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令和6年(2024年)能登半島地震救援情報

 

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.85

9月 01, 2024


地域おける今後の復興拠点としての寺院の在り方を考える-2

 前号NO84に続いて、復興基金と寺の再建についてです。恥ずかしながら私も知らなかったのですが、前号で紹介した津久井進弁護士から提供して頂いた資料によると、阪神・淡路大震災の例があったのです。それは「平成7年の阪神・淡路大震災では,兵庫県と神戸市が起債して『復興基金』を創設した。運営主体は,県や市ではなく,新たに『公益財団法人阪神・淡路大震災復興基金』を立ち上げ,この財団が事業を遂行した。この復興基金の行った事業メニューのうちの一つに『歴史的建造物等修理費補助』がある。文化財に指定されていない建造物であっても,歴史的に価値あるものと認められる場合には,修理費を50%補助するというものである。補助が行われた建造物の内訳を見ると,西宮市の浄橋寺庫裏・書院の修復保全,西宮神社六英堂の修復保全,芦屋市の如来寺十三重石塔の修復,芦屋神社本殿屋根,坪殿の壁の補修,八幡神社鳥居の修復工事など,宗教的施設を対象としたものも少なくなかった」という事例です。また東日本大震災での事例は、「名取市の墓地復旧のケースである。名取市生活経済部クリーン対策課は,津波で破壊された墓地の撤去作業を瓦礫撤去として扱い全額公費で処理したのである。さらに墓石は一時保管し,引き取り手がなかった墓石は破砕をして砂利化し,申し込みのあった寺院の嵩上げに使用した」と。

そして、今回のように「地域コミュニティ施設等再建支援事業」としては、「平成16年の新潟県中越地震,平成19年の新潟県中越沖地震でそれぞれ事例がある。

ハードルは、前号でも書いたが市町がコミュニティ施設として認定するかどうかだ。でも、本来の寺の役割について考えてみれば、特に能登の場合は寺と暮らしを切り離すことはできない。ある集落では、今回の地震直後に集会所に約100名の人が避難していたが、普段から集落にある寺の行事のために集会所に常備していた大釜を使って、慣れた手つきで炊き出しをして、数日を過ごしたという話もある。能登に多い浄土真宗の寺には“講”があり、そのために寺には定期的に住民が集まっていた。今でいう“居場所”とも言える。今では、全国各地に宗教に関係なく“講”というコミュニティを維持しているところもある。そう考えると寺は地域の人たちが集まる“居場所”でもあり、暮らしと切り離せないのである。これからは、寺の広い敷地も活用し、多目的で、ユニークな使い方を工夫されることに期待したいですね。(続く)

              (被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.86

9月 07, 2024


地域おける今後の復興拠点としての寺院の在り方を考える-3

 前号で「本来の寺の役割について考えてみれば、特に能登の場合は寺と暮らしを切り離すことはできない。」と書きました。2007年の能登半島地震の時に、輪島市門前町の寺の檀家さんが言われた言葉を思い出します。「私のところの家の修復より、とにかく早く寺の再建をして下さい」とおっしゃったのです。この方のお家も半壊くらいの被害を受けているのです。都会では、寺との関係がともすれば疎遠になってきているだけに、びっくりしました。

 また、同年穴水の寺では地震後すぐに住職が、50軒の檀家さん宅に1軒あたり5万円のお見舞金を配られました。まだ、穴水町から見舞金など出ていない段階でした。

 そして、今回の地震後、偶然お出会いした輪島市町野町金蔵という集落での話です。この集落には、寺が5カ寺あり、うち4カ寺は浄土真宗大谷派の寺です。区長さんがおっしゃるには、「昔は、この大谷派の寺では“講”という集まりがあり、その時には大人数が集まります。その時には皆さんに食事を出します。そのためには寺の坊守さん(住職の奥さん)の陣頭指揮のもと、料理がつくられます。今でも“料理長”がいます。その坊守さんが集落の女性に、講の時に各家庭から提供してもらう、食料についての調理法を指導されます。その経験から、各家庭の料理というものに技が継がれていくのです」とのこと。

