←2020.06 2020.07 2020.08→
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第1報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第2報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第3報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第4報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第5報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第6報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第7報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第8報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第9報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第10報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第11報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第12報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第13報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第14報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第15報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第16報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第17報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第18報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第19報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第20報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第21報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第22報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第23報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第24報
 2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第25報
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第26報
 
 
←2020.06 2020.07 2020.08→

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース

 

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第1報

 防災科学技術研究所のチームによると、昨日(7月3日)午後9時半ごろから鹿児島県周辺で線状降水帯発生を確認。熊本県南部には4日午前0時40分ごろから発生し、4日午前7時半の時点でも断続的に発生しているとみられると発表しています。こうして九州南部では梅雨前線にともなう線状降水帯が滞留し、鹿児島、熊本、宮崎、福岡などの広範囲に豪雨水害をもたらし、鹿児島、熊本の一部には大雨特別警報(のち大雨警報に切り替え)が発表されました。

 球磨川がほぼ全域にわたって氾濫し、主に熊本県八代や人吉および芦北町に甚大な被害をもたらしています。もう50年以上にわたって水俣病被害者の支援活動をしている筆者の友人Tさん一家が住む熊本県津奈木町地域では7カ所以上の土砂崩れが発生したようです。すでに報道されていますが、同町福浜では、土砂災害の被害にあった世帯があり、3名が埋まったものの、うち2名が救出されたものの、心肺停止状態との報告がありました。今朝からTさんと連絡を取りつつ、北部豪雨水害(2017)で被害のあった大分県日田市の被災地に発足した「NPO法人リエラ」(当NGOの代表が理事をしています。)とも情報を共有し、支援体制の調整を行っています。

 今回の梅雨前線は、今日の夕方から明日の未明にかけ、東日本の方に移動する模様で、今後の新たな被害が拡大しないことを願いつつ、とりあえず私たち被災地NGO恊働センターは、被災地の状況を見守りつつ、支援体制に入ることを検討しています。なお、具体的な支援活動を展開する際には、新型コロナウイルス感染症第2波の可能性が高くなってきた今、コロナ対策を万全にした上での支援体制にも配慮していきたいと思います。

 この間のコロナ禍の影響もあり、講演や事業もすべて中止になり、当センターの財政事情も厳しい状況にあります。誰もが同じように厳しい生活を強いられている中で、大変心苦しいのですが、当センターの支援活動にご協力をお願い致します。
(事務局:村井雅清)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「九州南部水害」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


 

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第2報

 昨日の支援ニュース第1報をご覧になって、早速ご寄付をして下さった方々がおられます。ほんとうに心から感謝いたします。ありがとうございました。

 さて、3日午後より降り出した梅雨前線に東シナ海からの暖かく湿った空気が衝突し、線状降水帯を発生させ、鹿児島・熊本・宮崎の上空に停滞したために、主に球磨川の氾濫・決壊による甚大な被害をもたらしました。
今回の球磨川大規模氾濫は1965年以来のこと。今回の豪雨水害による被害の原因は、「暴れ川」と言わている日本三大急流の一つである球磨川流域の地形、そして2017年から4年連続でこの時期に発生した線状降水帯の停滞、と専門家による指摘があります。

 死者が出た芦北郡津奈木町は、海沿いの集落が点在しており、後ろには山間部を抱え、土砂災害を招くという地形でもあります。そして多くの浸水被害を発生させた球磨川の流域では、相良村や五木村、八代では一時孤立するという事態にもなったようです。(他にも孤立地域がないか心配です。)
降雨に関しては、今、小康状態に入っているようですが、今日夕方から再び激しい雨が降るという予想もあり、明日、明後日までまだまだ予断は許さないでしょう。

 昨年7月末、九州北部に停滞した秋雨前線による豪雨水害に見舞われた佐賀県武雄市を中心に支援活動を続けている武雄の「おもやいセンター」代表鈴木隆太が今回の災害に対してFBで感想を書いています。そこから抜粋した下記の部分を紹介します。

 雨はどこに降るかも分かりません。連日佐賀県武雄市では避難所が開設されております。武雄市行政も早めの情報発信をしてくださいます。ここ数日武雄でなかったところが球磨川流域の大変な状況を目にして、改めてここでするべきこと、熊本へできること、仲間とともにできることを考えたいです。新型コロナによって社会が劇的に変化する中で、答えがなく誰もがモヤモヤして過ごしておられるのではないかと思いますが、だからこそ「あーでもない」「こーでもない」という、答えにたどり着かないかもしれないけれど、少しでもその答えに近づけるようなコミュニケーションの場を、信頼できる仲間たちと「おもやい」し続けます。少しでも去年の水害の際にいただいたご恩をお返しできるように。少しでも「ここに住んで
 いてよかった」とご縁をいただいた方々と改めてともに思える日のために。

 25年前の阪神・淡路大震災から災害救援活動を続けてきた当センターも、これまで新型コロナのような感染症との複合災害対応は経験がないため、鈴木同様もどかしい思いをしています。でも、水俣には50年来の知人がいることから、球磨川周辺の関係者にもつながることができるので、「おもやいセンター」とも連携しながら、支援の手が届きにくい地域に寄り添い、支援していきたいと考えています。しばらく暖かく見守って下されば有難いです。引き続きご協力をよろしくお願いします。
                            (事務局 村井雅清)

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第3報

 コロナではないですが、第二波の豪雨が鹿児島県をはじめ九州南部を襲っています。明日の朝から午後まで続くようなので心配です。同時に降水帯は四国、東海と広がりつつありますので当該地域は、より警戒が必要です。

 球磨川の広域な氾濫で特に人吉市に甚大な被害をもたらしましたが、人吉は球磨川流域の住民が防災のための「タイムライン」(事前防災行動計画)を作成していて、人吉市の地域防災計画にも反映されていたようですが、今回の雨量は想定をはるかに超えていたとのことです。そういう意味では、命を守るためにはかなり早い段階での避難を心がけることが第一優先のようです。友人や親せき、あるいは一応顔のつながっているご近所さんなどに「何かあったときは、連絡もせずに避難するから助けてね!!」ということをいつもつぶやいておくことも一案のような気がします。誰もが「助けて!」と叫んで、何とかしよう!とおたがいさまが成立することが理想ですが・・・・。普段から迷惑をかけあう社会もいいのでは・・・・?

 さて、このニュース第2号でも懸念していましたが、熊本県八代、人吉、球磨村などでは孤立世帯が1000世帯以上もあるということです。一部では電気・水も不通で困り果てている人たちもおられます。自衛隊・消防団などが一軒一軒安否確認をしいるようですが、それでも広域になると、ヌケ・モレがでるでしょう。私たちはこれまでの人と人のつながりを頼りに、そうした支援の網の目からこぼれれる人たちに注意を払いたいと思います。

 今日は、2008年の西日本の豪雨から2年目。そして九州北部の福岡県朝倉、大分県日田を襲った九州北部豪雨災害から3年という「悲しい日」なのですが、過去の経験がこういうときに生かせることを願います。引き続きご支援をお願い致します。
(事務局 村井雅清)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「九州南部水害」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.inf
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第4報 

 今日7日も活発な梅雨前線が日本付近に停滞し、九州から西日本、東日本、東北へと伸びており、しかも9日までは停滞するような状況です。3日より被害をもたらした九州南部も以前警戒が必要ですが、昨日から九州北部の佐賀県、長崎県、福岡県に大雨特別警報(のち警報に)が発表され、九州全体に特別警戒が必要と報じられています。

 本ニュースで、佐賀や大分、熊本などの九州内の支援団体による情報共有と支援の方策を考え行動するとお伝えしましたが、今はとりあえず各々の地域での対策に奔走しなければならない状態で、正直お手上げ状態です。

 こうした中で、警報が出た福岡県久留米に住む友人の障害者のFさんは、小さなマンションの3階で一人暮らしをしています。3階なので直接浸水被害に遭うということはない可能性が高いが、それでも一人暮らしなので避難所に行かずにここにいるのは不安だと心配しておられました。通常ならばヘルパーさんが来てくれるのですが、警報が出ているのでヘルパーさんも行けないと言っているらしく困っておられました。こういうケースは少なくないのだろうと想像できるが、やはりこうした非常時のセーフティネットが十分でないという現実なのでしょう。政府は「我が事・丸ごと」地域共生社会づくりとして「共生社会政策」を打ち出すが、包括的な支援体制の整備.がまだまだ不十分であることを認識すべきではないかと思わざるを得ない。
このような現実を考えると、私たち一般ボランティアも介護や看護の専門家との連携を積極的に追及しなければならないのではないかと思います。引き続きご支援をお願いします。
(事務局 村井雅清)

