか2日間のみです。費用対効果で考えると、決して効率的ではありません。しかし、それでもボランティアに行く意義を感じることができました。
 それは、今回私はCODE、被災地NGO恊動センター、おもやい、とは別で一日だけ天草市の社会福祉協議会でボランティアをさせてもらった時です。天草市では、全国からのボランティアを社協が受け入れており、平日でも100人以上の方が毎日ボランティアに来られています。ただ、それでも人は全く足りない状況で、一人でも人手が欲しい状況だそうです。全国からボランティアを受け入れていると言っても、ふたを開けてみる私のチームでは、9割が天草市の方で、残りが実家が天草市の方でした。
 一緒に活動したボランティアの方との話で、「熊本地震の時でさえ、天草の人間はあまり関心がなかった。この水害は、逆のことが起きてるね」。私は。能登半島地震でも似たような言葉を、よく聞きました。「金沢と能登は違う。遠いから」のような。やはり、外部から来た人には分からない物理的な距離よりも、さらに遠いものを熊本市と天草市でも感じました。また、天草市の隣である上天草市、さらには天草市はこれまで何度も合併をした街ですので、天草市の中でも見えない壁、線引きのようなものがあるみたいです。一緒に活動したボランティアの方の中にも、「同じ天草市に住んでいるけど、この辺りは来たことがない」とおっしゃっている方もいました。
 ボランティアの皆さんは、私が神戸から来たことに驚かれていました。「阪神の時は、どこか他人事やったね。次に災害あったら、何かしたい」と話してくれた方もいました。このように、この水害をきっかけに、ボランティアをきっかけに、CODEの理念である「困ったときはお互い様」の精神が、見えない壁を越えていけたらいいと感じました。その壁、線引きの正体は、まさに昔から作り上げた無関心の空気であると感じました。
                          (CODEスタッフ 山村太一)

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2025年8月豪雨災害救援ニュース No.13

09月 11, 2025


 昨日線状降水帯の影響で、熊本県、長崎県などにまた被害を及ぼしたようだ。先日来、本救援ニュースで報告してきた天草市、上天草市も影響があったのではないかと心配だ。まだ、前回の水害から完全に復旧出来ていないところもあるだろうに‥‥。

 さて、災害時には社会福祉協議会(以下「社協」という)にボランティアセンター(以下「ボラセン」という)が立ち上がるしくみは一般的になってきた。ただ、直後では被災者が自主的に社協やボラセンに相談をしたり、またボランティアの派遣をお願いできる人は多くないだろう。  

 もちろんボラセンが立ちがった後は、「お困りごとがあれば遠慮なく申し出てください。またボランティアが必要なら遠慮なく申し出て下さい」という案内が出るので、浸水した床下・床上の泥出しや水に浸かった家具の搬出等でボランティアをお願いする被災者もいるだろう。 

 でも現実は、社協のボラセンが立ちあがるまでは、被災者からのSOSは気軽に頼める人や平時からお付き合いしている人にまず入る。天草でお世話になったTさんは、「おせっかいなのよ」「こうしてつながればみんなが幸せになるのよ」「喜んでいる顔を見ていたら、こちらも幸せになるのよ」とおっしゃる。災害が起きれば、どこの被災地でもおせっかいが好きなTさんのような方がいる。いわば、どこでも現れる「T」さんのしているおせっかいは、社協のボラセンではなく「もう一つのボラセン」と言えるのではないか。。

 そもそも考えてみれば社協というのは、地域の人のために事業を行っているので、地域で率先して「もう一つのボラセン」を担ってくれる人がいるというのは有難いことではないだろうか?あくまでも地域の人たちが主役だと理解すれば、社協は黒子のようなものだろう。

 災害救援ボランティアも同じだ。被災者が主役で、ボランティアはあくまでも黒子だ。Tさんは、おせっかいを申し出たものの、「出来ることしかできないが、できることをやるだけ」と割り切っている。出来ないことは社協のボラセンが補えばいい。

 でもTさんは、まず被災宅に入ると「クーラーを応急修理して治す」。何故かというと、浸水して電気系統が故障するとクーラーが稼働しない。この猛暑の中で、汗びっしょりになりながら、泥出しや水に浸かった家具の搬出などをしていたら、熱中症になるかも知れない。」という気遣いからなのだ。ほんとうにクーラーが稼働していたので助かったというのが実感だ。

 こうして気配りのできる地域の「T」さんはどこにでもいるだろう。そう考えると、災害後のボラセンは必ずしも社協だけでなくてもいいのではないかと気づく。前述したようなおせっかいな「T」さんを「もう一つのボラセンと認知し、社協のボラセンはむしろ地域の「もう一つのボラセン」のサポートに回れば、むしろ復興の段階になれば地域で、“おせっかい”から“おたがいさま”に助け合いの文化が定着するような気がする。つまり、もう一つのボラセンを上手くサポートすることで、地域も、社協もよくなるということだ。余計なお世話か‥‥?                         
(村井雅清)

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