2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第1報
防災科学技術研究所のチームによると、昨日(7月3日)午後9時半ごろから鹿児島県周辺で線状降水帯発生を確認。熊本県南部には4日午前0時40分ごろから発生し、4日午前7時半の時点でも断続的に発生しているとみられると発表しています。こうして九州南部では梅雨前線にともなう線状降水帯が滞留し、鹿児島、熊本、宮崎、福岡などの広範囲に豪雨水害をもたらし、鹿児島、熊本の一部には大雨特別警報(のち大雨警報に切り替え)が発表されました。 |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第2報
昨日の支援ニュース第1報をご覧になって、早速ご寄付をして下さった方々がおられます。ほんとうに心から感謝いたします。ありがとうございました。 さて、3日午後より降り出した梅雨前線に東シナ海からの暖かく湿った空気が衝突し、線状降水帯を発生させ、鹿児島・熊本・宮崎の上空に停滞したために、主に球磨川の氾濫・決壊による甚大な被害をもたらしました。 今回の球磨川大規模氾濫は1965年以来のこと。今回の豪雨水害による被害の原因は、「暴れ川」と言わている日本三大急流の一つである球磨川流域の地形、そして2017年から4年連続でこの時期に発生した線状降水帯の停滞、と専門家による指摘があります。 死者が出た芦北郡津奈木町は、海沿いの集落が点在しており、後ろには山間部を抱え、土砂災害を招くという地形でもあります。そして多くの浸水被害を発生させた球磨川の流域では、相良村や五木村、八代では一時孤立するという事態にもなったようです。(他にも孤立地域がないか心配です。) 降雨に関しては、今、小康状態に入っているようですが、今日夕方から再び激しい雨が降るという予想もあり、明日、明後日までまだまだ予断は許さないでしょう。 昨年7月末、九州北部に停滞した秋雨前線による豪雨水害に見舞われた佐賀県武雄市を中心に支援活動を続けている武雄の「おもやいセンター」代表鈴木隆太が今回の災害に対してFBで感想を書いています。そこから抜粋した下記の部分を紹介します。 雨はどこに降るかも分かりません。連日佐賀県武雄市では避難所が開設されております。武雄市行政も早めの情報発信をしてくださいます。ここ数日武雄でなかったところが球磨川流域の大変な状況を目にして、改めてここでするべきこと、熊本へできること、仲間とともにできることを考えたいです。新型コロナによって社会が劇的に変化する中で、答えがなく誰もがモヤモヤして過ごしておられるのではないかと思いますが、だからこそ「あーでもない」「こーでもない」という、答えにたどり着かないかもしれないけれど、少しでもその答えに近づけるようなコミュニケーションの場を、信頼できる仲間たちと「おもやい」し続けます。少しでも去年の水害の際にいただいたご恩をお返しできるように。少しでも「ここに住んで いてよかった」とご縁をいただいた方々と改めてともに思える日のために。 25年前の阪神・淡路大震災から災害救援活動を続けてきた当センターも、これまで新型コロナのような感染症との複合災害対応は経験がないため、鈴木同様もどかしい思いをしています。でも、水俣には50年来の知人がいることから、球磨川周辺の関係者にもつながることができるので、「おもやいセンター」とも連携しながら、支援の手が届きにくい地域に寄り添い、支援していきたいと考えています。しばらく暖かく見守って下されば有難いです。引き続きご協力をよろしくお願いします。 (事務局 村井雅清) -- |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第3報
コロナではないですが、第二波の豪雨が鹿児島県をはじめ九州南部を襲っています。明日の朝から午後まで続くようなので心配です。同時に降水帯は四国、東海と広がりつつありますので当該地域は、より警戒が必要です。 球磨川の広域な氾濫で特に人吉市に甚大な被害をもたらしましたが、人吉は球磨川流域の住民が防災のための「タイムライン」(事前防災行動計画)を作成していて、人吉市の地域防災計画にも反映されていたようですが、今回の雨量は想定をはるかに超えていたとのことです。そういう意味では、命を守るためにはかなり早い段階での避難を心がけることが第一優先のようです。友人や親せき、あるいは一応顔のつながっているご近所さんなどに「何かあったときは、連絡もせずに避難するから助けてね!!」ということをいつもつぶやいておくことも一案のような気がします。誰もが「助けて!」と叫んで、何とかしよう!とおたがいさまが成立することが理想ですが・・・・。普段から迷惑をかけあう社会もいいのでは・・・・? さて、このニュース第2号でも懸念していましたが、熊本県八代、人吉、球磨村などでは孤立世帯が1000世帯以上もあるということです。一部では電気・水も不通で困り果てている人たちもおられます。自衛隊・消防団などが一軒一軒安否確認をしいるようですが、それでも広域になると、ヌケ・モレがでるでしょう。私たちはこれまでの人と人のつながりを頼りに、そうした支援の網の目からこぼれれる人たちに注意を払いたいと思います。 今日は、2008年の西日本の豪雨から2年目。そして九州北部の福岡県朝倉、大分県日田を襲った九州北部豪雨災害から3年という「悲しい日」なのですが、過去の経験がこういうときに生かせることを願います。引き続きご支援をお願い致します。 (事務局 村井雅清) ■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。 https://congrant.com/project/ngokobe/605 (新しいウインドウで開きます) ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター ・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「九州南部水害」と記入して下さい。 -- ※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。 