←2024.03 2024.04 2024.05→
令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.41

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.42

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.43
令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.44

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.45

【ゆめ風基金】
能登半島地震調査レポート

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.46

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.47

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.48

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.49

【ゆめ風基金】
能登半島地震調査レポート


【ゆめ風基金】
ハートネット情報

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.50

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.51

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.52

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.53

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.54

 
←2024.03 2024.04 2024.05→

令和6年(2024年)能登半島地震救援情報

 

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.41

4月 1, 2024


「やさしや足湯隊ニュース」No.2

「私は捨てられないからそっと置いてる」。ボランティアの大学生と話していた時に彼女が言った言葉だ。 私たちは能登半島地震の支援活動に携わりたい若者を中心として、足湯ボランティアを行う「やさしや足湯隊」結成しました。全国から集まる学生、若者と共に足湯ボランティアの活動を通して、被災地でほっと安らげる一時を提供し、被災した方々から発せられる一つ一つの「つぶやき」に向き合っています。

先遣隊メンバー 糴川さん(神戸学院大学 現代社会学部4年)からの感想①

私自身、初めての発災直後の町へのボランティアだったため、かなり緊張していました。阪神・淡路大震災が発生した地で生まれ育ち、当時の画像や映像や体験談を多く見聞きする機会はあったものの実際のものを目にするとかなり衝撃的でした。地震が起こる直前まで生活していた痕跡が崩壊した家屋の隙間から見えたり、地震によって失ったものを何の当てもなく探していたり、経験したことのない困難ばかりでした。その精神状態の中、お寺の掃除等の肉体労働も行いましたが、やはり身体的な疲労より精神的な疲労の方が大きかったと感じました。しかし、その精神的な疲労を回復させてくれたのは一緒にボランティアに赴いたメンバーや現地の被災者の方々でした。協力して作業を行うこと、意見を交わすこと、何気ない会話をすること、地震という大きな障害から乗り越えようとする勇気や努力。日々の生活に溶け込んだ何気ないことから特別なことまで、たくさんのことに集中することが自分の気を紛らわして楽しさを感じることができるので、少し大袈裟に言うと新しい生き方を見つけたと感じた時間となりました。

*私たちの活動は、日本財団「災害発生前後の初動期に関する支援活動」助成を頂き活動しています。

*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。https://www.civic-force.org/info/activities/earthquake202401/20240130.html
(新しいウインドウで開きます)

*記事の写真付きブログはこちらhttp://ngo-kyodo.org/2024noto/

(新しいウインドウで開きます)

◇================================================◇
 引き続き現地からの情報を発信していきます。
 ブログはこちら→http://ngo-kyodo.org/2024noto/
◇================================================◇
------------------------------------------------------------------
活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
 
https://congrant.com/project/ngokobe/605

(新しいウインドウで開きます)

・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
 https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240008


(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
  
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター

*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。
--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


 

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.42

4月 1, 2024


 春の足音が聞こえる能登半島。いまだ壊れた家屋が放置されたままの街。まもなく3ヶ月、被災地の緊急救援活動は続いています。

 学校再開に向けて避難所が統合され、仮設住宅への引っ越しも始まっています。七尾市内の避難所に運営サポートを行っています。ダンボールハウスの設置、長い避難生活で生活しやすいように住民さんの声に耳を傾けながら環境整備を行っています。全国から届いた畳を敷き詰め、ダンボールハウス・ダンボールベッドを設置、マットレスや懐中電灯をお渡しています。

 ダンボールハウスの中は、扉を閉めるとほぼ真っ暗で、ボランティアの手によりカッターで穴をあけ、サランラップで窓を作ります。すでにダンボールハウスで避難生活をしていた住民さんたちの知恵です。中には開閉式の窓もあります。扉には段差解消、取っ手をつけたりとボランティアも、職員さんも大忙しです。いくつかの避難所からの統合のため、今後は新たな避難所でのコミュニティづくりが課題となっていきます。足湯やカフェやマッサージなどを通して、少しでも快適な生活ができるよう関係団体と連携しながら活動していきます。

(増島智子)

*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。https://www.civic-force.org/info/activities/earthquake202401/20240130.html
(新しいウインドウで開きます)

*私たちの活動は日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」の助成を頂き活動しています。

*私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。

*記事の写真付きブログはこちらhttp://ngo-kyodo.org/2024noto/

(新しいウインドウで開きます)

◇================================================◇
 引き続き現地からの情報を発信していきます。
 ブログはこちら→http://ngo-kyodo.org/2024noto/
◇================================================◇
------------------------------------------------------------------
活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
 
https://congrant.com/project/ngokobe/605

(新しいウインドウで開きます)

・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
 https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240008


(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
  
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター

*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。
--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.43

4月 2, 2024


4月1日で能登半島地震から3ヶ月が経ちました。七尾市中島町では、仮設住宅が建設され、入居してから2週間近くが経とうとしています。初めての引っ越し作業では大阪から支援に駆けつけた大阪市従業員組合公園支部の方がお手伝いくださいました。鍵渡しの当日に避難所を退所だったため、一週間以上冷蔵庫がない人もいたり、高齢の方は、備え付けのIHコンロやボタン一つで自動で入れるお風呂の使い方がわからなかった人もいます。仮設で初めてお風呂に入った被災者の方からは、その日の夜に電話があり「3ヶ月ぶりに湯船に浸かれたよ!今が一番幸せ!」という声を聞きました。

 仮設はやはり狭く使い勝手がよくありません。入居された人たちから収納がない、隣の人にどれだけ音がしているのか?どこの誰が住んでいるのかわからない、集会所があればお茶飲みなどして、コミュニケーションが取れるのに、などの話を聞きます。また、点検口をあけるとそこはすぐ土で水が溜まってしまっているので、今後温かくなってくると虫や湿気が心配になります。

 少しずつですが、この度の地震で使われなくなった家財や食器などを仮設入居者の方にお渡ししたり、収納棚を作ったりしています。先日は、災害NGO結から頂いたコンパネで、一般社団法人おもやいのメンバーが仮設で棚づくりをしてくれています。お父さんも満足そうです。また、ベッドが用意できるまでダンボールベットを設置したり、井前工業様からご提供頂いたマットをお配りしたり環境改善をしていきます。

