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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.1

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能登地震について

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能登半島地震について1
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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.11
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令和6年(2024年)能登半島地震救援情報

 

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.1

被災地NGO恊働センターです。

令和6年(2024年)能登半島地震で、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
当センターでは、昨日から情報収集を開始し、本日から先遣隊が現地に入ります。
2007年の能登半島地震以来、継続したつながりを持っている七尾市中島町や輪島市、昨年の能登地震での支援を継続している珠洲市などを中心に、まずは現地の調査と必要な物資の調達等を実施致します。

現地からは、「2007年の比じゃないくらい(の揺れ)」「道がボコボコで歩くしかない」など、甚大な被害の様子が伺えます。外部から支援が入らないのではないかと不安もある様子でした。
広範囲に被災をしているため、現地のみなさんとのつながりを生かしながら、長期的な支援を視野に入れて活動を開始します。

皆様のご支援、ご協力をお願い致します。(頼政良太)

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 被災地NGO恊働センター
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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.2

被災地NGO恊働センターです。

本日の午後、当センター、姉妹団体のCODE海外災害援助市民センターと兵庫県防災士会の連携の元でスタッフの村井と吉椿が被災地の七尾市中島町小牧へと向かいました。

兵庫県防災士会からは食料などの救援物資とご寄付をいただきました、ありがとうございます。

引き続き現地からの情報を発信していきます。

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.3

今回の地震は非常に被害が深刻で、時間を追うごとに犠牲者の数も増え最新の情報では57名となっています。いまだ倒壊家屋に取り残された人たちがいます。早く救出されることを願うばかりです。
 そんな中、昨日神戸を出発した先遣隊の2名は、無事に七尾市中島町の小牧の被災地に到着しました。

以下、現地からの報告です。

 1月2日、神戸を午後1時に出て能登半島の中島町小牧に着いたのは21時過ぎだった。途中、かほく市の娘さんのところに避難していたKさんと合流し、小牧まで案内していただいた。
途中、反対車線には何度か救急車にすれ違う。金沢の病院に負傷者を搬送しているのだろう。
 七尾市に入ったあたりから少しずつ被害が見え始める。壁が剥がれ落ちた家屋、あちこちに亀裂の入った道路。中でも小さな橋と道路のつなぎ目が陥没して慎重に車を走らせなければならない。能登半島を北上する僕らのような車は少なく、南下してくる対向車が連なる。被害の甚大な奥能登から金沢方面へと多くの人達が避難している。
 中島町小牧は、人口約180人(77世帯)の集落だが、電気、水、ガス、通信などのライフラインがすべて止まっていて外界から孤立しているような状態から、多くの人達が近隣の親戚の家に身を寄せている。集落内に残った方は、公民館や車中泊で不安な夜を過ごしている。
 公民館である中島地区コミュニティセンター西岸分館には、約50人の方が寝泊まりしている。大半が高齢者だが、中には2ヶ月の乳児を抱えた家族もいるという。集落の建設業の方が発電機を提供してもらい、かろうじてセンターの電気だけは確保している。
 神戸から食料・水、ガソリン、灯油、ポータブル電源、オムツ、生理用品などを届けた。
 この避難所のお世話をしている女性は、涙ながらに「遠くからこんなに沢山ありがとうございます。」と喜んでくれた。この女性にお話しを聞くと、「指定避難所にも関わらず、何も物資が来ない。二日目の夜にしてやっと、さっき市職員が来て、冷凍の弁当を置いていった。電気を節約して使っているのに、電子レンジで50人分の弁当を温めろというの?」と首をかしげていた。昨日は、集落内の人で安全に家に入れる人たちが食べ物を持ち寄って、食べたという。
最後にKさんは、被害を受けた自宅の再建を思いながら、「生き残った地獄をどうするか」とつぶやいていた。(吉椿)

*私たちの活動は、日本財団「災害発生前後の初動期に関する支援活動」助成のご協力を頂き活動しています。

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.4 

大きな余震がいまだ続き、救出作業を阻んでいます。そして、まだ多くの人たちが支援を待っています。昨晩、先遣隊が無事に神戸に戻りました。
現場の情況を共有しながら、二次派遣を検討します。

以下、現地のレポートです。

昨晩(1/2)からずっと雨が降り続く被災地。朝晩はかなり冷え込む。
中島町小牧の避難所「中島地区コミュニティセンター西岸分館」では、ライフラインが止まっている影響で、携帯電話やSNSが全く使えない。住民の方々は口々に「陸の孤島や」と語る。
その影響か外部からの支援はほとんど入っていない。
だが、区長さんはじめ壮年団、女性たちはじっとはしていない。外部からの支援がないならと、男性たちは自分たちで集落内の亀裂の入った道路を修復したり、陥没した集落内の249号線の迂回路への交通誘導したり、避難所の詰まったトイレの下水管を修理したり、自前の発電機で避難所に電気を供給したりしている。
避難所の中では、ある女性Mさんがリーダーとなって、避難している女性たちに声をかけて暖かいおにぎりを作ったり、物資の仕分けをしたり、簡易トイレの使い方をレクチャーしたりしている。また僕たちが提供したパンを素早く消費期限毎に分けて提供している。そして避難している人たちも、自宅から調理器具や食材、食料を持ち寄って来る。このあたりでは、このような助け合いを「えぇー」し合うという。
ここには、重機を持っている土建屋さん、水道修理屋さん、福祉施設職員、栄養管理士、県職員、消防団などの多彩な人たちがいて、それぞれの職能を活かして適材適所で自主的に避難所を運営しようとしている。
ただ、栄養管理士のAさんは、避難している大半の高齢者の栄養の偏りや運動不足を懸念している。(吉椿)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.5

 石川県能登地方を震源とする地震で、石川県は4日、県内の死者数が84人に、また安否不明者は179人にのぼっています。いまだ懸命な救出作業が続いています。そして、NGO・NPOなどのボランティアの人たちによる物資の輸送や配給が各地でおこなわれています。

 当センターは、先遣隊の情報を元に必要な物資輸送を行いながら、引き続き調査をして、支援の行き届いていないところに支援を届けます。CODE 海外災害市民援助センターと兵庫県防災士会の3者連携のもと第二次派遣を行います。5日より昨年の地震で支援活動を続けている珠洲市へ村井顧問と新潟の建物修復支援ネットワーク代表の長谷川順一さんと向かいます。こちらは、昨年5月に「奥能登地震」があった石川県珠洲市の被災地は再建途上の中での今回の大地震で、悲痛な叫びが耐えません。珠洲市正院小学校避難所のボランティアから「一次500人いたが、帰省されていた人たちも断腸の思いで故郷をあとにされて、350人となりました」とのことでした。

 また、増島(協働センタースタッフ)と山村(CODEスタッフ)は、5日に神戸を出発し、小松市に寄ってから、6日早朝に被災地に向かい中能登町で一旦物資を届け、その後七尾市中島町へ向かいます。

 今回も各方面から物資を提供してもらいました。富田林市にある融通念仏院浄谷寺様より、お米を90キロ、カレーなどの食料品やカイロなどの生活物資をご寄付頂きました。また、一般の方からもお米や生活雑貨をご提供頂きました。この他、第一次先遣隊の情報をもとに炊き出しの食材や簡易トイレ、携行缶、ポリタンク、水、生理用品などの生活雑貨を車に積み込みました。

 週末は雪の予報の被災地です。被害が広がらないように願うばかりです。みなさん引き続きのご支援よろしくお願いします。

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.6

1月2日午後9時30分頃に、吉椿雅道(CODE海外災害援助市民センター事務局長)と二人で当NGO第一次先遣隊として七尾市中島町小牧の避難所(77名が避難)に入り、ワゴン車に満載した食糧・水・灯油・ガソリン+携行缶・カセットコンロ+ボンベ・発電機3台+タップ・段ボールトイレ+トイレットペーパー・生理用品はじめ衛生用品などを届けて来ました。