 このようにして、日々の暮らしの中心には寺の存在があるようです。能登半島では、輪島の白米千枚田や稲作を守る田の神様を祀る「あえのこと」、各地の祭り、揚げ浜式製塩の塩づくりなど、各々の人々の営みが「世界農業遺産」に選ばれています。寺も、その景観もさることながら、見事な建築物としての風格は見逃せないものがあるでしょう。でも、忘れてはならないのは、世界農業遺産に選ばれているのは、寺と人との関係、営みが選ばれているのです。金蔵の区長さんは「寺の影響を受けた日常の生活、農作業の取り組み方、人々の歴史も世界農業遺産に認定されたきっかけの一つになっているのです」と。

 石川県小松市にある廃寺となった「西圓寺」は、地域と一体となり再活用されています。寺の本堂などほとんどの部分が、そのままの原型を残すようにリフォームされ、銭湯やカフェ、ジムなどが併設されています。本堂はレストランに改造して、地域の住民が気軽に出入りし、そのレストランを地域の福祉施設に通う方たちのデイサービスの場にもなっていて、障害を持つ人たちが介護者と共に、地域住民はもちろん一般の利用者とも、同じ空間で食事をしているのです。まさに寺が、地域丸ごとコミュニティの場になっているのです。

やはり今回の地震で大きな被害になったことから、もとのような立派な寺構えが必要なのかは、この機に考えなければならないことだと思います。(了)

                 (被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.87

9月 10, 2024


去る9月4日、やさしや足湯隊第18便で、輪島市宅田の宅田第一仮設(通称;上野台仮設)で足湯を実施してきた。この仮設には、地震後一時は孤立し、ヘリなどで緊急避難された輪島市西保地区の人たちが二次避難所などから、ここに移動して来られた。輪島市西保地区は、上山、西二又、上大沢、大沢、赤崎、下山、小池と7集落で構成されており、その内この上野台仮設に入居されているのは小池、大沢、下山の方たちが多いようだ。

 ここの集会所にはデッキが付いており、そこに長椅子が4脚おいてあった。女性が一人座っていて、「ここでやればいいんじゃない。涼しいので丁度いいよ!」と言ってくれたので、そのデッキで足湯を実施した。室内での足湯しか経験したことがなかったので、ほんとに、心地よい風が吹いていて、気持ちがよかった。

部屋の中からにぎやかな声が聞こえてきた。入居者のみなさんが卓球をしていたのだ。 デッキの長椅子に座っていた女性が、「私が大沢から卓球台をここに持ってきたのよ!」と。「え~、何でこんなものが家にあるの?」って聞いたら、「大沢で旅館をしていたから、そこで使ってたのを持ってきたの?」と。「えっ、田中屋旅館さんの奥さん・・・?」と聞いたら、ドンピシャだった。実は、上大沢に行く度に隣の大沢にも車を走らせていて、田中屋旅館さんのご主人とは偶然大沢でお会いしていたのだ。

今回は、卓球に夢中になっていた人も一休みを兼ねて足湯に参加してくれたので、休む暇もなくひっきりなしに足湯を行うことになった。そこで一人の女性が長椅子に座られた。「あれっ、長沢さんですよね?田中屋旅館さんの前で出会った‥・・・」「あ~、あの時の‥‥」と。どうも大沢で足湯をしているような錯覚に陥る。気がついたら、予定の時間を超えて全部で20人が足湯に参加して下さった。ちなみに、2月初めから足湯隊が本格的に始動して7ヶ月が経過したが、1回の足湯で20人というのは過去最高となった。

 それにしても、70代~80代の人たちが、朝から卓球をして体を動かしているとのことですが、ほんとうにみなさん元気だ!卓球をきっかけに、交流を深めているようで、にぎやかな毎日を過ごされている。卓球の合間に、足湯に参加して下さり、「足が軽くなった。」「卓球をするようになってから、よく眠るようになったわ」「卓球を通して、辛いことも前むきになるわ!」「(卓球が下手くそで)孫には“やらんことには上手くならんで”と慰められた。毎日卓球!!」‥‥‥。

しかも、ここの集会所は住民が自主的に管理をされていて、朝9時には鍵を開けてくれる人がいるそうだ。ガチガチの規則を決めなくても、こうしてみなさんで自主的に管理・運営されているというのは、いいもんだ!!