 (増島智子)

*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。https://www.civic-force.org/info/activities/earthquake202401/20240130.html
(新しいウインドウで開きます)

*私たちの活動は日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」の助成を頂き活動しています。

*私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。

*記事の写真付きブログはこちらhttp://ngo-kyodo.org/2024noto/

(新しいウインドウで開きます)

◇================================================◇
 引き続き現地からの情報を発信していきます。
 ブログはこちら→http://ngo-kyodo.org/2024noto/
◇================================================◇
------------------------------------------------------------------
活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
 
https://congrant.com/project/ngokobe/605

(新しいウインドウで開きます)

・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
 https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240008


(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
  
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター

*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。
--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.44

4月 3, 2024


「自主避難所から、自立避難所へⅢ -塩津上野編」

先日、第5次足湯隊の学生たちと能登半島の先端、珠洲市の自主避難所に物資をお届けに行った。

塩津上野集会所には、何度か物資提供や足湯ボランティアをさせていただいているが、ここをお世話しているKさんは、僕たちが着くやいなや、「あ〜、精神的に疲れたあ〜」と机にひれ伏すように語り始めた。

この地区には32世帯74人が暮らしており、70代の高齢者が大半だという。高台にある事から津波の被害はないが、3軒が全壊だという。  

地震直後には地区外の人も含めて約100人がこの集会所に避難してきたそうだ。焚き火で暖をとり、畑の野菜をもらってきて鍋やおにぎりを作ってしのいだそうだ。

電気が通った事でほとんどの人は自宅に戻り、今、ここで寝ているのはKさんを含め2人だけだという。

1/1からずっと避難所のお世話をしてきたKさんは、地区の人達の名簿を自作し、年齢や家族構成、避難先を書き込んで一人ひとりを把握し、お世話をしてきた。避難者もいなくなってきた事からこの避難所も3月いっぱいで閉鎖されるという。Kさんは3ヶ月間突っ走ってきたこの重責からようやく開放される事から「精神的に疲れた。もう限界。。」という弱音をやっと吐けるようになったのだろう。

この集会所は、物資を取りに来る人もいる事から、しばらくは昼間だけ開けるそうだ。

「月に1、2回は集まってババ会(女性たちのお茶会)はやりたいわ」というKさんの顔は安堵の裏口にどこか寂しいのようなものがあった。最後に、「この前の足湯が気持ち良かったから、また来てほしいわ」と言った。

被災地では避難所が閉鎖、統廃合され未だ体育館などの避難所で暮らさなくてはいけない人、仮設住宅に当たった人、はずれた人、自宅に戻った人など様々な状況の人たちがいる。(吉椿)

*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。https://www.civic-force.org/info/activities/earthquake202401/20240130.html
(新しいウインドウで開きます)

*私たちの活動は日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」の助成を頂き活動しています。

*私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。

*記事の写真付きブログはこちらhttp://ngo-kyodo.org/2024noto/

(新しいウインドウで開きます)

◇================================================◇
 引き続き現地からの情報を発信していきます。
 ブログはこちら→http://ngo-kyodo.org/2024noto/
◇================================================◇
------------------------------------------------------------------
活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
 
https://congrant.com/project/ngokobe/605

(新しいウインドウで開きます)

・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
 https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240008


(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
  
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター

*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。
--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 


ページトップへもどる


      

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.45

4月 5, 2024


自主避難所から、自立避難所へⅣー(北河内地区編:能登町)

 能登半島地震から3ヶ月が経ち、いつものことだが一部を除いて避難所の統廃合がピークを迎えている。その負の影響を受けるのが「自主避難所」と言われているところだ。自主避難所が次つぎと閉鎖されているのだ。閉鎖されるとどうなるか‥‥。

仮設住宅に入居できることが決まった被災者はひとまず「ホッ!」とされているが、閉鎖されると行くところがない被災者は、仕事の都合で車中泊に戻るか、無理無理在宅避難となるケースがでてくる。「先のめどが何もたっていないのに、終了時期が決まっているのはおかしい」と憤っている人もいる。(北陸中日新聞、2024・1・31の記事より)ごもっともだ!!ほんとうに何かおかしい!!「誰一人取り残さない」と日本政府や企業、NGO,NPOなど国際社会でも当たり前のメッセージとなってるにもかかわらず・‥‥?

 ところで、私たちの活動は2024年の地半島地震後に結成された「やさしや足湯隊」の活動とともに、同チームが活動しているのが自主避難所への物資配達およびヒアリングだ。すべてがアポなしで行かざるを得ないし、走ってみて「通行止め」もあり諦めざるを得ないこともしばしば‥‥。でも、大きな指定避難所に避難している人に聞けばだいたいわかる。

第6次足湯隊(3/28~3/31)は、表記の「北河内地区」に向かった。同地区は、本レポートのNO38、39でお伝えした輪島市町野町の金蔵地区の隣に位置する能登町にある。珠洲道路から入っていくが、途中で金蔵方面と北河内ダム方面とが別れ、北河内方面を走ると「北河内集会所」に行くことができる。

「北河内集会所」に辿り着いたのだが、入り口に張り紙をしていて「北河内集会所閉鎖(2月10日~)と書いてあった。その張り紙には、有難いことだが区長さんの携帯電話とお寺の番号が書いてあった。早速区長さんに電話をして、いろいろお話を聞かせて頂いた。こちらとしては、足湯が出来ないかという交渉をするのが第一義的な目的だが、集会所が閉鎖されているので難しいかなぁと思ったが、「足湯をしませんか?」と聞いた。

「水は山の湧き水があり、電気も通ったのでお風呂には入れるようになったので、足湯までは‥・・・」ということになった。ただ、自主避難所の閉鎖に伴って、救援物資も届かなくなるケースがあるのでは心配し、「二次避難所から戻って来られて食料や生活雑貨に困るのではないですか?食料など救援物資は届いていますか?」と尋ねたところ、区長さんは「2月8日に、住民みなさんと議論し、救援物資は要らないと決めた」という。その理由が「我々は、けが人もいないし、在宅避難だが何とか生活をしている。でも、輪島の方面の人たちはもっと大変だから、そちらに届けてあげて下さい」というのです。ここ能登では、「私たちはいいから、もっと困っている人へ」という話はよく聞くことだが‥‥。29年前の阪神・淡路大震災後に、「市民とNGOの『防災』国際フォーラム」は、被災地KOBEから「自立は支え合いから」というメッセージを発信したのだが、ここ北河内でそのことを思い出した。(被災地NGO恊働センター 顧問 村井雅清)