--

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「九州南部水害」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第5報

 残念ながら予想通り昨日は梅雨前線による豪雨災害はほぼ九州全域に広がってしまった。2017年に被害を受けた大分県日田、2018年に被害を受けた佐賀県武雄、そして福岡県大牟田などに甚大な被害がでている。まだ前回の傷も癒えていないにもかかわらず容赦ない。
それでも被災地は過去の被害の体験から学んだことを、各々が発信している。「少しでも役に立てれば・・・」という思いを込めて・・・・。

 しかし、こうして被災地同士が支えあいの連鎖を広げていくことは勇気と希望を提供してくれる。これはせめてもの救いかも知れない。
そして今朝から岐阜県、長野県の一部にも大雨特別警報が出された。岐阜県の飛騨川の氾濫では孤立集落もあるようだ。予報では、今晩からまた九州に豪雨をもたらすとのこと。もうこれ以上被害を拡大しないで!と叫びたくなる。

 さて、コロナ下でなければ全国から救援ボランティアが被災地に集結するのだが、被災地の受け入れ期間が「県内に限る」「地元に限る」と発信しているために、自粛ムードが広がる。コロナ禍が終息宣言を出せない以上やむを得ないのかも知れない。もどかしい限りである。
でもこんな時こそ多彩なアイデアが生まれると期待したい。25年前の阪神・淡路大震災では、それまでボランティアなどしたことがないという若者を中心に、2か月で100万人のボランティアが集まった。7割が初心者ボランティアだった。その彼女・彼らが、実にいろいろなアイデアをだしたのだ。引き続きご支援と共に、アイデアもよろしくお願いします。
                                         (事務局 村井雅清)
--

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「九州南部水害」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第6報

 梅雨前線がまた被災地に追い打ちをかけています。これ以上被害が広がらないことを願うばかりです。
水俣のTさんから現地の報告が届きましたのでご紹介します。津奈木町でもいたるところでがけ崩れが発生し、いまもお二人の方が行方不明だそうです。また、雨が続けばがけ崩れが発生するかもしれないので、不安な毎日を過ごしています。道路も各所で寸断されていたそうですが、最低限の道路が確保されましたが、土地勘がないと迂回路は走れないそうです。また、葦北郡、八代市(坂本町地区)、球磨村、山江村などでは道路の寸断され孤立状態が続いている地域が多数あり、十分に支援が届いていないということです。

 Tさんの自宅は幸い無事だったそうですが、葦北町のご親戚の家や水俣病の患者さんの関係者の方も被害を受けていて、昨日は、束の間の晴れ間に片付け作業が行われたようです。断水している地域もあり、患者さんの中には、避難所に避難している人もいるとのことです。
片付けが進むごとに、ごみ集積場もどんどんいっぱいになっているそうです。これは水害の被災地ではつきものですが、片付け作業を阻む要因ともなります。被害の大きさから想像すると県内で処理するには負担が大きいと思います。
なお、葦北周辺のスーパーなどは営業していて、断水家庭には水などが届けられ、災害物資も入ってきているようで、水俣でも物資は調達できつつあるようです。それでも車が流されたり、孤立していたり物資の調達が厳しいところもあると想像します。

 ところでSNSを通じて知り合いのボランティアさんの出身地球磨村で被災した神瀬地区からカンパを呼びかけている方がいます。よければこちらもご協力ください。光を届ける支援として、避難者の方たちにヘッドライトやサンダルなどを配布するそうです。ただし、人吉で物資は調達するそうですので、お金での支援を要請しています。被災地で品物を買うことにより、被災地の経済にも少しでもお役に立てます。

カンパの送り先は、
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ゆうちょ銀行からゆうちょ銀行へ
(記号)17140 (番号)19325571
[加入者名]神照寺(しんしょうじ)
他金融機関から振り込まれる場合
【店名】七一八(読み ナナイチハチ)
【店番】718
【普通預金】口座番号 1932557
(*領収書が必要な方は通信欄にお書きください)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
(事務局 増島 智子)

--
■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「九州南部水害」と記入して下さい。
--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第7報 

 この度の「7月豪雨」は、13日(月)から14日(火)にかけても不安定な天候で、日本海側を中心に局地的な激しい雨が降る予想もでているが、昨晩の報道では「すでに被害が出ている九州や東海に加え、広島周辺も大雨災害に厳重な警戒が必要」とのことで、広島では線状降水帯が発生する可能性も指摘されており、「2014年8月豪雨」に類似している」とも。声が届くなら「もう堪忍してくれ~!」と叫びたい。広島を襲えばこの数年で3回目なる。なんとか避けて欲しいと願うばかりだ。
 
 こうしてまだ不安定な天候が続くが、これまでのニュースでもお伝えしている「おもやいセンター」(佐賀県武雄)や大分県日田のNPO法人リエラも、地元の被災地の支援活動を始めた。当NGOは、こうして宮崎も含めた九州内での活動を続けている人たちとのネットワークを築きながら、最も支援の届きにくい地域の支援を優先的に行う方針だ。

 さて、この度の甚大な災害に対応するボランテァイ支援に関して、全国社会福祉協議会はじめ民間の全国ネットワークおよび地元被災地の社会福祉協議会などからは、コロナの感染拡大を防ぐために県外からのボランティアは控えるようにというメッセージが流されている。また、被災地から要請が出るまで現地での支援活動は控え、募金活動に絞るという声も。
 しかし、連日マスコミやテレビ報道を見ていると、各地の被災地で孤立した集落や大打撃を受けた被災地の苦難が報道されている。災害時の法則のようなもので、甚大な被害を受けているところからはSOSは、すぐにはでない。だから政府は東日本大震災の反省から「プッシュ型」と言って被災地からの要請がなくても救援物資を送るという体制をとっている。人材も同じだろう。今朝、25年来のおつきあいをしている静岡ボランティア協会理事長の小野田さんから電話があった。「一昨日、人吉市にタオル5000本とマスク4000枚を届けてきた。」と。「支援要請がなくても、相互の信頼関係があれば被災地に走るよ!」という決意の表明だった。小野田理事長曰く、「一律に県外からの支援はダメというのではなく、なんらかの信頼できるつながりがあれば、ヨシとする方法もありではないか。こういうときに必要な仕組みは、リエゾンというか、相互の信頼をつなぐ仕組みではないか!」というのである。

 災害時におけるリエゾンというのは、災害対策現地情報連絡員という行政用語だ。一般的にはフランス語でいう「連携」とか「連絡」という意味である。でもリエゾンという意味に内蔵されているのは、通常はつながりがなくても目的を達成するためにつながらない人と人、あるいは団体と団体を調整し、つなぐ役割をする人、もしくは仕組みではないかと理解できる。
これまでのリエゾンの役割から推測すると、キーパーソンとなる調整員のような人材ではないか。つまり、コロナ禍であっても、検温、消毒、マスクなど一定の備えをとっていれば、県外でもヨシ!とゴーサインを出させ、支援の間口を広げるキーパーソンと言える。
こうした知恵も活かすことも必要だと思った。余談だが、小野田さんとは25年前の阪神・淡路大震災で神戸に支援に来られたことからつながっている。海外の災害も含めていつのときも情報共有は欠かさない。こういう関係があるからこその今回のリエゾン提案だが、やはり“つながり”が大事でることを痛感した。
(事務局 村井雅清)
--
■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「九州南部水害」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第8報

■当NGO代表の頼政からのレポートを下記に紹介します。
 7月3日以降の梅雨前線による大雨で九州各地に被害が出ています。2017年に大きな被害を受けた大分県日田市でも甚大な被害が出ています。私が理事を務めるNPO法人リエラでも、災害ボランティアセンターの運営支援や、地域の拠点の支援などを始めることになりました。このニュースでも連携の大切さを何度も報告していますが、当センターは、NPO法人リエラからの要請も受け、私がNPO法人リエラの理事として7月11日から現地に行き、リエラの支援活動をバックアップし、支援体制の構築を支援することにいたしました。日田市では天ヶ瀬温泉街が大きく被害を受けています。新型コロナウイルスによる休業でダメージを受けたところに、今回の被災で大変な苦境に立たされています。NPO法人リエラでは、こうした温泉街の復興まで見
 据えた長期的な支援を視野に入れています。当センターは、NPO法人リエラの活動をバックアップしながら、中長期的な復興支援までサポートをしていきたいと考えています。
(ここまで)

