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令和6年(2024年)能登半島救援ニュース No145

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令和6年(2024年)能登半島地震救援情報

 

令和6年(2024年)能登半島救援ニュース No.145

01月 07, 2026


やさしや足湯隊レポートNo.26

 やさしや足湯隊です。昨年は2024年に引き続き、足湯隊に本当にたくさんの方々が参加してくださいました。現在はひと月に1回の派遣ですが、訪れると「待っていたよ~」と足湯での交流を楽しみにされている方々も増えていて嬉しく思います。
 地震から2年が経過し、人によって復旧・復興のペースが異なるなかで、「この人にだったら気もちを言えるかも」と足湯では様々なこぼれ落ちる「つぶやき」が聴こえてきます。足湯隊のレポートでは記録した「つぶやき」の一部を紹介しています。「つぶやき」から能登の現状や災害について考えてみませんか?
 今回は2025年11月1日から11月3日にグリコユニオンのボランティアさんたちと行われた足湯の「つぶやき」です。
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 今回の足湯は中島町第一団地仮設住宅と稲屋町第一団地仮設住宅で行いました。グリコユニオンのみなさまからお菓子の提供やカレーの炊き出しもしていただき、足湯に来られた方々からは笑顔がこぼれました。
足湯で聴こえてきた「つぶやき」を一部紹介します。

「仮設住宅での暮らし」
・今は息子と2人暮らししているが、部屋が狭くて困る。夜中にトイレに起きて、足を踏んだりなどして、たまにケンカする。仮設は暮らしは不便なことが多いねぇ(80代女性)
・最近、足先が冷たくなって寒いから温めてもらって嬉しい。しばらくして、この仮設に入り1年5ヶ月くらいたつが、やはり仮設は不便だねぇ。部屋は狭く、扉はすべてカーテンだから音が気になることがあるねぇ(80代女性)
・毎日畑に行って野菜を作ってるんですよ。今は白菜や大根などができています。仮設住宅は生活するにはとても狭く、寝ているところの横に荷物が山積みになっています(80代男性)
・自分は市役所に勤めているが、最近両親とこの仮設に入ってきました。市役所勤務だから、仮設に入るのを実は遠慮していました。しかし、最近仮設に空きがある事を知り、お世話になることを決心してきました。自宅は半壊のため、なかなか公費解体に至らなかったが、やっと解体認定を受けれたので、仮設に入ることができました。(60代女性)

「足湯」
・こういうイベントをやってもなかなかここまで来られる方は少ない。でもこういうイベントをやってもらえると心が楽になるからうれしい。(60代女性)

「家」
・自宅はここから7〜8キロぐらいの山奥。家は直したが水が通らない、10月ぐらいに通ると聞いてたが遅れている。(70代男性)
・家が全開でもう解体してしまいました。でも土地は残っているので、毎日そこの草刈りだとか場所を見に行っています。その土地に行くと少し安心します。いずれはそこのエリアに戻りたいけれども、そこに再度家を建てて生活するのは難しいと感じています。一人暮らしと言う点がとてもこの先心配なことになります。(40代女性)

「災害・戦争」
・日本はいい国だなあと思う。器やお箸も支給してもらって。同じ時期にガザのニュースを見て、日本はなんていい国なんだろうと思った。ありがたい。(80代女性)
いつも足湯隊を応援してくださっている皆様ありがとうございます!2026年も初めてでも、何度でも、足湯ボランティアの活動に参加して、一緒に能登のことを考える仲間が増えればいいな、と思います。
(学生スタッフ 島村)

*私たちの活動は、日本財団、共同募金、住友ゴムから助成を頂き活動しています。
引き続き現地からの情報を発信していきます。


◇================================================◇
 引き続き現地からの情報を発信していきます。

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活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
 
https://congrant.com/project/ngokobe/605

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・ヤフー募金でもご寄付いただけます。
 https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240008


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・郵便振替
    
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
  
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター

*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。


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令和6年(2024年)能登半島救援ニュース No.146

01月 13, 2026


みなさん、昨年は大変お世話になりました。どうぞ今年もよろしくお願いします。
1月1日は能登半島地震から2年が過ぎました。1月1日はなんだかみなさんそわそわ落ち着きません。「なんか一人でいるのは恐ろしいわ」、「何事もなく1日が終わってよかった」という不安な気持ちが交錯しています。よりによって1月1日ではなくてよかったのに、どうして??

 1日の4時10分には虫峰山正覚寺にて、追悼の鐘を撞きました。今年こそ、災害のない一年と願った途端の鳥取・島根での大きな地震で、またみなさんの心がざわつきます。
能登半島地震から2年、公費解体がほぼ終了という記事をよく目にします。私たちが関わっている住民さんが悩みに悩んで、解体の期限を留保して年明けにやっと解体を決めた人もいます。
年明け5日からの活動先もギリギリまで悩んだ末に一部解体を決めたお宅の家財の搬出でした。スタッフの松田空莉、その弟の絆空(きずく)くん、山元町おてら災害ボランティアセンター(テラセン)の小川翔世さん、小牧壮年団の北豊弥さんでの活動でした。元々神奈川県と七尾市で2拠点生活をされていて、昨年お父様が逝去され、実家を改修工事するために家財を整理搬出することになったのです。それぞれのご家庭にはそれぞれの物語・歴史に触れます。貴重な家財は保管し、また歴史あるものは文化財レスキューの方に、また別に必要とされる方などにつないでいきます。蔵に眠っていたものが、地震をきっかけにまた光を浴びて世に羽ばたいていく大切な作業に関わらせてもらっています。住民さんも最初は被災した光景をみて打ちひしがれていましたが、ボランティアの手によって片付けが進むにつれて、笑顔が出てきて、少しずつ前向きになっていきます。そんな前向きな姿に私たちも活力をもらいながら活動しています。