*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。https://www.civic-force.org/info/activities/earthquake202401/20240130.html
(新しいウインドウで開きます)

*私たちの活動は日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」の助成を頂き活動しています。

*私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。

*記事の写真付きブログはこちらhttp://ngo-kyodo.org/2024noto/

(新しいウインドウで開きます)

◇================================================◇
 引き続き現地からの情報を発信していきます。
 ブログはこちら→http://ngo-kyodo.org/2024noto/
◇================================================◇
------------------------------------------------------------------
活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
 
https://congrant.com/project/ngokobe/605

(新しいウインドウで開きます)

・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
 https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240008


(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
  
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター

*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。
--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 


ページトップへもどる


      

【ゆめ風基金】能登半島地震調査レポート

能登半島地震調査レポート(2024.04.03)

みなさまへ

先週3/27から3/30までゆめ風基金の八幡が新潟、能登と回ってきました。
その調査レポートを添付します。
なおこのメールには返信ができませんので、メール配信停止などのご連絡はゆめ風基金(info@yumekazek.com)までお願いします。

能登半島地震から3か月が経過し、仮設住宅も少しずつ建設されています。
しかし本来は50軒以上の仮設受託には集会所をつけるはずなのに、七尾市では集会所がないといいます。
住んでいる方の孤立が心配です。輪島市でも270軒規模の仮設住宅建設が進んでいますが、周りには何もないところで、買い物も困りそうなところです。

福祉施設は活動を再開しているところがほとんどですが、利用者が集まらなかったり、職員が辞めてしまうなど経営も人手も困ってしまっているところが多いようです。

金沢市内に流れていった人たちは地元では仕事がないため、そのまま金沢にとどまる人も多いようです。
ただ借り上げ型であっても仮設住宅を金沢市内に作ろうと県が考えても、輪島市などは人口流出につながりかねないと、あくまで避難者は市内の仮設住宅で暮らしてもらうとしています。

未だ水が来ていないところも多く、トイレにも困る地域が多数で、すべての人が入れる仮設住宅建設は7月になるといわれています。

能登の様子については調査レポートをご覧ください。


 ゆめ風能登半島地震調査レポート (20240403).pdf
   (新しいウインドウで開きます)

ゆめ風基金 八幡

==============================================
また能登半島地震緊急支援へのご協力についても以下に書いてある通りですのでよろしくお願いします。
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
カードによる場合
ご寄付はこちら(VISA、Mastercard)
https://yumekazek.com/donation/

その他のカードでのご寄付はこちら(JCBなど。ご住所は必ずご記入ください。)
◎こちらから◎

郵便振り込みは、郵便局備え付けの用紙で、郵便振替口座番号欄に00980-7-40043と書き、
名義人欄にゆめ風基金とお書きください。

銀行振り込みの場合は
ゆうちょ銀行 店番 〇九九 支店 当座 0040043 ユメカゼキキン
で振り込めますが、
領収証発行のために
振り込み日と銀行名、振り込んだ方のお名前と住所を別途メール(info@yumekazek.com)かFAX等でお知らせいただくようお願いします。
ゆめ風基金 八幡
==============================================
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
被災障害者支援 認定NPO法人ゆめ風基金
〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-13-43-106
TEL 06-6324-7702 FAX 06-6321-5662
Email:info@yumekazek.com
Web:https://yumekazek.com
==============================================

ページトップへもどる


令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.46

4月 6, 2024


自主避難所から、自立避難所へⅤー(南志見地区編:輪島市町野町)

本レポートで紹介した輪島市町野町金蔵に行く道路は288号線だが、その隣に途中で枝分かれして277号線(宇出津・里町線)が外浦の海岸まで走っている。その海寄りの集落が輪島市町野町南志見地区だ。元日の能登半島地震以来、何度か被災地各地区の自主避難所や孤立集落を回っているが、大型ダンプ車が10台以上も連ねて走っている光景は初めてだ。277号線を南志見地区まで走っていても、それを想像させるほどの大規模工事を目にすることはない。おそらく外浦の海岸線で大規模な山崩れがあり道路が寸断されているので、ここの土砂を運んでいるのだろう。

 さて、地震前は約700人いた南志見地区だが、発災後一時約300人が2次避難された。残りは南志見公民館や東洋中学校や東大野の県の施設で避難生活を送っていたようだ。電気が通り始めた2月半ばに2次避難していた方々は少しずつ戻ってきた。私は、南志見地区尊利地地区に戻られた3世帯を訪ねた。お一人は、丁度2日前に戻ってきたところだが、輪島市内で働くので、ここから毎日通うのはきついということで、輪島で家を借りたそうだ。同地区区長さんは、「まだまだ不便なので、一度には戻って来ないだろう。みんなバラバラだ。ただ、4月12日から一部入居が始まる仮設住宅が完成すれば、戻ってくるよ!」と嬉しそうに語ってくれた。不便さは変わりないが、「少し離れたところのスーパーマーケットには生鮮食料もあるし、買い物は輪島市内に出るより、能登町まで行けば何でも買える。30分で行けるんだ!」と。

この南志見地区には、かなりの規模で仮設住宅がそのまま災害復興公営住宅に移行する“石川モデル”という住宅が建設されている。5月には完成するのでは・・・?と言っていた。

 ただ、この大規模な“石川モデル”が完成しても新たに集会所や談話室はない。もともとあった南志見公民館を使うことになるそうだ。他方、廃校になった南志見小学校グランドにも建設型仮設住宅の建設が進んでいるとのことで、おそらく全被災住民が入居できるのは難しいかも知れないが、大半は元の南志見地区に住めるということで、これまで築いてきたコミュニティが崩壊することはないだろうと思う。

 過疎地域を大災害が襲った能登半島地震だけに、消滅集落だとか、共同体消失だとか、耳障りな言葉が聞こえてくるが、まず南志見地区は伝統を引きつきながら、これまで築いてきた共同体の再出発が、もう目の前に来ているような気がする。