◆NPO法人リエラの活動の詳細については下記のFacebookページをご覧ください。
https://www.facebook.com/rearea.oita/
(新しいウインドウで開きます)

リエラでは現在以下の支援協力をお願いしています。

①スマートサプライを活用し、支援物資を集めています
災害復興活動のための支援物資については、スマートサプライ(物資支援のマッチングサービス)でも受け付けております。
https://smart-supply.org/…/re-area…/5f06aa6cc7983f0006b98219
(新しいウインドウで開きます)

②支援金について
支援金を募集しております。支援金はガソリン代やスタッフの活動経費に充てさせていただきます。

《振込先についてはこちら》
大分銀行 豆田支店
普通 7525524
口座名 NPO法人リエラ
✳︎振込の際に、お名前の後ろに「2007 キュウシュウ」とご記入ください。
✳︎お振込後に、お手数ですが、
・件名に「2020年7月 九州豪雨支援金」
・本文に【お名前・お電話番号・ご住所】
をご記入し、info@re-area.orgまでメールをお送りください。

◆佐賀県武雄市の「おもやいボランティアセンター」では、太良町社会福協議会からの応援要請を受けて、ボランティア派遣を行います。同じ県内ということで積極的な支援を開始します。詳細については以下のFacebookページをご覧ください。
https://www.facebook.com/omoyaivc/
(新しいウインドウで開きます)

(事務局 村井雅清)

*ブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)

--
■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第9報

 熊本県内では、いまだ孤立集落が10集落(283人)も残っているとのこと。内訳は芦北町6集落、球磨村2集落、多良木町1集落、五木村1集落になっている。毎日、テレビ報道で流れる取り残された被災者の悲痛な叫びが物語るほど甚大な被害であった。ある集落では、いよいよ避難を決意した時に、「1年~2年帰れないという覚悟で避難すんだ!」と怒りと不安と悲しみを誰にぶつけるともなく、悔しい表情をあらわにして語っていた被災者のことが脳裏に焼き付いている。
さて人吉市と球磨村は合同の災害ボランティアセンターを開設し、活動を開始した。昨日11日は途中で激しい雨に見舞われたことも重なり、ボランティアは県内各地に限定され59名だった。この広域で、かつ被災地域の各々の様子から判断するに59名とは・・・・・・と天を仰ぎたかくなる。コロナ禍で最善の注意を払わなければならないのは当然としても、ほんとうにもどかしい思いをしているのは私だけではないはずだ。なんとか知恵を出そう!
(事務局 村井雅清)

□以下は昨日大分県日田市に入った頼政代表からのレポートです。
頼政です。今日は、午前中に日田に到着し、主に孤立していると言われていた中津江村に行きました。ようやく道が開通したところで、物資などが徐々に入ってきています。

▼写真は下記にアップしています。
https://photos.app.goo.gl/wS5cMaLkZdFVfQiF9
(新しいウインドウで開きます)

中津江村は約60名が避難生活をされていました。住宅の被害件数はそれほど多くないのですが、崖崩れ等が多く発生し、孤立して帰れなかったり、自宅が危険で避難生活を続けているという方が多いようです。
自主避難所でお話をきくと「野菜もあるけん家から取ってきて自分たちで作って食べてた。米も野菜もたくさんあるけんね。米は電気がないけん、昔の羽釜で炊いてみんなでおにぎりを握って食べたのよ。」という話をされており、みなさんの逞しさを感じました。
一方で、別の避難所では、「みんながいるから笑い話もできる。でも無理に笑っているのよ」という話をしてくれた方もいらっしゃいました。避難生活も5日目となり、少々疲れが見えて来ている様子でした。
避難所でも新型コロナウイルスの対策に悩まされており、密な状態にならないよう学校の教室等も使いながら分散して滞在されていました。これから、中長期的なことも見据えて避難所の運営を検討していかなければなりません。中津江村にはNPO法人リエラの副代表理事も住んでおり、住民の方々の安否確認や物資の配布などに駆け回っておりました。こうした住民の方たちの間をつなぐ方を中心にしながら、地域の実情に合わせた支援が必要です。

頼政 良太/Ryota Yorimasa
所属:被災地NGO恊働センター
E-mail:ryota.yorimasa@gmail.com
携帯:080-4238-6305

*ブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)
--
■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第10報

 昨日のニュースで球磨村でまだ二つの集落が孤立とお伝えしましたが、今朝の報道では下記のように無事最後の被災者も救出できたとのことです。
"熊本県の豪雨被害を受け、球磨村神瀬地区から避難していた住民は9日午前、最後の一団となる11世帯19人が錦町勤労者体育センターから多良木町の旧多良木高などへ移動した。"と、ほんとうによかったです。

 さて当センターでは、おもやいセンター(佐賀県武雄)、NPOリエラ(大分県日田市)の支援に入っていることはお伝えしました。さらに熊本県球磨村で甚大な被害を受けた集落の支援も追及しており、情報収集の結果、球磨村神瀬集落から避難され、現在200名を超えている旧多良木高校避難所と同村渡集落を支援したいと考えています。

 神瀬については、熊本地震(2016)後に構築したネットワークの中から神瀬で地域おこし協力隊のメンバーだった大谷さんを窓口に支援の形を作りたいと思います。そして同じく球磨村の渡集落も今後の支援対象にしたいと考えています。球磨村の集落には村井が一度今週明けに現場に入る予定です。

 当センターは25年前の阪神・淡路大震災以後、各地で発生した災害の救援活動を通して、実に多くの方々とのネットワークができています。そして多くの方々の多大な支援も受けてきました。そうしたネットワークが、今回も積極的に動いてくれています。ある人は寄付を、またある人は物資を、そしてある人は情報を、と提供して下さっています。ほんとうに心から感謝を申し上げます。今回の水害に関しては、応急対応、復旧・復興まで成し遂げるには、相当な年月を要します。引き続きご支援をお願い致します。
(事務局 村井雅清)

*ブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)
--
■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--

※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第11報

■頼政代表からの現地の様子です。

 一昨日は日田市災害ボランティアセンターの初日で、200名以上のボランティアが集まりました。泥出しなどの活動は少しずつ進んでいます。しかし旅館なども大きな被害を受けています。
「ひとまず泥は片付いてきた。これから営業をどうするか。お風呂だけは営業してボランティアさんに入ってもらいたいんだけど。コロナの自粛明け1週間で被災。常連さんもショックを受けてるみたいで…」とお話してくださいました。
温泉街の若手の方々も、復興にむけてさまざまなアイデアを出し合いながら、復興グッズ作成などのプロジェクトを準備しつつあります。当センターはそうした動きを応援していきます。
 午後からはもう一つの被災地、中津江村に向かいました。大きく被害を受けた天ヶ瀬温泉街にある「みるき〜すぱサンビレッヂ」からお湯の提供を受け、中津江村の避難所に足湯を設置しました。
天ヶ瀬温泉から中津江村へと被災地から被災地へとリレーが実現しています。足湯につかった方々は
「シャワーだけだったから、足だけでも気持ちいい。今日はよく眠れそう」
「向こうも大変だったんでしょう?元気になったら天ヶ瀬に温泉入りに行かないとね」 とおっしゃっていました。
 中津江村は、崖崩れが至るところで発生しており、今後、避難生活が長期化する可能性も高いです。避難所生活も長くなっていくため、NPO法人リエラや市とも連携してとりあえず住環境整備等で支援をしていく予定です。
                            (代表頼政良太)

さて、球磨村では他県からの応援職員がコロナに感染し、症状はないようですが陽性と判定されました。他県からのボランティア支援が難しい状況の中で、残念ながら益々厳しくならざるを得ないでしょう。そんな中で、上記のように支援が手薄になりがちな中で、被災者同士が助け合うという光景は、今後のお互いの地域の復興に大きな影響を与えるでしょう。いわゆるこれも“復興バネ”ですね! (事務局
村井雅清)

*ブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)