 やさしや足湯隊第18便(岩本武流、西受穂乃花、高橋彩葉、山村太一、村井雅清)の共同編集
  (文責:被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.88

9月 15, 2024


「足湯から見える被災地①」

「3回も突き返されたの・・・」

町野町(輪島市)の仮設住宅で暮らす女性(70代)が足湯の際にこう語った。

その女性のご主人は、漆職人で自宅は全壊し、少し離れた山沿いの仕事場も被害を受けたという。

全壊した自宅が隣に倒れ掛かっていて危険な事から、二日前に自宅の緊急解体が始まったそうだ。この女性は、この日解体業者に呼ばれて「やっと過去帳や香典帳や貴重な書籍が取り出せたの。」という。

石川県は、被災した中小企業や小規模事業者の再建をサポートするための「なりわい再建支援補助金」という制度を設けており、工場などの施設や機械などの設備の復旧費用が最大3/4が補助されるが、

この女性が言うには、「仕事場の40年前の電器の値段や建てた際の諸々の証明者などとにかく昔の細かい書類がたくさん必要で、そんなん無理やわ。。」と頭を悩ましている。

その後も、文章がおかしいから書き直してと言われ、これまでに3回突き返されて未だ申請書を受理してもらえていない。

「なりわい補助金に応募してくださいって言うから応募したのに、全然通らない。伝統工芸なのに。。」とうなだれる。

仮に数十年前の書類があったとしても、全壊した自宅からどうのように探し出すのか。制度があっても非常に使いづらいと感じている被災者の現実を見せつけられた。(吉椿)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.89

9月 15, 2024


「足湯から見える被災地②」

「やる気がなくなった。。」

珠洲の仮設住宅では、「やさしや足湯隊」の学生たちと何度か足湯を提供させていただいてきた。
普段、足湯に来られる方の大半は女性がだが、この日かき氷を提供した事もあり、中高年の男性Uさんが来てくれた。
足湯の常連Mさん(60代女性)は、「女性はお茶会で毎週集まっているけど、こんな風に男性と話す機会はあまりないから、たまにはいいねえ」と嬉しそうだった。
Uさんの自宅も被害を受けたが、自宅の薪のお風呂が使えた事から、震災直後から地域の方たちにお風呂を提供してきたそうだ。
Mさんは、「あの時は寒かったから、温かいお風呂は本当にありがたかったわ。」と振り返る。
Uさんは元々林業関係の仕事をしており、3年前に樹上で枝打ちをしている際に切った枝が足に当たって骨折したそうで、その傷口を見せて笑いながら話してくれた。
そんな明るいUさんが、この日「仮設に入ってから、まったくやる気がなくなった」とつぶやいていた。
入居前は、自宅の片付けや薪風呂の整備など色々な事をやろうと思っていたそうだが、仮設住宅に入ってから、緊張の糸が切れたのか、やる気がでなくなったという。震災後から地域のために奔走し続けてきた人たちは、仮設に入って落ち着いたものの、現実を突きつけられ、息切れをしているようき見えた。
仮設住宅には、元々、地域で顔見知りの方だけではなく、他の地域から来た人もいる。
8か月を経た今、狭い仮設住宅での息苦しさ、先の見えない不安などのストレスを抱えた人たち同士の微妙な人間関係が見え隠れしている。(吉椿)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.90 

9月 17, 2024


 —自主避難所から、自立避難所へ―22(上大沢編―6)

 去る9月5日、やさしや足湯隊18便で輪島市西保地区上大沢(昔は“カメゾ”と言っていた)に3回目の足湯のため訪問した。ところが、急遽お目当ての元気なばあさんたちは、4日に金沢の二次避難所に帰られたとのこと。事情を区長さんに聞くと、仮設住宅が当たり、9月中旬に引っ越しされるのでは…という話で、引っ越しのための準備に帰られたようだ。