 空っぽになったワゴン車で、二人は寝袋で一夜を過ごし雨音で目を覚ましました。ちょうどすぐ食べられる食料が切れていたところでの3万円分のパン(兵庫県防災士会からの寄贈)は、早速朝食として出され大変喜んで下さいました。

 当たり前かも知れませんが、避難者には圧倒的に高齢者が多いのですが、決して”上げ膳据え膳”にせず、各々ご自分で食料配布の場所まで取りに来て貰う方法をとっています。こういう災害時の避難者では一日中動かないという方々が少なくないので、いわゆる生活不活発病を予防する配慮の一つでしょう。また、これも当たり前かも…ですが、水が止まっているので、一番困るトイレ対策でも細々と工夫をされていました。幸いというのか、2日は終日雨だったので、雨水をためトイレに使い、慣れない段ボールトイレは即座に使い方講習をしていました。  

 もっとも関心させられたのは、車イス生活の高齢者のトイレ使用の時に、当然介護者(小牧の住民)が付いていますが、使用後の車イスのタイヤを消毒液で丁寧に拭き、部屋にお連れしていたことです。トイレの管理が不十分な場合、ノロウイルス発生などでトイレから部屋に菌が移動し、食中毒を起こすという結果にならない配慮も完璧でした。先に触れた生活不活発病の予防のための簡単な体操ハウツーを書いたチラシをサポートされていたスタッフに渡したら、「わ〜嬉しい!これを待っていたの!」とこちらが凄くびっくりするほどの喜びようでした。私たちが帰る直前に判明したのは、この方は看護士だったのです。生まれたばかりの乳児を抱えた家族(一家族だけ)は一つ別の部屋を提供するという配慮もされていました。

 圧巻だったのは、この小牧の中は他の被災地同様道路が陥没・地割れ・隆起と、いわゆる”ボコボコ”で幹線道路であるにもかかわらず交通整理も自分たちで。もちろん地域内の道路の応急処置も自分たちで。大型発電機の設置も自分たちで、という本来”官”がやる作業を率先して自主的に対応されていることでした。最近よく耳に、目にする”市民自治”の実践がここで見事に実現しているではないかと、私には最大の学びとなりました。この小牧では「結しあおう=え〜しあう」ということばがあるそうです。おたがいが助け合おうという意味です。なるほど…と最大のおみやげを貰ったようです。

 5日から第二次派遣が出発します。今回の2024年能登半島地震は、広域で、甚大な被害となりました。復旧はもちろん復興までにはかなり長期の支援体制が不可欠です。これからも長きにわたるご支援をよろしくお願いします。

(被災地NGO恊働センター顧問、CODE海外災害援助市民センター理事 村井雅清)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.7

 もう14,5年になるだろうか。2007年の能登半島地震が起き、門前町などを支援していたが、その後の復興支援の一環で、被災地NGO恊働センター顧問(CODE理事)の村井たちが作った写真集「いとしの能登よみがえれ!ーボランティアの能登ノート」を作った事で小牧の方々と出会った。

 そしてこの能登中島には1000年以上続く祭り「お熊甲祭り」に出会った。小牧では高齢化で神輿や20mの枠旗を担ぐ人が少なくなっている事から、神戸や新潟の大学生たちと共に祭りの担ぎ手として参加させていただいたのが2009年。そこからコロナ禍を除いて、昨年まで毎年9月のお熊甲祭りに参加させていただいてきた。

 その祭りを主導するのが「小牧壮年団」のみなさん。いつも熱くよそ者の僕たちを暖かく受け入れてくれる。そのリーダーでもあり、僕の兄貴のような存在であるTさんは、区長も務めたこともあり、壮年団からに信頼も厚い。

 そのTさんに小牧で再会した時、「おー、まさ・・・」といつもの元気はなかった。自宅の母屋は何とか耐えたが、台所の屋根が崩落しかけていたり、100年以上前に建てられた蔵が地盤から被害を受けている。実は、Tさんは、3年前の台風でもすぐ横の川が氾濫し、ひざ上まで自宅が浸水している。
 
 その時は被害家屋が2軒程度だったので「罹災証明さえも出なかった」という。水害を自力で乗り越えてきた矢先にこの震災。Tさんの表情からそのつらさが想像できた。非常に厳しい状況の中でも、小牧の壮年団はそれぞれがそれぞれの役割を果たし「えーし合っている(助け合っている)」。そんな被災住民の支え合いをそっと後ろから支える支援が求められています。(吉椿)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.8

地震から一週間がたちました。各方面から現地にいけないけれど、いまは、何もできないけど、情報を拡散します。募金をしました。など後方で支援してくださるみなさんの気持ちは、被災地の人たちにしっかり届いています。

 まず、最初に中能登町の被災者に物資を届けました。会うなり「私たちよりももっと大変な人たちがいるのにすみません」と涙をこぼされました。ここはいまだに断水中です。小学校低学年のお子さんを含めた三世代暮らしで、毎日続く余震に眠れぬ夜をすごしていました。お風呂も洗濯もできずに親戚の金沢の家にお風呂を借りに行ったり洗濯に行ったりしています。食事も水をたくさん使うのでレトルトのものばかりで、時折親戚の人たちが、炊き出しを作って持ってきてくれるそうです。この地域はあまり、家屋の被害はありませんが、取りこぼされがちな場所でした。

 続いて、七尾市の現場に向かいました。
 ここ七尾市中島町小牧地区の避難所はもともと指定避難所ではなく、自主避難所のため行政からの支援はありません。けれどKOBEから、第一次派遣隊がいち早く現地に駆けつけ、物資を届け、その情報をもとに第二次が続き、みなさんから支援を心から喜んでくれています。
 それは、2007年の能登半島地震以来、築いてきた絆のお陰だと思います。
地震から今日で一週間が経ち、支援の手が極端に少なく疲労の色こくなり、この避難所でも体調を崩す人が出始めています。そして、自分たちの家の被害の大きさをうけとめきれないまま、生かされたいのちを懸命に繋げています。被災者のKさんもそのようにおっしゃっています。

 昨日、現場に到着すると、重機を使い、壊れた水道を直しているところでした。水道復旧の見込みがないので、自分達で復旧していたのです。避難所に限りトイレもやっと水洗になりました!
 同時に壊れた窓や屋根にブルーシートを貼ったり、刻々と状況が改善されています。
 ここ小牧の人たちは、水道屋さん、ガソリン屋さん、行政書士、司法書士、漁師、大工さんなど多彩な職種にあふれています。
 また、昨日は私たちも炊き出し用のために、野菜を運んできたのですが、昨日たまたま千葉から駆けつけたこんにゃく屋さんが炊き出しをしてくれていました。ある被災者の方は、「震災以来初めて食べた暖かい豚汁に涙が出たよ!」と嬉しそうに話してくれました!
 夕食には私たちがお届けした河北地方の郷土料理のお味噌を使って、とり野菜鍋をつくってくれました。被災者のみなさんは「野菜がたくさん、入ったいて美味しい!」とお代わりをしていました!