--
■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第12報

 代表の頼政は引き続き大分県日田市で活動中です。電話で活動内容を聞いて、ここに報告いたします。

 昨日は、中津江地区の避難所を訪問しました。足湯に続き、コーヒーサービスやラジオ体操をしました。「この間の足湯はよかったよ」などの声を頂いたそうです。中津江地区の住民さんは地域のあちこちで土砂崩れが発生し、道路が寸断、また雨が強まれば避難指示が出るので、自宅の後片づけもままならず、着の身着のままで避難してきているので、きめ細かな情報も入らず、避難所で悶々とした日々を過ごし、ストレスが溜まってるようです。そんな中、少しでも気分転換できるような取り組みが必要のようです。ラジオ体操をしたりしていると、少しずつ気分も明るくなり、顔色もよくなり、笑顔がこぼれます。
そして、中津江地区の中には以前から「中津江村づくり役場」という「住民自治組織中津江村振興協議会」が存在し、その活動内容は、住みよい地域を維持するために、住民みんなが困りごとの解決や地域振興に取り組むことです。基本目標には、「足りないものは自分たちで補いながら」、「欲しいものは自分たちで作っていく」、「なんでも相談できる場所を目指そう!」を掲げています。水害の活動では、日田市内のボランティアセンターからボランティアさんが来るとなると車でも40分くらいかかってしまうので、この地元の協議会のみなさんが中津江の地域でもボランティアセンターができないか、検討しているそうです。まさに、基本目標の「足りないものは自分たちで補いながら」を実践しつつあります。コロナ禍により、県外からの支援が届かないいま地元の住民さんが立ち上がろうとがんばっています。今後も地元の人材を発掘しながら、支援活動を展開していきます。(現地報告ここまで)

 また、現在ボランティアは県内に制限されていて、被災地では自宅の前に「ボランティア求む」などの張り紙がされていたり、現地からもボランティアはほとんど見ないという声が散見されます。
 今日15日の神戸新聞にCODE災害援助市民センター理事長で兵庫県立大学室崎益輝教授が「今回の豪雨では、県境を越えての移動はウィルス感染のリスクがあるということで、外部からのボランティアを締め出すことになった。その結果、必要なボランティアが集まらず、被災者が困り果てる状態になっている。」と、続けて「そして、ボランティアが被災地に感染を持ち込むリスクがあっても、すべてのボランティアを断ってはいけない。PCR検査など最大限の感染防止策をとりながら、被災地の再建に欠かせない、経験豊かなボランティアは、呼び集めなければならない。」と述べています。
当センターも感染防止には最大限留意しながら、現場とご支援頂いているみなさんとともに、それぞれの持ち場でできることをしていきます。

 そして、今週19日(土)には、日田市で活動しているリエラのみなさんと、水害に遭われた住民さん、昨年水害被害を受けた佐賀の住民さんそれをサポートしている武雄市のおもやいボランティアセンターや弁護士などのみなさんが参加し、オンライン相談会を開催予定です。被災地から被災地へのリレーが始まっています。みなさん引き続きどうぞご支援よろしくお願いします。
(事務局 増島 智子)

*ブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)

--
■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第13報

 日田市の被災地では、住民さんが自ら公民館で炊き出しをしてるそうです。ボランティア不足の中で、なんとか踏ん張ってがんばっています。朝昼晩の3回、1回60食~70食を提供していて、台所が使えない方、片付けで食事を作る余裕がない方などに喜ばれているそうです。こういう時は、レトルトやコンビニ食に偏ることが多いですが、やはり手作りの温かい食事は体も心も癒してくれます。来週からはメンバーを後退して、引き続き炊き出しの提供を検討しているそうです。

 昨日お伝えした、中津江地区でも地元の消防団が積極的に活動をしているそうですが、さすがに発災から2週間近くも経つと疲労の色が濃くなっているそうです。すでにお伝えしたように中津江地区では、土砂崩れの可能性がある危険な地域もあり、長期的な避難生活を余儀なくされることも考慮に入れながら、今後の支援を検討しています。今回大分県だけでなく、熊本県などでも山間部の市町村に被害が広がり、まちの再生には時間がかかるところも少なくありません。着の身着のまま、バラバラになった被災者はこれからどうなるのか不安な気持ちでいっぱいだと思います。被災地域やちょっと足を延ばすと行ける近隣市町村からもぜひ被災地に心を寄せ、ボランティアに参加してもらえるとうれしいです。

 ところで、今日16日の神戸新聞では、「球磨川近くで営む諸道具展は1階が天井近くまで浸水した。『ボランティアをお願いしたが、誰も来てくれない。人を雇って泥出しをした』と語った。」という被災者の声が紹介されていました。被災された人がお金を支払うなんて信じらません。
 災害救助法では、障害物の除去として、災害救助法23条1項10号、同規則8条2号で「障害物の除去は、日常生活を営むのに支障を来す場合に、応急的に生活する場所を確保するために行うこととされている。そのため、居室、台所、玄関、便所などの日常生活を送る上で欠くことのできない場所が対象となる。また、住居内だけでなく、出入口など周辺についても対象となる。」と書かれています。そこで、「水害の場合は、浸水に伴う大量の泥の書き出し等が必要である。泥出し作業のためにボランティア募集が行われることが多いが、危険を伴う場合もあり、市民の善意ばかりを頼りにするわけにはいかない。災害救助の実施として、泥出し等の土木作業に慣れた作業員等の専門的・職業的人材を雇用ないし、委託して作業を行うべきである。」と提言しています。
*「『災害救助法』徹底活用」(クリエイツかもがわ)より引用。

ボランティアが不足し、コロナ禍により仕事が思うようにできない人がいる中で、災害救助法を活用して雇用を生み出す仕組みを、行政には考えてもらいたいです。
(事務局 増島 智子)

*ブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
   https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
(新しいウインドウで開きます)

・クレジットカードでも寄付ができます。
   https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第14報

 大分県では当センターのネットワーク団体のリエラなど、様々な団体が連携し、2017年の九州北部豪雨の経験とネットワーク、それぞれ得意分野を生かしながら救援活動にあたっています。被災地では電気などのライフラインが解消されつつも、電話回線はまだ回復していない地域もあります。また、道路の寸断や車をなくした方などは、病院などへの移動手段に困っていたり、山間部では温泉街などの中心地へは車でも往復1時間30分以上もかかり、物資が届いていない小さな自主避難所もあるそうです。避難所でも炊き出しがないところは、パンやレトルト食品に偏り、温かい食事を求めている被災者がいたり、段ボールベッドも長期に使っていると、背中や腰が痛いと訴える人がいるそうです。また避難所では、あまり動くこともないせいか、足のむくみを訴える人もいるようでエコノミークラス症候群も心配されます。炊き出しも地元の人が有志で頑張っているのですが、2週間近くも経つと、疲れがではじめているようで、近隣市町村からの応援を求めています。日田市の天ヶ瀬温泉街も少しずつはきれいになっているそうです。ただ被害を受けた8軒の旅館のうち2軒は再建を目指して頑張っているそうですが、残り6軒は温泉がでるか出ないかもわからない状態で、温泉がでなければ死活問題となり、不安を抱えている旅館もあるそうです。

 九州全域で大きな被害が出ている中で、役場職員なども被災し地元のマンパワーだけでは限界があります。コロナ禍で県外からの応援も頼みづらい中で、現場の人たちももちろん被災者も困っています。

 災害に遭ったときには、被災者の方が被害に遭ったという証明を役場からもらわないと様々な補償が受けらえません。その手続きを順次役場が開始していますが、そのことを知らない被災者の方もたくさんいます。突然の被災により、自宅の再建などこれからどうしていけばいいのか途方に暮れている被災者の人たちに専門的なことはよくわからなくて当然です。それゆえ、少しでも早く生活再建に向けてさまざまな情報を届けられるように専門家の方とも協力しながら、被災者のみなさんに寄り添って行きたいと思います。
九州だけではなく、中国、東海地方などでも被害が出ています。被災者によりよい支援が届けられるよう、みなさん何かいいアイディアがあったら教えてください。引き続きご支援よろしくお願いします。
(事務局 増島 智子)

*ブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
   https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
(新しいウインドウで開きます)

・クレジットカードでも寄付ができます。
   https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第15報

 下記の谷さんのレポートにもありますが、芦北地区や八代の被災地は、県内のみならず各地からも、少人数ながらボランティアも入りつつあるようですが、一歩球磨村に入るとかなり厳しい状況が伝わって来ます。昨日17日も球磨村渡地区の方にお電話で話を聞きましたが、「ボランティアはゼロ」「避難所にいて帰りたいけれど帰れない。」「ここは道路がつながっているので物資はそれなりに届くが・・・・・」「とにかく人がいない・・・・」と落ち込んでおられました。 (村井雅清)

<下記に、50年来のおつきあいをしている水俣の谷さんからの活動報告が来ましたので紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご支援いただいている皆様へ