 ということで足湯は中止となったのだが、もともとこの日は、区長さんのお父さん(大正13年生まれの100歳)に、この日は昔のことをヒアリングするというスケジュールも入っていたので、予定通り区長さん宅にお邪魔して、お父さんにお話を聞くことができた。

 そもそも何故、100歳のお父さんに聞きたいのかというと、この上大沢に魅せられたのは、明治以来、この地震が来る前の年まで、ず~と20世帯を維持しているということだったが、区長にも、ばあさん達に聞いても分からなかったので、100歳の方に聞けば何かヒントがあるのではないかと思ったからだ。しかし、この件は残念ながら歴史的背景があってそうなったわけではなく、お父さん曰く、「20世帯というのが、争いも起こらないし、ちょうどよい塩梅(あんばい)じゃないか」ということだ。以前、ばあさん達にも同じ質問をしたが、やはり同じ応答だった。やっぱり、よい塩梅なんだ。「なるほど!」と納得した。

 ところでこのお父さんは、台湾の高雄にある製缶工場で働いていて、一度東京に戻り、その後兵役で戦地へ行っていたそうだ。この上大沢の家は、戦争で兄が亡くなったので、次男のお父さんが継いだと。ヒアリングの中で、何度も「ここが元祖や!」という言葉を聞いたのだが、この家が上大沢で最初の家やという意味らしい。歴代の区長も担ってこられた。「元祖、元祖」と誇らしげだった。もう一つ誇らしげに繰り返し言われたのは、「明治36年7月13日、東本願寺の本山から元小町(西保地区上山町)の願誓寺に遣いが来たのだと。詳しくは聞き取れなかったのだが、調べてみるとそれは、-明治36年(1903年)7月13日に、真宗大谷派の本山東本願寺から親鸞聖人のメッセージを持って北陸能登地方の信州の寺に行かれたのは、「親鸞聖人六百五十回御遠忌法要」の一環として行われたものだと。この法要は、親鸞聖人の遷化(亡くなられたこと)から650年を記念して行われた大規模な法要のこと。このような法要は、親鸞聖人の教えを広めるために全国各地で行われ、多くの信徒が参加した。特に、北陸地方や信州などの地域は、真宗大谷派の信仰が深く根付いている場所であり、重要な巡礼地となっていると解説があった。

 お父さんは、この「明治36年7月13日」という日付をしっかり覚えておられた。(続く)

(被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.91

9月 17, 2024


—自主避難所から、自立避難所へ―23(上大沢編―7)

 本レポートNO90に続いて、上大沢でヒアリングをさせて頂いた100歳のお父さんのこと。区長の息子さんは100歳というのだが、ご本人は「99歳、“もうろく歳”」と茶目っ気たっぷりと、自分は耄碌(もうろく)したという。

 昔は、漁業も盛んで“海は宝”と言っていたほど。イワシやサバの刺し網漁とワカメや岩ノリの採取も女性の仕事としても命懸けだが、活気があった。以前にもこのレポートの上大沢編でも紹介したが、上大沢の岩ノリは絶品で高価なものだ。

 イワシやサバの漁場は、“女郎島”にあったと。この“女郎島”と聞いたときに、以前ばあさんたちと話していた時に、「こっちは姉神さん、(隣の)大沢は妹の神さん」と言っていたのを思い出した。また、上大沢の入り口には“男女滝”という観光スポットがあり、女滝が主流で、男滝が支流と女性が上にあることが新鮮だった。お父さんがいう“女郎島”という表現も関連しているのではないかと思えた。また、上大沢にある日吉神社が姉神様で、大沢にある静浦神社が妹の神様と、どことなく大沢を意識しているようにも見える。お父さんは、風除けのためにある“間垣”についても、私が「大沢にも“間垣の里”とか看板がありましたね。」というと、「大沢は恰好だけや!上大沢の方がちゃんとしてる?毎年新しいのと古いのを入れ替えている。」と自慢げだったのが印象的だった。(了)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.92