 昨日も大きな余震があり、今日からは雪の予報ですが、天候が悪い中ですが、湧水からもう一本避難所に水道をひく予定です。
 まだまだ、支援の手が足りません。みなさんの暖かいご支援をお待ちしています。(増島智子)

*私たちの活動は、日本財団「災害発生前後の初動期に関する支援活動」助成のご協力を頂き活動しています。

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.9

1/5-6に珠洲に入った村井(被災地NGO協働センター顧問、CODE理事)からのレポートです。昨年5月から奥能登地震支援で珠洲に通っていました。
以下、レポートです。

被災地の道路は本当に大変です。パンク車、バースト車を何台も見ましたね。
明日から雨、雪なので心配です。珠洲往復で一番不安だったのは、ガソリンでしたが、スタンドが2か所開いていたので、まめに補充したおかげで、最後のレンタカーの満タン返しはわずか5㍑ほどでした。しかし、今回の地震では、ことごとくべシャンコで、見るのが辛かったです。

そんな中で、2007年の地震の時に、全壊になり、2年間托鉢をして、再建費用の一部を集め、見事に再建された興禅寺さんの本堂及び栗は、しっかり建っていました。あれから18年、この地域を守って来られたのでしょう。
留守だったので、住職にはお会い出来なかったのですが、感動でした。興禅寺さんが建っている門前の総持寺通りは、8割壊滅でした。

また、珠洲市蛸島公民館に避難されている方は、蛸島の人口800人のうち、700人か避難されているとのこと。珠洲市正院の正院小学校避難所のボランティアをしているUさんは、「家はペシャンコ。車2台もペシャンコ、笑うしかありませんわ!これで珠洲の人口は3000人は減るでしょう」と。

また、昨年の5月地震以来、訪問する度にお邪魔していたK宅のご夫婦にも奇跡的に正院の神社でお会いし、k宅も、土蔵も、家もペシャンコなのに、いつもの笑顔的で私たちを迎えてくれたKさんの優しさは一体何なのか??と思う。「能登はやさしや 土までも」という言葉がこの地にはあるが、このことかと…学ばせて頂いた駆け足訪問でした。(村井)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.10

1月5日に神戸を出発した第二次隊の山村(CODE)からのレポートです。1月6日に小牧に入りました。

小牧に来るのは、去年の9月20日のお熊兜祭り以来で、その時にお世話になった方々ともお会いできました。みなさん温かく迎えてくださり、「おー、たいち!久しぶりやね!」と言ってくれ、ハグまでしてくれた人もいました。

小牧の西岸コミュニティセンター避難所は、Kさんによると自主避難所らしく、指定避難所に比べると物資も給水車も、行政も来ていないと言っていました。しかし、驚いたのが小牧の方々は、行政に頼ることなく自分たちで避難所も運営しており、私が来た時にはちょうどトイレを水洗式にするために、水道管の修理を行なっていました。また、避難者の方もお客さんではなく、一人一人が避難所を設営していくのだという意識がありました。

さらに、発災直後は、小牧の場所位置関係的に輪島や珠洲市に向かうためにも重要な場所であり、大渋滞を起こしていました。それを、小牧の方々で車の誘導も行いデコボコになってしまった道も自分たちで修繕していました。まさに、被災者が主体で被災者が運営している避難所が完成していました。一人一人が、得意なこと、できることを全うしている、これは平時からのつながりがあってこそだと思います。そして、夜みんなでご飯を食べていた時も、地震が起きて大変な場にあるにも関わらず、みんながお祭りの話をしており、祭りに対する情熱も改めて感じました。中には、一人のご高齢の方は『今年は、祭りは無理だろう』と言っていましたが、『こんな地震があったからこそ祭りはするべきだ』と他の方々は言っていました。みんなが、祭りを通して気持ちも行動も共有しており、祭りが地域に及ぼす影響を改めて実感しました。仮に似たような地震が起きた時に、祭りがある地域とない地域では、平時からのつながり緊急時のみんなの対応が、また全然変わってくるのだろうと感じました。

小牧の方々と夜一緒にご飯を食べていて様々なお話を、聞くことができました。よく言っていたのが、『小牧は地味にひどい』です。令和6年能登半島地震では、珠洲市や輪島がよくスポットライトが当たっており、そこにばかり支援が行っているとおっしゃってました。小牧の方々が自主的に交通誘導してる際に警察官に言われたのが『私たちは、もっと被害がひどいところに行くことになりました。』と言われたそうです。

確かに、小牧はただ車で走っていると珠洲市のように全壊の家が目立つわけでもなく、輪島のように大きな火事があったわけではありません。しかし、中に入ってみると大きな柱が折れていたり、家の基礎がズレていたりと取り壊さないといけない家が多くあります。

また、ちょうど北國新聞で輪島、珠洲に60戸仮設住宅が建設される記事が掲載されており、『輪島と珠洲がひどいのは分かるが、こーゆーのは全地域一斉にするべき』だと言っていました。そして、新聞の書き方やメディアの情報の流し方、それに伴って現地に入る行政に対して、『ひどいところ競争じゃないんだから』と言っていました。(山村太一)

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【ゆめ風基金】能登地震について

みなさまへ

正月早々、能登を中心に大きな地震が発生してしまいました。

この寒い中、被災した人たちのことを思うととても心が痛みます。

ゆめ風基金では今日は全員出勤で情報収集に全力を尽くしますが、
みなさまからも被災した障害者に関しての情報がありましたら、
ゆめ風基金までご連絡いただきますようお願いします。

ご連絡は
info@yumekazek.comまでお願いします。

ゆめ風基金 八幡
--
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 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
被災障害者支援 認定NPO法人ゆめ風基金
〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-13-43-106
TEL 06-6324-7702 FAX 06-6321-5662
Email:info@yumekazek.com
Web:https://yumekazek.com
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【ゆめ風基金】能登半島地震について1

みなさまへ

この度の令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々にお悔やみ申し上げますとともに、
被災されたみなさまならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

能登地震についてのゆめ風基金の現況をお知らせします。

なおこのメールは送信専用ですので配信不要などのご連絡はinfo@yumekazek.comまでお願いします。

1月4日までの動き
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ゆめ風基金では1月1日の地震発生を受け、1月2日に全職員が出勤し、情報取集にあたりました。
石川県、富山県、新潟県、福井県の4県にはゆめ風ネットの会員団体があるので、まず連絡。
またいつも災害では連絡を取っている「きょうされん(元共同作業所全国連絡会)」と連絡取り合い情報の交換をしました。ゆめ風基金の全国のネットや応援団にメールを流す一方で、被災地の障害者事業所の情報を集めました。
午後に事務局会議を持ち、今後の情報収集のあり方や、現地とのWEB会議の開催、被災地の会員様への安否確認はがきの発送、臨時号の発行、緊急理事会の招集などを決めましたその後石川健羽咋市の福祉避難所を開設している「社会福祉法人 弘和会 多機能ホーム
福の神」で水が欲しいとの連絡があり、石川県金沢市にあるゆめ風ネット「ひまわり教室」にお願いをして、翌日に水を届けていただきました。

 また4日には石川県、富山県の方とWEB会議を開き、今後の支援方法などを確認しました。
 現在は北陸障害者定期刊行物協会、堺市立健康福祉プラザ視覚・聴覚障害者センター所長原田さん、などとも連携しながら情報を集めています。ただお正月休みでもあり、能登半島の各障害者事業所と連絡が取れないこともあり、様々な確認にはもう少し時間を要すると思われます。
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ゆめ風基金 八幡
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被災障害者支援 認定NPO法人ゆめ風基金
〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-13-43-106
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【ゆめ風基金】能登半島地震障害のある人たちの状況は-NHKハートネットより

みなさまへ

東日本大震災以来関わりを持っているNHKの海老沢さんより、
電話取材による障害者情報が届いています。

出典はNHKハートネットで、以下がアドレスとなります。

https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/888/
(新しいウインドウで開きます)

なおこのメールは送信専用ですので、ご連絡は info@yumekazek.com までお願いします。


ゆめ風基金 八幡

以下NHKハートネットより
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能登半島地震 障害のある人たちの状況は
記事公開日:2024年01月05日

1月1日に発生した能登半島地震。「ハートネットTV」では、障害のある人たちの被災状況や必要な支援について取材しています。支援を必要とする人たちが取り残されないために、現状や思いをお伝えします。
※なお、個人からの物資の支援やボランティアの申し込みなどについては、現時点(1月5日)では道路状況などから、受け入れ体制が整備されていない状況です。
※情報は、随時更新してお伝えする予定です。

石川県 穴水町
障害者入所施設で 断水による水不足と衛生用品不足(1月4日)
石川県鳳珠郡穴水町にある複数の障害者入所施設に話を聞くと、地震の後から断水が続き、給水車も来ていない状況で、生活に大きな影響が出ていました。

身体障害のある人など50名ほどが入所している「青山彩光苑穴水ライフサポートセンター」では、土砂崩れの影響で施設に面している道路が塞がれて、通りづらくなっています。施設では飲料用の水だけでなく、排せつで汚れたものを洗う際などに多くの水を必要としますが、給水車は入ってきていません。支援団体が少しずつ水を届けていますが、依然として十分ではないといいます。施設部長の大林さんは「今は水が一番不足している。給水車に来てもらえたら」と話していました。