 今日も、水俣のSさんらと芦北町に行き、被災地支援の活動をおこなってきました。午前中は芦北の町中にあるTさんの友人宅の災害ごみの搬出等をおこないました。今日は熊本の郵便局関係者10名ほどがボランティアで参加していただき、濡れた畳や家具などの搬出、泥の掻き出しと順調に作業は進みました。災害ごみも集積場も大きな待ち時間もなく、順調に作業をすることができました。今日は芦北町には30名ほどのボランティアが協力してくださっているようです。また、高校生や中学生がボランティア活動をおこなっている様子も各所で見られました。途中、海浦地区の川が氾濫し、土砂が堆積した現場を訪問、近所のお寺の住職から氾濫時の動画を見せていただきましたが、今も土砂が堆積して危険な状態にあるので、熊本県芦北地域振興局土木課及び芦北町役場と対応を調整、再度の土砂撤去を要請しました。午後は、再度支援物資などを持って、山間地などの被災現場などを訪問。芦北町地域はそれなりに家族や親族、ボランティアも入り、家の片付け、土砂の撤去は少しづつですが順調の進んでいるように見受けられます。

 しかし県道27号線を進み、球磨川を渡り、球磨村神瀬地区に入ると状況は一変します。住宅に土砂が入り込み、家財道具もそのままの家が続出し、数軒に一軒が少人数で片付けをされています。神瀬地区は国道219号線沿いの地区ですが、国道が寸断され、村役場のある渡地区とは行き来が難しい状態にあるため、支援の手が届かず、村の人は「誰も来てくれんもんな,でも道が通っている分、対岸の白石地区よりはよいかもしれんな」と嘆いていました。支援物資等は届いているが、多くが村外に避難し、復興に向けての動きが困難になっているようです。

 帰り道では災害を通して交流が始まっている老人介護施設などを運営しているNPO法人みさとの理事長ともお会いしましたが、延べ150人程のボランティアに協力していただき、1メートルほど積もった土砂を掻き出し、復興に向けて歩んでいる姿を聞くと川一つ、行政区の違いで大きな違いがあることを痛感させられました。その後、熊本県の芦北地域振興局を訪問、担当部局に相談、現状認識は持っているものの、被災者が分散し、聞き取りなどを進めているが球磨村自体の被災がひどく、対応が困難になっていることを話されました。コロナ禍でなければ専門知識のあるボランティアが協力していただけるのに難しい状況が続きそうです。

水俣病被害者互助会事務局
谷洋一
熊本県水俣市南福寺108 水俣ほたるの家気付
TEL/FAX 0966-63-8779

--
*ブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
   https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
(新しいウインドウで開きます)

・クレジットカードでも寄付ができます。
   https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第16報

 昨日19日に日田市で支援活動しているNPO法人リエラと当センター主催でオンライン相談会を行いました。昨年被災した佐賀県武雄市からおもやいボランティアセンター、兵庫県立大学減災復興政策研究科、兵庫県・宮城県から災害の法制度に詳しい弁護士、新潟県の中越防災安全推進機構、また熊本地震で被災した西原村や今回被災された五木村から元地域おこし協力隊のメンバーといった専門家などを招いての相談会となりました。このコロナ禍ゆえに、いつものように現場に行くことも難しいということで、初めての試みとしてオンライン相談会を行いました。

 相談会では現在の日田市の被害状況や、武雄市のおもやいボランティアセンター鈴木代表からはこれまでの活動と水害後の対応についてお話を伺い、弁護士の方からは「今後、後からいろいろな補償の制度が出てくるので、修理は急がないでください」などのアドバイスを頂きました。
 日田市の被災者の方からは、病気のご主人と90歳を超える母親を抱え大変なご様子で「罹災証明書の用紙をもらったけれど、どうしていいいかわからない」というご質問や川沿いで地下が被害に遭い、家の中に入ると傾いているのだけれど、どれくらいの被災判定がでるかわからない」という質問もありました。お話を聞きながら弁護士さんが「建築士さんなどの専門家にも見てもらう必要がありますよ」などとアドバイスをしていると、写真を見せてくれたのですが、護岸に添ってある家の土台の土が削られ、基礎が半分丸見えでした。これは素人の私がみても全壊に近い状態で、弁護士の方たちもそうおっしゃっていました。
 やはり、被害を受けた自宅の写真を撮っておくことは大事だなと思いました。

 また、去年被災した武雄市の被災者の方からも被災経験をお話し頂きました。「被災して、1ヶ月くらい経ってから、おもやいさんに電話して、みてもらったのですが、罹災証明もとってなくて、応急修理制度(自宅を一部直すための補償制度)の申請もしていなくて、役場を何度も往復しやっと申請しました。でも3部屋分のお金しかもらえませんでした。そしてやっと期限の今月修理がギリギリ終わったのですが、家具もなにもなくて70歳を迎え、これからが大変だ」と切実に語られていました。その中でも印象的だったのは「ほんとにおもやいさんのお陰で、この間精神的にもいろんなことを支えてもらいました。ボランティアのみなさんのお陰です、感謝しています」という言葉を頂きました。ボランティアは被災者のみなさんの心の隙間を埋めているんだなぁと、あらためて感じました。

 初めてのオンライン相談会でしたが、被災者の方から「いろいろと話が聞けてよかった!」、「焦らないで!ということがわかったのもよかった」という声を頂きました。
コロナ禍による複合災害で、思うように現場に行くこともできませんが、みなさんと知恵を出し合いながら、今後も引き続き被災者のみなさんに寄り添っていきたいと思いますので、ご支援よろしくお願い致します。

【私たちの活動が放送される予定です。】
7月21日(火)18:15~ 読売テレビ「かんさい情報ネットten」
7月21日(火)11:30~ NHK「ぐるっと関西おひるまえ」
(NPO法人リエラ代表理事松永さん電話出演)

◆NPO法人リエラ
https://www.facebook.com/rearea.oita/
(新しいウインドウで開きます)

◆おもやいボランティアセンター
https://www.facebook.com/omoyaivc/
(新しいウインドウで開きます)

--
*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
   https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
(新しいウインドウで開きます)

・クレジットカードでも寄付ができます。
   https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第17報

 昨日20日より村井顧問が熊本県の被災地に入りました。以前にもお伝えしていますが、水俣病の運動仲間が水俣の津奈木町におられ、情報交換をしています。今回は人吉町や球磨村などの被災地を視察します。もちろん、新型コロナウィルスに対する感染症対策には十分配慮し、当センターのガイドラインに沿って活動します。以下村井顧問の報告です。
(増島 智子)

************
 昨日20日は、人吉市を訪れました。報道でも伝えられていますが、市内の被害状況はやはり酷いようです。被災を受け地域の物資提供の場所にもなっている高野寺さんを訪問し、物資とまけないぞうを提供させて頂きました。高野寺さんは、報道でもよく取り上げらている青井阿蘇神社の門前にあるお寺です。この周辺地域は、「昭和40年」「昭和46年」にも洪水の被害に遭い、町内の電柱には過去の洪水の水位が記されています。しかし、今回の水害では、それらを上回る水位を記録しています。
高野寺さんは本堂も庫裏も離れも全滅で、境内はいまだ泥だらけで、2階まで浸かった庫裏に救援物資を置いて、地域のみなさんに提供しています。ご住職は「2週間経ってもこの状態です。この寺は本堂も庫裏も離れも全滅。行政や社協も頼れないので、自分たちでやるしかない!しばらくはボランティア拠点にして、地域の被災者の力になれば」と話してくれました。そして、福島県から応援にきた知人が「東日本大震災の津波被害のようだ」と言われたことも話してくれました。一時誰もいなくなって留守番状態になったときに、同じ人吉の被害を受けていない地区の女性が「FBで救援物資が足りないと発信されていたので、ほんの少しだけれど持ってきました」と、レジ袋を一つおいて行かれました。買って持ってこられたのか新品ばかりでした。こうした些細な行為かもしれませんが、地域内の助け合いの姿を垣間見た瞬間でした。
お墓の仏像も台座から外れているものもある中で、観音菩薩像やお墓の石像はきれいになっていたのが、印象的でした。きっと泥だらけになった中で、まず観音様やお墓の石像を洗われたのでしょう。
 町を歩いていくと、そこかしこにやむを得ず災害廃棄物となった家財道具などが山積みで、まだ泥も乾いておらず、日中はかなり蒸し暑いです。そして、住民のみなさんがそれぞれの軒先に物資の提供をしているところが目につきました。ボランティア不足の中、復旧のため、町の再建のために住民自身が立ち上がり、支え合っていこうとしている姿にこちらが勇気をもらいました。
これはインドネシアでも災害後に見た「POSKO」だと思いました。「POSKO」は住民自らがモスク小さなテントなどあらゆる場所を使って、自主的に設置される仮設の拠点です。「POSKO」では物資や情報、避難所などの災害対応をする拠点とします。今回の被災ではその「POSKO」のように、ボランティア不足のため住民自ら物資の拠点を作ったり、民間版のボランティアセンターや炊き出しなどを行っているところがあります。
コロナ禍における被災地では、人手が圧倒的に不足しているので、行政は災害救助法を柔軟に使い、現物支給にこだわらず、現金を配布して現場のニーズにスピーディに対応してもらいたいです。 (村井 雅清)