9月 18, 2024


「足湯から見える被災地③」

「変わっていく町の風景」
学生さんたちと仮設住宅で足湯ボランティアを行っていると被災者の様々な声を聴く。
津波の被害を受けたここ珠洲市三崎地区も公費解体が徐々に進んでいる。
「更地になったらなったで寂しいわ。。。」と長い間、解体を待ちに待っていたMさんだが、いざ解体が終わるとこのように語っていた。
足湯の常連Sさんも、解体が進む状況を「ここに何があったのか思い出せなくなっている」とつぶやく。
地域の鎮守、須須神社の数少ない氏子である女性は、「震災後初めてお墓に言ったけど、沢山倒れていてつらかったわ」と社叢を抜けた先にある墓地の惨状を語ってくれた。
「いつまでも護岸工事をしてくれないのは、ここが小さな町で後回しなんだろう」と語る漁師の男性もいた。
長年住み慣れた町の風景が変わっていく現実に気持ちが追い付いていない。

この日、仮設の自治会長のKさんに自慢のキリコを見せていただいた。
本来、キリコは神輿を照らすためのご神灯だが、在所(集落)同士で競い合って、今では高さ約16m、重さ4tと日本最大と言われるまで巨大化していったそうだ。
紀元前に創建された須須(すず)神社の秋祭りとして、毎年9月中旬に夜を徹してキリコが町内を廻り、盛大にお祝いする。
見事な図柄に、金箔や輪島漆塗など豪華かつ繊細な意匠が施されており、絵や彫り、漆などそれぞれの職人さんがいるからこそこのキリコ祭りがある事が伺える。がしかし、この壮大なキリコ祭りも今年はできるかどうかわからないという。
タイヤのついた巨大なキリコを引いて町を回るのだが、地震や津波で道路が凸凹に陥没しているのでキリコが転倒する恐れがあり危険だという。「道路を直さんことにはキリコを出せんからな。」とKさんは言う。

つい先日、この日本最大のキリコ祭りは、須須神社の境内に4つの巨大なキリコを展示する形で開催された。Mさんは「祭りのために帰省した人たちもいて、よかったよ〜」と連絡をくれた。
能登には古くから伝わる壮大な祭りがたくさんある。この震災で祭りの開催を断念してところもあるが、祭りを通じて地域の一人ひとりがつながり直し、祭りが地域の再生に向けた一歩になる事が間違いない。

私たちのNGOが拠点にしている能登中島町のお熊甲祭りが間もなく開催される。

(吉椿)

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令和6年(2024年)能登半島救援ニュース No.93

9月 24, 2024


 水害篇―1

能登半島支援 緊急支援のお願い!!

 1月1日の奥能登地震の復旧途上の中、記録的豪雨が容赦なく被災地を襲いました。21日から降り続いた雨もようやくおさまり朝晩は肌寒いくらい気温がグッと下がりました。

 当センターが拠点置く七尾市中島町小牧でも、床下浸水の被害が出ています。仮設住宅でも床下浸水があり、お熊甲祭り(豪雨のため中止)に参加しようとしていたボランティアとともに様子を見に行きました。「避難しようと近くの中島コミセンに行ったが開いておらず、市に電話したところ担当外だからと対応してもらえなかった。」との声が…。不安な時間を過ごされた方もおり、仮設住宅の被災者には避難所の周知がまだできていなかったようです。「朝は床下の土が見えないくらい水に浸かっていた」という住民さんもいました。
水が溜まっているところもあるようなので、七尾市と【連携】を取りながら対応していきます。

昨日23日は 「やさしや足湯隊」のメンバーと当センターの学生スタッフおよび東北大学の学生と今回の地震でつながった中島町のお寺からのSOSで 裏山が崩れた 浄明寺さんの境内の泥かきのお手伝いをし、その後輪島市の浸水被災地を視察しました。もうひとつは、「やさしや足湯隊」つながりのOさん宅で(輪島市西新橋通)床上浸水の対応、もう一軒は地震の初期に問い合わせのあった漆を届けたおはし屋さんの実家の床上浸水の三軒を視察と片付け作業をしました。以下に被災者のみなさんの声を紹介します。