 是非、能登モデルと言えるような共同体を創り上げてほしいと願う!! (被災地NGO恊働センター 顧問 村井雅清)

*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。https://www.civic-force.org/info/activities/earthquake202401/20240130.html
(新しいウインドウで開きます)

*私たちの活動は日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」の助成を頂き活動しています。

*私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。

*記事の写真付きブログはこちら→http://ngo-kyodo.org/2024noto/

(新しいウインドウで開きます)

◇================================================◇
 引き続き現地からの情報を発信していきます。
 ブログはこちら→http://ngo-kyodo.org/2024noto/
◇================================================◇
------------------------------------------------------------------
活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
 
https://congrant.com/project/ngokobe/605

(新しいウインドウで開きます)

・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
 https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240008


(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
  
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター

*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。
--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 


ページトップへもどる


      

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.47

4月 8, 2024


—自主避難所から、自立避難所へⅥー(珠洲市折戸地区編:日置ハウス)

 能登半島最北東端、奥能登の狼煙(のろし)地域から少し走ると折戸町に入る。ここに、発災後避難所になっている旧日置小・中学校を改築し、36名が宿泊できる滞在交流施設「日置ハウス」がある。学校を改築した施設なので、玄関を入ったところは当時の履物をいれる棚が並んでいて、また救援物資を雑然と積み上げているので、滞在交流施設という雰囲気ではなかった。震災以来3か月避難所として活用しているからだろう。

 玄関を入って大きな声で「こんにちは!」と2回ほど叫んだところ、避難所の責任者らしき?男性が対応してくれた。「地震後、いろいろな避難所で足湯をして廻っています。ここでも足湯をできないかと、訪ねてきました。」と話しかけると、「ここは早くから水も、電気も通っているし、早くから風呂にも入れるの‥‥」と。そもそもこの施設は、幸い被害がなかったようだ。

 でも、まだ30人も寝泊まりしているということは、少なくとも夜は家に帰れない事情があるのだろう。発災から3ヶ月が過ぎ、同じように昼間は少ないけれど、夜には寝泊まりしている人がいるというのは、どこの避難所も同じ現象だ。足湯は、本来寝る前に施すのが一番いいのだけれど、まだまだ道路上がよくない現状では、我々の場合夜の活動は難しい。

 でも、つい先日オープンした“道の駅 狼煙”から車で10分ほど走ったところなので、利便性が悪い事情は変わりないが、現在は孤立している訳ではないようだ。

ところで、この日置ハウスには約30人(当初31人)が避難されている。お一人だけ避難所から退所されたというのは気になるが、同ハウスから少し山の方に上ったところに、旧小・中学校のグランド跡地がある。そこには仮設住宅が建設されるとのことで、測量の後があった。先ほどの避難所で応対してくれた方に、「今30人が避難されていますが、全員この仮設住宅に入居できるですか?」と聞くと、「そうそう、全員入れるよ!」と言われた。こうして土地さえあれば、元のコミュニティーを壊さず、被災者が全員同じところに入居できるというのは、災害後の集落再建を視野に入れると、いい結果をもたらしたと思う。災害後、元のコミュニティーをバラバラにして、避難所あるいはその後の仮設住宅に移行するのは29年前の阪神・淡路大震災からの最大の反省点だった。

ここの場合は、上手く仮設建設の用地があったので対応が早かったのだろうが、災害前の事前対策として、自治体は仮設用地をしっかり確保しておくことが必須課題ではないかと痛感させられた。ただ、今回のように過疎地域を襲った災害では、まず道路が寸断され、孤立集落となる可能性は大なので、一時は緊急避難をするのは当然でもある。しかし、3か月が過ぎて、一度は元の土地を離れて孤立した集落もだいぶ元に帰り始めている。やはり、孤立は解消されても、利便性が悪いと言われようが、長年暮らした元の集落が「ホッ!」とされるのだろう。

 行政は画一的な避難対策に固執するのではなく、もっと柔軟に、かつ丁寧に住民に接するべきだと思う。その方が、自主避難から自立集落への近道ではないかと思うのだが・・・・・。(被災地NGO恊働センター 顧問 村井雅清)

*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。https://www.civic-force.org/info/activities/earthquake202401/20240130.html
(新しいウインドウで開きます)

*私たちの活動は日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」の助成を頂き活動しています。

*私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。

*記事の写真付きブログはこちら

(新しいウインドウで開きます)

◇================================================◇
 引き続き現地からの情報を発信していきます。
 ブログはこちら→http://ngo-kyodo.org/2024noto/
◇================================================◇
------------------------------------------------------------------
活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
 
https://congrant.com/project/ngokobe/605

(新しいウインドウで開きます)

・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
 https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240008


(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
  
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター

*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。
--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.48

4月 9, 2024


 一昨日、静岡県弁護士会の永野海弁護士をお呼びして、生活再建支援法の説明会と無料相談会を行いました。
公費解体や罹災判定への質問が多く、分かりにくい制度を分かりやすく説明頂き、被災住民のみなさんにも好評でした。
 増改築をしている家屋の公費解体については、現行制度では、棟続きになっている構造的に安全な母屋の一部を残して増改築した部分だけを解体するのはできないそうです。そうなると、「これまで住み繋いできた伝統家屋を住める部分があるにもかかわらず、解体が進んで、風情ある町並みがなくなっていくことを助長するのではないか」と懸念している建築家もいます。制度との狭間でどれだけ被災者に寄り添い、負担を軽減しながら住み繋いできた家屋を残していくのか、課題は尽きません。

 相談会後には実際に被災された住宅やカキ小屋を見て頂き、アドバイスをもらった住民さんからは「凄く、良かったです。色々と教えてくれて、参考になりました!」とお礼のメッセージを頂きました!
 