高野寺さんのFBです。 https://www.facebook.com/hitoyoshikoyajitemple
(新しいウインドウで開きます)

*人吉市では罹災証明書の受付が20日より始まっているそうです。

【私たちの活動が放送される予定です。】
7月21日(火)18:15~ 読売テレビ「かんさい情報ネットten」
7月21日(火)11:30~ NHK「ぐるっと関西おひるまえ」
(NPO法人リエラ代表理事松永さん電話出演)

--
*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
   https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
(新しいウインドウで開きます)

・クレジットカードでも寄付ができます。
   https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第18報

 この度の豪雨で国は、被災地に特定非常災害を指定し、被災者を幅広く救済しようと様々な措置を講じようとしています。その一つに、これまで補償の対象外だった、「半壊」世帯にも必要であれば家屋の解体・撤去費用を補償する方針を示しました。以前、相談会のニュースでもお伝えしましたが、専門家からのアドバイスで「修理は急がないで!」というのはこういうことでしょう。後から様々な補償のメニューが出てくるので、自己負担をなるべく避け、残せる家屋は修理し、十分に乾燥させながら、漏れのないように補償を受けてもらいたいです。
村井顧問は昨日に引き続き、熊本県の球磨村と芦北町を視察しました。これまでのお伝えしている水俣の谷さんと熊本学園大学水俣現地センターのTさんと芦北町と球磨村の神瀬地区を視察しました。以下村井の報告です。 (増島 智子)

************************
 芦北町で、谷さんとTさんと合流し、そこから国道3号線を通り、女島で土砂崩れが発生し、お二人が犠牲になられた現場を視察しました。熊本県では今回の水害で犠牲になられた方は、65名(21日現在)となっています。亡くなられた方には心よりご冥福をお祈りします。そして、いまだ行方不明で捜索中の方もいらっしゃいます。一日も早く見つかることを願っています。

 そして、芦北町の山間部に入り、球磨川流域になると被害が甚大になってきます。芦北町から球磨村神瀬につながる県道27号線の途中にある介護事業所は1mの浸水被害で、被害を受けながらも、芦北町や球磨村の神瀬地区の被災者の物資の中継地拠点として活躍されています。すでにこれまでのニュースでもお伝えしているPOSKO(インドネシアで災害時に至る所に出現する物資・人材派遣などの支援拠点)がここにも出現していました。コロナなどの感染症との複合災害時の有効な支援スタイルでしょう。まだまだ復興という言葉を使うのは抵抗がありますが、こうした多様なPOSKOがこれからの復興に向かうキーワードなのかも・・・・?

 その後、球磨村神瀬地区の神照寺に訪問しました。ご住職は法事のため留守でしたが、前住職とその奥様で神瀬保育園の園長さんとお会いすることができました。そちらにご寄付とまけないぞうをお届けました。こちらの地区は、被害も甚大で住民の方の一部は、各地の避難所などに分散避難を余儀なくされ、知らない土地で不安な避難生活を続けています。
 球磨村役場では、およそ500棟が被害を受けているとみて、村の4カ所で罹災証明書の発行を開始し、16日からは住宅の被害調査も順次始めているそうです。
(村井 雅清)

*放送日の訂正 21日とお伝えしていましたが、28日でした。
【私たちの活動が放送される予定です。】
7月28日(火)夕方 読売テレビ「かんさい情報ネットten」
--
*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
   https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
(新しいウインドウで開きます)

・クレジットカードでも寄付ができます。
   https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第19報

 今日からスタートした4連休ですが、九州など西日本を中心に前線が停滞し大雨の予想が出ています。被災地では、少しずつではありますが、家屋の片付けが進んでいます。そんな被災者のみなさんの心が折れそうな大雨はもう降らないで欲しいと祈る気持ちでいっぱいです。以下村井顧問の報告です。 (増島 智子)

***********************
 7月豪雨災害からまもなく3週間が経とうとしている。人吉市内で被害が甚大だった下青井地区は、災害によってダメージを受けた家財道具などが道路の両側に山積みになっていたが、今日車で走っていると、見違えるほどの光景に変わっている。ただ、梅雨明けが本格的な夏を迎えると、乾いた土の層が粉塵として舞い上がり、普通のマスクでは歩けない状態になることが懸念される。昨日訪問した高野山真言宗の南光院さんの住職は「これからは防塵マスクが必要でしょうね」とおっしゃっていた。水害の場合、いつも思うことだが、浸水地域と非浸水地域との明暗がクッキリ分かれる。そんな中で、地元新聞社「人吉新聞」で「4年前の熊本地震では、被害を免れた郡市が被災地復興を後方支援する役割を担ったが、今回は上中球磨 が被害の大きい人吉球磨を支えている」と紹介している。コロナの影響でとにかくボランティアが足りない。同紙は「明日からの4連休。もし手が空いていれば、家の片付けに苦慮している被災者に共助の手を差し伸べてほしい」と呼びかけている。今こそ被災地外のボランティアが差し伸べられる手立てを考え、行動しよう。救援物資を送るより、寄付をし、被災地経済の再建に少しでもお役に立つように貢献するのも何重もの共助にならないか。

 7月20日から人吉市で罹災証明発行のための受付が始まった。受付は午前9時から始まるが、早い人はその3時間前から待っていたそうだ。高齢者のお独り暮らしの被災者や障害を持っておられて一人では手続きに行けない方々はどうされるのか、気懸りだ。日本の行政手続きはほとんど本人申請が原則になっているため、効率が悪くなる。こうした災害時には特別な対応があって然るべきではないか。2018年の西日本豪雨災害では、岡山県真備町の一部は地域を指定し、その範囲に住まわれていた家屋には、一律被害認定を出したという事例もある。今回も浸水地域によっては同様の措置をすべきではないかと強く思う。 (村井 雅清)
**************************

*人吉市では、日本カーシェアリング協会が車の貸し出しを始めました。
https://camp-fire.jp/projects/view/307514
(新しいウインドウで開きます)

*放送日の訂正 21日とお伝えしていましたが、28日でした。
【私たちの活動が放送される予定です。】
7月28日(火)16:47~ 読売テレビ「かんさい情報ネットten」
--
*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
   https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
(新しいウインドウで開きます)

・クレジットカードでも寄付ができます。
   https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第20報

 九州では、被災地に追い打ちをかけるような雨が降り続いています。被災地にこれ以上被害が広がらないよう、被災地にいるみなさんは早めの避難を心掛けてください。
以下村井顧問の報告です。 (増島 智子)

*********************
 球磨村の渡地区茶屋集落を訪ねました。ここは全27戸が水没しましたが、幸いにも一人も犠牲者が出なかった集落です。紹介している写真の踏切は茶屋と書いていますが、肥薩線を超えて向こうの集落が茶屋地区ですが、壊滅状態です。こんな凄まじい惨状ははじめて目にします。竜巻がおこったのか?と錯覚します。

 茶屋地区の入り口になる219号線ではこのようにあちらこちらで流れてきた草木がひかかっています。球磨川から溢水した水と山から吹き出した水が衝突し、水かさが上がったようです。この周辺地域の田畑や家は水没したのです。想像ができません。この地域は以前から浸水する地域なので、1階部分はピロティ方式にしていて、いざというときは水が抜けるように造っていたようですが、今回は想像をはるかにその予測を超えてしまったのこと。この地域に檀家さんがおられる雲泉寺(曹洞宗)の住職のお話では「ある人は着の身着のままで避難され、茫然自失の状態。またある人は、毎日朝から日が暮れるまで、ただ座っている女性がいて、『ここから離れたくない』と言われます。」と話してくれました。この雲泉寺さんも救援物資を集め被災者に提供されています。
 
 西日本新聞(2020/7/18)にこの集落のことが伝えられていたのですが、集落の70代の女性が「安全じゃない場所だというのは分かっている。でも、またここに戻りたい。子どものころから親しんだ球磨川のそばに」。・・・と。それぞれの生まれ育った故郷への想いを大切にしながら寄り添っていきたい。
(村井 雅清)
*********************