「4人でこの土砂を片付けようと思って、気持ちが沈んでいたけど、学生さんがたくさん来て助かりました!」

「地震で被害はなかったけど、やっと落ち着いてきたのに心が折れる」

「漁師をしているけど、地震で漁はできないし、年齢も60歳を超えるとパートもできない、

家を直すにもお金がかかるしどうすればいいの」

「みなさんが来てくれて助かりました」

地震でほんの少し落ち着きかけたところの豪雨被害に被災者の人たちは途方に暮れています。諦め感が強く、いち早いボランティアの手が必要です。また孤立状態の地域も多数あります。(増島)

 今回の能登半島を襲った記録的豪雨により、死者7名、行方不明6名、孤立集落115カ所(56集落とも)という甚大な被害が発生しました。ご存知のように同地域は今年の元日に大規模な地震があり、10ケ月を前にして、やっと地震被害からの暮らしの再建の一歩を踏み出した、あるいは一歩を踏み出そうと心づもりができたところなのです。

特に今回の豪雨水害でダブルパンチを受けた被災者は、口々に「心が折れた」「もうやる気がでない」「泣きっ面にハチ」「踏んだり蹴ったり」「弱り目に祟り目、弱い人に重なってる。」などと、当方に暮れた叫び声ばかりが聞こえてきます。

 いまこそ、毎日この水害報道を観ている私たちが、今まで以上に支援の声を、行動を起こさなければ、本当に心が折れ、立ち上がれないのではないかと胸が痛くなります。

 災害の多いこの国なので、みなさまにはご支援のお願いが続き、恐縮ですが一人ひとりが少しでもできることをしませんか・・・・。どうかよろしくお願いします。

 記録的豪雨水害による輪島市や珠洲市、能登町の甚大な被害報道があり、再び悪夢のような孤立地域に住む被災者に安否確認を始めました。元日の地震以来おつきあいを始めた輪島市および珠洲市の外浦の、地震で一時孤立した集落の中で、何とか電話が通じたMさん(珠洲市真浦)は、「この水害で道路が塞がれ、また孤立しました」と。また、輪島市西保地区の上大沢被害者には連絡がつかず、「上大沢はダメだろう」という情報も入り心配したのですが、今日23日になってやっと無事が確認できましたが、上大沢に行く林道で土砂災害が多発し、「車では行けないけれど歩いて行く」と言われた被災者もおられました。仮設住宅に当たってやっと入居できたところに、今回の豪雨で「床上浸水」(770戸)という被災者は、「どうすればいいの・・・?」と途方に暮れていました。

 9月14日の午後に足湯をしてきたばかりの輪島市町野町の唯一1件しかない「もとやスーパー」さんは、大量の流木が流れ、店内には2mほどの泥が積み上がり、見るも無残な光景になっています。いち早く仲間のNPOが泥出しに入ったようですが、「もとや」の女将さんは、気丈にも「やるしかない!」と取材に応じておられましたが、むしろ痛々しく感じました。
 みなさん、あらためて能登半島を注視してください。そして可能な限りのご支援をこころよりお願いします。      (被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清)

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令和6年(2024年)能登半島救援ニュース No.94 

9月 26, 2024


 水害篇―2

 能登半島支援 緊急支援のお願い!!

 記録的大雨に見舞われ3日目を迎えました。行方不明者および安否不明者の懸命な救命活動、捜索活動が続いています。未だ孤立集落は46カ所を数えます。残念なことに死者が8名になりました。衷心よりご冥福をお祈り致します。

通信状況も悪く、なかなか電話も通じないので気持ちが落ち着かないのですが、今回の水害によるダブルパンチを受けた被災者は、通信ができないという事態よりも、とにかく地震より酷いという現実に、「どうすればいいの?」という虚脱感が襲い、立ち直る術もないという状況です。