http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html (新しいウインドウで開きます) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。 被災地NGO恊働センター E-mail info@ngo-kyodo.org TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/ 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO ----- 【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/ 【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.inf ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第4報
今日7日も活発な梅雨前線が日本付近に停滞し、九州から西日本、東日本、東北へと伸びており、しかも9日までは停滞するような状況です。3日より被害をもたらした九州南部も以前警戒が必要ですが、昨日から九州北部の佐賀県、長崎県、福岡県に大雨特別警報(のち警報に)が発表され、九州全体に特別警戒が必要と報じられています。 本ニュースで、佐賀や大分、熊本などの九州内の支援団体による情報共有と支援の方策を考え行動するとお伝えしましたが、今はとりあえず各々の地域での対策に奔走しなければならない状態で、正直お手上げ状態です。 こうした中で、警報が出た福岡県久留米に住む友人の障害者のFさんは、小さなマンションの3階で一人暮らしをしています。3階なので直接浸水被害に遭うということはない可能性が高いが、それでも一人暮らしなので避難所に行かずにここにいるのは不安だと心配しておられました。通常ならばヘルパーさんが来てくれるのですが、警報が出ているのでヘルパーさんも行けないと言っているらしく困っておられました。こういうケースは少なくないのだろうと想像できるが、やはりこうした非常時のセーフティネットが十分でないという現実なのでしょう。政府は「我が事・丸ごと」地域共生社会づくりとして「共生社会政策」を打ち出すが、包括的な支援体制の整備.がまだまだ不十分であることを認識すべきではないかと思わざるを得ない。 このような現実を考えると、私たち一般ボランティアも介護や看護の専門家との連携を積極的に追及しなければならないのではないかと思います。引き続きご支援をお願いします。 (事務局 村井雅清) -- ■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。 https://congrant.com/project/ngokobe/605 (新しいウインドウで開きます) ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター ・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「九州南部水害」と記入して下さい。 -- ※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。 http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html (新しいウインドウで開きます) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。 被災地NGO恊働センター E-mail info@ngo-kyodo.org TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/ 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO ----- 【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/ 【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第5報
残念ながら予想通り昨日は梅雨前線による豪雨災害はほぼ九州全域に広がってしまった。2017年に被害を受けた大分県日田、2018年に被害を受けた佐賀県武雄、そして福岡県大牟田などに甚大な被害がでている。まだ前回の傷も癒えていないにもかかわらず容赦ない。 それでも被災地は過去の被害の体験から学んだことを、各々が発信している。「少しでも役に立てれば・・・」という思いを込めて・・・・。 しかし、こうして被災地同士が支えあいの連鎖を広げていくことは勇気と希望を提供してくれる。これはせめてもの救いかも知れない。 そして今朝から岐阜県、長野県の一部にも大雨特別警報が出された。岐阜県の飛騨川の氾濫では孤立集落もあるようだ。予報では、今晩からまた九州に豪雨をもたらすとのこと。もうこれ以上被害を拡大しないで!と叫びたくなる。 さて、コロナ下でなければ全国から救援ボランティアが被災地に集結するのだが、被災地の受け入れ期間が「県内に限る」「地元に限る」と発信しているために、自粛ムードが広がる。コロナ禍が終息宣言を出せない以上やむを得ないのかも知れない。もどかしい限りである。 でもこんな時こそ多彩なアイデアが生まれると期待したい。25年前の阪神・淡路大震災では、それまでボランティアなどしたことがないという若者を中心に、2か月で100万人のボランティアが集まった。7割が初心者ボランティアだった。その彼女・彼らが、実にいろいろなアイデアをだしたのだ。引き続きご支援と共に、アイデアもよろしくお願いします。 (事務局 村井雅清) -- ■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。 https://congrant.com/project/ngokobe/605 (新しいウインドウで開きます) ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター ・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「九州南部水害」と記入して下さい。 -- ※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。 http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html (新しいウインドウで開きます) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。 被災地NGO恊働センター E-mail info@ngo-kyodo.org TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/ 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO ----- 【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/ 【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第6報
梅雨前線がまた被災地に追い打ちをかけています。これ以上被害が広がらないことを願うばかりです。 水俣のTさんから現地の報告が届きましたのでご紹介します。津奈木町でもいたるところでがけ崩れが発生し、いまもお二人の方が行方不明だそうです。また、雨が続けばがけ崩れが発生するかもしれないので、不安な毎日を過ごしています。道路も各所で寸断されていたそうですが、最低限の道路が確保されましたが、土地勘がないと迂回路は走れないそうです。また、葦北郡、八代市(坂本町地区)、球磨村、山江村などでは道路の寸断され孤立状態が続いている地域が多数あり、十分に支援が届いていないということです。 Tさんの自宅は幸い無事だったそうですが、葦北町のご親戚の家や水俣病の患者さんの関係者の方も被害を受けていて、昨日は、束の間の晴れ間に片付け作業が行われたようです。断水している地域もあり、患者さんの中には、避難所に避難している人もいるとのことです。 片付けが進むごとに、ごみ集積場もどんどんいっぱいになっているそうです。これは水害の被災地ではつきものですが、片付け作業を阻む要因ともなります。被害の大きさから想像すると県内で処理するには負担が大きいと思います。 なお、葦北周辺のスーパーなどは営業していて、断水家庭には水などが届けられ、災害物資も入ってきているようで、水俣でも物資は調達できつつあるようです。それでも車が流されたり、孤立していたり物資の調達が厳しいところもあると想像します。 ところでSNSを通じて知り合いのボランティアさんの出身地球磨村で被災した神瀬地区からカンパを呼びかけている方がいます。よければこちらもご協力ください。光を届ける支援として、避難者の方たちにヘッドライトやサンダルなどを配布するそうです。ただし、人吉で物資は調達するそうですので、お金での支援を要請しています。被災地で品物を買うことにより、被災地の経済にも少しでもお役に立てます。 カンパの送り先は、 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ゆうちょ銀行からゆうちょ銀行へ (記号)17140 (番号)19325571 [加入者名]神照寺(しんしょうじ) 他金融機関から振り込まれる場合 【店名】七一八(読み ナナイチハチ) 【店番】718 【普通預金】口座番号 1932557 (*領収書が必要な方は通信欄にお書きください) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ (事務局 増島 智子) -- ■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。 https://congrant.com/project/ngokobe/605 (新しいウインドウで開きます) ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター ・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「九州南部水害」と記入して下さい。 -- ※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。 http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html (新しいウインドウで開きます) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。 被災地NGO恊働センター E-mail info@ngo-kyodo.org TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/ 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO ----- 【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/ 【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第7報
この度の「7月豪雨」は、13日(月)から14日(火)にかけても不安定な天候で、日本海側を中心に局地的な激しい雨が降る予想もでているが、昨晩の報道では「すでに被害が出ている九州や東海に加え、広島周辺も大雨災害に厳重な警戒が必要」とのことで、広島では線状降水帯が発生する可能性も指摘されており、「2014年8月豪雨」に類似している」とも。声が届くなら「もう堪忍してくれ~!」と叫びたい。広島を襲えばこの数年で3回目なる。なんとか避けて欲しいと願うばかりだ。 |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第8報
■当NGO代表の頼政からのレポートを下記に紹介します。 |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第9報