【私たちの活動が放送される予定です。】
7月28日(火)16:47~ 読売テレビ「かんさい情報ネットten」

--
*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
   https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
(新しいウインドウで開きます)

・クレジットカードでも寄付ができます。
   https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第21報

 この度の豪雨水害の被災地に19日から24日まで滞在しました。五月雨式になりますが発信したいと思います。
災害発生から3週間が経ち、人吉市内に関しては、メイン道路はようやく道路の状態も平常通りになりつつあったが、一歩路地に入ると、山積みになっていた電化製品やタンス、家財道具がまだ回収されていないところもあり終わりの見えない泥かき作業が延々と続くようです。23日未明から24日にかけての大雨で、片付けた住まいの中に水が入り、「またか!」という状態です。長らく孤立していた球磨村の集落(神瀬、渡、一勝地、球泉洞、大瀬など)も、住民をはじめとした通行許可証があれば、219号(人吉―八代)線も通行可能となったところですが、おそらくここもこの雨で再び通行止めになったでしょう。芦北町の白石地区は未だに孤立し、親戚・家族の方々は県道27号線沿いに車を止め、徒歩で必要な物資を運んでいるようです。添付にあるように神瀬の写真は、この雨で再び浸水した状況です。

 球磨村の災害対策本部も元の庁舎に戻り、渡地区にあった総合運動公園は物資の集積場と罹災証明の受付などの業務に絞っています。球磨村の村長さんにお会いすることが出来、災害救助法の徹底活用や仮設住宅の応用についても制度が変わっていることなどをお伝えし、村を後にしました。村長さんもかなりお疲れの様子で、懇談中もずっと目を瞬いていたのが気になりました。
これまでも被害の惨状はお伝えしましたが、住まいのほとんどは2階の天井を突き破るように水が上がってきたという全壊状態で、新築再建は難しい状況のようです。
同村としては県内で初めて、移動式の木造仮設住宅を設置します。第1弾は2DKが20戸で4LDKが13戸建設され8月上旬から入居できる見込みだそうです。まずは全壊か大規模半壊以上で要支援者と同居する世帯を優先するようです。しかし、とにかく避難所生活も限界を超えており、変則的にでも(一時しのぎになっても)みなし仮設住宅や空き家住宅をあっせんするべきだと思います。ただこの場合も、機械的に住民を移動させるのではなく、是非住民の心境に寄り添う形で、移動のお手伝いをして欲しいと願うばかりです。

 もう3週間が経過し、対策本部はじめ寺や神社、保育園や商店、個人宅など至る所に救援物資の集積場所が出来ています。少しでもお手伝いが出来ないかと言う思いで、自発的にされています。何処も、タオルやマスクなどは大体充足していますが、在宅避難をされている被災者からは「お米が欲しいのですが・・・・」という声が少なくないのです。おそらく在宅避難者までは、公的に配布されるお弁当などが届いていないからです。 是非、相変わらずのお願いします。
(村井雅清)

<緊急のお願いです。>
*お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。当センターで集約し、必要な物資集積場に届けたいと思います。とりあえずは、球磨村渡集落の被災者に配布させて頂きます。 ( 送り先は、下記の「被災地
NGO恊働センター」です。)

*梅雨が明け、本格的な夏を向かえると、泥が乾燥し、粉塵が舞い上がります。そのために一般のマスクではなく、“防塵マスク”を集めます。併せてお願いします。

【私たちの活動が放送される予定です。】
7月28日(火)16:47~ 読売テレビ「かんさい情報ネットten」
--
*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
   https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
(新しいウインドウで開きます)

・クレジットカードでも寄付ができます。
   https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第22報

 このニュースでインドネシアのゲリラ的支援拠点「POSKO」のことを何度か触れましたが、まさに今回の7月豪雨に関しては、コロナ禍による自粛要請の影響で熊本県外からの支援は入れないという制限の中での支援の方策として、この「POSKO」というしくみは優れものです。

 県外からの支援が全く期待できないので、被災者は自分のことは自分でし、地域のためにも知恵と労力を惜しまないという助け合いの姿をあちらこちらで見受けます。
地域の個人宅や商店、銀行、商工会、ライオンズ、寺、神社、保育園、NPOなどなど、とにかく地域の資源=ソーシャルキャピタルが最大限、力と知恵を出して頑張っています。これがインドネシアのPOSKOです。誰が指示するでもなく、誰かが束ねている訳でもなく、みんな勝手連で動いていますが、不思議なことに結果的に問題が起こらないのがPOSKOなのです。考えて見れば、被災者自身がこうして助け合う行動は、ボランタリーな行為です。

 コロナ版助け合いと言いましょうか、今回は「日本版POSKO」があちらこちらに立ち上がれば、県外の志のある支援者は、この「日本版POSKO」に寄付や物資を送れば被災者も少しは元気になられるのではないかと思う次第です。
当センターは、とりあえず集まったお米を熊本県内のキーパーソンに送り、その方が各POSKOに届けるという二段階方式を考えています。引き続きご支援、協力をお願いします。 (村井雅清)

<緊急のお願いです。>
*お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。当センターで集約し、必要な物資集積場に届けたいと思います。とりあえずは、球磨村の被災者に配布させて頂きます。 ( 送り先は、下記の「被災地NGO恊
働センター」です。)

*梅雨が明け、本格的な夏を向かえると、泥が乾燥し、粉塵が舞い上がります。そのために一般のマスクではなく、“防塵マスク”を集めます。併せてお願いします。

◎今日匿名の方ですが、さっそくお米が20㎏届きました。また「お米を送る余裕がないので、わずかですが寄付を」と申し出て下さった方もおられます。ほんとうにありがとうございます。感謝!

【私たちの活動が明日放送される予定です。】
7月28日(火)16:47~ 読売テレビ「かんさい情報ネットten」

--
*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
   https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
(新しいウインドウで開きます)

・クレジットカードでも寄付ができます。
   https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第23報

 当センターのサポートをして下さっている大谷知広(おおたにともひろ・元地域おこし協力隊員・球磨村在住の被災者)さんが、球磨村の現在の動きを報告してくれました。大谷さんも被災され、多良木高校の避難所に避難されています。
球磨村では、26日から「被災者住宅支援制度に関する説明会」が始まりました。すでに3週間が過ぎましたが、被災者にとっては、少しでも先の見通しが出てきたというのは、大変元気になる要因でしょう。同時に、応急仮設住宅についてとその供与についてという資料も配布されたようです。同説明会は多良木避難所(2カ所)、せせらぎ避難所、さんがうら避難所、人吉第一中避難所の5カ所で実施されました。26日現在の球磨村の避難者は、5か所で189世帯、405名になっています。多良木高校避難所ですが、自衛隊が提供して下さったお風呂も撤去され、避難者はここから約800㍍ほど離れた温泉施設が無料提供して下さっているのでそちらを利用しています。(夕方5便ほど往復バスがでます。)
また、球磨村神瀬集落には、日本財団の技術ボランティア(黒澤 司)さんたちが入り、流木や泥を片付け始め、昨日は小学校のグランドを何もなかったようにきれいに整備されました。黒澤さんたちが入れば、確実に綺麗に片づいていくでしょうから、住民の方々もホッとされるでしょう。
ところで今朝の毎日新聞にNPO法人全国災害ボランテァイ支援団体ネットワークの事務局長明城徹也さんが「従来のような支援ができない以上、行政や民間資源も含めて地元のリソースを最大限生かすことが大切。地域でできる限り体制を作り、災害支援のノウハウを蓄積することが次の災害対応力にもつながる」と語っていることを紹介されています。やがて災害発生から1ヶ月が過ぎようとする今、苦渋のコメントで、もどかしい限りだと推測します。考えて見れば昨日の本ニュース第22報に書いた、被災者はじめ地元の人たちが、毎日毎日泥と汗にまみれて片づけをされている「POSKO」に、財政支援や必要な物資の仲介をされればいいのではないかと思いました。そうすれば、この間歯ぎしりをしながら、もどかしい思いをされてきた苦労が、少しでも被災地の役に立ち、気持ちの上で一安心されるのではないかと、余計なお世話かも知れませんが、思いました。・・・・・・・
                                 (村井雅清)

<緊急のお願いです。>
*お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。当センターで集約し、必要な物資集積場に届けたいと思います。とりあえずは、球磨村の被災者に配布させて頂きます。 ( 送り先は、下記の「被災地NGO恊
働センター」です。)
*梅雨が明け、本格的な夏を向かえると、泥が乾燥し、粉塵が舞い上がります。そのために一般のマスクではなく、“防塵マスク”を集めます。併せてお願いします。
◎今日も匿名の方と神戸でいつも応援してくださっているSさんから、お米が20㎏届きました。ほんとうにありがとうございます。感謝!