 物資の拠点のじんのび広場では神戸から来てくださった山田さんがグリーンアイズのコーヒーと社会福祉法人えんぴつの家のラスクをふるまってくれました。
みなさんありがとうございます!!
 (増島智子)

*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。https://www.civic-force.org/info/activities/earthquake202401/20240130.html
(新しいウインドウで開きます)

*私たちの活動は日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」の助成を頂き活動しています。

*私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。

*記事の写真付きブログはこちら

(新しいウインドウで開きます)

◇================================================◇
 引き続き現地からの情報を発信していきます。
 ブログはこちら→http://ngo-kyodo.org/2024noto/
◇================================================◇
------------------------------------------------------------------
活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
 
https://congrant.com/project/ngokobe/605

(新しいウインドウで開きます)

・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
 https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240008


(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
  
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター

*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。
--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.49

4月 11, 2024


—自主避難所から、自立避難所へⅥー(珠洲市大谷町編)

 前号で紹介した日置ハウスがある折戸町から、車でさらに外浦を輪島の方面に20分ほど走ったところに大谷町がある。輪島方面といったが、残念ながら輪島には辿り着きません。海岸線の途中が何か所も山崩れがあり、通行止めの箇所がまだまだ整備されていないからだ。

 ただ、発災後3か月が過ぎた今は、完全孤立という訳ではなく輪島市門前町や珠洲市内から山越えでは行くことができるようだ。

 大谷町から、さらに外浦の海岸を西へ走ると、珠洲市で500年以上続いている「揚げ浜式製塩法」という方式で天然塩を生産しているところが数件並んでいる。昨年開催された“奥能登国際芸術祭”で車窓ではあるが、数か所の製塩所を観たことを思いだす。NHK連続テレビ小説『まれ』で、世界的ダンサー田中泯さんが演じた伝統的な塩づくりの現場もこのあたりで、田中泯さんは、角花豊さんの指導を受けたとのこと。

 さて、大谷町には大谷小・中避難所がある。この大谷町も発災直後は孤立集落の一つとして報じられ、直後には231名が避難した。大谷小・中避難所には、ピーク時は400人の避難者がいたが、私たち「やさしや足湯隊」第6次派遣チームが訪問した時は40人まで減っていて、しかも日中は4~5人になり、夜のなると寝るために帰ってくる。この現象は、どこの避難所も同じで、避難所から仕事に出かけている人や家の方づけに帰る人、放置していた畑の世話に行っている人などが少なくないのだろう。この集会所は電気も通り、水は自衛隊が設置している1回4トンの水が入った給水車を活用している。また、救援物資が不足して困っている風でもなく、少しばかりの物資を手渡すと喜んでくれた。やはり4月からは学校も再開するのだが、着任する教員の住まいの確保も大変なようだ。すぐ近くにあればいいのだが、なかなか難しいようだ。

 ところで、考えなければならないのは避難所から昼間に家の片付けに帰っているという現実だ。仮設住宅にも入れず、なんとか片付けして元の家で暮らそうという選択だろうが、その家が応急危険度判定で赤紙の場合もあるだろう。赤紙の内容にもよるが、そのような家に戻るという選択肢を、簡単に「どうぞ!」といっていいものか?行政は、きちんと調査をし「耐震診断をして、大丈夫!」と診断結果を伝えるべきではないか?「赤紙が貼っているのに、勝手に住んだ!」では済まされないのだ。少なくとも赤紙を貼っている以上は、すべての家庭に仮設住宅(みなし仮設も含む)を供与すべきだと思う。行政にとっては「そんなことをしたら、仮設住宅が足りない」というのだろうが、本レポートでも伝えたように、本来災害後の仮設住宅の設置に関しては、もとのコミュニティ―を壊さずに、全戸が同じ仮設に入るように備えておくべきなのだ。日本は災害先進国であるだけに、防災先進国といわれるような備えを平時からしておくべきだということが、今回の能登半島地震からの教訓ではないか‥‥。

(被災地NGO恊働センター 顧問 村井雅清)

*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。https://www.civic-force.org/info/activities/earthquake202401/20240130.html
(新しいウインドウで開きます)

*私たちの活動は日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」の助成を頂き活動しています。

*私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。

*記事の写真付きブログはこちら

(新しいウインドウで開きます)

◇================================================◇
 引き続き現地からの情報を発信していきます。
 ブログはこちら→http://ngo-kyodo.org/2024noto/
◇================================================◇
------------------------------------------------------------------
活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
 
https://congrant.com/project/ngokobe/605

(新しいウインドウで開きます)

・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
 https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240008


(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
  
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター

*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。
--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

【ゆめ風基金】能登半島地震調査レポート

能登半島地震調査レポート(2024.04.11)


みなさまへ

能登半島地震のついてのレポートをお届けします。

震災から3か月以上経つのに、今回の能登は復興が遅いように感じます。

今回も長文になってしまい、pdfでお届けします。

なおこの案内はメーリングリストを活用したもので送信専用になっています。

メール配信停止などのお知らせはゆめ風基金(info@yumekazek.com)までお知らせください。

 ゆめ風能登半島地震レポート(20240411).pdf
   (新しいウインドウで開きます)

ゆめ風基金 八幡

==============================================
また能登半島地震緊急支援へのご協力についても以下に書いてある通りですのでよろしくお願いします。
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
カードによる場合
ご寄付はこちら(VISA、Mastercard)
https://yumekazek.com/donation/

その他のカードでのご寄付はこちら(JCBなど。ご住所は必ずご記入ください。)
◎こちらから◎

郵便振り込みは、郵便局備え付けの用紙で、郵便振替口座番号欄に00980-7-40043と書き、
名義人欄にゆめ風基金とお書きください。

銀行振り込みの場合は
ゆうちょ銀行 店番 〇九九 支店 当座 0040043 ユメカゼキキン
で振り込めますが、
領収証発行のために
振り込み日と銀行名、振り込んだ方のお名前と住所を別途メール(info@yumekazek.com)かFAX等でお知らせいただくようお願いします。
ゆめ風基金 八幡
==============================================
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
被災障害者支援 認定NPO法人ゆめ風基金
〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-13-43-106
TEL 06-6324-7702 FAX 06-6321-5662
Email:info@yumekazek.com
Web:https://yumekazek.com
==============================================


ページトップへもどる


      

【ゆめ風基金】NHKハートネット情報

2024.04.12



みなさまへ

先ほどのメールでNHKハートネットの情報を掲載し忘れていました。

ゆめ風基金が懇意にしているNHKの海老沢さんから以下の情報が届いています。

------------------------------------------
ゆめ風基金 八幡様
いつも大変お世話になっております。
NHKハートネットTVの海老沢です。