知的障害のある方など115名が入所している「石川県精育園」でも、飲み水や生活用水が不足しています。排せつの際に汚れてもシャワーは使えず、雨水や雪を溶かした水で対応しているとのことです。町の保健センターでは水やパンを受け取ることができますが、往復4時間以上かかるため、通うのは簡単ではないといいます。トイレが使用できないため、利用者も職員も、ゴミ袋やポータブルトイレ、紙おむつを使用していますが、紙おむつなどの衛生用品も不足しています。石川県精育園の統括責任者・田中こず恵さんは「施設の衛生面が心配です」と話していました。

石川県 輪島市
福祉避難所を開設 しかし人手不足が深刻(1月5日)
輪島市の障害者支援事業所では、市との協定に基づき福祉避難所を開設しました。しかし、予想以上に多くの人が訪れ、職員も被災する中、人手不足に陥っています。

さまざまな障害のある人の支援を行う「多機能型ライフサポート一互一笑(いちごいちえ)」は、60人ほどの利用者が登録し、障害者の働くカフェや障害のある子どもたちの遊び場などを提供しています。

地震が起きた直後から、2階建ての施設の1階に福祉避難所を開設しました。
一般の避難所での生活が難しい人を受け入れることを想定していましたが、施設周辺の住宅の被害が大きく、自宅が被災するなどした施設周辺の人たちも20人ほど避難しています。

一方、普段施設を利用している自閉症の人や知的障害のある人などは環境になじめず、被災した自宅で生活したり、車中泊を続けたりしている人もいるということです。

こうした中、人手不足に悩まされています。
職員25人のうち、現在働くことができるのはわずかに6人。それぞれ自宅が被災し、避難所から施設に通っている人もいます。地域の人たちの助けも借りながら福祉避難所を運営していますが、通常よりも人手が少ないなかで、利用者のケアや安否確認、自宅などで避難を続ける利用者への物資の配送などを担っている状態で、職員には疲れが見え始めているといいます。施設を管理する藤沢美春さんは「県に対して専門的知識を持つ人たちの派遣を要請していますが、対応してもらえるのかどうかわからない状態です。障害者や高齢者らについては今後、ベッドや薬など環境が整っている石川県内の別の施設に移動してもらうことも含めて検討せざるを得ない」と話していました。

さらに、トイレの衛生環境も深刻です。
3日から給水が始まりましたが、食事や飲用、身体を拭くなどに優先的に使うため、トイレで使用する分まではまわらないといいます。簡易トイレや、ウエットティッシュなど衛生環境を保つための使い捨て可能な物資を確保するため、関係機関や系列の施設にお願いしている状況とのことでした。

石川県 珠洲市
障害者通所施設 ライフライン絶たれ利用者の受け入れできない(1月4日)
珠洲市にある障害者福祉施設の固定電話は多くが不通でしたが、身体障害や知的障害のある人など10人が通っている「障害福祉サービス多機能型事業所
さざなみ」の施設長・酒井千鶴子さんの携帯電話には電話がつながり、お話を聞くことができました。

施設では電気と水道が止まっていて使えず、利用者の受け入れができない状況です。利用者と職員の無事は確認できたものの、多くの人の自宅が被害を受けていて、職員の中には家族を亡くした人もいるそうです。利用者の多くが、現在は避難所にいるのか自宅にいるのか、どのように生活しているのか、詳しい状況がわからず心配とのことでした。状況が確認できた利用者の中には、道路が寸断され、孤立している状態の人もいるとのことです。

酒井さんは「利用者の中には、障害の特性上、避難所で共同生活を送るのが難しいと感じる人もいる。施設で受け入れて少しでも安心できる環境を作りたいが、暖房器具もトイレも使えないので、せめて水や電気だけでも復旧してくれたら」と話していました。

石川県 七尾市
建物が破損 住めなくなったグループホーム(1月4日)
知的障害のある人など12人が暮らす七尾市のグループホームは、人的な被害はなかったものの、地震の揺れで屋根が破損するなどの被害を受けました。雨漏りがひどく、住み続けることが困難だったため、利用者には一次的に離れてもらわざるを得なかったと言います。

12人中4人は家族の元へ、8人は他のグループホームや避難所に移りました。環境の変化で不安を感じている利用者もいますが、出勤可能なスタッフが巡回して、物資の配達や心身のケアを行っています。

グループホームを運営する法人では、できるだけ早く建物を修理して、利用者に戻ってもらいたいと考えていますが、いつになるかのめどは立っていません。代表の男性は「行き場がない障害者にとって、グループホームは大切な居場所。できるだけ早く再開できるよう、いろんな手だてを探っていきたい」と語っています。

石川県 能登町
グループホームが損傷 認知症高齢者が厳しい避難生活(1月4日)
能登町の社会福祉法人・礎会は、障害のある人の就労支援事業所とグループホーム、そして認知症の高齢者のグループホームを運営しています。

地震により高齢者のグループホームが損傷しましたが、一般の避難所では生活が難しいため、ふだんは住まいとして活用していない、就労支援事業所に避難しています。しかし暖房のための灯油が不足し、断水が続いて衛生面でも問題が生じているため、厳しい生活が続いています。また、嚥下機能が落ちている人も多いので、食事作りも大変だといいます。

さらに、在宅の人たちが通う就労支援事業所も再開の見通しが立たず、通っていた27人のうち2人はまだ連絡がつかない状況です。職員も被災していて、在宅の利用者の支援まではなかなか手が回らないといいます。管理者の橋本克治さんは、「職員の頑張りでなんとか保っているが、食料や物資も乏しく、先の見通しがなかなか立たない。できるだけ早くライフラインや道路が復旧して欲しい」と語っています。

※『災害時 障害者のためのサイト』はこちら
https://www.nhk.or.jp/heart-net/saigai/index.html
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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.11

震災から一週間が経ち、寒さと疲労から体調を崩す人が徐々にではじめています。
避難所では、いまだに土足のまま部屋に入り、間仕切りやダンボールベッドなどもないまま、被災者は支援の手を待っています。支援の手を届けるための、交通網の整備が求められます。

 ボランティアも朝早くから夜遅くまで大渋滞に巻き込まれながら、全国から届く支援物資を各被災地に届けています。当センターも、阪神・淡路大震災でボランティアに来てくれた小松さんにお手伝い頂き、ウレタンマットを珠洲市の正院小学校に届けました。300人近い避難所がひしめき合い、避難者のみなさんが炊き出しをしていました。避難所運営につく地元の社会福祉協議会や消防団の人たちがマットの荷下ろしを手伝ってくれました。 

物資倉庫になっている体育館は、地震の影響で雨漏りをしていて、その隙間に所狭しと支援物資が置かれています。いま必要な物を聞くと、みなさんお風呂に入れていないので、ドライシャンプーと着替えの衣服や下着などが必要とのことでした。

2日の震災から、着の身着のまま逃げてきた格好のまま、支援の手を待ってます。崩壊した家屋には、お正月のしめ飾りが残ったままです。

今回お届けしたウレタンマットは、SEMA(緊急災害支援のネットワーク)のみなさんにご協力頂きました。またその荷受けにはCivicforceの七尾市にある物資倉庫をお借りしました。甚大な被害に対して、各NGO・NPOの連携のもと、被災者の人たちにいち早く物資が届けられています。
 みなさんのご支援に感謝するとともに引き続きご支援お待ちしています。
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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.12

1月 12, 2024



普段からお世話になっている兵庫県部落解放同盟が1月20日前後に、輪島市門前町の興禅寺さんのPで炊き出しを行い、うどんを振る舞います。興禅寺さんの市堀住職から次のような温かいお言葉を頂戴しました。
「来られるスタッフの皆さんは興禅寺の本堂を控室に使ってください。宿泊も可能です。」「寝具はありませんが、すぐ近くは役場の避難所でもあり仮設トイレあります」
「あまり大きなお寺ではないので、ただし貴NGOの知り合いのボランティアのみの拠点として使って下さい。私は、地域に恩返ししたいのです。」と。