 昨日、やっと上大沢(輪島市西保地区)のNさんと連絡が取れたのですが、Nさんは今日歩いて集落までたどり着いたと。「(上大沢の観光の目玉)間垣も流され、住宅も押しつぶされ、集会所はぎりぎり無事だったけれど、林道の応急措置としてあったブロックや黒いトンバックも流され、元の上大沢の風景は、崩れてきた岩や土砂に埋まった状態です」と。「歩いてと言っても、自衛隊か私のように慣れた者しか歩いては行けないです」とのこと。地震後何度も足を運び、足湯も行ってきたので言葉がありません。                   

 さて、当NGOの小牧拠点から。昨日は、2班に別れて、一昨日の輪島の継続ニーズ3件と珠洲に島村、三宅と視察に行きました。昨日の朝七海屋さんでお水を購入、珠洲市の三崎の断水地域と大谷小中学校の避難所に届けました。七海屋さんも「弱り目に祟り目で、地震の次に水害で、言葉が出ない。能登はこんなところじゃなくて、何にもなくても自然豊かで風光明媚ないい所だったのに」とうっすら涙を浮かべながら話してくれました。

 三崎町寺家の4つの集落のうちのひとつの断水になった川上本町に飲料水を届けました。

被災者の男性は「地震の次は水害でここの集落も三軒くらいしか残ってないよ。みんな戻ってくるのか。でも、都会には住めないから、やっぱり田舎が住みやすいよ」と。 

午後からは大谷地区を訪問しました。避難所となっている大谷小中学校に行きました。当センターともつながりのある日本災害看護学会酒井明子さんが詰めていて、 飲料水や土嚢袋など物資を降ろし 、出入り口の泥かきの作業をしました。そこまでの峠の道は至る所で土砂崩れが起きていて、またいつ土砂崩れが起きるかわからない状況で、緊急車両と住民さんしか通れない道です。訪問した現場では自衛隊の給水車が来るはずだったのに来なくなってしまったので、トイレの水などももっても1日~2日しかかと話していました。

輪島でも学生スタッフの南がリーダーとして、3件の家屋の清掃作業をしました。床下の泥だしをできる家屋もあれば、家屋の中に入るのもままならないくらいの泥が押し寄せその周りの泥出しからしている家屋もあります。店舗の次に自宅、資材置き場と自営業の人は何か所も掃除をしなければなりません。 背丈ほど水が入ってしまったところもあり、片付け作業に人手がいります。

そんな中、突然当センターが拠点を置く小牧に、地元の宮本水産の奥さんが輪島の親戚を訪れ、「そっちは大丈夫だったから一緒に手伝わせて!」と一緒に作業をしました。こちらでいう お互いに助け合う古くからの知恵「えー」(結) ですね。こんな時だからこそ諦めません!

 地震でやっとこれからの暮らしにいて考えようと思った矢先のこの水害に、被災された方の気持ちを考えるとほんとに言葉もでません。

マンパワーが圧倒的に足りませんが、地震直後から一緒に活動している佐賀の(一社)おもやいや(一社)はちはち、資機材を懸命に集めてくれている地元の「チームこのへん」、やさしや足湯隊、岩手県の不動院からタオル、新宗連、四番隊、個人・学生のボランティアのみなさんなど、いまできる範囲で対応しています。ご支援をよろしくお願いします。

(増島智子、被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清)

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令和6年(2024年)能登半島救援ニュース No.95

9月 27, 2024


 水害篇―3

 能登半島支援 緊急支援のお願い!!

一昨日(9/24)の報告です。

前日に引き続き、輪島市内へ。
地震から約9ヶ月が経ち、祭りなども行われ活気を取り戻し、少しずつ公費解体も進み出して景色が変わりつつあるように感じていました。ですが、今は土に汚れ、住民さんが言われた『また、リセットや。』という言葉が悲しく響きます。

この日も4つの現場に分かれ、泥のかき出しや家財の搬出、床板の洗浄などを行なっていました。自分が作業していると、隣のお宅のご夫婦が不安定な椅子を足場に窓から入ろうとしいました。危険を感じ、声をかけて家に入るのを少し補助させて頂きました。詳しくお話を聞くと、