 また新年を住み慣れた場所で過ごしたいと解体を伸ばしている人もいます。街中で隣接する住宅を解体したことで外壁に亀裂が入っていたことに気づき、罹災証明を申請しに行ったら、申請期間が終わっていたという人もいます。熊本地震と比べると申請期間も1年以上短くなっています。また、相続人の行方が分からなくて解体しようにも解体できない家屋もあります。
 災害復興住宅に入れるのか、再建するにしても建築費が高騰していたり、業者が忙しくて時間がかかる、補助申請に煩雑な手続きが必要などなかなか見通しがつきません。災害復興住宅が建設されるまでの期間に環境や体調の変化などで気持ちが変わる人もいます。暮らしの再建を考えるには膨大な時間と労力がかかり、長年培ってきた生活を再建するにはそれなりの時間が必要なのです。時間をかけるところはかけて、急ぐところは急いで、被災した住民に寄り添う柔軟な制度設計が必要です。
(増島智子)

*私たちの活動は、日本財団、共同募金、住友ゴムから助成を頂き活動しています。
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令和6年(2024年)能登半島救援ニュース No.147

01月 15, 2026


 1月8日は仮設住宅にて、一社)おもやいを通して大阪の藤田珈琲さんからご寄付いただいた珈琲をお裾分けをしつつ、個別訪問をしました。
 空気が冷え込み、外に出るのが億劫になられている方も多く、「こうやって来てもらうと誰かと話せていいねぇ」と軒先や部屋の中で皆さんたくさん話してくださいました。
 この日久しぶりにお会いしたKさんは、軒先で「最近ちょっとねぇ。。。心がしんどくて。」と打ち明けられました。家を解体されたKさんは夏場は畑をしに集落に帰っていましたが、雪が積もると帰ることができません。「ここにいるとね、すぐそばに畑がなくて行けないから。鬱っぽくて。」
 仮設に入られた時から気持ちは落ち込んでいるそうで、「皆といる時は知らん顔して楽しそうにしてるけどねぇ。1人でいると。。。」と話されていました。
 Kさんは復興公営住宅に入居される予定ですが、中島町で建設される公営住宅は中心部の二つの団地のみです。山間に暮らされていたKさんは、年を重ねて車に乗ることができなくなれば暮らしの一部であった集落の畑に通うことは難しくなります。既に通うことが難しい方も多く、「やることがない。ぼけが進むわ。」と話される方もいました。
 七尾市の復興公営住宅には現在のところ集会所を併設する計画がないそうです。仮設住宅から公営住宅に移り、更に孤独や孤立が懸念される中で、少なくともコミュニティに配慮された作りが必要ではないでしょうか。
 そして、私たちは被災された方一人ひとりの声を受け止め、暮らしの中にある生きがいを大切にし、復興に向けて共に歩む活動ができればと思います。
(学生スタッフ 島村)

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令和6年(2024年)能登半島救援ニュース No.148

01月 23, 2026


やさしや足湯隊レポート No.27

第36次足湯ボランティアは11月15日~18日に5名で活動しました。1日目の活動報告です。午前中は珠洲市三崎町寺家の沿岸部にあるKさんのお宅があった場所の草刈りを手伝いつつ、地元の案内をしていただきました。海が目の前に広がるKさんのお宅は地震と土砂の被害に遭い、昨年4月に解体となりました。今は仮設住宅と実家を行ったり来たりする生活を送られています。

 草刈りをしていると気持ちのいい海風が吹いてきます。休憩中はKさんが嬉しそうに地域に伝わる獅子岩の逸話や海岸沿いで取れるワカメや海苔の話をしてくださいました。一緒に海辺で時間を過ごしていると、寺家の海と共にある暮らしが地元の方々にとってどれだけ大切かを改めて感じます。ですが、現在の計画では復興住宅は海辺に建てられる予定はなく「仮設住宅と実家からは簡単に海が見えないからね、、」とKさんはつぶやかれていました。帰り際に漁師をされている息子さんは「ここ(家があった場所)をキャンプ場にするのが夢なんです」と語ってくださいました。

 午後は仮設住宅での足湯です。仮設の自治会長も協力してくださり、集会所に少しずつ人が集まりました。持ち寄りのしいの実や銀杏などもいただきながら、足湯とカフェを行いました。今回の「つぶやき」です。

◎「つぶやき」
・すっきりする。気持ちがええ。(80代女性)
・私、4月までここの体育館にいたの。家は準半壊で仮設も当たらなくて。家は柱が残っとったから、大工さんに直してもらって、今は家に住んでいる。(70代女性)
・今は冬野菜を育てています。最初は少しだけだったんですけど、だんだん広くして野菜も植えてます。畑にいると友達と会話できるのがいい。あと、おっそわけしたら喜んでもらえるし。(70代女性)
・雲津。三崎と蛸島の間のところです。三崎町は農業とか漁業とかが多いけど、雲津は工業系が多い。瓦とか、能登瓦とか。働きに来る人が多い。(70代女性)
(学生スタッフ 島村)

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