能登地方には「能登はやさしや 土までも」という言葉があります。私たちが能登から学ぶ一つがこの風土だと思いますね!齢70を超えて、涙腺が緩んではいるのでしょうが、涙が出て来ます。(被災地NGO恊働センター 顧問 村井雅清)

PS
輪島市門前町の興禅寺さんとは、2007年能登半島地震の時にお会いしました。当時は全壊になり2年間托鉢をして再建費用の一部を集め、見事に再建され、今回の地震でも本堂及び庫裡は、びくともせず建っていました。
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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.13

1月 14, 2024



現在、被災地の避難所の食事は、ほとんどが避難者や地元のボランティアの炊き出しに頼り、その人たちは日に日に疲弊しています。今日、避難所に横浜からの炊き出しボランティアの人が来ていて、毎日3食炊き出しをしているお母さんが「やっと家の様子を見に行けるわ。少し片づけとかしたいからね。」ととても安心していました。避難所にずっと詰めている人たちも、避難所運営のサポートスタッフが入ったことで、やっと休みがとれてお子さんの家にお風呂に入ってこれた人もいます。「お風呂には入れないけれど、お湯を沸かして、体を10日以上ぶりに洗えたよ!一度目のシャンプーは泡もたたなかったよ!」と笑いながら話していました。

 その一方で、避難所での食事については、災害救助法で行われるお弁当やおにぎりなど配布は今現在ありません。また物資や食事も末端の避難所や在宅避難者には届いていないのが実態です。いのちの生命線の食事がとれないことは死に直結します。各現場で活動しているNGO・NPOの関係者は、必死に食料をかき集め各被災地で炊き出しを行っています。国の支援にどこで目詰まりをしているのか、すぐにつかめませんが早急な対応が求められます。助けられたいのちをつなぐには早急に食事の確保をしなければなりません。いまだ孤立集落があり、物資も届いていない地域があります。
 避難所の中には、老人施設が地震で倒壊し、使えなくなり体育館に避難している高齢者もいます。障害者、女性、子どももいます。震災から2週間近く経ち、私たちのところにも、各地から生活物資が届いていないという悲痛な声が寄せられています。

 どうぞみなさん関心を寄せてください。よろしくお願いします。

(増島智子)

*私たちの活動は、日本財団「災害発生前後の初動期に関する支援活動」助成のご協力を頂き活動しています。

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.14

1月 15, 2024



能登半島では、また雪が降り始めました。被災者のなかには、風邪をひきはじめている人たちも出始めています。今日の雪の影響で、珠洲市へ唯一の道路が閉鎖されました。生命線となる唯一の道が塞がれると、また支援が届きにくくなります。これから本格的に雪が降り始めるので、一日に早い交通整備が求められます。また、被災地では断水も続き解除の目途は一向に立っていません。

 ここ七尾市中島町小牧の壮年団の人たちも、現場作業に駆り出されています。土木工事関係者は、迂回道路の整備で限られた工期に休みなく従事し、役所関係の人も2日から避難所のサポートに入り、10日目にしてやっと休みがとれ母親と洗濯に隣町に行くという人もいます。ガソリンスタンドで働く人も、被災地のために渋滞の中、被災地のためエネルギー供給をしている人、みなさんそれぞれの役職で頑張っています。また、罹災証明の申請についても、集落で住民の意向を聞きながら、手続きを行う準備に取り掛かりました。

 また中島町にある小学校の避難所では、環境改善のアドバイスをしながら、少しずつ環境整備が行われていました。その避難所には、大阪大学のTさんがリーダー的な存在として活躍しています。3日前くらいまで土足で出入りしていた居室もいまは、土足禁止となり、高齢者に配慮したトイレの設置、本部の配置、相談コーナーも設けられ、長引く避難生活をより快適になるように日々改善されています。

 一方で、小さな集落単位の自主避難所には、まだまだ物資が届いていないところがあります。今日もそんな声を聞いて、急きょ避難所に物資を届けました。その物資を届けてくれたのは、本日、佐賀県から2台の車に物資を満載に走ってきてくれた鈴木隆太代表率いるおもやいのメンバーのみなさんです。2度の水害の受けた被災地でいまも地元住民のために活躍しています。今日はそのメンバーと小牧壮年団のみなさんのお陰で、拠点整備、物資の搬入、環境整備など一気に仕事が進みました。地元や関連団体のみなさんにも支えられています。ありがとうございます!(増島智子)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.15

1月 16, 2024



第二次派遣隊の頼政代表とスタッフの増島は昨日一旦神戸に戻りました。第3次隊は17日より吉椿ほか3名で現地入り、18日からも増島、21日から頼政が現地入りします。
引き続きご支援お願いします。

 昨日の雪が嘘のように晴れ渡った被災地では、おもやいメンバーが被災地では初めて足湯を行いました。みなさん元旦の地震から着の身着のまま避難していて10日以上もお風呂に入れていません。私たちがお世話になっている西岸コミュニティセンターと中島小学校で足湯を提供しました。足湯が終わった後はみなさん目がぱっちりになり、「とても気持ちいい」と話していました。コミュニティセンターに通う女性ボランティアの人が「足湯をした後、あっこの人は足湯をしたんだな!とわかるくらい目がぱっちりしていて、顔つきが変わっていましたよ!」とうれしい声を聞きました。また、別の小学校の体育館に避難している高齢女性たちは足を上げたり、下げたりしながら「走って見せようか??」など笑顔がこぼれました!足湯の効果抜群です!長引く避難生活に少しでも癒しにつながれば幸いです。

 別部隊は、珠洲市にある正院小学校に物資をお届けしました。この避難所では2次避難場所への移動が始まっており、去年の地震で関りのある高齢男性が2次避難場所への準備をしていました。ただ、避難先を事前に知らされておらず、みなさん口を揃えて「ミステリーツアー」だと言っていました。2次避難先についたら、まずお風呂に入りたいと“垢の鎧を落としたい”と言っていました。息子さんも「着替えるにもサイズがあった下着もなくて、洗濯もできないから、洗濯がしたい」と話していました。

 ここ正院小学校は大きな避難所ではありますが、こちらも行政からの支援されるべきお弁当やパンなどの支給は震災から10日以上経ったいまでもありません。避難者自主的にしていたのですが、疲労の色が濃くなり、たまたま天理教のボランティアが来てくれて食つなぐことができたと避難所のリーダーが肩をなでおろしていました。やっと洗濯機が一台導入されていましたが、150人ほどいる避難者にはとうてい少な過ぎます。それであまり水を必要としない洗濯洗剤のニーズがありました。日に日にニーズは変わっていきます。

 帰りに名古屋の関連団体の認定NPO法人レスキューストックヤードが支援活動を続けている穴水町の現場にお邪魔しました。スタッフの浜田さんが忙しそうに仕事をこなしていました。そのかたわらで出張理美容のボランティアさんが避難者にカットを提供していました。聞くと本社は大阪府で、穴水で被災した店舗の店長さんが自分にもできることをということで避難者のみなさんの髪をシャンプーしたりしていました。断水しているので、お水を持参し、カセットコンロでお湯を沸かし、水と合わせてちょうどいい温度にしていました。みなさん終わった後は、晴れやかな顔になっていました。被災各地でボランティアの人たちが活躍していました。

 引き続き、みなさんもご支援よろしくお願いします。

                         (増島智子)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.16

1月 17, 2024



私は昨年の5月に発生した奥能登半島地震以来、珠洲市に通っていました。その時にお出会いした83歳のMさんという男性がおられます。今回1月1日の地震後、まっ先に頭に浮かんだのは、「あのMさんが大丈夫だろうか?」と心配し、珠洲市の知人何人かに消息を訪ねたのですが、誰も「知らない」というお返事でした。「えっ、5月の地震で修理を考えていたところなので‥・・・」と心配が増して行きました。私は1月5日に、珠洲のある避難所に行ったところでも尋ねたが分からなかったのです。でも、昨日14日ある避難所で無事であることが分かりました。「よかった!無事だったんだ!」とホッとしました。しかし、昨日14日の午後12時に金沢の第二次避難所に移られたとのことでした。