熊本県内では、いまだ孤立集落が10集落(283人)も残っているとのこと。内訳は芦北町6集落、球磨村2集落、多良木町1集落、五木村1集落になっている。毎日、テレビ報道で流れる取り残された被災者の悲痛な叫びが物語るほど甚大な被害であった。ある集落では、いよいよ避難を決意した時に、「1年~2年帰れないという覚悟で避難すんだ!」と怒りと不安と悲しみを誰にぶつけるともなく、悔しい表情をあらわにして語っていた被災者のことが脳裏に焼き付いている。 |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第10報
昨日のニュースで球磨村でまだ二つの集落が孤立とお伝えしましたが、今朝の報道では下記のように無事最後の被災者も救出できたとのことです。 "熊本県の豪雨被害を受け、球磨村神瀬地区から避難していた住民は9日午前、最後の一団となる11世帯19人が錦町勤労者体育センターから多良木町の旧多良木高などへ移動した。"と、ほんとうによかったです。 さて当センターでは、おもやいセンター(佐賀県武雄)、NPOリエラ(大分県日田市)の支援に入っていることはお伝えしました。さらに熊本県球磨村で甚大な被害を受けた集落の支援も追及しており、情報収集の結果、球磨村神瀬集落から避難され、現在200名を超えている旧多良木高校避難所と同村渡集落を支援したいと考えています。 神瀬については、熊本地震(2016)後に構築したネットワークの中から神瀬で地域おこし協力隊のメンバーだった大谷さんを窓口に支援の形を作りたいと思います。そして同じく球磨村の渡集落も今後の支援対象にしたいと考えています。球磨村の集落には村井が一度今週明けに現場に入る予定です。 当センターは25年前の阪神・淡路大震災以後、各地で発生した災害の救援活動を通して、実に多くの方々とのネットワークができています。そして多くの方々の多大な支援も受けてきました。そうしたネットワークが、今回も積極的に動いてくれています。ある人は寄付を、またある人は物資を、そしてある人は情報を、と提供して下さっています。ほんとうに心から感謝を申し上げます。今回の水害に関しては、応急対応、復旧・復興まで成し遂げるには、相当な年月を要します。引き続きご支援をお願い致します。 (事務局 村井雅清) *ブログで写真もぜひご覧ください。 http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/ (新しいウインドウで開きます) -- ■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。 https://congrant.com/project/ngokobe/605 (新しいウインドウで開きます) ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター ・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。 -- ※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。 http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html (新しいウインドウで開きます) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。 被災地NGO恊働センター E-mail info@ngo-kyodo.org TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/ 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO ----- 【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/ 【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第11報
■頼政代表からの現地の様子です。 |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第12報
代表の頼政は引き続き大分県日田市で活動中です。電話で活動内容を聞いて、ここに報告いたします。 |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第13報
日田市の被災地では、住民さんが自ら公民館で炊き出しをしてるそうです。ボランティア不足の中で、なんとか踏ん張ってがんばっています。朝昼晩の3回、1回60食~70食を提供していて、台所が使えない方、片付けで食事を作る余裕がない方などに喜ばれているそうです。こういう時は、レトルトやコンビニ食に偏ることが多いですが、やはり手作りの温かい食事は体も心も癒してくれます。来週からはメンバーを後退して、引き続き炊き出しの提供を検討しているそうです。 |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第14報
大分県では当センターのネットワーク団体のリエラなど、様々な団体が連携し、2017年の九州北部豪雨の経験とネットワーク、それぞれ得意分野を生かしながら救援活動にあたっています。被災地では電気などのライフラインが解消されつつも、電話回線はまだ回復していない地域もあります。また、道路の寸断や車をなくした方などは、病院などへの移動手段に困っていたり、山間部では温泉街などの中心地へは車でも往復1時間30分以上もかかり、物資が届いていない小さな自主避難所もあるそうです。避難所でも炊き出しがないところは、パンやレトルト食品に偏り、温かい食事を求めている被災者がいたり、段ボールベッドも長期に使っていると、背中や腰が痛いと訴える人がいるそうです。また避難所では、あまり動くこともないせいか、足のむくみを訴える人もいるようでエコノミークラス症候群も心配されます。炊き出しも地元の人が有志で頑張っているのですが、2週間近くも経つと、疲れがではじめているようで、近隣市町村からの応援を求めています。日田市の天ヶ瀬温泉街も少しずつはきれいになっているそうです。ただ被害を受けた8軒の旅館のうち2軒は再建を目指して頑張っているそうですが、残り6軒は温泉がでるか出ないかもわからない状態で、温泉がでなければ死活問題となり、不安を抱えている旅館もあるそうです。 |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第15報