『地震で隣の家が崩れ、自宅の玄関が潰れてしまった。準半壊だが、勝手口を玄関にしてここで生活しているけど、勝手口も土砂が溜まって出入りできなくなったからこの窓から入るしかない。』

『昨日ようやく家に入れて、少し片付けたけど、夫婦2人じゃ全然進まない。社協に電話したけど、いつ来てもらえるかわからない。周りが片付けてるのを見ていると焦ってしまうけど、何をすればいいかわからない。』

とおっしゃられており、地震に次ぐ水害に混乱されている様子でした。我々もお手伝いできることを伝え、翌日から対応させていただきました。

被災者の方々の状況は多種多様で、地震被害を乗り越えて、生活を取り戻そうとしている中での豪雨被害は本当に心が痛みます。『もうこんな所、人がいなくなるよ。本当に。』と肩を落とす住民さんもいます。今こそ、数多くのボランティアが必要だと強く感じます。どうかお力をお貸しください。 (学生スタッフ南太賀)



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令和6年(2024年)能登半島救援ニュース No.96

9月 28, 2024


 水害篇―4

 能登半島支援 緊急支援のお願い!!

 昨日26日午後、輪島市西保地区上大沢の区長さんとお父さんが、「やつとヘリで、緊急搬送されました。輪島市の仮設住宅です。ここは水害の被害はないので水も出ます。父親も元気です。ご心配をかけました。5日間上山に避難していました・・・・」と一報が入り、ホッとしました。同集落のNさんが一度歩いて上大沢を行かれた時に、「間垣も流され、田んぼも泥だらけになり、林道の途中は倒木と土砂で大変な状態だ・・・・」と悲鳴を上げていたので、心配していたのです。区長さんはあの21日に父親と、上流の上山地区に避難しかけたのです。しかし、途中で大雨に会い足止め状態だったのですが、何とかそこを脱出して、上山地区の知人宅に避難できたとのこと。「あの避難時の状況を思い出せば、上大沢に住めるようになるには、相当な時間がかかるでしょうね」と意気消沈されたようなお声でした。ほんとうに今回の記録的大雨は、想像以上の被害です。

一方遅くなりましたが、以下24日に珠洲市や輪島市内で活動してきたレポートです。学生スタッフのTとSに大阪ボラ協のKさんが同行して、まず珠洲市は外浦の高屋町の仮設団地を訪問し水を届けて来ました。輪島市内の現場は継続4案件と浄明寺経由で新規案件1件の現場調査に行きました。。

継続ニーズは床下にもぐっての泥だしと掃除(おもやいの尾崎、四番隊の加藤、新宗連、個人ボラなどで)対応、もう一軒はお食事処“やぶ新橋”の泥だしでこの店は地震で冷蔵庫など全て入れ換えて再開したばかりでの水害被害でした。ここは新宗連2名で対応。別の個人宅伊川邸は、泥だしと家財搬出(三宅、ともこ、住民さんの職場の応援部隊で対応)。23日に学生スタッフTが入り、椅子に上って家屋に入っていたところで、重機ボランティアに家の前の土砂を撤去してもらい、家に入れるようになりました。その隣はやぶ新橋の自宅で、ここはパルシステム8人に入ってもらい、泥だしと家財搬出です。

もう、一軒は現場調査で、現在仮設に住んでいて、必要なものは公費解体予定の自宅に保管していたところ、1階が胸くらいまでの高さの浸水で多くの家財が浸水し、かなり諦めモード。

みなさんそうですが、2度の被災で、やけになって家財を捨ててしまう傾向がとても強いです。できるだけ無事なものは捨てないで、一時置いておきましょうとアドバイスをさせて頂きました。

随分道路は乾き始めた部分もあり、土埃が酷いです。家屋の中はシャバシャバな泥水がドンドンでて来る状態で、水切りワイパーを重宝しています。角スコップもいまは必要です。断水箇所もあるので、バケツを設置できるタイプの高圧洗浄が必要です。電源も必要なところもあります。いつもの水害後より、かなり手ごわい感じがします。

          (増島智子、被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清)



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