 昨年の9月から大病を重ねて病み上がりのMさんだけに、やはり今の避難所の環境では、やむを得ないだろうと。ただ、一方で知らない環境に移動して、寂しさが募り、むしろ想像以上のストレスが溜り、大丈夫だろうか?とあらためて心配が絶えません。

 能登というつながりのつよい地域から離れ離れになるストレスは想像以上のものだろうと思うだけに、また心配事がのしかかります。

 そんなときに、下記に紹介する近藤和也さんのFBの投稿をお目にして、ほんとうに同じ心中だと思い、ここに紹介したいと思いました。(村井雅清)


<金沢の宿泊所に移る80歳近い男性が「なんとか珠洲に戻ってこれるよう…」と話の途中で泣きながら話がつまり、私も珠洲に入ってから押さえていた気持ちが崩れ一緒に涙しました。一昨年の6月に震度6弱、昨年の5月は震度6強、そして今回はとても同じ震度6強とは思えない揺れと破壊、しかも広範囲。直しては壊れ、直しては今回の地震。解体や直す途中の方もいます。飯田から野々江、正院、蛸島と進む中で、皆さんの立ち上がり続ける姿を思いながら、自然の理不尽さに対して感情を抑えていましたがさすがに限界でした。一度入ったみなし仮設から仮設住宅への移動は認められる方向になりましたが、引っ越し等の費用や、そもそも十分な数の仮設住宅が用意されるのかという問題があります。(衆議院議員 近藤和也さんの投稿から引用。)>

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.17

1月 19, 2024



1月17日から第4次隊として、CODE海外災害援助市民センターの吉椿・島村・植田が現地入りし、18日からはスタッフの増島も合流しています。
引き続きご支援お願いします。

小牧にある中島地区コミュニティセンター西岸分館には、小牧の方だけでなく隣の外(そで)の方々も避難している。外のMさんは、地震以来一度も家に帰っておらず、気になっている事が2つあるという。

一つは、冷蔵庫の中の生ゴミを捨てたい、もう一つは、地震直後に避難した際に高台に置いたままの車を取りに行く事だという。早速、3名のボランティアと共にMさんの自宅に向かった。

海のすぐそばに立つ自宅は、外観はそれほど被害を受けている感じはないが、中に入るとタンスは倒れ、ガラスは割れ、物が散乱していた。冷蔵庫の生ゴミをまとめ、大切な両親の遺影や服、毛布などをがれきの中から探し出すと「怖い、怖い」と足早に外に出て行った。また、飼っていた猫を見つけると「あー、おまえ生きとったが…」と笑顔を見せるMさん。

唯一の親族である姉妹は県外にいて、一人暮らしのMさんにとって猫は家族であるが、「避難所には連れていけないからね。」からと、餌を探してお椀山盛り置いてきてあげた。

帰り道、Mさんは「もう二度と戻って来ないわ。潰すしかないわ」という。
潰すしかないと言いながらも、冷蔵庫を片付けたり、猫に餌をあげようとするMさんの姿に何とも言えない気持ちになった。(吉椿)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.18

1月 20, 2024



「おー、会いたかった…」
約10年ぶりに再会したFさん(69歳)が会った瞬間に発した言葉だ。
Fさんは、2007年の地震の時に被災し、その後、建設された災害公営住宅に暮らしている。

 Fさんは、玄関にラジオや水など必要な物を置いて、カセットコンロを暖房代わりにして椅子に座って寝ている。すぐ後ろに94歳の目の見えないお母さんが寝ていて、夜中トイレで起きる度に付き添わなくてはならないからだ。まるでお母さんを守るかのようだ。「おー、会いたかった…待ってたよ」と再会の感涙後まもなく、カセットコンロでご飯を炊き、沸かしたお湯でインスタントみそ汁、海苔、白菜漬、梅干しのフルコースを振る舞った。「美味しい。生き返ったわ。」とFさんは深いため息をついた。

 食後のコーヒーを飲みながら、Fさんは語り始めた。
地震が起きてから3日間は何も食べておらず、その後、自衛隊が一回、僕たちの仲間が二回届けたわずかなお菓子やカップラーメンで飢えをしのいだという。住宅はほとんど被害を受けていないが、周りのスーパーやコンビニは閉まっていて、車が運転できないFさんは買物さえも行く事が出来ない。一度歩いてカイロを買いに行ったが、一時間かかったそうだ。このような在宅避難者には何も届いていない。

 また、目が見えない認知症のお母さんの面倒を見なくてはいけないので、避難所には行きたくないという。奥の部屋をのぞかせてもらうと物やゴミが散乱し、足の踏み場もない状態からFさん地震前の暮らしぶりが垣間見える。輪島のこの地域は昨日から電気が復旧した事もあって、散乱した部屋から炊飯器や電気ストーブを探し出して玄関口に設置した。

 Fさんは時に自暴自棄になる事もあるとこぼすが、「次は誰かが来ると思うと希望が見える。何かの希望がないと生きていけない。」とつぶやく。僕たちと細い糸でかろうじてつながっていた事でFさんは命をつなぎ止めた。被災地にはFさんのような見えない被災者がいるに違いない。(吉椿)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.19

1月 21, 2024



被災地、七尾市中島町鉈打(なたうち)地区の避難所で「足湯」を行った。神戸大学の学生さんたちも加わってくれた。足湯をした87歳の女性に「立派な手ですね。」と言うと、「82までは田んぼ、畑やってたからね。」と嬉しそうに答えてくれた。

でも、その後すぐに「仲のいい友達が遠くに避難していなくなって寂しいわ」という。聞くと、兵庫県に嫁いだ娘さんに言われて仕方なく避難して行ったという。ニ次避難、広域避難した人たちはそれぞれの事情を抱え、やむなく避難した人も多いのだろう。

鉈打地区には、10の在所(集落)があり、この避難所には6つの在所から31名の方々がここに避難してきている。

この避難を運営サポートしているKさんは、「元々あった問題が一気に出てきた。」とつぶやく。鉈打の在所は、50世帯のうち、20世帯はすでに自宅に戻っているが、残りの30世帯は、
被害が甚大で戻る事出来ないという。

「高齢者も多い20世帯のためだけに、インフラなどをどれだけ投資してくれるかなあ」とKさんは最後に語ってくれた。(吉椿)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.19-2

1月 21, 2024



先日1月16日は、能登地方に雪が降り珠洲までの“のと里山道路”が再び封鎖され、積雪のため一部が閉鎖されるという事態になりました。

私たちの支援チームの第5次派遣も、この天候不順のため出発を一日延ばし、阪神・淡路大震災の追悼「1・17」を終え出発しました。他方、29年前の震災で私が所属したボランティアグループに信州から参加されたK・Mさんが、ご寄付と信州味噌株式会社の信州味噌を寄贈して下さいました。

救援物資を届ける流通業者が能登の被災地に届けるのに、「能登の一部には、走れません」と言われ困っていたところに、神奈川県在住のUさんが「能登に物資を持っていくので、信州なら道中で荷受けして運びますよ!」と言ってくれたので、門前町の「興禅寺」まで無事届けて下さいました。

信州のK・Mも、神奈川のUさんも、阪神・淡路大震災がきっかけでともにつながった人たちです。阪神・淡路大震災から29年を目前にして、奇しくも二人の方がリレーし被災地能登に救援物資「信州味噌」を届けて下さったのです。

信州味噌株式会社さんから「被災地の高齢者にどうぞ」と、かりんとうもプレゼントして下さり、避難所のおばあちゃんたちに大変喜ばれました。

 さて今年1月17日で阪神・淡路大震災から29年目、迎えました。30年を前にしての節目「1・17」には、いろいろな思いが交錯し、多くは30年に向けて、この1年をしっかり刻んでいこうと誓ったはずです。恒例の神戸市市庁者の南の公園で開かれる「1・17市民のつどい」の火文字は、「ともに1・17」でした。