下記の谷さんのレポートにもありますが、芦北地区や八代の被災地は、県内のみならず各地からも、少人数ながらボランティアも入りつつあるようですが、一歩球磨村に入るとかなり厳しい状況が伝わって来ます。昨日17日も球磨村渡地区の方にお電話で話を聞きましたが、「ボランティアはゼロ」「避難所にいて帰りたいけれど帰れない。」「ここは道路がつながっているので物資はそれなりに届くが・・・・・」「とにかく人がいない・・・・」と落ち込んでおられました。
(村井雅清) |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第16報
昨日19日に日田市で支援活動しているNPO法人リエラと当センター主催でオンライン相談会を行いました。昨年被災した佐賀県武雄市からおもやいボランティアセンター、兵庫県立大学減災復興政策研究科、兵庫県・宮城県から災害の法制度に詳しい弁護士、新潟県の中越防災安全推進機構、また熊本地震で被災した西原村や今回被災された五木村から元地域おこし協力隊のメンバーといった専門家などを招いての相談会となりました。このコロナ禍ゆえに、いつものように現場に行くことも難しいということで、初めての試みとしてオンライン相談会を行いました。 |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第17報
昨日20日より村井顧問が熊本県の被災地に入りました。以前にもお伝えしていますが、水俣病の運動仲間が水俣の津奈木町におられ、情報交換をしています。今回は人吉町や球磨村などの被災地を視察します。もちろん、新型コロナウィルスに対する感染症対策には十分配慮し、当センターのガイドラインに沿って活動します。以下村井顧問の報告です。 |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第18報
この度の豪雨で国は、被災地に特定非常災害を指定し、被災者を幅広く救済しようと様々な措置を講じようとしています。その一つに、これまで補償の対象外だった、「半壊」世帯にも必要であれば家屋の解体・撤去費用を補償する方針を示しました。以前、相談会のニュースでもお伝えしましたが、専門家からのアドバイスで「修理は急がないで!」というのはこういうことでしょう。後から様々な補償のメニューが出てくるので、自己負担をなるべく避け、残せる家屋は修理し、十分に乾燥させながら、漏れのないように補償を受けてもらいたいです。 |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第19報
今日からスタートした4連休ですが、九州など西日本を中心に前線が停滞し大雨の予想が出ています。被災地では、少しずつではありますが、家屋の片付けが進んでいます。そんな被災者のみなさんの心が折れそうな大雨はもう降らないで欲しいと祈る気持ちでいっぱいです。以下村井顧問の報告です。
(増島 智子) |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第20報
九州では、被災地に追い打ちをかけるような雨が降り続いています。被災地にこれ以上被害が広がらないよう、被災地にいるみなさんは早めの避難を心掛けてください。 |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第21報
この度の豪雨水害の被災地に19日から24日まで滞在しました。五月雨式になりますが発信したいと思います。 |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第22報
このニュースでインドネシアのゲリラ的支援拠点「POSKO」のことを何度か触れましたが、まさに今回の7月豪雨に関しては、コロナ禍による自粛要請の影響で熊本県外からの支援は入れないという制限の中での支援の方策として、この「POSKO」というしくみは優れものです。 |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第23報
当センターのサポートをして下さっている大谷知広(おおたにともひろ・元地域おこし協力隊員・球磨村在住の被災者)さんが、球磨村の現在の動きを報告してくれました。大谷さんも被災され、多良木高校の避難所に避難されています。 |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第24報
一昨日からの大雨で山形県などを中心に東北地方で再び水害が起きてしまいました。今回氾濫した最上川は日本三大急流の一つで、熊本県などで大きな被害を出した球磨川もその一つとして数えられています。気候危機と言われる中で、どこの地域でもこのような水害が起こるということを私たちはしっかり覚悟しておかなければならないでしょう。 |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第25報
2020年7月豪雨から間もなく1ヶ月近くなろうとしています。熊本で活動している谷さんから報告がありました。津奈木町では、がけ崩れ危険性がある住民用に10戸の仮設建設が予定され、9月末には完成予定だそうです。 |
2020年7月豪雨災害に関する支援ニュース 第26報
当センターにおける7月豪雨災害に伴う支援プロジェクトとして、本ニュースで何度も紹介している「POSKO(支援拠点・もともとインドネシアで災害後に現れる仕組み)」支援を始めます。みなさまからご寄付を頂いた資金やお米をはじめとした物資を、現地在住のキーパーソンを通して、POSKOに配布していくものです。 |
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