ハートネットでは、来週の月・火と2夜連続で(4/15,4/16です)、「能登半島地震と障害者」を放送します。
1回目は避難の話、2回目は通所事業所の現状です。
--------------------------------------------

NHKは被災した障害者情報を丁寧に取材してくれています。ぜひご覧ください。

ゆめ風基金 八幡

==============================================
また能登半島地震緊急支援へのご協力についても以下に書いてある通りですのでよろしくお願いします。
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
カードによる場合
ご寄付はこちら(VISA、Mastercard)
https://yumekazek.com/donation/

その他のカードでのご寄付はこちら(JCBなど。ご住所は必ずご記入ください。)
◎こちらから◎

郵便振り込みは、郵便局備え付けの用紙で、郵便振替口座番号欄に00980-7-40043と書き、
名義人欄にゆめ風基金とお書きください。

銀行振り込みの場合は
ゆうちょ銀行 店番 〇九九 支店 当座 0040043 ユメカゼキキン
で振り込めますが、
領収証発行のために
振り込み日と銀行名、振り込んだ方のお名前と住所を別途メール(info@yumekazek.com)かFAX等でお知らせいただくようお願いします。
ゆめ風基金 八幡
==============================================
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
被災障害者支援 認定NPO法人ゆめ風基金
〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-13-43-106
TEL 06-6324-7702 FAX 06-6321-5662
Email:info@yumekazek.com
Web:https://yumekazek.com
==============================================


ページトップへもどる


      

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.50

4月 14, 2024


能登半島地震が発生してから、当センターの学生スタッフとして一緒に活動してくれている三宅奈央さんをご紹介します。大変な中ですが、彼女の持ち前の明るさと優しさで被災された住民さんに笑顔が広がっています。(増島)

**************
大阪大学人間科学部4年の三宅奈央です。
今年の1月末から、被災地NGO恊働センターの学生スタッフとして能登で活動をしています。
なぜボランティアを始めるようになったのか、その説明に欠かせないのは能登でも一緒に活動している「一般社団法人おもやい」の存在です。
大学の研究室の先生に紹介されておもやいと出会い、人生が大きく変わりました。
ボランティア活動を通じて、水害の被災地や貧困、様々な現場を目の当たりにして、自分の生きてきた世界の狭さを痛感しました。それがきっかけでもっと様々な経験をしたいと思い、大学4年生の10月から休学。日本各地を転々としながら生活していました。
そんな中で起こったのが今回の能登半島地震でした。初めて能登を訪れたのは1月末。おもやいでのご縁などがあり、被災地NGO恊働センターの拠点でボランティアとして活動していました。そこで声をかけて頂き、今に至ります。
能登に来て2か月以上が経ちました。胸が痛くなることがたくさんあります。
けれど、誰かの優しさで心が温まることもたくさんあります。
名前を覚えて「なおちゃん!」と声をかけてくださる方が日に日に増えていくのは、なんとも言えない嬉しさがあります。
能登の皆さんや各地から来てくださるボランティアの方々、そしてともに活動するスタッフ。素敵な人たちに囲まれて、これからもこの場所で活動を続けていこうと思います。
**************

*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。https://www.civic-force.org/info/activities/earthquake202401/20240130.html
(新しいウインドウで開きます)

*私たちの活動は日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」の助成を頂き活動しています。

*私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。

*記事の写真付きブログはこちら

(新しいウインドウで開きます)

◇================================================◇
 引き続き現地からの情報を発信していきます。
 ブログはこちら→http://ngo-kyodo.org/2024noto/
◇================================================◇
------------------------------------------------------------------
活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
 
https://congrant.com/project/ngokobe/605

(新しいウインドウで開きます)

・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
 https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240008


(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
  
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター

*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。
--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.51 

4月 16, 2024


能登半島地震から3ヶ月半が過ぎた。避難所の閉鎖が進み、仮設住宅(みなし仮設を含む)への移動、あるいはやむを得ずの在宅避難生活の始まりなどとステージが変わりつつある。  

今、最大の課題は災害関連死を防ぐということだ。発災後、関連死として認定された方が15名となっているが、こうした避難の変化によって、取り残され感やこの先自分はどうなるのだろうかと不安が押し寄せてくるなどが影響し、関連死が増加する可能性が十分考えられる。

 災害後の関連死が話題になった初期の頃は、避難所の劣悪な環境が原因だとされていたが、最近の分析では避難所での生活が原因というのは少なく、むしろコミュニティの変化や避難場所の移動が原因というのが多いといわれている。

 しかし、災害直後の避難所での精神的、身体的な変化によって慢性病などの悪化を誘発し、その後の社会的変化による不安とストレスの増大などが原因で関連死につながるのではないかと思う。避難所の環境改善は必須だ!

ところで指定避難所の運営には、全国の自治体から応援職員として派遣される。これまで、私が当NGOが立ち上げた「やさしや足湯隊」に同行して避難所訪問をしていて、そのサポートに入っている職員の態度に疑問を感じることがある。

 そもそも避難所の運営は、本来そこで生活している避難者あるいは避難所のある地域が自主的に運営を担うのが当然の在り方だと思うが、高齢化が進み避難所の運営を、前述のサポーターに委ねているケースも散見される。その時に気になるのは応援自治隊の職員の在り方だ。大方の自治体職員は、被災者の主体性を尊重し、あくまでも運営に相談があれば聞き、アドバイスをするというスタイルで、被災者を尊重し、寄り添うという姿勢だ。ただ、中には被災者よりも出張って、あたかも「我々は任されいるから」と被災者の判断に意向を聞くわけでもなく、その応援職員が決済をするというケースにも出会った。この態度には正直、大変な違和感を禁じ得ない。避難所で生活しているのは、被災当事者である。被災者の意向を尊重するのが当然だろう。中には、受付に陣取っていて、避難所の中には入れないという場面にも出会った。ただ、私のような外部支援者はやむを得ないかも知れない。しかし、在宅避難をされている同じ避難者に対してもそうした対応をする場合もあるやに聞く。