【私たちの活動が本日放送される予定です。】
7月28日(火)16:47~ 読売テレビ「かんさい情報ネットten」
【2020年7月豪雨災害の報告会のお知らせ】
CODE海外災害援助市民センターと当センターで大分県日田市での活動報告会をオンラインで開催いたします。奮ってご参加ください。詳細については以下をご覧ください。
チラシ:http://code-jp.org/images/flooding2020chirashi.pdf
(新しいウインドウで開きます)
--
*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
   https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
(新しいウインドウで開きます)

・クレジットカードでも寄付ができます。
   https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第24報

 一昨日からの大雨で山形県などを中心に東北地方で再び水害が起きてしまいました。今回氾濫した最上川は日本三大急流の一つで、熊本県などで大きな被害を出した球磨川もその一つとして数えられています。気候危機と言われる中で、どこの地域でもこのような水害が起こるということを私たちはしっかり覚悟しておかなければならないでしょう。
以下頼政代表からの報告です。 (増島 智子)

**********************
 日田市では、NPO法人リエラと天ヶ瀬温泉未来創造プロジェクトが閉鎖された保育園の跡地を利用して活動しています。愛称を「てれっと広場」と名付け、住民のみなさんが気軽に集える場を目指しています。「てれっと」は方言でゆるっと過ごすなどの意味です。

 天ヶ瀬温泉未来創造プロジェクトでは、災害後、公民館で行っていた炊き出しを引き継ぎ、「てれっと広場」の厨房を利用して「あまみら食堂」というプロジェクトをスタートさせています。「あまみら食堂」では地元のボランティアさんたちが、昼食と夕食を作り被災している方々のところへお弁当を届けています。

 被災した家の泥出し作業は少しずつ進んできており、道もきれいになり、泥も少なくなってきました。しかし、自宅のキッチンが被災していて料理が作れない人や、片付けに追われて食事を作る時間がないという方もいらっしゃいます。こうした方々にとって炊き出しはとても重要な活動になっています。

 一方で、炊き出しを作っている地元のボランティアのみなさんにも疲れが見えてきています。発災から3週間、炊き出しを続けてきている中、どのようにその負担を軽減していくかということも課題になっています。 (頼政 良太)

*************************

*天ヶ瀬温泉未来創造プロジェクトでは、地元のメンバーが立ち上がり、天ヶ瀬の再建を目指しています。こちらの方も応援よろしくお願いします。
https://syncable.biz/campaign/1164/
(新しいウインドウで開きます)

--
*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
   https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
(新しいウインドウで開きます)

・クレジットカードでも寄付ができます。
   https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第25報

 2020年7月豪雨から間もなく1ヶ月近くなろうとしています。熊本で活動している谷さんから報告がありました。津奈木町では、がけ崩れ危険性がある住民用に10戸の仮設建設が予定され、9月末には完成予定だそうです。
球磨村役場と神瀬地区を結ぶ国道219号線は暫定開通で、住民や緊急車両のみが通行できるようになり、重機ボランティアが入り活動を始めたり、住民さんもやっと片付けができるようになりつつあるそうです。球磨村の人たちもまだまだこれから片付けが始まるようです。報告では、道路がようやく開通したところや、未だに孤立状態が続いているところ、ボランティアの協力により、家屋周辺の泥出し、家屋の清掃が進んでいるところ、未だに対応ができていないところなど、様々で大きな差が出てきているようです。ボランティア不足で社会福祉協議会でつくるボランティアセンターでもニーズに追い付いていない状況のようです。

 また、地域おこし協力隊の大谷さんは、ここ数日被災した自宅の泥出しをしているようですが、ボランティアはきていないようです。球磨村では、405人(7/26現在)が避難所生活をしています。この他にも親戚の家などに避難している住民の方もいます。また、今後村内の総合運動公園に33戸の仮設(ムービングハウス)と木造仮設約100戸、また村外の2町に木造の仮設住宅が約170戸が建設される予定です。村外の仮設は球磨村から30キロ以上離れいて、車でも1時間近くかかります。今後、家屋の復旧活動が進む中で、この距離をカバーする必要があります。

 また、県内ボランティアに限定している中で、熊本の復興・復旧のために「クマモトリバーズ」プロジェクトが立ち上がり、県民ボランティア10,000人を目指しています。これは初心者ボランティアへのアドバイスに力を入れ、県内ボランティアの輪を広げようという動きです。県外のボランティアの力を頼れない今、こうしていろいろ知恵が被災地からも生まれています。詳細は以下のアドレスをご覧ください。(http://bridgekumamoto.com/project/kumamotorivers/
(新しいウインドウで開きます)

当センター発信の「POSKO」支援もよろしくお願いします。
(増島 智子)

<緊急のお願いです。>
*お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。当センターで集約し、必要な物資集積場に届けたいと思います。とりあえずは、球磨村の被災者に配布させて頂きます。 ( 送り先は、下記の「被災地NGO恊働センター」です。)

*梅雨が明け、本格的な夏を向かえると、泥が乾燥し、粉塵が舞い上がります。そのために一般のマスクではなく、“防塵マスク”を集めます。併せてお願いします。

【2020年7月豪雨災害の報告会のお知らせ】
CODE海外援助市民センターと当センターで大分県日田市での活動報告会をオンラインで開催致します。奮ってご参加ください。詳細については、以下をご覧ください。
チラシ:http://code-jp.org/images/flooding2020chirashi_2.pdf
(新しいウインドウで開きます)

--
*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
   https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
(新しいウインドウで開きます)

・クレジットカードでも寄付ができます。
   https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第26報

 当センターにおける7月豪雨災害に伴う支援プロジェクトとして、本ニュースで何度も紹介している「POSKO(支援拠点・もともとインドネシアで災害後に現れる仕組み)」支援を始めます。みなさまからご寄付を頂いた資金やお米をはじめとした物資を、現地在住のキーパーソンを通して、POSKOに配布していくものです。

 今回、熊本もしくは大分など県外からボランティアが駆けつけられない厳しい状況の中、もう1か月が過ぎようとする中で、被災者自身が泥かきや浸水した家の片づけなどに日々汗を流しておられます。県外から直接の支援に行けない以上、こうして被災者自身が隣近所の方々とあるいは県内から来られたボランティアの手をかりながら復旧活動に取り組むPOSKOを、主に県外で見守って下さる方々のお力をお借りし、支援していきたいと思います。どうか引き続きご支援をお願い致します。

 そもそも7月3日~4日にかけて九州南部を襲った豪雨の報を受け、私が2週間後の7月19日から24日まで現地を訪問し、被害状況を確認しつつ、2008年の水害被災地である広島県安芸郡坂町から預かったタオルやマスク、また生活協同組合コープこうべさんから戴いた初動資金をいくつかの被災地内拠点に配布してきました。
こうして駆け足ながらの支援活動を行う中で、まったくボランティアがいない被災地を歩いていると、あちらこちらで被災者自身が、被災を受けていない、もしくは被災の軽微な近隣の方々の手助けを受けながら、復旧作業に取り掛かっている姿が目に飛び込んできました。インドネシアでの災害支援の経験から、当センターのスタッフが「これってインドネシアのPOSKOじゃない?」というメールが、現地にいる私に届き、「なるほど日本版POSKOだ!」ということで、制約の多い今回の支援ケースを前にして、冒頭でお伝えした「POSKO支援」プロジェクトが誕生したのです。

 これからも自然災害+感染症災害=複合災害が考えられますが、このPOSKO支援による支援体制は、復興に向けても「コミュニティ再生」という点で有効だろうと確信します。みなさま、是非このPOSKO支援を見守って下さい。
(村井雅清)

<緊急のお願いです。>
*お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。当センターで集約し、必要な物資集積場に届けたいと思います。とりあえずは、球磨村の被災者に配布させて頂きます。 ( 送り先は、下記の「被災地NGO恊働センター」です)

*梅雨が明け、本格的な夏を向かえると、泥が乾燥し、粉塵が舞い上がります。そのために一般のマスクではなく、“防塵マスク”を集めます。併せてお願いします。

--
*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/
(新しいウインドウで開きます)

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
   https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
(新しいウインドウで開きます)

・クレジットカードでも寄付ができます。
   https://congrant.com/project/ngokobe/605
(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

 



ページトップへもどる