言わずもがなですが、「能登とともに」をふまえてのメッセージでしょうが、災害を機につながった多様な人たちと「ともに」であり、あらたに「ともに」というメッセージを送られた人たちとの「ともに」でもあるでしょう。

 「ともに」という「1・17」のメッセージを受け取った金沢に住む被災者家族は、「涙が出て来ました。ありがとう!」とおっしゃった。
 2024年の始まりは、厳しい試練に向き合うことになりましたが、“ともに”補い合って、歩みましょう。「1・1~1・17へ」・・・。(村井雅清)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.20

1月 22, 2024



僕たちが拠点にさせていただいている中島町小牧の北に外(そで)という集落がある。人口154人(62世帯)の小さな集落だが、外の方も6人ほど小牧にあるコミュニティセンター西岸分館に避難している。

外で暮らしているSさん(70代男性)は、奥さんと二人暮らしだが、地震後の記憶があまりないという。津波警報後、慌ただしく車で高台に避難した事以外はあまり覚えていないそうだ。
数日前に初めてお会いした時、Sさんはたった一人で2階の崩れ落ちた壁を細かく砕いては土嚢袋に入れ、自宅の倉庫に運んでいた。

今日は、神戸大学の学生さんが来るという事で、学生さんたちと片付けに伺った。
高齢者一人でやっていたら何日もかかる重労働だが、学生さんや岩手の被災者でもあるYさんなど7人の若いパワーで2時間ほどで作業は終わった。

Sさんは、冗談をよく言うとても明るい方だが、別れ際、涙を流していた。
一人で気丈に振る舞っていたのだろう。学生たちの気持ちに触れ、緊張の糸がほぐれたのかもしれない。

僕たちが2007年の地震がきっかけで毎年小牧で神輿や枠旗を担いでる事を話すと、Sさんは、寂しそうに「この集落はなあ。皆、よその人に慣れてないから遠慮してんだあ。」という。また、「ここの半分は居なくなるだろうなあ。」と悲しい表情を浮かべる。
別れ際に「Sさん、無理しないでね」と言うと、「一度助かった命だから大丈夫だ!」と笑顔を見せてくれた。

明るく気丈に振る舞うSさん姿がどこか切なかった。(吉椿)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.21

1月 23, 2024



能登半島地震から20日以上が経ちました。今週からは雪の予報です。お正月の宴の中、突然の大きな揺れ、着の身着のまま逃げてきて被災者のみなさん。21日付の新聞では水道の復旧には早くて2月末、遅いところは4月以降までかかるようです。

 当センターが拠点を置く、七尾市では4月以降の見通しで、お風呂や洗濯などができずに不自由な生活を強いられています。そんな中、同じく七尾市中島町小牧に拠点を置く、災害NGO結がユニットバスを小牧地区のコミュニティセンターの避難所にユニットバスを提供してくれました。地元有志のみなさんが職人技でこの週末の土日を使って、設置作業を行ってくれました。避難者のみなさんにとって待望のお風呂が完成しました。避難所の軒先に脱衣場も設置され、水は湧水からポンプアップし、湯船にも浸かれます。避難者のみなさんはまるで一皮剝けたように髪の毛はサラサラで、どことなく暗いような雰囲気だったのが一気に表情が明るくなりました。この日はちょうどSEMA(緊急災害支援ネットワーク)を通じて提供頂いた枕が届き、「今日はゆっくり眠れるわぁ」と笑顔の花が咲きました。

 同時に、この日は足腰の弱い高齢者のためにダンボールベッドも設置しました。設置後はすぐにそのベッドの上でみなさんお昼寝をしていたようです。この日の夜はきっとみなさんぐっすり眠れたことでしょう。

 そして、中島町にある別の避難所では当センターでは初めて足湯を行いました。(足湯レポートは別途配信予定)。そこに来た11ヶ月の親子連れのお母さん。赤ちゃんの手が次第にポカポカしてくると、お母さんが「この間も足湯をした後、すぐにぐっすり眠ってくれたのです」と教えてくれました。足湯には安眠効果があるのですが、赤ちゃんもその効果がありました。話を伺うと、哺乳瓶が一つしかなく、煮沸消毒しながらミルクをあげているとのこと。普段は5本くらいの哺乳瓶を使っているということで、急きょ七尾市内まで車を走らせ、哺乳瓶と消毒のための物資を調達して避難所にお届けしました。お母さんも持病があり、一週間以上もお薬を飲んでおらずに眠れぬ夜を過ごしていました。お子さんが風邪のような症状なり避難所の医療関係者に相談したところ、話を聞くだけだったそうです。

 今回の災害は道路事情や被災範囲が酷いことで、支援の手がまったく行き届いていません。現場のNGO・NPO関連団体は、広範囲に広がり人手がどこも足りません。生き残った人たちのいのちをつなぐリレーが被災各地で行われています。

 引き続きみなさんのご支援をお待ちしています。(増島智子)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.22

1月 23, 2024



足湯隊レポート①
1/19は七尾市の西岸コミュニティセンターと中島小学校で、大学生の植田と島村が足湯ボランティアを行いました。足をお湯につけてもらいながら、ボランティアが手をさすり、話を聞くことで、ほっと一息ついてもらっています。以下、足湯の中での「つぶやき」を紹介します。

Bさん「家が近いのに、見に行けない。」
 足湯に訪れたBさんは、七尾市中島町出身で現在体育館に避難されています。穴水の高校に通っていたんだ、ということやご自身の思い出話をされた後、自分の家の状態について「外は大丈夫だけど、中はひどいんです。」と繰り返されていました。家に帰ると無気力になってしまうし見るのはしんどいから、こんなに避難所の体育館と家は近いのに見に行けない、とBさんは話しました。
 小学校の避難所にはお風呂もあります。しかしBさんはあまり行く気にならない、と1月2日に避難し始めてから一度しかお風呂に入れていないそうです。
 後日、再度Bさんにお会いしました。足湯後にやっぱりお風呂に入ることにされたそうで、すっきりして体が軽くなったからそのまま家を金沢の妹と見に行った!と教えてくれました。
他にも、「足湯で足が軽くなったから避難所の周りを一周散歩しちゃったわ!」と仰る方もいました。

Mさん「朝3時に起きてしまう。」
 被災後、中島町小牧の避難所運営を担っているMさんは数日前からご自宅で寝られるようになったため、手をさすりながら夜寝れてますかー?と伺うと「寝ても、朝3時に起きてしまうの。」と話していました。また、同じ避難所でボランティアをしているTさんが「この前地震後に初めてスーパーに行ったら、久しぶりに普通にお金使ったー。と思って」と話されていた時、Mさんも「私もこの前サラダを初めて外で食べた時になんか涙が出てきて。家に帰れば急に現実に向き合わないといけないし、こっち(避難所)にいる時は常に何かをしないといけない変な感覚なの。」と、気が休まる場がなかなかないことを話されていました。
 非日常的な避難所の生活がつづき、その緊張状態が日常となっている方々が、足湯でほんの少しでも気持ちが緩み、それぞれの思いを吐き出すことのできる機会になれば、と感じています。
(島村)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.23

1月 25, 2024



当センターの活動に参加してくださったボランティアの望月さんからレポートをいただきました。望月さんはタッチケアを実施してくださいました。3日半の滞在で3箇所の避難所をまわり累計で50人の方を触らせていただきました。

住民さんたちが自ら切り盛りしている避難所でいつも笑顔で頑張ってるお母さん。
お声がけすると「本当にいいの?うれしいー」と、横になるやいなや、深いため息。
まるで吐くことを思い出したかのように施術中、何度もなんども深いため息を吐かれていました。

住民さんのお世話をしている旦那さんが心配なので、ついていてあげたいと避難所に一緒に寝泊まりしているお母さん。
旦那さんを施術するときにお声がけして簡単にできるほぐし方をお伝えしました。一生懸命にメモをされいた姿が印象的でした。