 29年前の阪神・淡路大震災以降、災害時の避難所は地域で担うという訓練やワークショップを促進していた自治体もある。また、避難所の在り方訓練も頻繁にされてきた。

 今回の能登半島地震では特に、応援職員の態度が問題だと思うのは気のせいだろうか。被災自治体からは、どのような内容で応援要請を出しているだろうかと思われる。(被災地NGO恊働センター 顧問 村井雅清)

*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。https://www.civic-force.org/info/activities/earthquake202401/20240130.html
(新しいウインドウで開きます)

*私たちの活動は日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」の助成を頂き活動しています。

*私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。

*記事の写真付きブログはこちら

(新しいウインドウで開きます)

◇================================================◇
 引き続き現地からの情報を発信していきます。
 ブログはこちら→http://ngo-kyodo.org/2024noto/
◇================================================◇
------------------------------------------------------------------
活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
 
https://congrant.com/project/ngokobe/605

(新しいウインドウで開きます)

・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
 https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240008


(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
  
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター

*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。
--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.52

4月 20, 2024


「自主避難所から、自立避難所へⅦ – 川上本町編」

能登半島地震で甚大な被害を受けた珠洲市の最先端にある三崎地区。
その中の自主避難所である川上本町集会所には、現在、3名の被災者の方々が寝泊まりしている。
この日、足湯隊の学生さんたちとここに水などを物資をお届けした。
この集会所は、高台にあることから、地震直後には、約30名が避難してきたという。
現在は、三崎地区内に2か所の仮設住宅110戸が建設されたことで、抽選に当たった人たちは避難所から仮設住宅や金沢などの2次避難所へと移っていった。
この避難所を直後から運営してきたTさんは、「俺は区長だからここを離れられない。」と金沢に避難して奥さんとも離れ離れで暮らしている。
Tさん自身も仮設住宅に応募したが、抽選に外れてしまったそうで、しばらくはここで3名で暮らさないといけないという。
「2次避難した人が片付けや手続きなどで、時々帰って来て、泊めてくれって言うから、ここを閉めるわけにはいかないんだ」と語るTさんの表情から、その責任感が垣間見えた。
そんなTさんは、後悔している事があるという。
娘さん夫婦がこの地域に家を建てる事になり、Tさんは、海岸線が目の前の自分の土地に家を建てる事をすすめたそうだ。
12月20日ごろに新築の家が完成して、娘さん夫婦はわずか10日ばかり住んだところで、地震に遭い、津波の被害を受けたという。
「俺があんなこと言わなければ・・・」とボソッとつぶやいた。
Tさんは、30分ほど離れた珠洲の中心部の蛸島の仮設が当たっても、「遠いから俺は行かない。。。」という。
それは、物理的遠いという事よりも、区長としてここを離れる訳にはいかないという責任感からそう言ったように見えた。
Tさんは、「4畳半の仮設は狭いわ。でも、夫婦が仲良くなるわ!」と冗談まじりで笑うが、その気丈にふるまっている姿が何とも痛ましかった。3か月休みなしでずっと走り続けてきた自主避難所の現実をTさんの姿から思い知らされた。(吉椿)

*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。https://www.civic-force.org/info/activities/earthquake202401/20240130.html
(新しいウインドウで開きます)

*私たちの活動は日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」の助成を頂き活動しています。

*私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。

*記事の写真付きブログはこちら

(新しいウインドウで開きます)

◇================================================◇
 引き続き現地からの情報を発信していきます。
 ブログはこちら→http://ngo-kyodo.org/2024noto/
◇================================================◇
------------------------------------------------------------------
活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
 
https://congrant.com/project/ngokobe/605

(新しいウインドウで開きます)

・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
 https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240008


(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
  
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター

*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。
--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.53

4月 23, 2024


 今年の元日に能登半島地震が発生し、まもなく4ヶ月が過ぎようとしています。みなさまにおかれましては、この間、貴重なご寄付をはじめ物心両面で多大なるご支援を下さいましたことに、衷心より感謝を申し上げます。ほんとうにありがとうございました。

 その上で、以下のようなご寄付のお願いをさせて頂くのは、ほんとうに心苦しいのですが、2007年の能登半島地震以来のお付き合いをさせて頂いてきた曹洞宗興禅寺住職(輪島市門前町走出)市堀玉宗師よりの能登再建の並々ならぬ決意を受けて、みなさまに重ね重ねご支援を賜りたいとお願いする次第であります。末尾に記している永福寺(輪島市鳳至町石浦)は、市堀玉宗師のご長男が住職を務めているお寺であります。この度の地震で準半壊という認定を受けた被害ですが、本来の寺の役割かつ仏弟子としての市堀玉宗師の能登再建をふまえての覚悟を込めて、解体後に小さいながらも『お堂』を建造することでの再出発することになりました。何卒、ご支援を賜りたくよろしくお願いするとともに、下記のお願いをできる限りの拡散して下さることを望みます。

被災地NGO恊働センター 顧問 村井雅清 (2024年4月23日)

『永福寺被災、その後』

 永福寺復興支援をして頂いた方々へのご報告を兼ねて、寺の現状をお伝えします。復興再生の基本的なところは弟子に委ねていることは変わりません。これはあくまで永福寺前住職である私の願望です。

動画で吐露した朝市観音の構想は支援先として期待していた台湾の慈善団体が、自国の震災ということで恐らく当然のことながら自国優先で能登の支援は絶ち消えになるでしょう。

永福寺住職である弟子の孝宗は大乗寺にお勤めしながら、彼なりに知人の知恵や縁故の力を頼りに永福寺の再生を模索しているようですが、未だ形にはできていないようです。

私的には解体撤去して縮小再出発をしたいのですが、「準半壊」と査定され「半壊」になって公費解体を願い出たく申立てをして、今はその再審査待ちです。

いずれにしても、寺の年間行持は以前のようにできるまでには数年かかりましょう。伽藍がなくてもできる行持もなくはありません。寒行托鉢やお盆の棚経も来年からはできるでしょう。葬式は以前から年間を通じて頼まれることはほとんどありません。震災以前からの風潮である家族葬流行で教区寺院の葬儀に随喜する機会も激減しました。