現実から逃げるように昔話をしてくれたお父さん。初日は日中もずっと横になっていましたが施術の後は、起きている姿が見られました。

あるお母さんは人との交流が苦手でできるだけ避けていたそう。でも、こうの状況ではそんなこと言えないから頑張っているの。と教えてくれました。

腿の付け根から足先まで、ギブスで固めたように固くそして突っついたら破裂するのではと思うくらいに浮腫み張り詰めた脚のお父さん。
いろんな被災地で施術を経験してきましたがココまで浮腫みきっているのは初めてでした。ひたすら撫でで撫でて曲げ伸ばしできるようになったのをみて、安堵すると共に、これまでケアは入っていなかったのか、ケアしないとまた同じようになってしまう不安に苛まれました。
別の避難所で赤十字の医師団の方が巡回されていたので
みていただくよう、お願いをしておきました。

時間がなくほんのちょっとしか触れなかった90歳代のお父さん。背中をさすると「ありがとう。ありがとう。」と。最初は少し警戒気味にわたしをみていた女性の方が
「おじいちゃん、すっごい笑顔で言ってるよ。」と教えてくれました。「またくるからね。」と、約束してきました。

ある避難所では、皆さんの寝泊まりするお部屋にわたしだけがお邪魔させていただく形でした。そのうち、わたしの存在は忘れられたようで、
住民さんたちの会話が始まりました。(もしかしたら私に伝えたかったのかもしれません。)

「哀れまれると怒れてくる。」
「頑張ろうと思うけどどこまで頑張ればいいの?」
「きっとわたしが泣けるのはやっと一息つける1年後くらいだとおもう。」

(望月貴子)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.24

1月 26, 2024



足湯隊レポート②
この日は、神戸大学 学生震災救援隊の8名も合流し、七尾市の釶打(なたうち)の避難所と中島小学校で、足湯ボランティアを行いました。足をお湯につけてもらいながら、ボランティアが手をさすり、話を聞くことで、ほっと一息ついてもらっています。以下、足湯の中での「つぶやき」を紹介します。

飲料水を避難所にとりにこられたご夫婦は、「誰も帰ってこない」と仰っていました。「祭りも若い頃はこの地域でも盛り上がっていたけど、今は人が少なくなってわくばたを出せない。この地震でもっと人が減るんじゃないか」と寂しそうに語っておられました。「まだ水がないからそれが1番大変、トイレは水を川で汲んで使っている。昨日は1日がかりで温泉まで車で行って2週間以上ぶりにお風呂に入れた。」と仰っていました。若い人が少ない中、80代のご夫婦で足も悪く水を汲みにいくだけでも一苦労です。

足湯をしていると時間が経つうちに次第に本音が聞こえてきます。80代男性は、「もう元には戻れんでしょ。」「祭りもあと何十年できんかわからんね。」
と淡々と語っておられました。住民さんとお話ししていて「先が見えない」という言葉は多くの方からききました。

70代男性に足湯いかがですか?とお声がけすると「俺は家がある(避難所で寝泊まりしていない)から足湯してもらわなくてもいいよ。」仰いました。本当はしてみたいけど遠慮されている方も多いのだろうなと感じています。一方で、同じ場所に複数回訪れていると、「足湯気持ちよかった。」と口コミが広がり少しずつ参加される人数が増えているところもあります。足湯をきっかけに住民さんたちの会話が生まれ、少しでも和める空間ができればいいなと思います。

※中島町には、「お熊甲(くまかぶと)祭り」 という20メートル超えの枠旗(わくばた)を約30人で持ち上げるお祭りがあります。神戸からもコロナ禍を除いて、昨年まで毎年9月のお熊甲祭りに参加させていただいています。
(植田)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.25

1月 27, 2024



寒波の影響を受けながら、佐賀県からおもやいメンバーが2陣、3陣と被災地入りしてくれています。(一社)おもやいが本拠地を置く佐賀県武雄市では、2019年と21年に2度の水害の被害に見舞われ、それをきっかけに設立された団体です。代表の鈴木隆太は当センターの元スタッフで阪神・淡路大震災当時一緒に活動していました。
 今回の能登半島地震では、足りない物資を届けてくれたり、スタッフを派遣し、現地での活動をサポートしてくれています。

 先日は、シャンプーカットのサービスを2ヶ所の避難所で行ってくれました。
 水が出ない被災地ではお風呂にも入れません。もちろん、お湯も出ないので美容室もやっていません。今回の散髪で被災者のみなさんは、それは、とても喜んでくれました。中には「地震が起きた元旦から今日はじめて髪に櫛をいれたわ!」、「もう見て!キューティクルができたわ!」と、笑顔が溢れ、避難所の空気が一変しました。
 また、ある方は終わった途端に「とてもすっきりしたわ!これからどうなるのか不安で、どうしようもなくて」と涙ながらに、心のうちを話してくれました。この間どれほどの不安に押し潰されそうになっていたのかと想像すると、こちらもこらえきれない気持ちになりました。

 今回の散髪を通して、被災者のみなさんの心に少しでも光が差し込んだ気持ちになったことは確かです。
 散髪をしてくれたおもやいメンバーの樋口さん「こんなにも被災者の方が感動してくれたのは初めてだ」と感想を寄せてくれています。ありがとうございました。(増島智子)

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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.26

1月 29, 2024



 寒波が過ぎた翌日、大阪に本社を置く、井前工業さんが200枚のウレタンマットを被災地に届けてくれました。
 以前のレポートでもご紹介しましたが、今回は2回目の被災地入りです。井前工業さんで扱うウレタンマットお届け先は、当センターも熊本地震からお付き合いのあるハビタット・ジャパンが活動する輪島市の避難所3ヶ所にお届けしてもらいました。井前社長自らと3名の従業員のみなさんが運んでくださいました。
 現地コーディネーターの丸山さんからは、お写真とメッセージを頂きました。

「無事に200枚、お届けしてもらいました!
これから小さい避難所のほうに私たちの方でお届けしてきます。
本当にみなさんご親切な方々ですね!これからまた七尾の方に行かれるとのこと、移動でお疲れの中、本当に感謝です

 寝ると腰が痛くなるって言ってた住民の方々、マット楽しみにしておられました。ウレタンマット、みなさんすっごく喜んでおられました。
『段ボールベットが固かったの』と言ってその上に引く方も多かったです」
というメッセージを頂きました。

 輪島からの帰り道には、七尾市中島町にある当センターの拠点に寄って頂き、おもやいメンバーと物資の整理を手伝って頂きました。

 井前工業のみなさんありがとうございました!(増島智子)

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*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。
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 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
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令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.27

1月 30, 2024



 間もなく、一ヶ月近くなる被災地では、まだ断水が続きお風呂に入れない人も多くいます。洗濯はもちろん、食事も簡単なものやレトルト食品などに片寄っているようです。
 避難所では、災害救助法に基づく食事や布団などの配給もほとんどありません。自衛隊による炊き出しもほぼありません。避難住民やボランティアによる炊き出しがほとんどで、避難住民は疲労困憊で、ボランティアはなかなか来てはくれないので、避難所で、炊き出しがない時は、支援物資のレトルト食品に頼るしかありません。高齢者の中には、「カップ麺はあまり好きではないんだけれど・・・」という人もいます。

 それでも、少しでも避難所の環境をよくするために、ダンボールベッド、ウレタンマット、空気清浄機などの導入を行っています。
 阪神・淡路大震災で学んだ「暮らしに仮りはない!」ということを少しでも被災地で実践できればと、みなさんにご協力頂きながら活動しています。
 体育館に避難所では、鉄の大きな扉があり、お年寄りではなかなか開閉が難しく、ビニールカーテンを設置しました。みなさん「これなら、出入りが楽になる」と好評です。
 先日は、風組関東の小林さんが灯油ボイラーによる温水循環式足元暖房システムを設置して頂きました。また、ご提供頂いたプチルームは更衣室や授乳室として設置しました。
 空気清浄機は、小さなお子さんがいる避難者の方には、喜ばれました。それでも避難しているお子さんが胃腸炎になり、他の子どもにうつさないようにと地震で被害を受けた自宅戻り、眠れぬ夜を過ごしている人もいます。
 まだまだ不自由な避難生活は続いてます。

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