こんな状況下、檀家のない永福寺ですが、これまで少ないながら地域の人たちの心のよりどころとなっていたと自負しています。

そのような篤い信者のためにもお堂レベルの伽藍でも構わないので建立したいのです。輪島の被災状況、宗教意識、家族意識などを考慮すれば、弟子の言うように永福寺には大伽藍など意味がありません。

義母が亡くなった後、興禅寺には私と妻が、義姉はみなし仮設住宅から永福寺にある自分の持ち物を整理すべく、興禅寺に泊まったりして金沢を行き来しています。興禅寺は今回の地震に耐えてくれて、寺族の避難場所としても機能していますが、興禅寺檀家の現況を考慮すれば永福寺と同様の事情を抱えています。

そのために次の代に引き渡すべく、できる範囲で力を尽くしていこうと思っています。お陰様で国民年金も少しばかり当たるので喰うには困らないでしょう。非日常を越えたこころの安らぎをわがものとして終活にいそしみたいものです。

支援していただいている方々には末永く永福寺の行く末を見守って戴けたら、仏弟子としての本懐これに過ぎるものはありません。皆様の、ご清寧なる日々を能登の地より祈念して、ご報告と致します。合掌。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※ 永福寺令和6年能登半島地震被災復興支援勧進

〒928-0074
石川県輪島市鳳至町石浦町1
鳳来山永福寺

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
郵便振替口座
加入者名  永福寺
00750 5 101412

  十方有縁の施主皆様の仏心に縋ります。

  永福寺住職 市堀孝宗  合掌

  興禅寺住職 市堀玉宗  合掌

*記事の写真付きブログはこちら

(新しいウインドウで開きます)

◇================================================◇
 引き続き現地からの情報を発信していきます。
 ブログはこちら→http://ngo-kyodo.org/2024noto/
◇================================================◇

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュース No.54

4月 25, 2024


—自主避難所から、自立避難所へⅧ(輪島市西保地区上大沢編)

 先日21日、地震直後に集団避難された西保地区7集落(上山、西二又、上大沢、大沢、赤崎、下山、小池)の一つ、大沢町に向かった。旧知の記者から教えて貰った輪島―門前を結ぶ249号線からの山越えのルートだ。実は、以前輪島市石浦から外浦の海岸沿いに走り、鵜入(この集落も一時孤立し全村避難した。)を過ぎて、大沢町まで行こうとチャレンジしたのだが、途中道路の陥没で残念した集落だった。

 さて、教えて貰った山越えのルートでそのとおり林道を走り、249号線から30分ほどで辿り着いた。でも、そこは上大沢町だった。キーパーソンになる住民や地理などを出会った住民に尋ねていると、どうも同記者から聞いていた集落とは違うと気づいた。ここは大沢町ではなく、上大沢町で輪島からは整備された林道を通って、わずか1~2本のルートしかない。今回の地震で輪島―珠洲をつなぐ外浦の海岸線は、ことごとく大崩落で通行止めになっているため、このように山越えで行くしかないという集落は少なくない。ここ上大沢町も同じだ。海岸は隆起し、また大規模な山崩れもあり、あらためて今回の地震の大きさを痛感する。電気は通ったばかりだが水は断水。山の湧き水を活用しているがこの地震の影響か、水量が減ったと。上大沢町は地震時20世帯が暮らしていて、現在5~6件が戻っているとのこと。丁度Y区長さんと農家さんがお一人おられた。この農家さんは、稲の苗を育てている。今のうちに処理しないと稲は腐って使い物にならない。つまり来年の米の収穫がないということ。また“田起こし”も始めたと。「これが仕事なので輪島からバイクで通っている」と。グリーンコープさんから提供されたヨーグルトを差し上げたら、「こんなの地震以来飲んだことがないよ。救援物資では入ってこない」と凄く喜んでくれた。「救援物資は何も来ないのですか?」と聞いたら、「自立しろということかも知れないが、正直きついよ!」食料は何も来ないから‥・・・。

亡くなられた精神科医の中井久夫さん(神戸大学名誉教授)がよく言っていた「ボランティアの第一歩は、黙って被災者の傍に寄ることだよ!」とおっしゃっていたことを思いだす。

 区長さんは、みなし仮設に入っているのだが、集落の今後を懸念してこうして戻ってきている。集会所で寝泊まりしているとのこと。「私たちは、避難所や自主避難所の集会所などで足湯をして廻っています。ここの集会所でもできますか?」と尋ねたところ、「昼間は3~4人しかいないかも知れないよ!それでよければ是非」と了解して下さった。

 一度は孤立し、二次避難所に‥‥。その後こうして“仕事があるから”と一時的に戻って、村を守る。仕事と表現されたが、田越しや稲の苗の育成という、生きていくための糧だ。

これを自立と言わなければ、自立とは何だ?

 行政が軽率に自立ということがあるが、あらためて現実の生き様と向き合ってほしいものだ。

(被災地NGO恊働センター 顧問 村井雅清)

*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。https://www.civic-force.org/info/activities/earthquake202401/20240130.html
(新しいウインドウで開きます)

*私たちの活動は日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」の助成を頂き活動しています。

*私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。

*記事の写真付きブログはこちら

(新しいウインドウで開きます)

◇================================================◇
 引き続き現地からの情報を発信していきます。
 ブログはこちら→http://ngo-kyodo.org/2024noto/
◇================================================◇
------------------------------------------------------------------
活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
 
https://congrant.com/project/ngokobe/605

(新しいウインドウで開きます)

・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
 https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240008


(新しいウインドウで開きます)

・郵便振替
    
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
  
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター

*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。
--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
(新しいウインドウで開きます)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ※リンクはすべて別ウインドウで開きます。
 被災地NGO恊働センター
 E-mail info@ngo-kyodo.org
 TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
 〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
-----
【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


ページトップへもどる


      

 


ページトップへもどる


      

 


ページトップへもどる


      

 


ページトップへもどる


      

 


ページトップへもどる


      

 


ページトップへもどる


      

 


ページトップへもどる


      

 


ページトップへもどる


      

 


ページトップへもどる


      

 


ページトップへもどる


      

 


ページトップへもどる


      

 


ページトップへもどる


      

 


ページトップへもどる


      

 


ページトップへもどる


      

 


ページトップへもどる


      

 



ページトップへもどる


      

 



ページトップへもどる